吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
今日も今日とて忙しい。と言いたいところだが、パッと暇である。
「店長!もう拭かなきゃいけない皿ないですよ?」
新しく入ったバイトも辞めることなく続いており一週間が経とうとしている。正直ここまで続くとは思ってなかったが、嬉しい事である。
「んーお客さんも来ないですし、休憩入っていいですよー?ただ、14時から予約が入ってるので、サンドウィッチ20個作ってくださいねー?」
必要な数は60個だから私が40個作れば彼は十分に休憩を取れるだろう。
「…店長?そんなわけないと思いますけど、本当は注文数はもっとあるのに隠して、俺の休憩時間を確保しようとなんてしてないですよね?店長が隠れて倍の数のサンドウィッチを作ろうとなんてしてませんよね?」
なぜ分かってしまうのだろうか、少し悔しい。まさかバレるとは思ってなかったので、取り繕う準備もしてなかった。それが故に動揺を隠しきれず、むしろ、挙動不審になる。それが彼の中の疑いを強めたのか、さらに詰め寄ってくる。
「店長!そんなことを前もしましたよね?その時も俺言いましたよね?『俺はバイトだから仕事を任せられないかもしれないですけど一生懸命やりますから手伝わせてください』って。なのに、なんで1人でやろうとするんですか?最近は元々上手だった調理に磨きがかかった上に今まで足りなかった
ほぼ鼻先が触れるほど近づき、私を見つめる目が本当に間近にある。なんだか良く分からないドキドキまでしてきて、頭がクラクラしてくる。
「わ、わかりましたー。半分の30個、本当に半分ですから、それでお願いします。休憩は後でもう一度とっていいですからー?」
私が半分と言ったあたりで、彼の顔は少しずつ離れたため最後の方は調子を取り戻したが、未だにドキドキ感は消えない。
「それにしても、そんなに大量のサンドウィッチ、どうするんですかね?」
「んー、言っていいのかわからないですけどー?ヤのつく方々がえらく気に入ってくれたらしくて〜、定期的に注文が入るんですよー?」
「あー。うちのサンドウィッチ美味しいですからねー?っと店長の口調うつりましたよ。」
ハムを挟みながら、おしゃべりをしていると鈴の音がなり、お客さんが来たことを知らせる。
「いらっしゃいませー?お席ご案内致しま〜す。2名様でよろしいしでしょうかー?」
いつか来ていたアホ毛の青年と、ある一点が恐ろしく成長した女の子がやってくる。青年の方は何回も来てくれているので見知った顔だが、女の方は初めて見る。いつかのボクっ娘はどうしたのだろうか?腐った目をしてなかなかやりおるの…。
「うわっあの子おっぱいおっきいですね?」
くだらないことを言うロリコンの頭をメニューで思い切り叩く。
「うぐっ!すいません!自分は何方かと言えば店長ぐらいののおっぱいの方が好きです!」
無駄に綺麗な敬礼をする彼の腹に回し蹴りを入れてうずくまろうとした所で私の足のつま先を彼の尻にねじ込む。座ろうとしていた分、深く入ったようだ。
「次そんなこと言ったらー?クビですからねー?」
「わかってます!すいません!もう言いません!けど、店長の方が好きってのは事実です!機嫌取りとかじゃないで…す……。す…すいませんでしたァ!」
私の目が光り始めたのを見て、即座に言葉を止める。
私が好きなのか…私の胸が好きなのか…それを問うことは出来なかったが、仕事を頑張ったので許すことにしよう。
……To be continued
下ネタ入った!というわけで関係各所にお詫び的な何かをします。