吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
吉良視点でサクサク進めますよー!
2年生になったら
私は早くも2年生を迎える。まるで時が加速したかのように語られる事なく過ぎた二学期と三学期は友人に恵まれそれなりに楽しかったのだが…比企谷と私が楽しそうに話す光景は誰得だよと何度も思ったし比企谷も自分で言っていた。まぁ、そういう所が面白いのだが…。
「あー、2年生から編入してきた生徒がいる。それなりに仲良くするように。入ってこい。」
まぁ、私は誰が来るかなんてわかっているから、なんとも思わないが、クラスの連中は浮き足立っているな。
まてよ…今更ながら彼女を学校に編入させるのは失敗だったかもしれない。
なんせ彼女のことだから、私をご主人様呼びしてきたりするかもしれないし、それでなくとも何かしらのアクションを起こすだろう。しかし、私の平穏な学園生活においてそれらは驚異的なまでの脅威だ。『きょうい』だけにね…。
そう考えると私も別な意味で浮き足立ってきた。
そんなふうに考えていると、教室のドアが控えめに開けられる。
女子生徒用の黒いブレザーに身を包み、校則通り膝の下ほどまで伸びたスカートは野暮ったらしく、それでいて彼女の私にしかわからない淫らさをかもし出している。
生真面目にリボンを結び顔つきも緊張した様子である。
比企谷と戸塚はなんとも言えない表情でこちらを見ている。ふむ、話しておくべきだったかな?由比ヶ浜の表情は席の位置的に見えないが、比企谷や戸塚と似たような顔だろう。しかし、私は余裕の表情で構える。するとそんな私に気づきた彼女は、私ぐらいしか分からないであろう程度微笑み、小さく可憐で、柔らかそうな唇を開く。
「皆さん初めまして、シルヴィです。奴隷なので性はありません。が、そんなこと関係なくみなさんと仲良くなれたらなと思います。改めてよろしくお願いします」
「はぁ、じゃーつぎ、出席番号1番から自己紹介しろー。」
クラス替えのため殆どが知らない顔になったが、戸塚と比企谷がいるのは素直に嬉しい。
「ええっと、吉良吉影です。趣味はこれといってある訳では無いですが、人並にゲームをしたりします。よろしくお願いします。」
「比企谷八幡です。ええっと、趣味は読書です。」
「と…戸塚彩加です!みんなと仲良くなれたらなと思います。2年間よろしくお願いします」ニコッ
ズキューン
((((俺あの子に告白するんだ!))))←相手は男
「由比ヶ浜結衣です!2年間よろしくねー!」
キュン
(((胸デカ!)))
「さっきも言いましたが改めて、シルヴィです!よろしくお願いします」
キュン
(((あ、可愛い!)))
一部イラッとさせられる場面もあったが、無事自己紹介というハードな状況を乗り越えたぞ。シルヴィも、私とのことは言ってないし、かなりベストな状況だろう。
やれやれ、明日からの学校はほんの少しだけ楽しみになってしまったが、こんな青春も悪くは無いな。
やはり殺人鬼の青春ラブコメは間違っているべきだ。
そして、
吉良の奇妙な学園第1部スレイブラブ
……To be continued
というわけで新章突入!2章がリゼロの3章ばりに長くなっちゃった。