「いってらっしゃい」
いつものように真衣子は、夫と子供を送り出した後、朝食の後片付け、掃除といつもと変わらない流れで、1日をスタートする。そしていつもと同じように1日を終える。
ただ、今日だけは1つだけいつも違う。。
今日は、私、雌になります。。。
「スカート捲って、パンティを脱げ」
いつもの駅で降り、ロータリの端に止まっていた車に少し周りを気にして助手席のドアを開け、素早く乗り込み、車を前進させるなり、ハンドルに握り前を向いたまま、男は冷たく言い放つ。
「え。そんな・・」
いきなり言われて真以子は戸惑った。
しかし、逆らうことが出来なかった。
「また、欲しくてきたんだろう? 奥さん」
(奥さん・・この人は、いつも私をそう呼ぶ。。
そうすることで私が罪悪感で濡れるの楽しんでいる。)
隣でハンドルを握る男。。
真以子は、自分の隣でハンドルを握っているこの男が嫌いだった。
(でも、また来てしまった・・)
いつも後悔が先にたつ。。爬虫類系の男は嫌いな顔のタイプだった。
しかし、こうしてまた、この男の隣に座っている。。
男が好きだから、来たわけではない。。。身体が欲してしまっただけ。。。
心は奪われていない。。
嫌いなタイプの男であることが真以子にとって唯一の救いだった。
「脱がないのなら、ここで降りるか」
痺れを切らした男は運転しながら前を見ながら、冷静に言う。
「わ・わかりました。脱ぎますから・・」
いつしか山の中を走っていた。
こんなところで降ろされたら、帰れない。。だから、仕方ない。。
無理やり理由をつけ、真以子はそう自分に言い聞かせる。
(ごめんなさい・・あなた・・)
謝罪の言葉を胸にしながら、スカートに震える手をかけてゆく。。
そうすると、背徳感がはじけ、まるで燻ぶっていた炭がバチンっと火が跳ねるように真以子の中に火をつける。
小さいけれど強い火が身体を強く焦がすように、ジワリじわりと熱くさせてゆく。
男はそんな真以子の性癖を知り尽くし、手で弄ぶように操っていた。
(奥さんが快楽で苦悶に歪める顔はいつ見ても、美しいよ。。)
フレアスカートの淡い水色の布がまくりあがり、真以子の白いすらりとした太ももが露わになってゆく。男は静かにまだ前を向いて運転していた。
(見ているくせに・・)
真以子は知っていた。この車の助手席の足元にはカメラがあって、
自分を撮影していることを。。。
以前にも、羞恥に身悶える真以子の姿を撮影し、後から見させられたことがあった。
目を背けたくなるような、自分の恥ずかしく卑猥な姿に真以子は耐えられなかった。
しかし、羞恥に打ち震え、濡らしているそんな自分が信じられなかった。
スカート捲って、白いレースの下着が露わになった。
何を命令されるわけでもなく、脚を開いてその奥にある白い両太ももの中心を覆っている純白の下着をカメラがあるだろうという方向に向けて見せつける。
「ほぉ。今日は白か。清楚な奥さんにはやっぱり白がお似合いだな」
いつの間にか信号で止まっている間に、覗くようにして男がじっと真以子の脚の間を覗いていた。
羞恥で頬がピンク色に染まってゆく。
スカートの裾を握っている指にぎゅっと力がはいる。。
「いやらしい匂いがぷんぷんしている。 やっぱり欲しがってるんだな 淫乱な奥さんだ」
「いや。やめてください。。」
男の卑猥な言葉に思わず、脚を閉じる。
「だめだ。 このまま、着くまで開いたままでいろ」
男の鋭い一言に、真以子はビクンと反応し、しばらくしたのち、羞恥で苦悶する顔を見られないように顔は外を向けながら、また脚を開き始め、そして先ほどより大きく開いてゆく。
自分から足を開く真以子の身体は、今から行われるだろう事を想像して、パンティに染みをつくり、トロトロに蕩けはじめる。
(ああぁ・・・あなた許して・・・どうして・・・こんな身体に・・)
真以子は詫び続ける。。
二人の初めての出会いは、1年ほど前。。。
下品な男と、真以子。。決して交わることない人生のはずだった。