※この作品はR-18です。

童貞ワールド〜この世界がおかしいと俺だけが知っている〜   作:ec

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 高校生だからムラムラする。だからといって学校のトイレではしないぜ。

 いつも通り、授業中である。

「龍樹! 答えなさい」

 俺の名前は春風(はるかぜ)龍樹(りゅうき)、サボり過ぎて成績がヤバいんだ。

「は、はい。先生の頭が禿げてると思います」

「ごらぁ!」

「はっ」

 先生に廊下に立ってろと言われてしまい、俺は廊下に行く。

「あら、龍樹くん立ってるの?」

 しょんぼりしていると保険室の先生、雪沢(ゆきざわ)さんが。

「先生の頭にばっかり目がいって、授業に集中出来なくて」

「眠そうね、この薬飲んでみたら?」

 俺は疑わずに瓶に入った液体を貰い、飲み干す。

「な、なんすかこれ……まずい」

 視界が揺れ、声にエコーがかかると、頭痛が激しくなる。

「目が……薬……よ」

 耐えきれなくなった俺は、保健室で目覚める事を祈って意識を手放した。



 目が覚める、そこは保健室じゃなくて自宅だった。

「龍樹、遅れるよ?」

「え? 今何時?」

 妹のスラが、俺を起こしながら髪を束ねる。

「いつまでベットに寝てんのさ。8時だよ?」

「遅刻じゃん」

 スラが遅刻している事に驚きだが、俺は学校に居たんじゃないのか?

「なあ、俺って学校に行ってたよな?」

「頭おかしくなった? 昨日行ってないじゃん」

「なんで?」

「……はぁ」

 制服姿のスラは、ため息を吐きながら俺の布団に入る。心做しか、いい匂いがするし、バストも大きい。

「こんな事してたじゃん」

 自身の黒い髪を掻き分けると、鋭い青い目で俺をジトっと見る。

「えっ……?」

「お姉ちゃんと、せっくすしたの忘れた? まだどーていだね!」

 ――お前がお姉ちゃんってこの世界おかしい。


第1話(プロローグ)

 

「おい、学校は? 親に見られたら?」

 

 スラは馬乗りになると、俺のパジャマを脱がしていく。俺はもう性欲爆発させたいが、後の想定影響が俺を抑制していた。

 

「学校はサボっちゃう、ママはばいとぉ!」

 

 俺は抵抗せずに全裸になっちゃったから、もう何とも。

 

「キスからしよ……?」

 

「え、えぇ?」

 

 全身を密着させるように、俺もスラは密着する。唇を重ね合うと、スラの舌が俺の口内をヒタヒタと音を立てて触れていく。

 

 応える為に、ズルズルと舌を吸い込むと、気持ち良さそうにスラは唸っていた。

 

「んんっ……!」

 

 口を離すと、息を荒くして俺の下半身に手を出す。まあ、勃たないわけが無い。

 

「えへへ、おおきー」

 

「……」

 

 不思議な気分で居ると、俺の息子を掴み、雑に上下していくスラ!

 

「ちょ! ええええ!?」

 

 音速を超えたオナニー? いうならそんな感じだ。

 

「ぁぁ!! 果てるからぁあ!」

 

「そうなんだ、もっと持つのが普通なのに……」

 

 手を離してくれたが、真っ赤になって湯気が出そうな息子が可哀想。というか、右足がヒクヒクしてて相当のスタミナが奪われた。

 

「舐めたら果てちゃう?」

 

「うんうん、果てて死ぬ」

 

 何かあったら果てそう。息子もやる気がないらしく、へにゃっとへしゃげていた。

 

「じゃあ、卒業出来ないね」

 

 そう言って俺の息子を咥える、当然勃ち始めていた。なんか悔しい。

 

「ちょ、やばいわ……」

 

 スラの舌使いが俺を快感に導いていくのが分かる。ズゾゾっという音が更に興奮に拍車をかけているけどこれは……童貞には刺激強いな!

 

「出していいよ」

 

「いや、絶対出さなすみません出します」

 

 言いかけた所で急激に吸い込まれ、心地よい疲労感と快感が俺を包み込んだ。

 

「やっぱり、へんなあじ」

 

 俺は気分が悪いです。

 

「変な味ねぇ」

 

「でも、弟のはいいかも」と、俺の小さくなった息子をハムっと咥える。

 

 俺が弟なのは嫌だが、これは幸せなのでどうでもいい。

 

「スラは今何歳?」

 

「お姉ちゃんって呼んでよ……秘密」

 

 ムーってされてもな、慣れてしまってるから。

 

「ちょっと学校行ってくるわ」

 

「お姉ちゃんと一緒に錬金術しよ?」

 

「そんな最悪な比喩初めて見たわ、賢者モードだからな? ちゃんと帰ってくる」

 

 俺はお姉ちゃんを跳ね除けて、風呂で軽く体を流して服を着た。地味に電車だが、まああるだろう。

 

「行ってくる」

 

「仕方ないね、りゅうきのお守りしてあげる」

 

「邪魔にしか見えない」

 

 お姉ちゃんに無理矢理手を繋がされたが、気にせず駅に向かった。

 

 

 

 

 ギリギリ電車があって乗り込めたが、満員電車という最悪の事態だった。

 

 嘘だろ? こんな時間でもガラガラじゃないのか?

 

「りゅうきと手を繋がないと」

 

「とか言って俺の下半身をまさぐるのやめろや」

 

 端を確保出来たが、お姉ちゃんがそれを後悔に変えてくるから最悪だ。

 

「今、チャンスだね」

 

 俺がガラス壁にもたれかかっているが、お姉ちゃんがそれを喜んで壁ドンだ。俺の記憶だとこんな弟(お兄ちゃん)ラブじゃなかったんだが。

 

「こんな所で?」

 

「はぁ……見られても、いい、の」

 

 俺の顎に手を添えると、唇を密着させて唾液交換が始まる。段々ねっとりとした液が流れを良くしてどちらかの口に進むのだ。

 

 おかしいよな「お兄ちゃん死ね! 死ね! 近寄んな!」って言ってたのに!

 

『次は〜次は〜』

 

 アナウンスが流れ、俺は口を離す。ツーっと口と口を繋ぐ唾液の線が一瞬出来た。

 

「ほら、もう着くぞ」

 

「まだ触れてたい……」

 

「これでいいか?」

 

 黙らせるように、制服から胸を鷲掴み。お姉ちゃんはカーッと顔が紅くなる。

 

「うん」

 

 電車が止まると、俺達は手を繋いで出る。蒸されたような空間に慣れたせいか、頬を撫でる風が冷たく感じた。

 

「割と遅刻だろうな」

 

「もっと遅刻しよ!」

 

 そう言って俺をラブホに誘うお前には、自重しろって言いたいな。

 

「それはダメだ」

 

 ホームを降りて、歩道に出る。俺の目的は、ラブホでもエッチでもなく、変な飲み物を渡した先生に出会う為だ。

 

「残念ながら、お姉ちゃんと学年は違うな」

 

「うん、私は2年でりゅうきは1年だね」

 

「席分からないから案内してくれないか?」

 

「後でしてくれる?」

 

 俺は適当にイエスって答えてた。もちろん、後悔したなんて言えない。

 

 学校に入ると、当然白い目で見られるがもう慣れたっていうか、満員電車で気にもならない。

 

 靴を入れ、上履きを履く。お姉ちゃんの案内に従うだけだ。

 

「あの席だよ、またね」

 

 席を指差し、俺と悲しげな表情で視界から見えなくなった。俺は有難く席に座る事にする。

 

「龍樹、珍しく遅刻だな」

 

「すみません」

 

 授業中で静かな時間。俺の準備する音だけ鳴っていた。

 

「さて、龍樹答えてくれるか? 話聞いていただろ」

 

「何を?」

 

 俺の耳には一切、ハゲの先生が言っていたことは耳に入っていない。

 

「先生は何処で散髪したんですか? スタイリッシュな髪型ですね」

 

「ははっ」

 

「ナイスリュウキ!」

 

「スタイ、リッシュ……くくっ」

 

「おい! そんなん聞いてねぇよ……お前ら笑うな」

 

 俺だけ立っていろと言われてしまった。ここまでは計算通りだ。学年は違うのに、教師は変わってないんだな。

 

 廊下に立った俺は、こっそり抜け出して、保健室に向かった。

 

 

 保健室、それは身近なエロが存在する白衣なのに真っ黒な部屋。白衣な先生が漆黒の悪魔に見える! みたいな。

 

「失礼します」

 

「あら、龍樹くん?」

 

 雪沢(ゆきざわ)さんだ。フルネームは雪沢かおり。

 

「俺に薬飲ませましたよね」

 

「……この世界に来れたみたいね」

 

 この世界? どういう事だ。

 

「なんで飲ませたんですか?」

 

「来て欲しかったからよ」

 

「…………」

 

 この世界? アベコベとでも言うのか?

 

 先生は青い髪をかきあげ、俺に話を始める。

 

「私は元々この世界に――」

 

「この世界のこと分かってきたんでどうでもいいです」

 

 俺は驚く先生に詰め寄り、スカートの中に手を入れる。

 

「ベッドに行きましょうか」

 

「わ、わかったわ……乱暴にしちゃダメよ……」

 

 ――なんか、俺中心に回ってね?

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