カズマさんとゆんゆんの、ちょっとエッチなお話 作:エロス修行僧
『ダメ……ダメですよ、カズマさん…………』
カズマさんに強引に壁の方に追い込まれ、私は弱々しく声を上げる。
彼の胸に両手を当てて押し戻そうとするも、そんな抵抗はまるでないかのように、彼は迫ってきた。
眼の前にカズマさんの顔がどんどん迫ってきて、胸の鼓動が激しくなる。
『なあ、いいだろ……? キスよりすごいことやった仲じゃないか』
『そんな、あれはただ、しなきゃいけないからやっただけで…………』
『あのときのキスは、”しなきゃいけないこと”じゃなかったよな?』
『そ、それはっ…………』
『それに、今の抵抗だって口だけだ。ゆんゆんが本気になったら、俺なんて簡単に倒せるだろうに』
『…………』
カズマさんの言葉に反論できず、私は言葉を失う。
『ゆんゆん……』
『あっ…………』
不意に優しく頭を撫でられて、安心してしまった私は。
そっと近づけられた唇を受け入れて――――。
――――そこで目が覚めた。
「――――――――っ! っっっ! っーーーーーーーーーーーーーっ!」
窓から差し込む月光の具合からして、おそらく時間はそろそろ夜。
私は起きることもなく、ベッドの上で一人、頭を抱えてそのまま布団の中でジタバタした。
あの日から毎日がこんな調子だ。
初めて間近で目にした、同世代の異性の雄々しい性器。
自身の肌に触れた、灼熱のような感触。
そして、身体が覚えたどうしようもない感覚。
あの時の経験は、私の身体にどうしようもないほどの衝撃を与えていた。
「カズマさん…………ぅう……っ」
自分のものとは全く違う、カズマさんの硬い肉体。
その感覚を思い出すだけで、意図しないおかしな吐息が自然と漏れた。
それと同時に、私のお腹の奥がどうしようもなく
「ゃ…………ま、た…………っ」
あの日以来、何度も感じてきた感覚。
身体が自然と火照りはじめ、寝起きで乱れた服の隙間へと、自分の手が差し込まれていく。
まだ起きたばかりなのに。
こんなのダメなのに。
そう思っても止まらない。
まるで自分の体ではないかのよう。
――――どうせ、今日も私以外、ほとんどお客さんはいないはず。
初心者冒険者には分不相応な高級宿。時期によってはそんなこともある。
まず、誰にも聞かれない。
その事実を再確認してしまった。
☆
――魔王軍幹部の仮面悪魔ことバニルとの戦いからしばらくが経過した。
俺は国家転覆罪に怯える日が終わり、さらに討伐報奨金により、莫大な借金をすべて返済することができたのだ。
ちょうど冬の間は冒険者達の仕事がぐっと減る。
アクアやめぐみんやダクネスも、しばらくはゆっくりするらしい。
同じようにやることのなくなった俺は、長らく我慢してきたサキュバスサービスを今日から再開することにしていた。
初日の失敗――屋敷でサキュバスがアクアに危うく退治されそうになったあの事態――を繰り返さないように、あれ以来俺は、サキュバスサービスのときは外泊することにしたのであった。
今回は奮発して、不相応なくらいの高級宿。
これも多額の収入があったからだ。無駄すぎる贅沢は良くないが、金があるうちはこんなのもいいだろう。
時間帯がまだ早いのか、単に値段が高いからか。
味の割に客の少ない食堂で食事を済ませ、部屋に向かう。
その途中の廊下。
「――――ズマ、さ――」
「ん?」
自分の名前を呼ばれたような気がして振り向いた。
廊下には誰もいない。あるのは部屋だけだ。
俺の知り合いでここに泊まっているような人に心当たりはないし、知り合いがいたとしても名前を呼ぶくらいなんだからまた声をかけてくるだろう。
気のせいだろうとそのまま足を進めて。
「カズマさん、だ、めぇ…………ぁぁっ……♪」
艷やかでエロい声を聞いて、そのまま戻ってきた。
俺の名前を呼びながら、エロい声をあげている女の子(たぶん)を、無視するわけにはいかない。
繰り返すが、俺はこれまで我慢していたサキュバスサービスを今日再開しようとしていた。
言い換えるなら、俺はこれまでにないくらい、ものすごくムラムラしているということで。
今の俺に、こんなエロそうな話を見過ごす選択肢はなかった。
「そうだ、ウィズから貰ったやつを試してみるか」
そう言って、俺はポケットに入れっぱなしになっていたペンダントを取り出し身につける。
これはウィズの店の新商品とかで、潜伏スキルの効果を大幅にパワーアップさせるという凄いアイテムらしい。
これを首にかけて潜伏スキルを使えば、たとえ遮蔽物もなしにすぐ近くにいようと、ものを動かそうと、大声でも出さない限りまず気づかれないというすぐれものだ。
俺は潜伏スキルを発動させながら、そっと静かにドアを開けた。
☆
「カズマ、さん――――ん、ぁ……あっ……ひぅっ……!」
ふにぃっ。
私の指が、私の大事な場所を擦った。
刺激を恐れて、とても弱々しく、そっと優しい触り方。
それなのに、私の身体は電流を流したようにビクリと震え、変な声が漏れてしまう。
変な声。
ううん、違う。
これは、エッチな声だ。
夢によって私の記憶は刺激され、嫌でも性的な昂奮を引き起こし。
性的な昂奮は否応なしに、カズマさんとの『あの行為』を思い出させる。
あとはただ、身体の疼きに従って、自らの身体に触れながら、さらなる昂奮を引き出していくだけだ。
「カズマさん、いぃ、よぉ…………カズマさんの手が、私のそこ、擦れて…………あっ……ん…………っ!」
あの時の光景を幻視する。
私の手は、ただただ私の快楽を引き出すために奉仕を続ける、カズマさんの手となっていた。
あの時のカズマさんは、私を助けるためにしてくれていたはずだ。
いやらしいことをしたかったわけじゃなく、私のミスを助けるために、やむなくエッチなことをしていただけ。
なのに私は自分を助けてくれた人を、欲求を満たすための妄想に使っている。
「カズマさん……かず、ま、さん……♪ んふぁ……っ」
名前を呼ぶたびに、胸の奥が苦しくなる。
なんだろう、この気持ち。
おかしな欲求が高まっているせいなのか。
「カズマさん、だ、めぇ…………ぁぁっ……♪」
彼に抱きしめられたい。
彼に名前を呼ばれたい。
彼とまた、舌を絡めあわせたい。
「カズマさん、すき…………すきぃっ……♪」
知らず知らずのうちに、そんな言葉が口をついて出てきた時。
ビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
「っ!?」
警告のような大きな音が部屋の中で鳴り響いた。
☆
ビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
俺は偶然――でもないが――目撃したゆんゆんの自慰に見惚れていると、ペンダントから防犯ブザーのような大きな音が鳴った。
潜伏してるのにこんな音が鳴るんじゃ意味がない。
ウィズの新商品の役立たずさに憤慨するのは後回しにして、ゆんゆんの方を見る。
目が合った。
当たり前だ。いくら潜伏していようと、こんな大きな音が鳴ったのでは何の意味もない。
俺は観念して潜伏スキルを解除する。
「悪い。のぞき見するつもりじゃなかった……わけでもないけど、でもここまでがっつり見るつもりもなかったというか。とりあえず反省しているから今は…………」
そう言い訳になってない言い訳を話し始めると、
「ゆんゆ――んんっ!?」
「んちゅ……ちゅっちゅ………ちゅるっ………♪」
俺の言葉を遮るようにゆんゆんが抱きついてきて、そのまま唇を奪われた。
彼女の桃色の舌が俺の口内へと侵入し、そのまま一つの生き物のように俺の舌へと深く絡んでくる。
ぷは、と。
濃厚なキスを終えたときには、俺とゆんゆんの唇は唾液でできた細いラインで繋がっていた。
「カズマさん、ごめんなさい。でも、我慢できないんですっ……。あの日から、ずっとカズマさんとこうしたいと思っていて………………!」
顔を目と同じくらいに紅潮させ、服は大きく乱れて桜色の突起を覗かせている。
スカートから見える太ももには、よく見ると透明の液体が垂れてきているのが見えた。
幼い顔立ちに、大人としてできあがりつつある身体。
そのアンバランスさは俺の目を釘付けにして離さない。
ゆんゆんがもう一度身体を押し付けてくる。
その柔らかさは服越しにもいやというほど感じられ、麻薬のように俺の理性を溶かしていく。
そして何より、先程のゆんゆんの言葉が俺の頭でリピートされていた。
『カズマさん、すき…………すきぃっ……♪』
ただ熱に浮かされて言っただけの言葉かもしれない。
でも、いやだからこそ。
「カズマさん、私――――!」
「ゆんゆん。俺は正直、好きとかよくわからん。ゆんゆんを魅力的に思うし、イチャコラしたいと思うけど、これが恋なのかと言われて、すぐハイと言えるほど立派なものじゃないとも思う。こんな半端な気持ちだと…………」
「いいんですっ!」
いったいあの人見知りはどこにいったのか。
ゆんゆんは俺の服をぎゅっと握って言った。
「カズマさんにしかできないんです。カズマさん、私の火照りを鎮めてください。そうじゃないと…………私、どうにかなってしまいそうなんです」
「あっ――――」
服を脱ぎ、俺が上半身裸になったのを見ると、ゆんゆんは小さな声をあげる。
まじまじと俺の胸のあたりを見つめると、おそるおそる掌で触れてきた。
「あっ、つ…………」
「わ、ぁあ…………」
火照った肌と肌が触れ合う感触に、身体が否応無しの快楽を訴え始めた。
これからの行為に対する緊張、わずかな恐怖――――そして、どうしようもない、期待。
それらがないまぜになって、ぞくぞくとした感覚を与えている。
「カズ、んんっ、ぁあぁっ……!」
衝動のままにゆんゆんをベッドに押し倒し、そのままふくらかな乳房に手を触れさせる。
俺の手に収まりきらないそれは、絹のようにキメ細かい肌の滑らかさ、それに加えてプリンのような甘い弾力、そして確かな重みを兼ね備えている。
それに触れているという事実は俺の理性を溶かし、知らず知らずのうちに手付きが変わっていき…………。
「んっ、んんっぅっ!? そこ、あぁっ……!」
胸の質感を堪能しているうちに桜色の突起に触れてしまい、ゆんゆんが鋭い声をあげる。
「強かったか?」
「い、いえっ……!」
手を円のように動かす俺に、ゆんゆんは自分の身体を押し付けるようにして、
「やめないでください。私が望んだことなんですからっ…………!」
緊張に震えながらも、続行を望んでくる。
俺は元々やめる気なんてさらさらなかったので、ゆっくり味わうように、丹念に刺激するように、手の中のプリンへと円を描いていった。
人間、柔らかいものの感触に惹かれ、いつまでも触っていたい気持ちにさせるものである。
それが美しい女の子の肌ならなおさらだ。
「触られてる……! 私、カズマさんに触られてる…………気持ち、いぃよぉ…………!」
ゆんゆんの浮かされたような声にますます調子に乗り、俺の手は胸だけでなく、徐々に膨らみの下の引き締まった胴体へと触れていく。
脇腹から腋へとくすぐるように手をずらしていくと、ゆんゆんがわずかに身じろぎした。
「そこ、くすぐった…………んっ――――ちゅっ…………」
ゆんゆんのわずかな抗議を唇で塞ぎ、そのまま愛撫を繰り返す。
濃厚な舌の絡み合い。
「きす、すきぃ…………っ……ちゅる、んちゅっ…………」
ゆんゆんが夢中になっている隙に、そのまま手を下腹部の方へと移動させた。
内股、彼女自身以外は触れたこともない大事な場所に、下着越しに指を触れさせた。
「んっ!? あ、ふぁああぁぁっ……!」
――下着が用をなさないほど濡れている。
それを指で感じると、心音がよりいっそう高鳴ったような気がした。
これ以上の愛撫は必要ない。
最後の理性でそう判断すると、
「ゆんゆん。ベッドに手をついて、そのままお尻を高くしてくれ」
俺の言葉で意図が伝わったのか。
ゆんゆんの喉がゴクリと鳴った。
「こ、こうですか……?」
恥ずかしげに、それでも高々と突き出されたゆんゆんの臀部。
目の前で揺れる可愛らしいスカートに、俺はそっと手を入れて、そのまま清楚な下着をそっと引き抜いた。
白くて柔らかそうな肌に、未発達のスリットが息づいている。
そこからピンクの秘肉がわずかに見えて、ぞくりという気持ちになった。
ばくんばくん鳴り続ける心臓があまりにうるさい。
俺はそのまま、硬く屹立した肉棒を、誰にも汚されていないゆんゆんの秘唇へと押し込んでいた。
「くっ、あ、あっ……痛ぃっ……!」
十分すぎるほど濡れている膣内だったが、それでも処女膜は俺の肉棒の侵入を拒もうとする。
異物を追い出そうとする膣を、キツくも悦楽に満ちた狭い道の抵抗にゆっくりと力を入れる。
「ーーーーーーーーーっ! は、ぁぁぁあああああああああああああっ!」
少しずつ力を入れて膜を突き破っていくと、ゆんゆんは苦痛の声を漏らした。
「だ、大丈夫か?」
やはり強引に行かずに、きちんと指や舌でほぐしておくべきだったのだろうか。
「やめないで、ください。ここまでしたんですから、そのまま、最後まで…………!」
ゆんゆんは痛みに耐えながら健気に笑う。
破瓜の血を流す膣道は、不慣れながらも俺のナニを締め付けてくる。
俺はゆんゆんの身体を気遣って、ゆっくりと抽送を開始した。
「う、あぁぁっ! 動いて……カズマさんが、カズマさんが、私の中で、動いてる……!」
ゆんゆんは未知の感覚に震えながらも、俺の動きを受け止める。大きな胸がピストン運動に連動して揺れるのがわかった。
愛液が潤滑油となり、狭い膣も十分に抽送することが可能だった。
そして、ヒダのひとつひとつが俺に絡んでいき、動くたびに快楽が加速していく。
(こんなの……我慢、できるかっ……!)
「あんっ! あぁっ、んく、ああぁあぁん! カズマさん、カズマさん!」
いつしか俺は、ゆんゆんへの気遣いよりも、快楽を貪ることを優先してしまっていた。
だがゆんゆんは、強まったその動きを拒むことなく、むしろ艶をどんどん滲ませていく。
ただひたすらに二人で乱れ、喘ぐ。
膣内を擦り上げ、奥に届いたら引き抜き、また突き上げる。
その繰り返しを何度も何度も行うにつれて、膣道が愛液と破瓜の血、それに我慢汁とが混ざり合って、蕩けていくようだった。
「カズマさん、いいですか? 気持ちよく、なってますか?」
「ああ、ゆんゆんが可愛いから、もうやばいっ……!」
「嬉しいっ! 私も、カズマさんの硬いのすごくて、カズマさん好き、好きぃっ…………!」
ただひたすらに昂奮に頭が満たされ、限界が迫り、思うがままに声を出す。
「ゆんゆん、良すぎて、もう、出るっ……!」
「くださいっ……! カズマさんの赤ちゃんの
その言葉とともにゆんゆんは俺の精液を搾り出すべく、ぎゅっと膣内を締め付ける。
「いいのかっ!? 俺そんなこと言われたら我慢できないぞ!?」
「はいっ……! 私、カズマさんの子供が欲しいっ!」
その言葉に頭が真っ白になる。
脳が痺れ、この上ない絶頂感が全身を駆け巡った。
「い、イクっ…………ふああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!」
同時にゆんゆんも絶頂し、ビクンビクンと可愛いお尻を跳ね上げる。
絶頂による収縮は、奥深くに突き込んだ肉棒から欲望を搾り出し、膣内に俺の精液が打ち込まれていった。
それを感じているのか、ゆんゆんは大きく身体を震わせて、幸せそうな顔を浮かべる。
「私のなか、カズマさんで、いっぱい…………」
すべての欲望を出し切った肉棒を引き抜くと、大量の白い精が膣内を満たし、いくらかがこぼれだした。
そのままへにゃりとベッドに倒れ込むゆんゆん。
おれもその隣に身を投げだした。
「カズマさん……すきぃ…………」
「俺も……好きなんだと、思う…………」
「うれ、しぃっ…………」
息も絶え絶え、満たされた気分でぐったりと倒れ込む中、そんな会話だけが出来た。
☆
深夜。
草木も眠る丑三つ時、とある高級宿にロリサキュバスがやってきた。
予約の入ったサキュバスサービスを実行するためだ。
しかし、約束の部屋には誰もおらずもぬけの殻。
部屋を間違えたかと思って別の部屋を覗くと、そこには裸で眠り合う男女の姿が見えた。
二人はただただ満足げに抱き合いながら、幸せそうに眠りについていた。