「フーッ、良い汗流したぁ!うんうん、俺ァ今日もイイ感じだな!上手くいってるかは置いといて!」
「坊ちゃん、坊ちゃぁぁんっ!お客人ですぜー!」
「え?俺に?誰だよ?」
「お兄様とお姉様です!さ、2人をお待たせしてはなんですから、早く早く!」
「ちょ待って、せめてシャワー浴びさせろ!」
「そんなの
◆
「お、お待たせ〜お兄様達」
「おっせーぞー駆翔〜」
「全くですね。幻想郷のスピードスターの風上にも置けません」
畜生界の超大規模ヤクザ・勁牙組の本拠地にて、子供2人が若頭を待ち構える。こんな光景、きっと兄弟でもなければ見られないだろう。
「そんなの名乗った覚えはねーけど、まぁいいや。てか妖舞お兄様と穹お姉様が畜生界まで来るって、一体全体どういう風の吹き回しだよ?」
「それより、どーしてこんなに遅くなったんだよ?もう30分は待ってるぜ」
「三途の川まで特訓に行ってたんだよ。遠いしさ、しゃーないだろ?」
「まぁ……しゃーない、のか?どーなの姉上?」
「数分で戻れますよ?」
「それは穹お姉様の速度がヤバいからだよ」
「あ、そういえばそうですね。ですが駆翔でも30分だなんて鈍行は有り得ないのでは?」
「川を走ってきたんだよ、止まりながらだけどさ。これなら寧ろ速いだろ?」
「川を……」
「走るだと!?」
「そ、三途の川な。不安定な足場でも速く走れる、そんな特訓をしてんだよ、最近さ」
「ほほー……これまた奇特な……。しかしなんでまたそんな珍妙な特訓を?」
「えっとな、お父様から聞いたんだ!何だっけな……レツカイオー、とかいう漫画のキャラだったかな?ソイツが、15mまでなら川を走れるって言うんだ!漫画のキャラとはいえ人間で15mも走れるんなら、俺なら15kmはイケそーだろっ!?」
「まァな、駆翔の脚力は俺ら20人姉弟の中でも随一だし、人間で15mなら駆翔はもっとイケるのかな……どう思う?姉上」
「あっははははははは!!面白い事を言いますねぇ駆翔、妖舞!あははははははっ!」
「な、何を笑ってんだよっ……!」
穹は腹を抱えて笑い出す。部屋の入口を護衛するオオカミ霊達はギョッとして抱腹絶倒の穹を見る。それは隣に座る妖舞、正面に座る駆翔も同じだ。
「ムチャにも程がありますよぉ!だって駆翔、それ計算した事あります?私なんかは父上から物理学を習っていますので計算できますけど、それ、かなり滅茶苦茶な結果になりますよ?これを笑わずに何を笑えばいいのやら……くふふふふふっ……」
「う、うっせー!じゃあどんな計算になんだよ!」
「えー、こういう時の計算式は厄介なんですよね。まずは、『体重✕重力加速度/4✕π✕靴の面積✕足を踏み込む深さ✕足を持ち上げる高さ✕水の密度』、これをルートで囲ってやるんですよ」
「え、えーと……つまり何だよ??」
「……駆翔、足のサイズはどれ程です?」
「20.0cmだよ。外の世界のスニーカーっていう靴、父上に買ってもらったんだぜ!んでそれを妖怪用に強化してもらった!咲夜さんにな!」
「へぇ、私と同じサイズですか……?年齢毎の平均と比べると、平均より2cmも大きいんですね。こりゃ将来は身長伸びるでしょうねぇ。ならアウトソールなども考慮して、更に楕円と仮定すると、靴の裏の面積はおおよそ……155.43cm²くらいでしょうかね?アウトソール22cm、ワイズ9cmと仮定しました」
「「アウトソールとワイズってなんだ?」」
「やれやれ、男子はやたら気が合うのですねぇ……。アウトソールとは靴の裏の縦の上から下までの長さです。ワイズは、親指の出っ張りの部分から小指の出っ張りの部分までの長さ。今回の計算ではこれを幅として扱いました。楕円の面積の公式を使うと、これは『円周率✕半径1✕半径2』です。それぞれ数字を……3.14、11、4.5の3つを代入すると、その答えは155.43となるんですね」
「なるほど分からん!」
駆翔は、彼なりに真面目に聞こうとしているが、妖舞はアウトソールとワイズの解説中に「これ以上無理だ」と判断し穹の話を聞き流すようになった。
彼もまた、彼の母親のように難しい話を聞き流す悪癖があるのだ。そのせいで20人姉弟の中では長男であるにも関わらずバカ寄りだし、妖舞も認める程霊魔との知能、知恵の差があるのである。
「……。駆翔、体重は?」
「えっと、25kgくれーだよ。翼が重いのかな」
「では、それを当て嵌めて計算してみましょうか。大体ですけど……1秒あたり62.3歩、ですかね?多分ですけどね。立式が間違ってそうな気もしますけど、今度、父上に確認してみます」
「そんな速さじゃねーと走れねェってのかよ!?」
「計算上は、ですよ?」
「クッソォ……成程な……どーりで走れねーワケだ、ほんの数歩しか進めねーもん……!!」
「数歩進めるだけ凄いですよ……って、妖舞?どこを見てるんです?散眼ですか、それ?お金を溶かしたような顔してどうしたんです?」
「………………はっ!い、意識飛んでた……!」
「……少しはその残念なオツムを鍛えましょうね」
「な、何だとォ!?」
やいのやいのと騒ぎ出す姉と兄を見て、駆翔は、逆に冷静になっていた。脳筋と頭脳派を併せ持つ彼だからこそなのか、それとも、ただ単に自分よりも感情に任せる者が目の前にいるからなのか……。
「……で?わざわざ畜生界まで来たんだろ、そろそろ本題に入ろーぜ」
「あ、そうでした。駆翔、私達と組みません?」
「へ?」
「去年のクリスマスのリーグ戦、覚えてますね?」
「ああ、紅魔館でヤッたアレか……」
「そう。あの時は個人戦でしたが今度はチーム戦で戦おうと企画しているんです。前回は姉上が企画をしましたが、今回は私が企画しています。それらのお知らせの号外は明日、家族向けに配ります」
「へぇ。でも何で俺なのさ?」
「あなたにはスピードスターたる素質がある。その素質を見込んで私のチームにスカウトに来ました。チームとは言っても、私、妖舞、駆翔の3人だけの予定ですがね」
「でも残り17人が組んだら負けね?」
「それは絶対に有り得ません、なにせチームは最低4チーム作るように触れ回っていますから」
「ッ!!」
「そして最低でもチームメイトは2人。最大人数を固定せねばならない程、我々20人姉弟は馬鹿ばかりじゃないんですから。さァ、駆翔……畜生界にもっと派手にあなたの名を轟かせましょう!畜生界イチのスピードスターだと!」
とはいえ、穹が皆に触れ回ったその条件を完全に満たしたとしても、最悪の場合には2vs2vs2vs14という最悪すぎるアンバランスな事態が起きるが、穹は案外それに気が付いていなかったりする。
「────いいぜ、ノッた。お姉様のチームに入る」
「おお!ありがとうございます駆翔、それでは……」
「ただし1つだけ条件がある。それがダメなら俺は別のヤツと組むぜ。参加はするよ、俺の名を広める良いチャンスだからな、利用してやるさ」
「いいでしょう、分かりました。その条件とやら、お聞かせ下さい」
◆
そして次の日。早朝に配られた穹の号外を見て、エスカルゴの子供全員が戦いに向けて動き出した。巫月は特に思うこともなく、傍でゴロゴロしている緋月に声をかける。
「緋月はいつも通りでいいでしょ?」
「んぇ?なにが?」
「穹の号外、もう見たでしょ?」
「あー、えーっとー……うん!」
「見てないな、こりゃ。……個人のリーグ戦の次は、チーム戦だってさ」
「ほへ〜」
「私は個人優勝にしか興味無いし……。いつも通りでいいかな?」
「うん!みくおねーちゃんもでしょ?」
「そだね。いつも通り三姉妹でいこっか。どうせ、霊愛は────」
◆
「お姉ちゃん、チーム組も?」
「いいよ。私もハナから霊麗と組むつもりだし」
「えっ?巫月お姉ちゃんと組むつもりじゃないの?てっきり、巫月お姉ちゃんと組みたいと思ってるとばかり思ってたよ」
「お姉ちゃんはどうせ雷三姉妹として出場するし、私なんかとは組まないよ。能力の相性も悪いしね」
「そっか〜。霊魔はどうするの?」
「あ……えっと、僕はお姉ちゃんと組むつもりだよ。シガレットお姉ちゃんと。この後、紅魔館に行って申し込んでくるね」
「そっかー、じゃあ遠慮なくどっちもボコすけど、恨みっこ無しだよ?分かってるよね?」
「うん。大丈夫、僕も素直にはやられないから」
◆
「〜♪」
「……シガレットったらヤケに元気みたいだけれど、何かあったの?」
「なんだか、また子供達の催し物があるみたいで、シガレットは霊魔くんと組む事になったそうです。それで凄く浮かれているというか……」
「そう……」
「……仕事中に浮かれるなって注意しますか?」
「いや、いいわ。恋する乙女っていうのも、傍から見てる分には可愛らしくて微笑ましいからね」
「そうですか、分かりました」
「小悪魔。あなたも2児の母ならね、それくらいの余裕を持ちなさい?あなただって、エスカルゴとの関係が始まった頃は毎日
「え゙っ」
「……ま、最近も『ヤッた後』は変わらないけれど。人の振り見て我が振り直せってね」
「はい……」
「ところで、ここあは?」
「ここあには駆翔くんから誘いがあったそうです。ここあとしては、『特に関わりも無かったのに』と困惑しているそうなんですが、一応OKはしているみたいですね。霊魔くんも駆翔くんも、さっき来たばかりです」
「ヘェ、駆翔くんがここあをスカウトした?……案外侮れないわね。意外と先見の明があるじゃないの」
「へ?」
「覚えておきなさい、小悪魔。フィジカルの強さに頭脳を備えた者がどれだけ化けるのか……ね」
「まさか……」
「早鬼の『フィジカルの強さ』を強く受け継いで、更にエスカルゴの『頭脳』と『強さへの探究心』も強く継いでいる。あの子は化けるわよ、近いうちに必ずね」
「……!」
「小悪魔。今すぐ2人を呼びなさい。これから暫く2人に仕事はさせない。私が稽古をつけてやるわ。子供だからと躊躇していたけれど、もうそんな事を言っていられる場合じゃなさそうだし。そろそろ、紅魔館の者に相応しい強さを身に付けさせなくちゃいけないわね」
「え……じゃ、じゃあ、あの2人の仕事は……」
「あなたが全部やるのよ」
「ひええええぇぇ〜〜〜〜〜っ!!」
◆
「やれやれ、僕はボッチですか」
「当然。普段の行いの代償よ」
「弦月姫お姉様は誰と組むのですか?」
「レイチェルよ。決まってるでしょ」
「では紅魔館繋がりで僕も混ぜて下さい」
「え、ヤダ」
「…………樹理愛お姉様あたりなら空いてますかね。早苗さんの過保護さのお陰で、イマイチ伸びてないみたいですし。強さが」
「……あんたやっぱりサイテーね……共通の両親から生まれた弟だと思いたくない」
「え?」
◆
守矢神社では、掃除の際に号外に気付いた早苗が神社にそれを持ち込み、守矢神社の4柱全員揃って読んでいた。早苗と神奈子は暫く考え込むが、軽い調子で諏訪子は言う。
「ふぅん、個人のリーグ戦の次はチーム戦、かぁ。しかも人数制限が最低2人、チーム数4チーム以上というユルさ。これは、早く人数を集めたもん勝ちかもしれないね。そうと決まれば樹理愛、さっさと誰と組むか決めようか!」
「うん、決めたっ!姫ちゃんと組む!」
「……うぅーん、まだ能力の扱いに慣れてない感じがするけどねぇ。神奈子、早苗はどう思う?そもそも姫ちゃんだってもうチームメイトを決めているかもしれないし」
「八咫烏を通して、お空に聞いてみる事にするよ。地霊殿は地底という僻地にあるんだ、余程の速度で移動できる者かスキマ使いでもなきゃ、
「私はイイと思いますよ!面白そうですし!重力の使い手と天候操作の樹理愛、どのように戦うのか……いや、本当にどう戦うのかしら…………?」
「早苗も気付いたか。樹理愛も姫も、戦い方で区分するならサポータータイプだ。どう考えても不利。せめて1人、アタッカーが居ればとは思うがな……。そろそろ樹理愛にも白星を上げさせてやりたい……」
「穹ちゃんはどうでしょう!?山に住まう者同士、きっと上手いことやってくれるはずです!」
「
「うっ」
穹は父にも似た「思い立ったが吉日」という思考回路の持ち主。実際、号外を配る前日に妖舞、駆翔という面々と話をつけているので、神奈子の読みは全て正しい。まさしく、穹の思考を理解している。
作戦会議は難航している。いいや、それどころか暗礁に乗り上げたと言ってもいいくらいに、会議は前に進まない。
樹理愛が、やっと自分の意見をマトモに出した。姫と組んでみたい、と。それならばと三柱は彼女の願いを叶えてやり、更に勝たせる為の作戦を練る。しかし妙案は出ない。
するとその時、4人が集っている居間に、正円のスキマが開く。このスキマは、エスカルゴ、巫月、そして……。
「────邪魔するぞ。早苗よ、我にも朝飯を作ってくれないか」
「たっ……建御雷様ッ!?」
そう、建御雷のモノである。
彼は幻想郷においては守矢神社を拠点としているお陰で、今では、居候にも近い扱いになっている。今は本拠地である外の世界から幻想郷にやってきたところである。
「おうどうした雁首揃えて。戦争でもするのか?」
「なワケあるか……とは言い難いかな」
「は?おい神奈子、それは本当か?戦争かっ!?」
「目を輝かせるな。子供同士の
「フン、つまらんな。で、何をそんなに悩む必要があるんだ?」
「それが、今度はチーム戦をするようなんですが、樹理愛は姫ちゃんと組みたいらしくて……。ですが、そうするとサポーターが揃うばかりでアタッカーが居ないんです。どうすればいいかなぁ、と……」
「アタッカー?そんなの新たに必要か?」
「「「え?」」」
「?」
キョトンとする建御雷の発言に声を出して訝しむ三柱。何を言っているのかまだ全て理解していない樹理愛は、黙って首を傾げている。
すると建御雷はおもむろに樹理愛を指さし、薄い笑いを浮かべて言い放つ。
「樹理愛。お前がアタッカーだぞ」
◆
「おぅい、阿弥、阿弥。聞いてるか?穹ちゃんからこんな報せが届いたぞ?家族宛ての号外だ!」
「んー?……なになにー、チーム戦?……下らない。こんなあたしと、誰が組んでくれるっての?」
「紅魔館のアイツでいいんじゃないか?ほら、確か1人居たろ、ヤケに浮いてる子が」
「あー、虔魔か。うん、いいね。虔魔にしよっと。どうせ誰も組んでくれないだろうし、はぐれ者同士手を組んでも悪くはないかもね」
「そんなに捻くれるなよ、お母さん悲しいぞっ♪」
「なら何でニヤニヤしてんの。……あーこれ20人姉弟だけのチーム戦なんだ。それじゃ、里乃と舞の力は借りられないね。残念残念。さァて、虔魔を使ってどう戦おうか。新たな実験の始まり始まりィ……♡」
「おいおい、気が早いぞ?作戦を考えるより前に、虔魔くんを誘わないと。チームを組めないと、作戦なんて意味無いぞ?」
「ううん、大丈夫。虔魔が誰かと組めるハズない。死ぬほど馬鹿正直なせいで皆に嫌われてるからね」
「ふーむ……」
◆
「綺愛羅〜、これ穹姉ちゃんからの報せなんだけどどーするよ?」
「あ……その件ならもう話聞いてるよ」
「えっ、いつ!?誰からだよッ!?」
「えっと、駆翔お兄ちゃん……昨日聞いたよ」
「え」
「それで、OKしちゃった……♪」
「はぁっ!?」
「あ。お兄ちゃんも入る?私達のチーム」
「……メンバーは?場合によっちゃ、霊魔兄ちゃんのチームに入れてもらえねーか聞いてみる事になる」
「えっと、リーダーが穹お姉ちゃん、副リーダーが妖舞お兄ちゃん。あとは、駆翔お兄ちゃん、ここあお姉ちゃん、私だよ」
「……!人数、かなり多いのな」
「うん。駆翔お兄ちゃんからの穹お姉ちゃんの伝言だと、個人では最強の巫月お姉ちゃんはいつも通り雷三姉妹として特定のメンバーとしか組まないから大丈夫でしょう、だって。しかも巫月お姉ちゃんは個人最強にしか興味無いから、チーム戦では本当の意味でサバイバルになるってさ」
「霊愛姉ちゃんは?」
「霊麗お姉ちゃん固定じゃないかな、仕事も2人でこなしてるみたいだし。霊魔お兄ちゃんも居るかもしれないけど」
「……。綺愛羅、俺も綺愛羅のチームに入るよ」
「オッケー、じゃあ穹お姉ちゃんの所に転送魔法で移動して許可取ってみよ?じゃないと、お兄ちゃんだけ1人ぼっちになっちゃう」
「最悪、虔魔と組むか」
「虔魔お兄ちゃんって……色んな子から嫌われてる、あの虔魔お兄ちゃん?……私はそこまで嫌いじゃないけどね。悪気があるようには見えないもん」
「最終手段だ。出場しない方がずっと嫌だからな」
「だね」
◆
「ふむふむ、エキストラマッチでこの俺にも、と。ふぅん、いいんじゃあないか?この日は空けとく。予定通り決行してくれ」
「本当ですかっ!?」
「けど、誰と組もうかなぁ……」
「父上でしたら引く手数多ですからね……ま、猶予はあと1週間ありますから、ゆっくり決めて下さい。先にお知らせしました通り、場所は、いつも通りの地底のコロシアムですから」
「はいよ、了解。でも、いいのかよ?子供の遊びに割り込むような真似して。面白くなくならない?」
「問題ありません、父上ですから」
「よく分かんねぇけど、まぁいいや」
因みに巫月(の能力)はこれ以上ほぼ強化はしない予定です。
巫月の《幻覚を操る程度の能力》が既にBLEACHの藍染惣右介の「鏡花水月」の上位互換なので。
鏡花水月は、既に存在している物を別の物に見せる事は出来ても、存在しない物を何か別の物に見せる事はできないようです。
だからこそ、平子を騙すのに影武者を使ったりしたワケですから。
対して巫月は「無」を「有」に、「有」を「無」に視せる事もできるので、その点に関してのみ言えば上位互換ですね。