「コーケコッコーッ!あっさでっすよー!……はれ?誰も居ないし何も無い……?エス……凩さーんっ!!凩さぁぁぁぁん!!何処ですかー!?もう起きたんですかー!?」
妖怪の山の某所、とある宿舎のとある部屋の窓で関所の門番、庭渡久侘歌は、朝が来た事を告げた。しかしその部屋には誰もおらず、しかも生活感すら一挙に消え失せていた。
するとおもむろにその部屋の襖が開き、何者かが入室してくる。久侘歌は、曇りかけていたその顔をパァッと綻ばせ、そちらに向かうが……。
「うわっ!?何だお前!?」
「ひゃわっ!?あなたこそ何です!?」
「俺ァこの宿舎の住人だよッ!兄貴……あいや、凩の部屋から女の声がするからと来てみりゃあ……!お前侵入者か!?」
「凩さんを起こしに来たんです!彼……じゃないや、彼女が親衛隊に入隊される際、特訓したいからと、2日に1回の頻度で、私にモーニングコールを依頼したんです!」
「兄貴のヤロォ……抜けたんなら断っとけっつーの、マジクソ兄貴……!!」
「あ、あのー……?」
「あん?何だよ?」
「この部屋に居たのは陣風丸凩さんですよ……?」
「もしかして、凩の正体とか知らねーのか?」
「あ、いえ、知ってますよ。ですがそれは
「そーゆーあんたは鶏の妖怪か?……あぁ、いや……庭渡様ってのぁ、もしかしてあんたか?」
「その通りです!いやぁ〜、あの人の弟さんが白狼天狗だと聞いた時はビックリしましたが、実際目にすると案外そっくりですねぇ!」
「は、はぁ!?俺と!?あのクソ兄貴がか!?」
「ええ、ええ、本当にっ!大きな瞳ながらもどこか鋭さを秘めたその眼差しとか……きゃっ♡」
(……だってよ、クソ兄貴よ。皮肉なモンだよなぁ。クソ親父に似ちまっている部分が、よりにもよって女から褒められてるなんてよ。マジでクソすぎる)
「……ヒビキさん?どうしました?難しい顔して」
「あぁいや。とにかく凩、じゃねーや、兄貴はもう除隊してっから、明日からはモーニングコールにも来なくて大丈夫だよ」
「そう、ですか……分かりました……」
「……どーせ、彼女だったらすぐ兄貴に会えんだろ?だったら、ンな顔してんなよ」
「……はい……」
「んじゃ、さっさと出て行けよな。また侵入者扱いされちまうぞ」
「あ、それは問題ないですよ。私の家、妖怪の山にありますし。それに私を侵入者扱いするのは無知な者だけですからね」
「うっ」
◆
「ここに居たんですねぇ〜、エスカルゴさん?」
「すぴー……」
「……寝てますか?ゔっ、お酒クサァッ!?」
「んぁ……?」
久侘歌のダミ声により、文の家で1人眠っていた俺は目を覚ました。文も穹も朝は早い。前日の夜は久しぶりに鯢呑亭で酒を飲んでいた俺はそれなりに太陽が高く昇るまで眠っていた。
それこそ、久侘歌の接近に気付けないくらいに、グッスリ眠ってしまっていた。
「くー……ちゃん……?」
「く、くーちゃん!?」
「どったの〜くーちゃぁん……?ふあぁ……ねみ……」
「あなたを起こしに親衛隊の宿舎に行ったんです!そうしたら何ですかアレは!除隊って!除隊って!私に何も言わず除隊って!!」
「あー……ごめぇん…………」
「私だって暇じゃないんですからねっ!?これでも門番として仕事しているんですからっ!もうっ!!あなたの依頼、もう受けませんよ!?」
「それは困る……ごめんなさい……」
「分かってくれたらいいです!では私はもう仕事に行きますからね!あなたも起きて、ハーレム安定に貢献しに行っ……」
「くーちゃ〜ん……」
「ひょええっ!?ななななんですかそれぇっ!?」
「あはー……朝勃ちしちゃったしー……折角こーして2人きりだしー……セックス……しちゃわない……?」
「うぇえええええっ!?ね、寝惚けてます!?いや二日酔いですか!?というかまだ酔ってますね!?素面でも私を誘わないあなたが、どさくさに紛れて私を誘うだなんて……!?」
「正常だよぉ、眠いだけだし……。大丈夫……相手はちゃんと久侘歌ちゃんって認識してるし……ねっ!」
「ひゃあっ!?」
枕元に座る久侘歌を引き倒し上から組み伏せる。彼女は可愛らしく「んっ、んっ」と声を出しながら逃れようとするが、俺から容易に逃れられるはずもない。やがては抵抗を諦め、ぷくっと頬を膨らませ俺を見上げるだけになった。
「むぅ……どうしても逃がさないおつもりですね?」
「二日酔いなのかな。頭は痛いけど……それでも俺は久侘歌ちゃんとエッチしたいな……って思ってるよ。酒の勢いなんかじゃあなくって……素面さ」
「……『くーちゃん』でイイですよ……?」
「?」
「『久侘歌ちゃん』より可愛い気がしますし……///」
「……わかった。なんか……イイね、こういう普通と違う感じの呼び方」
「ただし!四季様の前とか、誰か他の人の前では、これまで通りに呼んでくださいね!」
「はぁい」
「ホントに分かってるんですかあなたは……。まぁ、良いとしましょう。……シャワー、お借りしても?」
「だーめ。このままだよ?」
「……出勤の前に朝シャワーしたとはいえ……時間も経過してますし、臭うと嫌なんですけど……」
「大丈夫、酒臭い俺の方がアレだから。ね?」
「とりあえずもうそろそろ出勤ですので、あなたはそのまま寝ていてください。上手くできるかは保証しかねますが、スッキリさせてあげますから……ね?今はそれで我慢してくださいな」
「ん……」
よいしょ、よいしょ、と小さな掛け声と一緒に、ズボンなりパンツなり脱がせる久侘歌。どうやら、フェラか手コキかは分からないが、スッキリさせてくれるらしい。
「わ……///」
ボロンと露出した肉棒を恐る恐るといった様子で掴む。知識として知っているのか、ゆっくりと上下させる。手コキらしい。洗ってもない肉棒を、その綺麗な唇を掻き分けて口内に突っ込みたい、などと考えてはバチが当たるだろうか。
そしてゆっくり上下はさせつつ、スンスンと軽く匂いを嗅いでいる。やはり一晩寝かせた肉棒は多少なりとも臭うらしい。少し恥ずかしい。行為の前にシャワーを浴びたがる女の子の気持ちが分かった。
「フフッ……ココだけあなたとは別の生き物みたいに熱いですね……ニオイでクラクラしますぅ……♡」
鶏はそれなりに鼻が良いとされている。恐らくは鶏っぽい要素を持つ久侘歌もまた、それなりに鼻が良いのだろう。俺の肉棒から俺とはまた違う何かを感じ取っているようだ。
「うー、少し手が痛くなってきました……」
「よだれ垂らしてちゅこちゅこしてみて」
「え゙っ!?で、ですがそれだとその……おちんちん唾液臭くなりません……?」
「構わないから。全然。だから……やってみてよ」
「んぇ〜……うえぇ、にゅるにゅるします〜……」
「おぁ〜……ふふ、気持ちイイや」
「……これでイケます……?」
「それは無理」
「ですよねぇ……どーすれば早めにイキます?」
「セックスしよ?」
「……はぁ〜、こんな形で処女を散らす事になるとは思いませんでしたよ全く」
「よーく味わうよ、くーちゃんのハジメテ♡」
露骨に溜め息をつき、恥じらいを残しつつ静かにパンツを下ろした。
ものの見事に純白の象徴、白パンだ。幻想郷では白パンが主流なのかと勘ぐりたくなる程に、白パンばかりを目にする。10人中9人、いいや20人中19人くらい、もしくは30人中29人くらいかもしれない。それくらい白パン女子が大半だ。
「うわ……」
「ん?……あははっ、糸引いてんじゃん、シコってるだけで興奮したの?わふっ」
「もうっ!いちいち言わなくていいんですよ!神罰として視界を塞ぎましたから!」
「くーちゃんのパンツ……ハスハス……おほっマジで湿ってんじゃんか♡」
「うっ……!?お、おちんちんの先っちょからヘンな液体が……!」
「我慢汁だね」
「が、がまんじる……?あなたが何を言っているのかまるで分かりませんが……い、
「マジ?前戯もしてな……おおっ、指の感触?」
「敏感過ぎですよ、おちんちん……!」
くぱっと指で膣口を開きながら挿入するらしい。成程、それなら確かに俺は寝ていた方が久侘歌にはやりやすいだろう。騎乗位なら重力を利用して楽に挿入できる。だが初めてだと挿入の加減ができずに一気に挿入し陰部を痛める可能性があるが……。
(なんだろ……じゅんわり濡れてるこの感じ……指で広げただけなのに、すんなり入ってく……普段1人でスるのと違う……!こんなに違うなんて……っ)
「おっおっ……うおっ……」
ぐぷぐぷ……と挿入されていく肉棒。彼女の温かい手が添えられ挿入していくのは、温めたオナホともまた違う心地いい感触を得られる。
「んっ……///」
「あ〜ったけぇ〜……」
「す、ごい……お腹……ぽっこりしてますぅ……♡」
「……くーちゃん、痩せすぎかな?ロリでもないのにチンボテは中々ねーよ?俺、巨根でもないし」
「あう……最近は仕事が忙しめだったので……」
「……。じゃあ、今だけは仕事も忘れてエッチしよ」
「はいっ……♡」
久侘歌の細い腰を掴むと、動こうとしているのを察したのか、ピッと唇に指を当てて制止し、自分で腰を上下に動かし始める。
「あっ♡ んっ……はぁ、はぁんっ♡ 奥っ……指じゃ、届かないとこぉっ……♡ しゅきになっちゃううっ♡」
「地味に血が出る割にすんなり挿入できたの変だと思ってたけど……やっぱり普段からオナニーしてんだくーちゃんは。エッチな子は大歓迎だね」
「やぁんっ♡ あなたにっ……んっ、そんなことぉっ、言われたく、ないですよぉっ……♡ ひあっ、あぁん♡」
「今度から仕事中にお邪魔しちゃおっかな?そんで仕事中にもエッチしよ?」
「だめぇっ♡ そんなの、バレたらっ……あっああっ、はぁぁんっ♡♡」
仕事中にこうして交わる自分を想像したか、膣の締まりが一気に強まって、俺の精液を搾り取ろうとする。ヒダが絡み、カリ首を締め上げる。キツイ。キツイのにヌルヌルでよく滑り、そして、凄まじい快楽に飲み込まれそうになる。
二日酔いでグルグルしていた頭が、今度は快楽で歪んでグルグルしてくるくらいだ。もしかしたら、セックスは万病に効くのかもしれない。
「イクッ♡ わらひっ……んあぁっ♡ イクゥッ♡ もぉ、イッちゃいまひゅっ♡♡ あん、らめっ、はげひぃっ♡こんなの、いっかい、味わっちゃったらあぁっ……♡も、もどれにゃくっ……ひあぁぁっっ♡♡」
「質より量、理論より実践。俺は何事もそうやって成長してきたんだよ、戦闘もセックスもなっ……!」
「フフ、苦しそうな顔……可愛らしいですぅ……♡」
「気持ち良すぎて苦しそーな顔にもならァよ……」
久侘歌がイッたらしいので一旦ピストンを緩め、一息つかせる。スローセックスも気持ち良さそうな可愛い反応を返してくれるのが本当に愛おしい。
「出そうになったらそのまま射精していいですよっ♡あなたの神徳についても把握してますのでっ……♡」
「やっぱ子供は……」
「ええ、まだ難しいでしょうね。数百年後くらいに考えます♡」
「っ、気が長いんだよッ!!俺の気がそんなに長く持つと思ってンのかッ!?」
「かひゅっ……ん゙あ゙ぁっ♡ や゙ぁっ♡ きゅーにっ、んにゃあぁぁっ♡♡ ま、またイッちゃいましゅぅっ♡さっきもイッちゃったのにぃっ♡♡」
「俺もイクからくーちゃんもイケッ!孕みたくなるようにしてやるッ!!
「あんっ♡ 凄っ……あっ、もうイクッ♡ イクぅぅっ♡またイッちゃ────ッ♡♡」
「ゔっ……!」
我慢に我慢を重ねた朝一番の精液は、弾丸の如きスピードで彼女の膣内に放たれる。ちょっぴり目を疑いたくなるようなアヘ顔を晒し、彼女はそのまま倒れるように気を失ってしまった。
そのまま睡姦したのは言うまでもない。
「────さて、今のうちにカメラ回収しとくか」
◆
「なぁ映姫サンよ。もうちょ〜っとでいいからよ、久侘歌ちゃんの仕事量、減らしてくれねーかなぁ?ろくに休めてなさそーなんだよ」
「?……どういう事でしょう?体調不良などの報告は入っていませんが」
「パッと見じゃあ分かんねーだろーが痩せてるぜ、かなりな。さっきセックスした時、初めてあの子の身体をよーく見させてもらったがよ。ちっとなー、不健康に近いぞアレ。一応、久侘歌ちゃんも映姫の部下なんだよな?それなら久侘歌ちゃんの仕事量、見直してくんね?不健康なのは見てらんなくてな。俺、ほぼ常に健康だしさ」
「……分かりました、彼女の仕事量については私達で検討しておきます。報告、ありがとうございます。ですがセックスしたとかそういう話は要らないのでそこは把握の方も宜しくお願いします」
「ほーい。んじゃ、宜しく頼みますよん」
「エスカルゴさん」
「はいよー、なに?」
「……久侘歌を、宜しくお願いします」
「……んなの、言われなくても宜しくヤリますよ」
時系列としては極彩組撃破の少し後です。
サグメの方が後ですが、早くアップしたかったのでサグメを優先しました。ご了承ください。とはいえ今回のAV撮影編は、あまり時系列などは関係なくお楽しみ頂けると思います。