童貞ワールド〜この世界がおかしいと俺だけが知っている〜 作:ec
時間は……夕方だった。
「マジで!?」
よく寝たなぁって思う。
「うん……」
「なんで起こさないんだ」
別に起きなくても良かったんだけどな。
「起きたらりゅうきどっか行っちゃう……」
なるほど、そういうことか。どうにかして弟離れして欲しい。
お姉ちゃん可愛いんだけどな、すぐ泣くねん! でも、泣いた果てを見たいよな、見よう。
「ほら、腕枕してやるよ」
「えへへ」
ドスッと二の腕に重みが走る。そのまんまスヤーと寝息を立てて眠っていくお姉ちゃん。
俺はゲイにお電話する事にした、斗伺とか噂も聞きたいしな。
へーい、もしもーし。
「出るの早くね?」
「要件はなんだ、龍樹」
まずは噂。
「あれだな、流した後、俺の方の評判ががっくり下がった。どうしてくれる?」
お前の評判下がったの!?
「なんで下がったんだよ」
「放送室出るところ見られてしまった……チッ! んで、花蓮は知ってると思うが転校な」
次、斗伺の電話番号だ。
「電話番号? んー、これか」
「サンキュ」
教えてもらった所で通話が終わり、お姉ちゃんの方を見る。
「すー……」
腕をゆっくり引き戻し、服を着て外に出た。斗伺の電話番号を打ち込みながら。
予定だと斗伺の家に行きたいな。自販機でみかんジュースを購入。
「斗伺か」
「なんですか?」
「暇か!?」
「部活しないので家に居ますが……」
「向かっていい?」
「──待ってます」
ガッツポーズしながら電車に乗った。嫌な予感がしたが、普通に的中。
「んっ……やめて……」
まさかの痴漢、斗伺じゃねえのか?
必死に目を凝らす。めっちゃ辛そうなギャルが居た。
マンバギャル……!? 黒で目元を白くしたマンバ!?
「い、いくぅ!」
ビシャビシャ!
あれは助けれない、スルーしよう。俺は斗伺の駅でそそくさ降りた。
めっちゃ助けてほしそうに俺を見てたけど、マンバは好みだけどもう果ててた。斗伺の家はもうすぐか。
早速着いた俺はインターフォン連打。
「居ますから!」
パジャマ姿の斗伺が慌てて出てきてくれた。
「速いな」
「そんなに押されたら出ます」
「入るぞ」
「どーぞー」
親とかは居ないらしい、まあ居ても堂々とするんだが。早速、斗伺の部屋向かい、ベッドに座った。
「お茶とか出しますね」
「いらない」
立ち上がる斗伺の腰を掴み、太ももに座らせる。お尻の弾力が伝わって興奮してしまうな。
「いつも、ありがとうございます……」
少しずつ股が開かれる。
「感謝をするのは俺の方だ」
体をそのままに、俺の方を見つめるとアヒル口でキスを催促してくる。胸に手を触れながら、唇で答えてやる。
「ん、ちゅぷ……」
斗伺もメスっぽくなった。下半身を除くが。
「早く、してください」
もぞもぞしながら、俺の手をいきり立つ股に添える。ほんのり湿っていて、あったかい。
「そんなにして欲しいのか?」
「自分だとイけないんです」
悔しそうに親指を咥えて、上目遣い。すごい卑怯な甘え方だよな。
「イけるようになろうぜ」
「せっかくだからして欲しいんです」
とにかく、壁に背中を預けさせた。斗伺は全裸で楽な体制になっている、俺は隣に居るけど。
『敏感化』
「なんですか?」
「気持ちよくなるぞ」
とりあえず敏感になるっていう最強の能力! ほぼ洗脳を工夫したらこうなった。
「そ、そうなんですか」
「自分でしてみろ」
斗伺は自身のチンコを握りしめ、恐る恐る皮を上下させていく。
「んっ!」
「どうだ?」
明らかに感じてる。ピクッと膝が上がったからな。
「なんか、違いますね」
息を荒らげてシュコシュコしていく。
「いっちゃいそうですっ!」
「おっと、もうだめだ」
イク為に速度をあげた斗伺の腕を阻止。
「イかせてください……」
「ティッシュ、いるだろ」
箱タイプのティッシュをそばに寄せ、数枚出すと斗伺の左手に渡した。
「イキそうになったら、ちゃんと……分かったな?」
「はいっ」
笑顔で自身のチンコをシゴキ始め、快感に浸り始める。
「……ッ!」
ティッシュがチンコに被さる。その瞬間、大きく波打つ。斗伺の腰もチンコも。
ビュクビュクッ!
「で、出ましたっ」
綺麗に拭き取り、ゴミ箱にポイッと投げ捨てると俺に抱きつく。息が荒いな。
『普段通りっと』
「誉めてくださいよ!」
敏感化を解いて、言われた通りに斗伺を褒める。こうやって妹の頭をナデナデしていたことを思い出してしまった。
「今日泊まってもいいか?」
「一緒のベッドですが……」
「斗伺と一緒に寝れるなんて幸せだな」
お姉ちゃんには悪いが、今日は泊まらせてもらうっ!
「でも、私の……」
「ん?」
「お姉ちゃんが帰ってくるので、何か言われるかも知れません」
「姉が居るのか……知らなかったぞ」
正直、俺のお姉ちゃんの時点で姉って怖いイメージが出来てる。凄い嫌な予感がするんだけど。
「だ、大丈夫ですから! 泊まってください!」
「なんでそんなに催促する?」
『一緒に居ると、自慰してるくらい気持ちいいんです』
なんだその、色んな意味で臭いセリフ。
『うーい、とーかー! お姉様が帰ってきてやったぞー』
「お、お姉ちゃんまた酔ってる……龍樹さんは隠れてて下さい」
俺は、クローゼットに身を隠した。可愛いお姉様って言うなら、寝取ってハメ撮りして、更生させてやる。