※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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ESC─202「満月の夜に盛るケモノたち」

 悪魔の踊り狂う夜、満月の夜。月に一度か二度の祭りである。普段ならパーティなり戦闘なりいつも皆でワイワイと騒ぐこの夜。しかし今夜は違った。

 サワサワと、葉の擦れるような音に包まれる夜の竹林に、俺は居る。たった1人でだ。

 というのも、ある女の子に会う為である。妹紅やてゐではない。竹林と言えばその2人のイメージが強いのだが今回はそっちではない。そう、影狼だ。

 影狼については「満月の夜は毛深くなる」と、噂程度で聞いた事があった。そして先日、赤蛮奇にも確認を取り、事実だと知った。だから今夜はこれを己の目で確かめてみようと思った次第だった。

 そのついでにヤレればイイなと思っているので、例によって文を同伴させ、光学迷彩スーツを着させ俺の少し後を尾けさせている。

 因みに影狼は彼女でもセフレでもないので、もしヤレるとするなら初めてである。だからいつもより最初が肝心だ。

 

「うっ。獣クサッ……」

 

 俺の鼻はそれなりに敏感だ。犬ほどではないが、ある程度は匂いで人を判別できる程度には敏感だ。竹林の中を、まるで迷ったように行動していると、ある地点で、獣のような野性的な臭いを嗅ぎとる。俺はこの匂いがあまり好きではない。鼻に残るし、肉っぽいからだ。

 何か近くに居る。反響定位で確かめようとするもここは竹林、それも道を外れた地点だ。直近の竹の情報しか入ってこない。

 

「呼んだ方が早くないですか?」

 

 空中から文の声が飛んでくる。影狼は毛深い姿を他者に見られるのが恥ずかしいと考えているような節があるそうなので、呼び掛けた所で素直に応じてくれると思えないのだが、とりあえずそれも1つの手かもなと思い、試してみる事にした。

 

「おぉぉぉぉーーーーいッ!!かげろーーーー!!居るんだろー!?出て来ぉぉぉーーーーいッ!!」

 

「いやぁぁーっ!来ないでーっ!!」

 

「お、影狼居たな。……通り過ぎてた、ここから凡そ東北の方角……なのかね」

 

 UターンならぬVターン。斜め後ろの方向に再度歩みを進める。マントで透明化した文もそんな俺の後ろを音に気を付けながら飛び、ついてくる。

 

「いや何を悠長に構えてるんですか、その影狼さん誰かに襲われかけてません!?」

 

「多分アレ俺に言ってるな。毛深くなってるとこを見られたくないんだろうな。もしかしてこの獣臭、影狼の匂いだったりするのか?もしそうだとしたら耐えられんかもしれねーな……クンニできっかな……強すぎる匂いは萎えるんだよな……あはは……」

 

「そう言えばあなたが女性器を舐めるのってあまり無くないですか?舐めさせてばっかりで」

 

「そーか?結構舐めてると思うけどな……」

 

「いーえ、絶対舐めさせてばかりですよ。だって、ロリとしか舐め合いっこしてないじゃないですか」

 

「うーん。言われてみれば確かに?じゃあ、今度は文のもぺろぺろしてやんよ」

 

「……影狼さんの反応を見て決めます。舐められるの慣れてないので。……回数自体が少ないし……」

 

「そかそか、じゃあ影狼相手に張り切らないとな。なーんて言ってると……おー居た、ハッケーン♡」

 

 頭を抱えて蹲っているような格好の、はたまた、月に向かって土下座しているようにも見える格好の影狼を発見した。匂いの発生源はやはり間違いないらしい。影狼だった。

 視認できるほど近くになってやっと気付いたが、濃い獣臭の中にメス臭さがある。ラブジュースにも似た、そんな匂いだ。

 

「ひゃああぁぁ〜っ!なによもーっ、来ないでって言ったじゃないのー!!」

 

「熟れたメスの匂いがするもんで、匂いにつられてオオカミさんが来ちゃったぞ〜?さぁどーするー?ぎゃおー、食べちゃうぞー♡……なんちゃってな♡」

 

「もーっ、ばんきちゃんと付き合ってるんだから、私に手出しするのやめてよーっ!ていうか今の私に近付かないでってばー!」

 

「無理無理。それよりさ影狼、俺のオスの匂いとか嗅いでみない?」

 

「えっ♡……ってダメダメ、あなたはばんきちゃんの彼氏なんだから、私がパックンチョなんてしてたらどんな顔してあの子に会えば……」

 

「問題無い。そういうのも込み込みで赤蛮奇は俺と付き合ってくれてるんだから」

 

「んぅぅ……っっ!絶賛発情中の私には悪魔の囁きに聞こえるよぉぉっ……」

 

「あぁ……ヤケにケモ……じゃあなくて匂いがすると思ったら、オナッてたのか……」

 

「モロに言わないでよ!恥ずかしいじゃんっ!」

 

「じゃあいいよ、俺が影狼を襲う。それなら別に、影狼が赤蛮奇への体面とかも考えなくていいだろ?俺のせいにしな。発情してんなら、発散しようぜ?我慢は身体に毒でしかない……毒は排出しないとね」

 

 影狼のケモ耳がピコピコと激しく動く。どうやら答えを決めあぐねているように見えるが、彼女から漂うメスの匂いはドンドン強くなってきている。

 愛液が漏れてきているのだと、パンツすら見ずに分かってしまうくらいに……まるで漏らしたように、愛液を分泌しているようだ。

 そしてフサフサの尻尾をビタンと叩き付け、決心したように言う。

 

「〜〜〜〜〜〜っっ……分かったわ、相手して!でも今夜は寝かさない……。今日はお嫁さんに会えないと思いなさいっ!」

 

「大丈夫、先に限界が来るのは影狼だから。その後家族の所に帰るさ」

 

「ふぅ〜ん……♡」

 

 舌なめずりした影狼は、満月をバックにして俺に飛びついてくる。それを受け止め、されるがままに押し倒される。

 すると影狼は、逃がすまいと両手で俺の顔を掴み力強く唇を押し付けてきた。しかも、最初から舌を挿入というオマケ付きだ。

 きっと文はとっくに撮影を開始しているだろう。だからここからはもういつも通りにヤるしかない。

 舌を絡める熱く淫靡なキスをしながら、身体との隙間に手を入れては、彼女のメスの匂いの出処を、くちゅくちゅと指で弄ぶ。

 

「んっ……ふ、んんっ♡……ああっ……そこ好きぃ……♡もっといじってぇ♡」

 

「影狼……っ……キス好きなんだ?」

 

「ええ、いつもは指舐めてやり過ごしてるけどね……今はあなたが居るからね……♡」

 

「指を……成程、どーりでイイ動きすると思ったよ」

 

「私を襲った事はばんきちゃんに黙っててあげる。でもその代わり、これからも私の相手……シて?」

 

「俺が襲われたような気がしたけど、まぁいいや。これからも発情期の時は俺が相手するよ、影狼♡」

 

「えへへ……良かった……。これで長年の悩みが解消されるね♪」

 

「長年?そんなに?」

 

「そうよ?私、こう見えても処女なんだから……♡」

 

 すると影狼は、流石はウルフガールで、強制的にズボンを引き裂くと中からビンビンに怒張して熱いカウパーを垂れ流す息子を鷲掴みにする。

 そして、もう我慢ができないという風にパンツをズラし、何も言わずに一気に挿入してしまった。

 

「んひっ……んううっ……挿入(はい)ったぁ……挿入ったよ♡交尾……シちゃったね♡」

 

「痛くない?」

 

「痛くないよ♡ それより、エッチできて嬉しいっ♡もっともっと、早くエッチしたかったなぁ……♡」

 

「その分、これからは俺が相手するよ。だからもう外でオナニーはやめてな。どんな変態が見てるかも分からないんだから」

 

「あー♡ 私を独り占めしよーとしてる?♡……これが愛されるって事なのかなぁ……♡」

 

「まぁそういう事だね、影狼のそんな姿を見るのは俺だけで十分だから。OK?」

 

「オッケー♡……じゃ、動くねっ♡」

 

「おふっ……」

 

「あっ♡ あぁんっ♡ んぁっ♡ 凄いよぉっ♡ も……もぉ指だけじゃイケなくなりそうっ♡ あんっ、あぁっ♡ はぁんっ♡」

 

 影狼に乗られているという事は、そう、お馴染み騎乗位なワケだが、これらの撮影を始めてからこの騎乗位の頻度が高すぎるような気がしなくもない。

 女の子の体重を利用して、乗るだけで半強制的に挿入が可能だから、楽な体位だというのもあるし、俺が騎乗位好きというのが何より大きい。

 俺の上で女の子がイヤらしく乱れるのを、下から見上げるというこの構図は……何度味わってもイイ。だがマンネリ化していないだろうか?

 

「……されるがままってのは気に入らねーなっ!」

 

「へ……ひゃっ!……あは♡ 今度は私を寝かせるの?これも気持ち良さそ……♡」

 

 挿入したまま体位を変えるのも今となっては楽な作業だ。

 正常位に移行した後は彼女の太ももに手を掛けて腰を打ち付け続ける。イキそうになれば、俗に言う種付けプレスのように真上から杭を打つように強く速くピストンする。すると影狼の反応もまた変わり射精欲をドンドン高めてくれる。

 

「んお゙ぉっ♡ お゙っ♡ イグゥッ♡ イグゥゥッ♡ あ゙♡お゙っ♡ お゙ぉっ♡♡ お゙ぐっ♡ お゙ほぉっ♡♡」

 

「カワイイ顔して下品な声してんじゃねーよっ!!オライケッ影狼ッ!何度でもイケッ!中に出すぞ、問答無用だけどよっ!!」

 

「きてぇっ♡ だしてぇっ♡ 一緒にぃ、イこぉぉっ♡もっとおっぱい舐めて、吸ってぇっ♡♡」

 

「このッ、さっきまで処女だったクセにっ……!巨乳使ったプレイとかも後々仕込むからなっ!しっかりモノにしろよなっ!この竹林で3番目にエロい女にしてやるよっ!」

 

「い゙ぃっ♡ わかった、からぁ♡ なんでもしゅるっ♡だから早くだひてぇぇっ♡ せーえき、ちょーだい♡びゅるびゅるってぇ♡ いっぱいだひてぇっ♡♡♡」

 

「っっ……イクよ影狼っ……!」

 

「きてぇっ♡ いっぱいきてぇええっ♡♡」

 

 何年経っても早漏な俺は、やっぱり早くも影狼の膣の奥に射精してしまう。影狼はというと、まさか孕みたがっているのか、それとも本能なのか俺には分からないが、ガッシリと足を組み、腰が離れないようにとだいしゅきホールドしてくる。

 もし孕んだら……まぁ、その時はその時だ。

 そして、射精が終わると、それを感じ取ったのか足のホールドを解いて、精液、愛液に濡れた肉棒を抜かせてくれた。

 

「んおぉぉっ♡♡……お゙っ♡ おっ……はぁ、はぁ……♡こっ……こんな……に…………あん……溢れてる……♡」

 

 自分の陰部から零れた精液を指で掬い、舐める。それを見て、お掃除フェラを教えるついでに尿道に残った精液を吸ってもらおうと、強制的に咥えさせ腰を振る。

 影狼はあの味が忘れられないのかちゅっちゅっと何も言わずにうっとりした顔で吸ってくれる。何も言わずとも歯を立てないのは、やはり地頭が良く、物覚えがいいからなのだろうか。

 

「っ……上手いな影狼、フェラ経験者?」

 

「んーん?初めてらよぉ♡」

 

「へー……こりゃいいや」

 

「……ねぇ?エスカルゴ、私と番になってくれる?」

 

「俺は構わないけど?」

 

「ほんとっ!?じゃあじゃあ、まずは〜……恋人からスタートだね!えへへ、これでこれからの発情期は困らなくて済むぞ〜♡」

 

「……まぁそうだな」

 

「んへへ……おちんちんもっとぺろぺろしちゃう♡」

 

「あ〜〜〜…………んっ!?うわ、おい!?」

 

「マーキングしちゃうね……♡」

 

「うわぁ」

 

 嬉ションかと思ったら、まさかの意図的な放尿。ビシャビシャと俺の足を濡らしていく。獣臭もする上に濃縮されたアンモニア臭まで……。

 これから兎の楽園こと永遠亭に行くのに、これは少々マズイ。露出狂にはなりたくないので影狼との行為が終わった後で着替えるしかない。

 

「あはぁ♡ おちんちん綺麗にしたよぉ♡……ね……また交尾しよっ、こーびっ♡」

 

「このッ、ズボン濡らしやがってっ!気絶するまでヤッてやんよ!!後ろ向きな、立ちバックだッ!」

 

「はぁい♡」

 

 こうして俺は影狼という新たな彼女を得た。いや彼女と言って良いのか分からないが、少なくとも、セフレとは少し違うような、いやそれともセフレと言ってもあんまり差し支えのないような、そんな、よく分からない関係になった。

 今回は少し長時間だったので、もし今の影狼との行為をDVDに焼くなら2枚組になりそうだ。




今回の更新を最後に2日おきの更新になります。
場合によっては3日おきになるかもですが、それは避けたいですね。
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