吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
『オーレリア』
今日は、いつものようにご主人様とオーレリアさんのお店に来ている。
「じゃ、この服の試着してきますね!」
ご主人様が似合うんじゃないかと言ってくれた、紺色のワンピースを片手に、オーレリアさんと店の奥の方へ向かう。
「最近暑いわね…」
いかにもぐったりとした様子でオーレリアさんは話しかけてくる。
「でも、お店はクーラーを付けてるから涼しいんじゃないですか?」
「それでも、外に出ると地獄のように暑いのよ。」
確かにそれはそうだろう。
「それに暑いと胸元にあせもが出来るのよ。それがとっても嫌なの…。かと言って取り外しができる訳でもないし…本当に面倒だわ」
暑さの愚痴かと思ったらただの自慢だった。チッ
『ネフィー』
今日はご主人様が用事があるらしいので、1人で喫茶店に来ている。
「おやー?1人ですかー?珍しいですね〜」
「いらっしゃいませーって、シルヴィさん1人っすか?」
喫茶店には、店長のネフィーさんと、店員のネフィーさんの彼氏さんしかいなかった。つまり、店内のお客さんは誰もいないということだ。
「店長ー俺配達行ってきまーす」
「はい、大丈夫ですよー私はシルヴィちゃんと女子会でもしてるので。」
「それは仕事してください!」
そんなこんなで私とネフィーさんの二人きりになった訳だが、
「最近、すっかりご無沙汰なんですよー?なのに、胸の大きい人に鼻の下伸ばしてますし〜今日は私の誕生日なのに、『今月の俺の給料半額でいいですよ!それでなんか買ってください』なんて言いますしー」
なんだか惚気なのか愚痴なのかわからない話を聞かされている。因みに、私たちはネフィーさんの誕生日を2日ほど前に祝った。当日は彼氏さんと二人きりがいいだろうし、当日が定休日ではなかったからだ。
そんなふうに話していると彼氏さんが帰ってくる。
「帰りましたー」
「おかえりなさいー」
この会話だけを聞くと夫婦のようだ。
「ネフィー、これ誕生日プレゼントです。安いやつですいません…」
彼氏さんの彼氏らしい一面を始めてみた気がする。なんて、冷静ぶっても心の中ではドッキドキだ。(これをご主人様にやられたら…気絶するか鼻血で出血死してしまう)
さてと、ネフィーさんの乙女な部分を堪能したところであとは若い2人に任せますかね。
『比企谷八幡』
夏休み直前のテスト前日、私とご主人様とその友人の比企谷さんは図書館で勉強をしていた。
「すまない、少しトイレに行ってくるよ」
そう言ってご主人様は、席を離れる。
イヤホンをしている比企谷さんは、急に動いたご主人様に驚くが、ご主人様がどこかを指さすと、納得したような顔で、またペンを動かす。私はご主人様の指さした方向を見るも、児童図書それも、女の子用の棚があるだけで、何を指さしたのかわからない。てっきりお手洗いの看板でもあるのかと思ったが、それらしきものは見当たらず全くわからない。
彼女の私がわからなくて、友人の比企谷さんが分かるのはなんだか悔しい。
しかし、恥をしのんで比企谷さんに聞いてみることにする。
「あの…」
「ひゃい!」
小さく変な奇声を上げたことは無視して、続きを話すことにする。
「ご…吉影君はどこを指さしたんですか?」
「あー、別にご主人様呼びでもいいよ、その辺のことは吉良から聞いた。つっても矯正しようとしてるならそれでいいし、こっちも強制するわけじゃない。きょうせいだけにな。……今のは忘れてくれ。吉良がどこを指さしたかだったっけ、そりゃ女子用の児童図書だろ?あんたのために本を借りてくるってことじゃないの?」
どうしてそれを納得したのだろう?私は背は小さいが、中学二年生なんだが?
疑問は多々あるが、案外わかってないことに安堵した。あと、くだらないダジャレを言うあたりご主人様そっくりだ。
トイレから帰ったご主人様にその話をすると、
「私をなんだと思っている」
「ロリコン」
「「どうしてロリコン呼ばわりされるか聞かせてもらおうか!」」
と比企谷さんが怒られたのは別の話
……To be continued
他のキャラについては後日という事で…なお、一目惚れのあの娘とか、病んでるあの娘とか、おっきいあの娘とか色々出ます。(あとほかのラノベから1話のみ出演)
終わったら秋の暗い話でも書こうかな。