吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
case-21[笑顔が可愛い]
「所で吉良さん、あなたはお嬢さんのどう言ったところがお好きなの?」
オーレリアの射すくめるような視線を浴びつつ、毅然とした態度で吉良は答える。
「そうだな…手が綺麗だし料理も上手い。というか家事全般は、彼女の手際の良さと質の高さは、家政婦がサボっているように見えるぐらいだ。(まぁ、家政婦の仕事ぶりなんか見たことないがね。)それに、素直で大人しいが心の中に覚悟とか芯を明確に持っている。だが…」
そこで1度言葉を切りシルヴィを見る。顔を真っ赤にしながらも、嬉しそうにする彼女を見て、オーレリアに引けを取らないほどの不気味な笑みを浮かべて、
「だが、そんな在り来りな褒め言葉を幾つ並べようと、例え何かが欠けようと、これさえあれば、私は彼女を愛せるだろう。」
シルヴィの頭を撫でている吉良にオーレリアは視線で問いかける。
「笑うと可愛いんだ。少し膨らむ頬も、柔らかくなる目つきも、小さく動く傷跡も全部、可愛らしいんだ。」
吉良吉影本来のキザったらしさと、思春期男子の甘酸っぱさの両面を併せ持つ独白に、全員の頬は薄いピンク色になったことは言うまでもない。
case-22[偉い]
「おや、お嬢ちゃんお使いか?えらいネェーーー」
シルヴィは、吉良に言われ果物を買いに来ていた。
そこでで異様な空気をまとわりつかせる店主らしき男性に声をかけられる。ほんの数分話をすると、あたりも暗くなってしまう。一言謝ったあと走って家に帰る。
「ただ今帰りましたー、ご主人様ーりんご買ってきましたよ?今剥きますか?」
片手に真っ赤で艶やかなリンゴを持ちながら聞く。
「いや、夕食を終えてからにしよう。今日は私が作るオムレツだよ。」
時たま、吉良も料理をする。これは別にシルヴィの負担云々という問題ではなく、吉良の気まぐれである。
夕食をを終えてシルヴィはりんごを剥いている。
「シルヴィは器用だね。可愛いうさぎが出来てるじゃあないか。いつも工夫を凝らして偉いね。」
頭を撫でながら子供をあやすような口調で吉良は言う。
「…ッ!ふふふっ」
シルヴィは、何を思ったのか小さな笑みをこぼす。主人の不思議そうな目に気づき、説明をする。
「今日、果物屋さんで『お使いか?えらいネェーーー』って言われたんですけど、特に嬉しいとは思わなかったんですよ。でも、いまご主人様に『偉いね』って言われて凄く嬉しかったんです。」
私って単純ですね。と続ける彼女は頭を撫でられながらりんごを食べる。
case-23[優しいね]
吉良とシルヴィがテレビを見ていると、
「昨夜未明、高架下で男性の遺体が発見されました。男性は爆発の跡があり、左半身を大きく損傷していました。警察の調べによると、近くの工場に勤務する男性と思われ…」
突然テレビは消えてしまう。それは、シルヴィが消したからだが、吉良はなんとも重い表情をしていた。
「シルヴィは、優しいね。」
感情を落ち着かせるように、ゆっくりと言う。それは、自分に言い聞かせるようでもあった。
「…私がしていることは優しくても、正しくはありません。正しくない─間違った優しさは、毒です。優しさを見せる側にとっても見せられる側にとっても…薬になることはありません。せいぜい麻薬になるのがオチです。」
これもまた言い聞かせるように、苦し紛れの言い訳のような声で呟く。
「それでも、君は優しいことは確かだ。」
吉良は自信に満ちた声で言うが、声が震えており、取り繕った自信であることが分かる。
「確かでも確かじゃなくても、薬でも毒でも、医薬でも麻薬でも、私はご主人様のくれる優しさを少しでも返せるようにご主人様に優しくあるだけです。」
case-24[天使]
「お嬢さん、こんな服が入ったのよ?着てみてくれないかしら?」
オーレリアが手に持っている少し透けた白いドレスは背中に翼がついており、輪っかも付属品としてあるため、天使のコスプレにしか見えない。
「…可愛い。」
仰々しい格好に恥ずかしそうな顔を見せるシルヴィを見て、吉良は一言だけの本音を漏らした。
悩む素振りを見せずにその服を買うと、家に帰る。
店ではあんなにも恥ずかしそうにしていたにも関わらず、家では胸元を開け大胆な格好をしている。
当然ながらこの後めちゃくちゃ○○○○(自主規制)した。
case-25[慰めて]
その日吉良は珍しく失敗をした。英語の小テストがあったのだが、運悪く満点をとってしまったのだ。なかなか難し問題であった上直前の英語のテストは3位であるものの全体の点数が低いため、86点という芳しくない結果だったのだ。これにより手抜きがバレたという訳では無いだろうが、彼の嫌いな
その事を気にして落ち込んでいると、
「ご主人様大丈夫ですか?」
と心配されてしまう。しかし、今の吉良は先々の不安に駆られまともな受け答えができない。
「大丈夫じゃない。これで私の平穏な学園生活はおしまいだ。シルヴィ、私はどうすればいいんだ?はぁ、慰めてくれないか…。」
と、弱気になってしまう。
「慰めればいいんですね?」
シルヴィはそう言うと、吉良のズボンに手をかける。吉良はあまりのショックにシルヴィの行動を制することが出来ない。
彼のものを取り出すと、ヘナンと間抜けな音を立てて垂れ下がる。
それを口に含み、弄り始める。吉良本人はなんの意識もせず─することが出来ずになされるがままに、
次第に吉良自身が腰を浮かしつつ、激しさを増す。そしてシルヴィの幼気な口に白いそれをぶちまける。それをきっかけにキレイさっぱり文字通り出し切った吉良彼女の頭を撫でながら労りつつ、下腹部同士を接触させる。彼らの夜は少し早めに耽けるようであった。
……To be continued
まだまだあるね!