※この作品はR-18です。

吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング   作:吉良吉影に憧れる者

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前回の続き(遠足編2話目)


死んだ性根と腐った性根時々女神

班を決めてから1週間程たった休日、私と比企谷は喫茶店に向かう。戸塚は部活のため遅れるらしい。

「で、動物園と遊園地、どっち先に行く?」

「いや…それは戸塚が来てからの方が良くないか?」

比企谷と戸塚を誘導してどれだけ目立たずに遠足を終えるかだ。こういった行事ごとは騒がしくなりやすい。私も雰囲気に流されたりしないように気をつけなければ…。

「…ら、おい?吉良?」

「あ、ああ?どうした?」

「いや…戸塚来たぞ?話し合い初めていいか?」

話し合いだなんて大げさな、ただ予定を決めるだけだろう。

「僕は動物見たいなぁ。あの動物園って兎いたよね?」

「うさぎ?いるんじゃねーの?知らんけど…」

「確か珍しい猫もいたはずだが…?」

私達が雑談をしていると、

「お待たせ致しましたー?」

いつもの店員が、コーヒーとオレンジジュース、MAXコーヒーを持ってやってくる。そしてすぐにフラフラとどこかへ行ってしまう。

「ここって、吉良君の行きつけなんでしょ?おしゃれなお店だねー」

「まぁ、よくくる店ではあるな。」

「そうですねー?吉良さんはいつもそこの席で、シルヴィさんとデートしてますねー。」

「シルヴィさん?」

「こいつの彼女だ。」

戸塚と比企谷が仲良さそうにコソコソと話す。

ここでシルヴィの話をされるのはまずい。どうせ話すやつもいないであろう比企谷や、そういう空気を読むことに長けている由比ヶ浜や秋山、別のクラスのめぐみんは考える必要は無い。が、戸塚は最悪な人間だ。

信頼がそれなりに薄く、交友関係も広い、言わずもがな同じクラスなので、かなり危険な人物である。

「へぇー、今度会わせてよ!」

無邪気に話す彼を見て、ほんの少しだけ信用してみようかなと思ったのは何故だろう。それが、友達というやつなのだろうか。

(友達…か。上っ面の関係じゃなく、心の底から信用してみよう。こ(・)こ(・)では殺人鬼でも無いし、ただのガキだから。普通の平穏を目指してみよう。)

そんなふうに考えてしまったのは、戸塚が天使だからであって、私の心の弱さではない。

それでも、シルヴィのせいで…いや、シルヴィのおかげで弱くなったというのなら、ある意味強さとも言えるかもしれない。

「良かったら、うちに来るか?うちならネットで調べることも出来るし、詳しい地図なんかもある。無理にとは言わないが…暇なら私の家にどうだ?シルヴィもいるしな。」

「え?いいの?わー友達の家に行くのなんて初めてかも!ぜひお邪魔させてもらうよ。」

戸塚は嬉しそうだが比企谷はそっぽを向いている。

私の交友関係の中には、比企谷も是非いて欲しいんだがな…。それは望みすぎだろうか。でも、シルヴィは私に前言ってくれた。

『ご主人様が殺人鬼だったのは前の世界でここではありません!だから、私はご主人様を怖いとは思いません』

こんなに綺麗で優しい言葉をかけてくれる彼女に、私は応えなければならない。

「なぁ比企谷、私と友達にならないか?」

「は?オイオイなんでそのセリフ?いや…何でもねぇ」

?私の言葉はたしかにくさかったが…そんなにか?

きっと彼の頭の中では、ドッキリかなにかと思っているのだろう。それでも、私がそんな嘘や冗談を言う必要が無いと思って葛藤しているのだ。そんな気がする。

「まぁ、その…友達になってやるよ。よろしく」

「ああ!ありがとう」

「むぅー僕も混ぜてよ。比企谷君と吉良君ばっかりずるい!」

「じゃあ試しに名前で呼んだらどうだ。ああ、私はいいから比企谷の名前だけでもさ。」

「分かった!僕もよろしくね八幡!」

ズキューン

「お、おう!宜しくな」

比企谷は簡単に落ちるな。理性の化け物が聞いて呆れる

……To be continued

 

 

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