「────そんなワケで、時姦大成功ってワケだよ。凄いだろ?圧縮された快感が一気に押し寄せてくるだなんて、そんなの俺には想像もできないけど……」
「そうねぇ、咲夜の細胞を取り込んだせいで能力が通じなくなったんだもんねぇ。で、その咲夜は私の子孫であるレミリアの眷属なもんで、私の魔法まで類似判定を受けて、私の時間魔法まで通じないと。ちょっとズルすぎない?」
「そう言われましても。その割には娘達の夢想封印なんかはバチコリ効くんだよねぇ……。やっぱそこは妖怪と霊力だから、なのかな……」
霊愛の細胞も取り込んだからか、あの一件以降は霊力がかなり増えたのは凄く助かってはいるので、文句は言わないし、言えないのだが。
とりあえず細胞を取り込むというのは、適合さえしてしまえばメリットしかないのだ。セルが17号や18号を取り込んで強化されるのと同じなのだろう。
「全体じゃなくあくまで個人に魔法をかけるのなら通じたりしてね」
「あはっ、ありそう!実験しましょーかぁ?」
「おうよ」
挑発するような顔で言う。ニヤニヤしすぎて内心考えている事が見え透いている気がするが、それを度外視しても可愛すぎて何でも許せる気がする。
俺の強化に繋がりそうに思えたので、モルモーが実験を提案しても拒否したりしない。もしもこれで俺の時間魔法まで強化されれば万々歳である。
「じゃ早速、俺に時間停止を……」
「おお〜っ!!」
「……ん?どうしたのモルモー」
「凄いわエスカルゴくん、あなたの仮説通りよっ!対象を絞ったら停止したわ!」
「え。……もしかして俺に?」
「そうよぉ〜、早速掛けちゃいましたぁ♡」
「停止したのか。自覚ねェけど……マジなのか」
「『じゃあ早速、俺に』って所で停止したわよ〜。自分としては普通に話してるつもりだったでしょ。だけど残念、モルモーちゃんがあなただけの時間を
「別に残念じゃあないけど。てか、俺だけ?世界の時間はどうだった?」
「それがね、なんと普通に動いてたの!埃は簡単に舞うし、上階の振動も牢の格子に伝わってくるわ。きっと、魔法を掛ける対象を変えたからなのねぇ」
「というと?」
「魔法を『時間』という概念そのものに掛けるのが普段の時間魔法。今回は『エスカルゴくん』にだけ時間魔法を掛けた。でも、こっちの方が負担が軽く思えるけれど、それなりに魔力を消費しちゃった。あんまり多用は出来ないかもしれないわね」
「へー、概念の方が魔法を掛ける負担も大きそうに思えるけどな。使い慣れてるから、なのか?」
「だと思うわ〜。でもでもっ、これを使って色々と遊べそうよね!特訓ついでにさ♡」
「だな。モルモーにできるなら俺にもできるはず。こりゃあ特訓しない手は無いな、この俺が更に強くなれる絶好の……おい!?」
「きゃははははっ!あー面白い、エスカルゴくんの時間だけ止めるの楽しいわ〜!」
「脱がすな!!」
気付けば下半身は真っ裸になり、スースー風通し良すぎる格好になっていた。全く、時間魔法ほどの神レベルの魔法を遊びに使うなんてと思うものの、まるで子供のように笑うモルモーを見ると、呆れるというより軽く笑ってしまう。
「あ。そーだわぁ。そろそろシャロンちゃんがお昼ご飯を持ってくる時間なんだけどぉ、ちょっとだけあの子と遊んでかない?」
「少し嫌な予感すんなー、シャロンを巻き込むのはやめろよ?」
「大丈夫よ、巻き込みはしないわ。エスカルゴくん透明化して待機してなさい、後は私が主導するから気楽にね……♡」
「はいはい」
その後、一旦モルモーの牢を出て透明化魔法にて透明化しつつ待機していると、程なくして、昼食を持ってきたシャロンが地下牢にやってきた。
他愛のない会話をして談笑していたかと思うと、モルモーはシャロンの時間を停止させる。そして、待機していた俺を呼び付ける。
「さ、ヤるわよっ♡」
「……あーね。何となく考えてること分かったわ」
次の瞬間、シャロンにとっては意味不明な光景が広がっていることだろう。気付けば俺が現れ、更に自分の目の前で、さっきまで「普通」だったはずのモルモーが激しく犯されているのだから。
「んあ゙ぁっ♡ イグッ♡ イグぅぅ♡」
「解除する?解除するか?」
「しゅるっ♡ 解除しゅるぅっ♡ 見てっ……イッちゃう私を見てぇ、シャロンちゃあんっ♡♡」
シャロンに見せつけるように駅弁バックで突いていると、ぷしゃっと潮を吹いた。そのタイミングでモルモーはシャロンに掛けた時間停止を解除した。
「イクぅぅぅううううっっ♡♡♡」
「……ひゃああっ!?なななっ、なんですかぁっ!?ご、ご主人様っ……!?ど……どうして急に……っ」
「モルモーがさあ、俺とのセックスを、どうしてもシャロンに見せつけたいんだってよー。変態過ぎてビックリしちゃうよなぁ」
スプリンクラーのように吹き出されるモルモーの潮は、空中に弧を描いてシャロンに降り注ぐ。軽くアヘ顔まで晒しているがまるで気にしていない。
「はふ……気持ち……イイ…………♡」
「あは……はは……流石ですぅ……モルモーさん……」
流石に引いたか。作り笑いが中途半端で、口元が引き攣っている。メイド服のスカートのポケットに仕舞ってあったハンカチを取り出すと顔にかかった液体を丁寧に拭き取る。
「もう、モルモーさん……あとご主人様もっ!こんな事は、せめて私の前だけにしてく…………って、また消えてるじゃないですかぁ〜っ!!」
◆
「今度は普通に時間を止めてるのな。シャロンまだ話してる途中だったろーよ」
「え〜?早くシないと、ムラムラ収まっちゃうもん♡ほらほらぁ、次はフランちゃんの前でヤりましょ?あなたもまだ勃起♡……してるんだしぃ♡♡」
「……愛液ボタボタ垂らしながら館ん中歩くの、掃除ダルそうだからこれっきりにしろよ……」
「なによエスカルゴくんだっておちんちん丸出しのクセに。ただの露出狂じゃないのよ」
「万年キャミソールのオメーに言われたかねェよ、常に発情期かよ」
「あっははっ、間違ってないかもね!……あっ、居た居た!レミリアちゃんも一緒とかツイてるわねー!姉妹の前でエッチしてやりましょ♡」
「今度は途中で解除すんなよ」
「はぁ〜いっ♡」
なお、モルモーは今回もまた、途中で時間停止を解除させてしまった。
スカーレット姉妹はテラスで紅茶を嗜んでいたがそこに突如として現れた俺とモルモーにより2人のティータイムはブチ壊されてしまう。この2人から大目玉を喰らったのは言うまでもないだろう。
しかしその後もモルモーとの「動かない誰か」の目の前でプレイを見せ付ける行為は続いた。そしてモルモーは新たな性癖「見られながらはより強めに興奮する」の扉を開いた。
モルモーちゃんは東雲あす(@x11df3 )さんに依頼して描いて頂きました。ありがとうございました!