吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
『水泳』
「明日の体育は水泳だ!全員水着を持ってこいよー。忘れたやつは泳げないからな!」
体育の先生が大きな声で言う。周りもその声に比例して大騒ぎをする。楽しみにしている人ややりたくないとブツブツ言う人と、話の内容はさまざまだ。
ちらりとご主人様の方を伺うと、関係ないとばかりに比企谷さんと話している。隣では海老名さんと志熊さんがうるさい。公表していないとはいえ、人の彼氏で
しばらくご主人様を眺めていると、ほんの少し、ご主人様はこちらに目を向けてくる。私は慌てて目をそらすが、もう一度見た時には、ご主人様はいつもの薄暗い影のある表情で比企谷さんとまた話し始める。
(気のせい?…だよね。)
そのまま、何事もなく家に帰ると、数分後にご主人様が帰ってくる。
「おかえりなさいご主人様!」
「ああ、ただいま」
そのまま、ご主人様は部屋に入り着替えを始める。
「ご主人様どこかへお出かけですか?」
「ん?ああ、君の水着が必要だろうと思ってね。買いに行こうか?」
そういえば、私は水着を持っていないのだった。
「いや、やっぱり君には水泳の授業は見学してもらおうかな…」
やはり、この傷跡はいつまで経っても私を蝕むらしい。ご主人様にそんな悲しそうな表情をさせるだなんて、本当に自分で自分が嫌になる。
「シルヴィに素肌は私だけが見ていたいしな。知ってるか?君は意外と男子連中からの評判がいいらしいぞ。まぁ、私は君の浮気を心配する必要なんてひとつもないんだがな。君は私しか見ないだろう。だって私もシルヴィを愛してからは君しか見ないんだから。シルヴィは私だけを愛しているんだろう。私もシルヴィだげ愛しているからね。」
「分かりました!分かりましたから、水泳の授業は見学します。火傷跡を理由にすればいいですよね。」
ご主人様にこんな一面があったとは、知らなかったし驚きだ。
「でも、水着でエッチするのもいいと思いませんか?」
ご主人様は、顔を真っ赤にしながら、着替えを続ける。
「何かの機会に使うかもしれないから、一応買っておこうか。備えあれば憂いなしとも言うし、あって困るものじゃないだろうから、一応オーレリアさんのお店で買っておこう。」
と、言い訳がましく続ける。そんなに私の水着が見たいのだろうか?全くご主人様は変態さんですね。そんなご主人様を愛している私もそれなりに変態だと思うけど…
水泳当日─
「すみません先生、皮膚に傷があるのでプールに入れないんですが…」
「ん?あ、ああそうか、ならいいぞ。見学してろ。」
端の方によって見学していると、ご主人様が軽々と25mを泳いでいるのが見える。私がご主人様の引き締まった体に見とれていると、またご主人様は こちらをチラリとだけ見て、微笑んでくる。
(ああ、やっぱりあの時もわざとだったんだ。) 分かりきっていたつもりでいたご主人様の深い優しさに心を和ませながら、秘密にしていても私を気にかけてくれるご主人様をより一層愛しく思った。
……To be continued?
オーレリアさんの所で買った水着は夏の間だけ頻繁に使った。お風呂とかビニールプールの中とかベットとかで…
……To be continued
水着回ではなかった…。その内水着描写ができたらなぁ。