吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
比企谷は誰かとくっつく予定は無い(あったとしても書きません)
吉良視点
9月も後半を迎え、遠足に向かい浮き足立った今日。
「遠足だが、極力一人行動はしない事ー、2人ないし3人で行動しろよー。」
担任が気だるげに言う。いつも思うが、この学校色々な事が中学校のレベルじゃないぞ?
テストもそれなりに難しいし、身長の伸びもや早いし(あまり関係ない。)中学の遠足なら5人とか6人で行動させられるだろ?
「吉良くん!遠足一緒に動きませんか?」
普通は男女別だろうにな…
「あー、すまない。遠慮させてもらうよ。男連中だけで気楽に行きたいと思っているんだ。」
私がそう言うと、視界の隅に比企谷が見える。椅子に座って動こうとしないところを見ると、余ったところに入ろうとしているんだろうな。
私は席を立ち、比企谷の方へ向かう。最初こそ群がっていた女子の誘いを断ったから目立っていたものの、比企谷に近づくと、なんの視線も向けられなくなった。こいつのステルス能力は便利だな。
「なぁ、比企谷。良かったら遠足一緒に行かないか?」
「は?なんだ、イケメン様は性格もいいんですね?良かったらってこっちが断ったら晒し確定だろうが…」
こいつ、腐っているのは目だけにしておけよ。
「別にそんなつもりは無い。ただ、1人で言ってもいいが、それは目立つから、無難な選択をしただけだ。」
「無難?俺と行動するのがか?今現在目立ってるだろ?それはいいのか?」
「いや、それが目立ってないんだよ。誰かさんのステルスヒッキーのおかげでな。」
私が言うと小さく舌打ちをしてそっぽを向いてしまう。
「まぁ、お前がそう言うなら、
「じゃあ!僕も混ぜて!」
比企谷がそう言うと、女子生徒がやってく…?
男用の制服?これはどういう事だ?男だか女だか分からないそいつは、まっすぐ私たちの方へ来る。
その男?が、こんなにも性別があやふやなのは、小柄で、手足や腰周りがそのへんの女よりも細く、肌も柔らかそうで白く、可愛らしい容姿をしており、こちらに歩いてくる姿は儚げで可愛い美少女に見えるからだ。というか、手の肌綺麗すぎるだろ。シルヴィもキメ細やかで素晴らしいが、こいつの手もなかなかだ。(但しズボンを履いている。)
「比企谷君、吉良君、良かったら僕も一緒にいいかな?」
「あー、ちょっと待ってくれ。」
「すこーし相談するから。」
そう言うと私たちは小声で話し合う。
「おい!これ女か?男か?」
「私に聞くな!シルヴィ並に綺麗な手なんてそうそう見ないぞ?」
「シルヴィって?ああ、彼女だっけ?こんな時にまで惚気か?そんな事より、この事態をどうするかだ。」
「でも、ズボン履いているし…男の娘ってやつなんじゃ?」
「オイオイオイオイ、現実にそんな奴いるわけないだろ。」
私と比企谷が交互に言う。
「すまないが、私たちは男だけのむさくるしい遠足にしようと思っているんだ。だから…」
「え?僕も男だけど…?ダメ…かな?」
「いいや、ダメじゃない。むしろ行きたいまである。」
私が何とかしようとすると、彼?が遮り、それを比企谷が肯定する。あっさりと落ちたなこいつ。
まぁ、男だと言うしいいだろう。
こうして3人で行くことになった。
班責任者:比企谷八幡
報告:戸塚彩加
写真撮影:吉良吉影
この奇妙な3人で近くの遊園地を訪れるらしい。確かあそこは、動物園も併合してあるから、それなりに楽しめるだろう。次回は、細かい予定を立てることになるだろう。
……To be continued
戸塚の名前を出すタイミングがつかなかった