突然だが、この俺エスカルゴは、紅魔館では常にハーレム状態である。
門の外では美鈴に迎えられ、たまに娘の弦月姫も加わる。館内に入れば専属メイドのシャロンと合流するし、義姉の専属メイドでありつつ俺の嫁である咲夜さんとも合流する。
常に共に居るのはシャロンだけだが、天子だってそこそこの頻度で構ってちゃんを発症するので割と頻繁に一緒に居る。
地下牢に遊びに行けば先祖のモルモーが居るし、シャロンを地下牢の外で待たせてでも、それなりの頻度で交わっている。
パチュリーの居る図書館に行けば小悪魔が誘惑をしてくるし、自室に行けばフランにまで。最近ではあまり絡まないのはレミリアくらいになっている。
レイチェルが生まれて以降だろうか、レミリアと交わる回数がグッッッと減ってしまったのは。俺は基本的に受けなので、女の子の方から誘われないとヤラないというのが大半だ。特に昔から付き合いのある子だとそれが顕著だ。
レミリアの場合は、それが表に出まくっている。即ちレミリアに誘われないからヤラない。せいぜい寝る前と、おはようのキス程度で済んでいる。
レイチェルも大きくなったので、自室を持った。だから、最近は紅魔館で夜に眠る時には昔のようにスカーレット姉妹からサンドされて眠るのだが……、昔のように濃密な絡みがない。
俺は段々と、レミリアに対し、性欲とイライラが混ざったような奇妙な感情が湧いてきていた。
「……レミリア」
「ん……なぁに……?折角ウトウトしてたのに……」
「今からちょっと……ダメか?」
「ダメよ、また明日ね……」
「……そっか、おやすみ」
「うん、おやすみ……」
これは既に分かっていた事だ。故にノーダメだ。眠い中で誘われてもOKする人なんてのは、決して多くはない。それこそ巫月やモルモーくらいのものだろう。
フランは既にすぅすぅと可愛い寝息を立てて深い眠りに落ちている。レミリアも、俺の妨害もスルーしてからは眠りについた。
「…………」
足を絡めようにも、頭の位置を揃えていてはこの体格差では足を絡められない。いや、絡めにくい。
寝ている幼女に足を絡めようと考える成人男性……普通に考えたらキモイがこれが俺というキャラだ、仕方ないでは済まされない事だが、仕方ないのだ。
「レミリア?……もう寝たか」
威厳たっぷりな夜の女王も、眠ってしまえば唯の子供でしかない。ぷっくりとした柔らかな頬を指でツンツンと啄いてみるも、何も反応は無い。
「……」
軽く口付けをしてみる。やはり特に反応は無い。そっと優しく手を握ってみる。反応は無いが、この子供特有の柔らかさを暫く堪能させてもらう。
そして俺は、熱く太く怒張した肉棒をレミリアの小さな手に握らせ、その上から俺の手を被せ、簡易オナホのように仕立て上げた。
ローションの創造は必要最低限でいい。だって、痛くなければそれでいいのだから、無駄に多くしてシーツに零れるのを危惧する、という無駄な心労を増やす必要が無い。
「レミリア……レミリアぁっ……く、うっ……ううっ、手、気持ちイイよ…………うっ」
ベッドの中であるにも関わらず彼女の手のひらに亀頭を擦り付けるようにして射精してしまう。指に絡まり、爪に入り、シーツに零れ、それは面倒で、大変な事になってしまう。
しかし俺は慌てる事も無く、枕元に常備してあるティッシュにて拭き取り、ゴミ箱もといスキマへと投げ捨てる。
それでも眠ってるが故に表情1つ変えない彼女を見て、ふぅ、と溜息1つ。
「こうして眠ってるとこも可愛いんだよな……普段は威厳たっぷりなおぜう、いやお嬢様なのに……。そのギャップがね……堪らんよね……。ねぇレミリア……?俺のプロポーズを断った彼女ね、今んとこレミリアだけだよ?『私があなたに見合わないレベルだからまだダメ』ってさ……。それ逆だろ?俺がレミリアに見合ってない、だろ?そうじゃあないの?」
「……」
「なぁ、答えてよ、レミリアお姉様?……俺は早く、レミリアと一緒になりたいよ……。本当の意味でさ。もう子供も大きくなったし……。俺に足りないとこがあれば言ってよ、できるだけ直すからさ。……ダメ?そっか……それならしゃーないけどさ……」
「……」
「俺にも波長が視れればな……本当に眠ってるのか、判別できるのに。……ま、寝てる前提として、勝手にブツブツ呟かせてもらいますけどね。流石に睡姦はできないよ、フランいるもんね。でもま、こーしてほっぺた触るだけでも……気は休まるかな」
「……」
「そんじゃ、おやすみレミリア。待ってるよ。100年でも、1000年でも……何年でもずっと……ずっとね。
今晩は撮影はしないでおこっと……とりあえずは……ふわぁ〜……ねむ……」
◆
「……指がカピカピしてる……って、この匂い……!」
「……すー……すぴぃ……」
「はあ……全くエスカルゴは……。仕方ないわねぇ……久しぶりにちょっと長めに付き合ってあげるわよ。ていうかこの感触……顔にまでかけたのね?こんなの鼻にでも入ったら窒息するわよ、全くもう……」
「ん〜……はぇ?……おねーさま……もう起きてたの?私、一番だと思った」
「あら……おはよう、フラン。今日は早起きね」
「……あんまり深く眠れなくってさ〜」
「そうなの?何かあった?」
「ま……何も無いって言えば嘘になるかな」
「?」
「それを言うのならお姉様こそ。エスカルゴからのアツ〜イラブコール、そろそろ答えてあげたら?」
「ラブコール……って……あなたねぇ……。寝てる間に顔だの手だのにぶっかけるのがラブコールなの?」
「違うわ。昨日の夜、凄かったのよ。エスカルゴ、お姉様に向かって好き好きアピールみたいなの凄く囁きまくってたのよ?」
「えぇ……」
「嫉妬でキュッとしてやりたくなっちゃうくらい。最近お姉様とエスカルゴあんまり喋ってないけど、喧嘩でもしたの?」
「してないけれど……ほら、エスカルゴ、ヤケに他の女にばっかり構っちゃってるからねぇ。私はただ、彼に好きにさせてあげてるだけ。それだけよ」
「エスカルゴ、それが寂しいみたいよ?」
「………………ホントにいつまでも子供ね、私の弟は。構ってほしいのなら、素直にそう言えばいいのに」
「ふふっ、それもそうね、お姉様♪」
「とりあえず今日は……かなり前にリクエストされた
『おはフェラ』ってので起こしてあげましょっか。フラン、あなたも手伝いなさいよ。弦月姫ちゃんか咲夜が起こしに来る前に1戦ずつ済ませるわよ」
「はぁ〜いっ♡」
近いうちに外伝の方に続きをアップします。