と思ったけど、よく考えたら全力じゃなかった事に今更気付いた。
だって、ステータス上げてないもん。
チートっぽくなってきたなぁ(汗)
…いや、チートじゃなくて、白狼天狗との力の差があるだけだから!
「さて…どうしますか?」
「どう…とは?」
「とぼけないで下さい。“何でもする”んでしょう?」
「あやややや…」
中に戻り、現在は紅茶を飲みながら文とお話中である。レミリアはパチュリーに外での出来事を話しに図書館へ。フランもそっちへ行ってしまった。
咲夜さんはどこにいるか分からん。
つまり今は文と2人きりである。
そして……ゲスのような案が浮かぶ。
「そうだ。撮影会しません?」
「撮影…?」
「ええ。服をはだけた文さんを…。へへへ…」
「ちょっとぉ!笑いが漏れてるじゃないですかぁ!」
「そして俺がそれを撮影する…へへへ…」
「ひぇ〜…」
「どうです?許してくれますか?」
「うーん…あんまり過激じゃなければ…」
「おおー!」
マジかよ。
「じゃ、移動しましょう!」
「え、ここじゃないんですか?」
「ここじゃダメですよ。…ベッドの上で…ね♪」
「…わかりました…(これは…とんでもない事になりそうですね…)」
───少年少女移動中───
やはり俺は、元人間なだけあって、煩悩にまみれている。フランがくっ付いてくれば興奮はするし…キスなんてした時にはとても顔が熱くなる。
こっちに来て少しは積極的になれたけど…得た知識を活用する機会がなかった。
…先日、鈴仙にそれをぶつけた(らしい)が…。
性欲だって人並みにはあるし…してみたい事はある。今回は文にそれをぶつけてやる!
ガチャッ…
「ここです」
「ほう…」
文を、いつも天子をイジっている部屋に通す。
「そ、それで…ナニをするんですか?」
「さっき言った通り…文さんの…撮影を」ニンマリ
「どんな写真を撮るつもりですか?」
言うと思ったよその質問。
「スカートたくし上げとか…ポーズ取ってもらってそれを撮るとかですね」
たくし上げとか男のロマンだろ。…多分。
「えっ?あ、あぁ…そういうのですか…。もっと過激な事かと思いましたよ…」
過激な…?あぁ…あれか。
「文さん…むっつりスケベなんですね」
「………」
「まぁ、そういう事考えてなきゃパンツ見せてくれたりしないか…」
「さ、さぁ、早く始めましょうかっ!(焦)」
意外と乗り気?
いや、早く終わらせたいだけか。
「はいっす。じゃあ……ベッドに仰向けに寝てもらって…パンツが見える感じにスカートを上げてください」
「こ…こう、ですか?」
真っ赤になりながらスカートをたくし上げる。
純白のパンツが露わになる。
俺はベッドの真上に浮かび、文の全身が写せるようにする。
「そうですね。じゃあいきます」
パシャッ
「うぅ〜…恥ずかしいですぅ〜…」
両手で顔を隠す文。
「じゃあ、あと2枚だけ撮らせて下さい」
「…へ?それだけですか?」
え?それだけでイイよ?…乗り気だな。
「もっと撮っていいと言うなら…」
「いやいやいや、言いません言いません、言いませんからぁ!!」
手を振り振り早口でまくし立てる。
「はいはい。じゃあ次は────スカート上げたまま、顔の横で…両手でピース。いえーい(棒)」
「こう…ですか?」
言われた通り顔の横でピースサインを作る文。
「被写体は笑顔が大事ですよ〜」
ヤバい、スゲー興奮する。グラビアアイドルを撮影するカメラマンはこんな気持ちなのかな。
「は、はーい…。いえ〜い…」
パシャッ
少しぎこちないが仕方ないね。
……抱き枕カバーのような写真、GETだぜ!
「ラスト1枚は…俺と撮りませんか?記念というか…思い出というか…」
「おっ!イイですねぇ!」
え?イイの?
「じゃあ私が撮ります!」
「…お願いします」
文にカメラを渡す。
「はーい、もっと寄って下さーい!」
カメラ持った途端ノリノリの文。
肩を組んで更に“もっと寄れ”などと言う。
「え…でもこれ以上は…」
「良いから良いから!」
「はーい…」
ムニッ…
頬同士がムニッとくっついた。
柔らけぇえええええ!!てか、良い匂いだな!!
「撮りまーす♪笑顔とピース、お願いします♪」
「ぴ、ピース…」
カップルがプリクラ撮る時のようなポーズだ。
パシャッ
「ありがとうございますっ!!…あやや、私こんな格好してたんですか…」
撮った写真を確認し、そのついでにその前に撮った写真も確認する文。
「えへへ…。その…、文さんが可愛かったんでつい調子に乗っちまいました…すいません」
ペコリと頭を下げる。
「いえいえ、大丈夫ですよ♪ 何だかんだ言って、私も楽しかったですしね♪」
「それは良かった…」
やっぱりか。
「この写真はどうしますか?」
「現像して…保存したいですね!」
「わかりました!では、明日私の仕事場に取りに来て頂けますか?」
「了解です!明日、文さんの仕事場に、ですね」
言われたことを反復する。
「あ、何時頃が良いなとかありますか?」
「そうですねぇ…うーん…」
宙を見上げ考え込む文。そして、なんて言おうか決めたのか、サッと顔を戻し…
「いつでもどうぞ!エスカルゴさんならいつでも歓迎ですっ!」
と、満面の笑みで言う。
「あ、ありがとうございます…」
少し照れるな…。というか笑顔が眩しっ!
その後は、先程の場所に戻り、天子と行ってる行為について話した。
地味に文も興奮していたようだったが…。
そして、あまりに放送禁止用語を連発してしまったので、新聞には出来ないという結論に至った。
「では、また明日!」
「はい!楽しみにしてます!」
「はーい♪」
文を見送り、中へ入ろうとした時……あるものを見つけた。
「ご主人様ぁ〜、早くぅ〜…」
拘束されたままの天子である。
やべ、放置してたの忘れてた。
天子を部屋に持ち帰り、行為を終え、ようやく自由になれたのはそれから実に3時間後の事であった。