「すぴー……ぷふー……」
「……気持ち良さそうに寝てんなぁ……」
紅魔館の門番、紅美鈴。ここ数年は居眠りせずにキッチリ業務をこなしている……と思いきや、何故か今日この日に、グッスリ眠ってしまっていた。
今日は紅魔館にて毎年恒例の抜き打ちチェックの日である。メイド長の十六夜咲夜、そしてこ旦那で紅魔館当主のレミリア・スカーレットの彼でもあるこの俺、エスカルゴの2人で、個人毎にチェックし記録を付けていく。
メイド妖精に関してはあまり問題無い。弦月姫が副メイド長に就任してからというもの、仕事効率がおよそ2倍程度になった。今でもそれは変わらず、継続してよく働いてくれている。
天界を脱出し、紅魔館にて働き始めた天子もだ。立場上は副メイド長より下ではあるものの、実際は副メイド長と同等の立場となっている。
おちゃらける事もあるが元来それなりに真面目な天子だ。彼女が本気を出しさえすれば、こんなものなのかもしれない。
それなのに────それなのに、美鈴は……。
「……」
「普段は寝てねーだろぉぉぉ……!何でよりによって今日寝てるんだ……っ!!」
咲夜さんは額に青筋を浮かべている。ヒクヒクと口元を震わせ、彼女にナイフを投擲しようと、既に手にはナイフを数本持っている。
「これは言い逃れできないわねぇ。キッツゥ〜〜イお仕置きが必要ねぇ……。ねぇ、旦那様……?」
「……はい……」
美鈴には申し訳ないが、キレた咲夜さんには俺も逆らえやしない。不死身だろうと不老不死だろうとナイフで切り刻まれるのは流石にトラウマ案件だ。
◆
「……へっくしゅん!さっむ……へっ!?」
「おはよう美鈴、よくお眠りだったわね」
服を脱がされ、ベッド上で手足を鎖で固定された美鈴は、全裸による寒さで目を覚ます。
場所は地下牢。咲夜さんは多種多様な道具を装備している。SMプレイ等に使うようなテッカテカのボンテージを着て、短い鞭を手に持ち、懐中時計のチェーンを指に引っ掛けてクルクル回している。
わざとらしく濃く塗った紅い口紅が、咲夜さんの色っぽさを引き立てている。
「咲夜さん……?あの……これは……」
「お仕置きよ、美鈴。視察中、あなたがグースカと寝ているのを見付けてねぇ」
「げっ!……今日だったんですか……」
「『げっ』て言ったよ、めっちゃ露骨に『げっ』て言ったよ。まさかとは思うけど、たまたまだよな?いつも寝てるワケじゃないよな?」
「それはそうです!あぁもう、タイミング悪かったですね……。今回のお2人の『お仕置き』、甘んじて受け入れます……」
「良い子ね。……では始めましょう。旦那様、お願い致します」
「はいよん」
咲夜さんが時間停止。その影響を受けない俺は、全裸の美鈴を見てバッキバキに硬くさせた陰茎を、時が止まり反応が無くなった美鈴の膣に挿入する。
「うっ……」
「どうです、旦那様?反応の無い美鈴のおまんこ♡」
「大して濡れてないから摩擦がキッツイっすね」
「あら、縛られて興奮する性癖は無いのかしら……。少し悪い事したかも……」
「咲夜さん、3:7くらいでSMを併せ持ってますもんねー……。だけど美鈴にMっ気は期待しない方がいいかもですよ」
「そうですねぇ……とりあえずあのトロトロの液体を使ってあげてくださいな」
「そーですな、ローション使っちゃお」
「『快感の蓄積』の実験でもあるんですから、怪我なんてさせてられませんもんね」
「ワルですねぇ」
実はこれはお仕置きと銘打った実験でしかない。即ち、
例えば、時間を停止して動けなくなった敵に1000の
ダメージを与えたとして、時間停止を解除した際、しっかりダメージが1000入っているのか、それとも増すのか、はたまたある程度削られてしまうのか。
その辺が、実はまだ不明瞭だったのだ。だから、今回の視察で「やらかした」者が居れば、その者を実験台にするつもりだった。
俺としてはメイド妖精で良かったのだが、今回はたまたま美鈴が居眠りをしていたので、結果として美鈴に時姦するハメになっていた。
「これでよし、と。動きますねー」
「お願いしますー」
時間の止まった美鈴の身体からは、愛液など分泌されない。純度100%のローションが俺と美鈴との結合部からボタボタ垂れ落ちる。熱は感じる。お湯で温めたオナホやダッチワイフを犯しているような、そんな感覚だ。
「……」
ちゅぽんっ、とローションに濡れた陰茎を美鈴の膣から抜く。不思議に思ったらしい咲夜さんは一歩歩み寄り、至極不思議そうに言う。
「どうされました?もう何回かイキました?何故か萎えているように見えますが」
「……なんか興奮しないんです……」
「えぇ?」
「やっぱ俺、女の子の反応とかを見て興奮するタチですんで……。睡眠中でさえ、犯せば何らかの反応はありますけど……完全な無反応じゃ……」
「成程そうでしたか、難儀な性癖してますねぇ……」
「咲夜さんこそ」
「え?私ですか?……んー、それでは、キスしながらだったらどうでしょう?私なら反応ありますよ?」
「?」
「私とキスしちゃいながら美鈴のこと犯しちゃってくださいな♡」
「あぁ……ナイスアイデアですねそれ……。また興奮してきました……」
「ふふ、単純ですね♡」
そこから更なる時姦が始まる。咲夜さんは自分の頬に俺の手を置き、ほっぺフェチである俺の興奮を限界まで高め、維持してくれる。流石は咲夜さん、俺の性癖をよく分かってくれている。
「もう、美鈴を犯してるのに私ばかり見てますね?美鈴が可哀想だと思わないんですか?」
上目遣いでニヤニヤしながらわざとらしく問う。分かってるくせによく言う、と言ってやりたいが、そんな咲夜さんもまた可愛い。小悪魔的な可愛さがある。
「咲夜さんから自分にキスするよう言っておいて、そいつぁちっと酷いですねぇ」
「うふふっ、冗談です♡……1発イッたら一旦抜いて解除してみましょう、美鈴がどうなってしまうか、これは
「っ……咲夜さんのその、ちょっとSが入ったよーなその目付き……エッッッ…………ウッ」
自分の頬に当てていた俺の手をキュッと握っては更に強く頬に押し付ける。それにより、俺の手には咲夜さんの頬の感触がダイレクトに伝わってくる。
決して幼女のようにモチモチとはしていないが、スベスベの卵肌で、しっとり感がある。触っていて飽きない、実に素晴らしい頬だ。触るだけでイく。
「……ふぅ」
「お疲れ様です。では抜いちゃってくださいな」
「はーい。……おー垂れてこねぇ。くぱぁしてるのに垂れてこないですよ、凄いですねぇ♪」
「投げたナイフが空中で静止するように、膣内にて射精された精液も膣内で静止してるんでしょうね。なので触るまではずっと垂れてはこないはずです」
精子だけに静止って事ですか〜、とは言えない。流石に寒すぎるしつまらないギャグだ。
そして精液とローションに濡れた肉棒を、なんと咲夜さんからお掃除してくれると申し出てくれて、未だ静止している美鈴の目の前で、ねっとりとしたお掃除フェラをしてくれた。
その際、また射精したのはいつも通りである。
「相変わらず濃ゆい精液ですこと♡」
「いやぁハハハ……」
「では旦那様、解除しますね」
「はいっす」
すると空中に吊るされていた美鈴は、ピストンをされているかのようにガクガクと動き始め、しかも普段通りにセックスしているかのような喘ぎ声まで上げ始めた。
「ひゃんっ♡ 急に激しっ♡ 抜いてっ、抜いてぇっ♡いっ、イッちゃ……んあぁぁあぁっっ♡♡」
勢いよく潮を吹く。俺と咲夜さんはそんな様子を一歩引いて観察している。俺はまたムクムクと興奮してきていたが、咲夜さんの手前、一旦我慢する。
「イキましたね」
「でもまだピストン続いてますね。因みに俺は何分動いてました?」
「ローション足すまで約45秒、足してからきっかり3分半です。ですが美鈴は45秒以内にイッたので、これから数秒停止した後、三分半、連続でガッツリ突かれまくります」
「……こっわ、爪を剥がした後に塩を塗りたくる位の拷問じゃあないですか」
「そうみたいですね。旦那様の鬼畜っ♡」
「ハハハ……」
ウインクする咲夜さんの可愛さたるや、やはり、とんでもないものがある。萌え萌えキュンしてくる咲夜さんくらい可愛い。
「イグイグイグッッッ…………あ、あれ……?」
「ローション休憩よ美鈴」
「ローション休憩、ですか?何のこ……とほぉぉっ♡んお゙っ♡ んぎゅううっ♡ ま、またぁ、はげひくっ……ヤバッ、これぇぇっ♡ イクイクイクイクッ♡♡♡」
一旦寸止めされた美鈴、しかしローションを足し更に動きが良くなったピストンによりイカされる。以降も潮を吹き続け、床一面がびっしょり濡れて、美鈴の反応が薄くなってきた頃……やっと蓄積されたピストンは停止した。
「し……ぬぅ…………♡」
「この程度で死にはしないわ。それにしても美鈴、ハデなイキッぷりだったけれど……普段からこんなに激しくイッてるの?」
「はへ……ち、がいまひゅ……」
「そーですね、普段はこんなに激しくはないかと。もしかして快感倍増されてるとかですかね?」
「今の美鈴が犯されていた時間も計測してました。すると、最初が30秒、ローション休憩の後が140秒程度でした。どうやら圧縮されているようですね。なのでその分快感も凝縮された……という事かと」
「45÷30=1.5……210÷140=1.5……成程……。圧縮の度合いは固定なんすかね。一応は1.5と共通っぽい?みたいですけど。てか圧縮されるとか怖い……」
快感が圧縮されるなら、痛覚だって何だって圧縮されるとか考えるのが自然。ほんの少しダメージを受けたらそれが圧縮されるなんて考えたくもない。
だが逆を言えば拷問なんかに利用できるだろう。美鈴には悪いが、非常に良いデータを得られた。
「そうですね。一応これ以上はやめておきますか。ではこれから……普通に3Pでも楽しみましょう♡」
「えっ♡……やったな、美鈴!もうお仕置きは終わりだぜ!」
「は、い……♡」
「ですが、旦那様?その隠しカメラは……ここで停止させて頂きますね♡」
「えっ、あっちょっ」
時姦モノなどは普段から摂取していないので上手く書けませんでした。申し訳ない。