童貞ワールド〜この世界がおかしいと俺だけが知っている〜 作:ec
お姉ちゃんに見つからない様に、家に帰った俺はひっそひ布団で目を閉じる。
能力無しで落とすのが面白そうなんだよな。お姉ちゃんは適当でいいや。
次に目を開いたのは、お姉ちゃんに起こされた時だった。
「顔近いぞ」
「ほちい……」
トローンとした目で俺の唇に吸い付く。ペチョペチョと卑猥な音が耳をくすぐる。
「な、なんだよ」
布団の上から乗ってきやがって!
「さびしかった」
俺の両頬に手を置いて、拒否権無しに舌がねっとり絡まる。
「まっしぇたのに、勝手に寝てたんだもん」
今思うと変態だな。
「とりあえず今日も学校だろ、退いてくれ」
無理やり起こして、パンツからマンコを逆撫でして部屋を抜ける。ちょっと寂しそうだけど今日は早く行かないとな。
「母上様、美しゅうございます」
「褒めても野菜炒めしか出てこないわよ」
「知ってた」
物足りなさそうなお姉ちゃんを見ながらご飯を食べると、洗面台で歯を磨きに行く。
「今日は……ね?」
「なんだよ」
俺の青い歯ブラシをお姉ちゃんはパクッと咥える。俺にピンクの歯ブラシを出してきた。
「こーかん!」
「えぇ、無視したバツなのか」
「下ネタ挟んだのに……」
仕方なくピンクの歯ブラシ(使用済み)で歯を磨く事にした。歯磨き粉もそんなにねえな。
シャカシャカシャカ……乙女座のシャカ……。
「黙れお姉ちゃん」
「うぇっ!?」
磨き終えると、口をゆすぐ前に無理矢理キスをさせられた。糸がニューっと唇と唇が繋がる。
「ネバネバするんだけど」
「興奮するね〜」
「……」
濯いだ後も、もう一回させられた。
「歯を磨く意味わかってる?」
「残った歯磨き粉を取ってあげるの……」
「俺がなにかしたなら謝るから何もするなよ」
制服着て、完璧な時は時間が7時だった。
「すっげー遅刻しそうな時間だわ。お前のせいだろ」
「ち、違う……」
「途中でムラムラしてフェラ始めたの誰だっけ」
「ごめん」
唇噛んでるぞ、謝ってねえだろ。許した俺はポケットにローターを忍ばせて駅のホームに向かった。
「電車ダリーなー、走ったけど間に合ってねえし」
遅刻確定の合図だった。もうダメだな、ベンチに座ろう。
「お姉ちゃん遅いんだよ!」
「ごめん、ごめんね……」
「まあ泣くな、稀によくあると思う」
全然慰めにもなってないが、仕方ない。
「りゅうきの肉便器になるから……許してえ」
「それお前の褒美だろ」
「バレちゃった」
反省してねえな!
「城由花蓮って知ってるか?」
「知ってるよ、絶世の美女らしいけど……りゅうきは私を取るよね?」
上目遣いだと?
「お姉ちゃんエロいから好きだよ」
「えへ」
当然棚に上げるに決まってるだろ!
「えっち以外でも好き……?」
その発言がエロいという二律背反。
「毎日の通学がお姉ちゃんのお陰でデートだからな、当然だろ」
「でーとっ」
ちょこっと距離を詰めるところ可愛い、最高だなー。
程なくして次の車両が来た。俺はお姉ちゃんと一緒に乗り込む。
「なんで午前だけこんなに混んでんの?」
満員電車その物だった。端っこでお姉ちゃんを庇うように壁ドンしている。
「壁ドン疲れない?」
「疲れるわ!」
「壁ドン辞めていいんだよ」
手がズルっと滑り、お姉ちゃんの胸を鷲掴む。唇も体全身が触れてる。
「く、くるし……でもこうふんしゅる」
やっぱり変態なんだなって思った。チンコもマンコにガツガツ当たってるしなー。
「で、出ちゃう……ひゃぁあ……」
「え? ダメだぞ」
したことないシチュエーションだと興奮するのか。気持ちはわかるけどな。
「あっあっ、ぁあん……」
俺の股間がぐっしょりあったかい液体に包まれる。受け止めるように力を強めると、ビクッビクッという振動が伝わった。
「は、恥ずかしいな」
お姉ちゃんは漏らしたように見えないよ! 俺がやばいから!
とりあえず後ろもビッショビショになる為に、お姉ちゃんを虐めた。
「もう一回惨めで恥ずかしい思いしろよ」
「絶対イヤ」
濡れ濡れのパンティー越しから、クリを弄る。背徳感がやばいだろうな。
「やぁだあ……本当にでちゃうう」
パンツを膝まで下げさせ、クリを激しめに。
「みんなに見られちゃうよ、お願いいやだよお」
「俺の方が恥ずかしいからな」
右足の尻を押し付けながら、スリスリして刺激を与えると。
「みちゃらめ……ぇ」
ビクンッ!
溢れ出た透明な液体は俺の右足を綺麗に色を濃くさせる。これでお漏らしした人からクラスチェンジだな。
なんか、めっちゃ右足が濡れてる人へ!
パンツを履かせて、お姉ちゃんを包む様に隠した。恥ずかしそうだからな。
俺が恥ずかしいのは嫌だからな!
「もうお嫁にいけないよう」
「俺が貰うから関係ないだろ」
「りゅうきはこんな変態貰う?」
「最高」
さんざん褒め立てて電車を降りる。もう少しで学校だ。
「スカートも濡れてないし、最高じゃねえか」
「でもりゅうき……」
俺は右足だけ大雨受けたみたいな感じになってるけどな。
「右足だけ異世界転移してたんだわ、これで行けるだろ」
「ふふふっ、りゅうきっぽいね」
ちょっとだけ笑ってくれた。
学校に着くと、お姉ちゃんに別れを告げて教室に向かう。まだ授業中で静かだな。
「すみません! 遅れましたっ!」
連続遅刻マスターの俺は、窓際の席に座る。
「おいおい、右足どうした?」
「先生の髪みたいに異世界転移してました」
「くくっ」
「こんなん笑う」
『お前ら笑うな!』
俺と笑った生徒全員、廊下で立たされるハメになった。道連れが増えて嬉しい。
「んじゃ、俺は反省文書いてくる」
そう嘘をついて、俺は職員室に向かった。