吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
俺ガイルタグ入れた方がいいですかね?
俺たち4人がカラオケ店に着くと、小さな少女がこちらに近づいてくる。どうやら吉良の知り合いのようだ。急に一人増えたカラオケはそれなりに盛り上がった。しかし、決して薄気味悪い笑みを崩さない吉良にはある意味恐怖だった。…プリキュア歌った時に本気で引いた顔をしたのはなんなの?やめてくれる?その視線痛いから!女子3人は「これなんだっけー?」とか、「んー?聞いたことなーい」とか、「プリキュアじゃないですか?妹が見てましたよ?」
いや知ってんのかよ。だからその引いた目やめて!吉良はなんで知ってんの?
その後吉良は全くマイクを握らずにノリにノッたみたいな感じでの歌しか歌わなかった。
支払いを済ませ店を出ると、これまた小さな子が、買い物袋を落とした。最初はお使いか何かかと思ったが、吉良の顔を見て愕然とした表情を浮かべる。こいつは幼女の知り合いが多いな。しかし、よく見ると所々に火傷跡が見える。
「えっと…私の彼女のシルヴィだ。色々と訳ありなのでそこは察して欲しい。あっと…その…私はこれで失礼するよ。」
吉良がしどろもどろながら『シルヴィ』の紹介をする。服こそ上等であるが、怪我のあとから見ると、虐待されているだとか、
訳ありとは言ったがかなりヘビーな訳がありそうだ。だが、ひとつだけ言えるのは、
2人が見えなくなったあたりで由比ヶ浜が話しかけてくる。
「ヒッキー今の娘って…」
不安気な目を送ってくるが、吉良がやったと思っている訳では無いようだ。
「…吉良じゃねえだろうな。間違いない」
俺は目は腐っているが、腐っているからこそ見えるものもある。
いつも偽物じみた笑顔─笑顔だけじゃない。あいつの表情全てが─浮かべているのに、シルヴィという少女を見た時は、母を見つけた迷子のような、娘を抱きしめる父親の様な優しい笑顔、安堵、そして罪悪感、恐怖。そんな表情を浮かべた。
吉良は、あの子を大切に思っているのだろう」
「ヒッキー?声出てるよ?」
え…?
「…まじ?」
「まじ。」
おいやめろそんなに見つめてくんな。可愛いだろうが」
「また…出てる。/////」
「そのすまん。/////…まぁ、とにかく、吉良が虐待だとかDVとかってのをしてるわけじゃないってのは確かだ」
「そう…だよね…。」
それでも不安そうなわざとらしい笑みをこぼす由比ヶ浜の頭をくしゃくしゃと撫でてやる。
「え…?」
「あーすまん。妹にするのと同じでやっちまった。謝罪で足りなきゃ俺が出来ることをなら何でもやってやるよ。」
ん?今何でもって…
「じゃあ!また今度カラオケ行こう!今度は二人きりで。」
…別に他意はないなんてことない話だ。勘違いはもうしない。プロのボッチだからな。
「あ、ああ。行けたら行くわ。適当に連絡くれ。」
そんな他愛もない話をしながら、消えていった2人を思い出す。
吉良とシルヴィ。どんな経緯があれ祝福されるものなのかもしれない。結論を言うなら…
やはり2人の青春ラブコメは間違っているように見えるが、ある意味正解である
あ?俺の青春?
しかし俺の青春ラブコメはまちがっている
に決まってるだろ。
俺ガイルタグ必要だと思ったら言ってください。付け足します。これからもちょくちょく出しますけどメインでは無いので…せいぜい小話かネタ程度なので…邪魔になるかも?