※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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決勝戦 〜最強と最凶〜

「それでは改めまして!決勝戦を始めるよ!」

 

「決勝戦を争う2人は〜……こちらですッッ!!」

 

【挿絵表示】

 

 

 進行席の上にある電光掲示板に写真が写される。やっと、やっと子供らしい明るい笑顔の霊子を見ることができた。それだけで嬉しくなってしまう。

 

「ではでは〜、これまた改めまして!戦いに向けて抱負を聞いてみましょうか!!妹ちゃんにね!!」

 

「えっ、と………………こッ、これまで頑張ってきた、アレコレ……全部全部、発揮して、えっと……んと……とにかく、全力で戦うだけだから!!」

 

「いいよ、いいねぇ!」

 

「あ、あとっ……」

 

「ん……どうしたのかな?」

 

「私の、あだ名というか、二つ名……さっきのアレ、訂正、したくって……」

 

「おっ!何やらご希望ありと見えるぞっ!?」

 

「えっ、と…………☹⚐✞☜☹✡   ❄✌☠❄  ⚐☞  ✌☼✌ ✋ ☜……なんて……///」

 

「え、なんて?」

 

「☹⚐✞☜☹✡   ❄✌☠❄  ⚐☞  ✌☼✌ ✋ ☜……」

 

「??」

 

「………………ら……『楽園の素敵な突然変異種』……///」

 

「うんうん、いいよいいよぉ〜!子供らしくって、にとりお姉ちゃんもホンワカしちゃうくらいだね!あ、お姉ちゃんの方は抱負、大丈夫かな?」

 

「うん、大丈夫。始めてもらっちゃっていいよー」

 

「「それじゃあ決勝戦、始めッ!!」」

 

 無能力コンプレックスを克服した霊子は、自らを

「出来損ないの吸血鬼(レモン・ヴァンパイア)」と名乗るのを辞め、新たに

「楽園の素敵な突然変異種」と名乗り始めた。

 別に「突然変異」は悪い意味があるワケでもない単語だし、これはこれで可愛らしいと思う。自分で考えたのだ、できる限り尊重してやりたい。

 

「「ハアァアアァァァッッ!!」」

 

 突然変異の娘達は真正面からぶつかったと思うとガッツリ組み合う。力が拮抗しているように見えるという事は、アレは紛れもなく本物だ。左右からの力が拮抗していなければ片方のバランスは崩れる。もし幻覚なら、霊子はバランスを崩して倒れる。

 

「いいね霊子、さっきより強そうに見えるよ!」

 

「あっそう、だったらさっさと負けて!!」

 

「あぐっ……」

 

 両手を掴み合っている中、霊子は、巫月の両腕を引っ張って引き寄せながらの蹴りを放つ。流石に、腕を掴まれていては巫月は回避できず、メリメリと霊子の足が腹にめり込む。

 

「まだまだぁッ!!」

 

 普通、一度蹴りを入れたら手は放す。これまでの格闘戦を見てもそうだし、漫画だって、掴んだ手は敵に振りほどかれるまでもなく放すものである。

 しかしそこで手を離さないのが霊子という女だ。

 霊子の蹴りによって、巫月の身体は、霊子と未だ繋がれている手を支点にしてフワリと浮き上がる。

 

「────巫月お姉ちゃんって、再生力はダントツで高い方なんだよね?」

 

「まさか……」

 

「折るよ」

 

 巫月の身体が、空中にて水平となったその瞬間。霊子は巫月と繋いでいるその両手を、薪割りの斧を振り下ろすかのように、勢いよく真下に下ろす。

 

「────ッ!!」

 

 巫月の両肘が、決して曲がってはいけない方向に曲がった。太い枝を折るような音が響き、風に乗り血の匂いが広がり始める。

 

「んぎっっ……くっ、さっさと離しなよっ!」

 

「ダーメ。手ぇ離したら幻覚とスリ変わるじゃん」

 

「!」

 

「だから離さないよ。本物だって実感があるから」

 

「……なら、こうするか」

 

「!?」

 

 2人はまだ両手を繋いでいる。だからこそ巫月はこれを好機だと捉えた。敢えて再生をしないでいた肘から先を、自ら切り捨てる為にだ。

 巫月は瞬時に身体を丸め、皮一枚で繋がっている両肘に、両膝での蹴りを当てる。すると肘の皮は、ブチッと嫌な音を立ててちぎれ飛び、巫月は遂に、霊子からの拘束から逃れて見せた。

 

「くっそ……!自切するなんてトカゲか何か!?」

 

「発想の転換……だよ。『霊子が私を捕まえてる』、そうだけど実際は『私も霊子を捕まえてる』。手が塞がっていれば、お互いに手は使えないからねぇ」

 

「くっ……」

 

「でも私にしては珍しく『賭け』だったよ。霊子が

『自ら腕を切り離すと想定してない』事に賭けた。どうやら賭けは私の勝ちだったみたいだね」

 

「ッ……次からはそれも頭に入れておくよ……!」

 

「そうだね、それがいいよ。これさ、初見でも通用するかどうか不安なのに、その1回しか使えないと思うんだよねぇ。次からは予測できちゃうもんね」

 

 再生した手をグーパーして動きに支障がない事を確認。やはり巫月の再生力は昔から安定して子供の中では最速……俺より少し劣るくらいの再生力だ。

 

「……これで本物だって言い切れなくなったか……」

 

「安心しなよ。霊子が目を離さない限りは、幻覚と入れ替われないからさ」

 

「あっそう、けどその言葉は信じるに値しないね。ブラフかもしれないしね。……もし信じるとしたら、僅かな隙すら作らないように、私に、今すぐできる対策と言えば……」

 

 唐突に言葉を切り、ふわぁ……と欠伸をする。全く緊張感の欠片も無いヤツだと溜め息をつく。しかし巫月は全くの逆で、若干、顔を青ざめさせた。

 

「欠伸……しかも目も瞑らずか……」

 

「……欠伸(こう)すれば、目は通常時より潤うもんねェ」

 

 思わずブルリと身震いした。霊子は巫月に幻覚の能力を使わせない為に、僅かな隙すら……瞬き程の、文字通りの刹那の隙すらも作らない為に……。

 

「ッ……どんだけ私から目を離したくないのさ……」

 

「勝つ為には手段選ばないよ」

 

「この数年、誰もそこまでしなかったよ。霊愛すらそこまでしてない」

 

「ふぅん、なら皆揃ってバカなんじゃない?私でも思い付くのに、誰も対策しないなんてさー♪」

 

「「「………………」」」

 

 プークスクスと、絵に描いたメスガキのような、そんな笑い方をする。恐らくは阿弥の能力によって本音を露出させられているからこそだろうが……。

 

「じゃあ仕方ない、か。『浄(きよ)き都の守護神話』!」

 

「!!」

 

 妖怪、特に悪魔系に効く、清らかな結界を張る。これを破壊するには、単純計算で、フラン5人分の攻撃力が必要だとされている。

 

「反響『バウンドレス・エコー』」

 

 がぱっと口を開く。するとこれまでの俺の人生で聞いた事のない程の超音波が放たれる。よく見ると巫月の結界がプルプルと震えて、今にも壊れそうになっている。しかし────。

 

「……超音波で結界を壊そうとしてるなら、お粗末な作戦だね」

 

「!?」

 

「超音波も音波。つまり音。私はこの結界に防音の機能は備えてない。だから超音波は結界を通過するだけなんだよ」

 

 したり顔で解説する巫月。言われて気付いたが、確かにそうだ。観客席の俺にまでこうして超音波が届いているという事は、防音の機能は無い。そして防音の機能が無いという事は、超音波はあの結界を通り抜けるだけ。破壊などできないのだ。

 すると超音波で結界を破壊するのを諦めたのか、牙を剥き出して口を開けていた霊子が口を閉じる。しかし寧ろ、ドヤ顔で解説し返す。

 

「本気でそう考えてるならお粗末な思考回路だね」

 

「……はい?」

 

「気付かない?見て分からない?私の超音波でこの結界が揺らいでるってさァ」

 

「手で触れるモノなら音波でも触れる事自体は可能だからね。そりゃ揺らぎはするよ。けど、これじゃ破壊には至らない。共振破壊への対策の為、結界に込める力の配分を数秒毎に調節して、結界の組成を操作してるし」

 

 共振破壊への対策については俺とサグメで考案し巫月に教えた。万一の霊子の暴走の際、備えられるだけの対策は事前にしておくべきと思ったからだ。

 そして、月の都の結界を永遠亭で誰よりも詳しく知る永琳にも詳細を訊ね、「力の配分を変える事で結界の性質そのものを微妙に変化させ、それに対応した周波数をも変えてしまう」との結論に至った。

 やっぱり永琳の考える事は分からないし、それが出来てしまう巫月も、紛れもなく天才なんだろう。贔屓目無しに見ても、そう思う。

 

「共振……あぁ、お父さんが教えてくれたっけ。確か私の超音波は霊魔お兄ちゃんより出せる幅が広いんだったかな。でもやっぱり残念だよ、お姉ちゃん。私が誰の娘なのか、忘れてる?」

 

「そりゃエスカルゴと……」

 

「博麗霊夢とエスカルゴ・スカーレットの娘だよ。2人の最強の子供は、同じく強く在るべき。家出が目的だったけど、その考えだけは、お姉ちゃん達と同じだった……。当然、お母さんの修行じゃ結界への対処だって当たり前に教わる……!!」

 

「!」

 

「だからこそ編み出したんだ!巫月お姉ちゃんの、この結界を破壊する為の技を……!!」

 

(まさか物理で殴りに来るの?霊子の真の攻撃力は未だに未知数────下手したらその拳1つで簡単に破壊されるかもしれない…………いや、待って?)

 

「さぁいくよ、お姉ちゃん!」

 

「待って。……霊子、1つ聞かせて」

 

「んん?なぁに?」

 

「……どうして……私の結界の中なのに、苦しそうにしてないの……?」

 

「!」

 

 霊子はピクリと眉を動かした。そうだ、どうして今の今まで気付かなかったのか。本来は人間部分が強く、あの結界が殆ど効かない霊愛ですら、吸血鬼部分を鍛えただけで相当に苦しんだのに。

 どうして純血の吸血鬼で、しかも吸血鬼としての純度が極めて高い突然変異種の霊子が、平気な顔で立っていられるんだ。

 

「……さァね。私に勝ったら教えてあげるよ」

 

 ニンマリと口元を歪めた霊子。そして再度大口を開け、またもや凄まじい超音波を放つ。先程より、一層強烈な超音波だ。

 するとどういうワケか、ピシピシと音を立てて、巫月の結界にヒビが入り始めた。

 

「なっ!?ウソ……」

 

(よし、もう少しで壊れるね。作戦通り)

 

「……壊されるかもって分かって、そのまま超音波を使わせるワケないでしょ!雷武器『雷刀』ッ!」

 

 巫月は霊子の超音波発生を止めさせる為に突撃。刀にエネルギーを込め長さを稼ぎ、ブオンと風切り音を出して振り回す。霊子は超音波を吐きながらもヒョイヒョイとそれを回避。

 しかし巫月はその動きを読んでいたらしく足元にスキマを開き、その中に飛び込むと霊子の回避した先へとワープし、霊子を待ち構える。

 

「『双刀乱舞』!!」

 

「……♪」

 

「くっ……!?」

 

 2振りの刀で霊子を切り刻もうとする巫月。だが霊子は全身を蝙蝠化させ、巫月の斬撃を緊急回避。そして結界の端の方へ移動し、再度肉体を構築。

 そんな事が2、3回繰り返されて、遂に、巫月の結界は弾けるように破壊されてしまった。

 

「ま……まさか、こんな簡単に壊されるなんて……」

 

「話には聞いてたからね。でもま、壊されても別にいいでしょ。私には効かないんだし、張ってても、特に意味無いんじゃない?」

 

「……」

 

 霊子は幻覚と入れ替わられないよう巫月から目を離さない。そして巫月もまた、霊子から目を離さず凝視している。

 一定の距離を守り、均衡を保つ2人。その均衡を破ったのは────巫月だった。

 

「最後まで、私に幻覚の能力を使わせなかったね。ある意味、この勝負は霊子の勝ちかもしれないね。また戦(や)ろ。……化学(ばけがく)『無限爆発(インフィニットエクスプロード)』!!」

 

「……これだってそう。対処の仕様はあるね」

 

「無いよ」

 

「じゃあこれならどうッ!?」

 

 空気中の水分自体を電気分解、その酸素と水素を原動力に爆破を起こしていく。巫月の方から伸びる連鎖的な爆発は様々な方向からカーブを描きながら霊子へ向かう。

 しかし霊子はニッと牙を剥き出して笑い、バッと巫月へと飛び付いた。

 

「なっ!?」

 

「爆破対象がこうしてそばに居ちゃ、お姉ちゃんも爆破させたくてもさせらんないでしょ!!」

 

「……やっぱり甘いね、霊子」

 

「え」

 

 同意見だ。やはり霊子はまだまだ甘い。

 巫月はフッと小さく笑い、霊子を離さないよう、ガッシリと強く抱き締める。姉妹百合というより、トンボが餌を抱えて運ぶ際の抱え方に見える。

 

「私(自分)が起こす爆発を恐れる程度の覚悟で、『最強』なんて目指してないから」

 

「まさか私諸共ッ……」

 

「私はエスカルゴの第一の娘。慣れたくないけど、自傷には慣れっこなんだよ」

 

「……ひっ……や、やめっ……」

 

「空気が爆発してるなら、蝙蝠化しても、逃げ場は無い。寧ろ当たり判定をバラ撒くようなものだね」

 

「くっ、こ、このッ……離して!離せ!!」

 

「おやすみ」

 

 爆発が収まる。しかしその瞬間、巫月は真っ白に発光。霊子へ、特別に強力な電撃を喰らわせやり、気絶させてしまった……。

 

 

 ◆

 

 

「優勝おめでとう、巫月」

 

「ありがとっ♪」

 

「やっぱ俺の予想は当たったな。巫月は優勝する、これに間違いは無かったらしい」

 

「そーだね。でもまぁ、霊子、かなり強かったよ。単純な膂力だけならエスカルゴより少し弱いくらいだったと思う。それに超音波で私の結界も破壊するなんて……あれは正直に言って予想外だったよ」

 

「なんで破壊できたんだ?アレ」

 

「簡単な事だよ。防音しないからと言って、全ての音波が通り抜けるワケじゃない。通り抜けなかった分の、ほんの余った分の音波で破壊されたんだよ」

 

「あー……透過率の問題か」

 

 扉越しやガラス越しなど、何かを隔てて会話するという経験は誰にでもあるだろう。その時、相手が発した声の100%がこちらに来る事は無い。

 ほんの少しだけとはいえ、その障害物に声を吸収もしくは反射されてしまう。今回起きたのは、そのほんの少しだけの「反射した分」の超音波で結界を破壊した────という事だった。

 これを防ぐには、結界の音の透過率を100.00%、つまり完全な100%にするしかないのだろう。防音の結界の真逆。そう簡単には作れない……。

 

「そーゆーこと。しかもあのスペカ名にもヒントはあったね」

 

「……バウンドレス・エコー……『無限の(バウンドレス)反響(・エコー)』か」

 

「透過しなかった分は無限に反響するんだもんね。破壊されたあの瞬間、私の結界の中、これでもかと反響しまくった超音波で満たされてたよ」

 

「満たされてた……あー、巫月、波長は操れなくても視る事はできるんだったよな」

 

「うん。見るだけで具合悪くなりそうなくらいに、メチャクチャだった」

 

「もしかして鈴仙が具合悪そうにしてるのも……」

 

「……多分ね」

 

 そして俺達のような吸血鬼も、絶賛とても激しい頭痛に襲われている。紅魔館の面々は勿論のこと、博麗神社の面々も頭を手で押さえている。

 

「霊魔が生まれた時より酷かった……」

 

「しかも、気絶はしないギリギリの強さだったから尚更……効くね……おげえぇ……」

 

「僕……これくらい酷かったの……?」

 

 霊愛も今回はそれなりにダメージがあるらしい。吸血鬼部分を強化した弊害だろう。霊魔が生まれたあの時に気絶していた霊麗が今回も一番キツそうにしている。

 因みに霊子は、未だに、巫月による感電からの気絶から目覚めていない。

 閉会式にも出られず、最後の順位発表にも出席は叶わず。しかし巫月がそれだけの強い電撃を与えたという事は、霊子はそれ程までに強敵だったという事実の裏付けなのだろう。それについては、霊子に悪いと思いつつも、嬉しく思っている。

 

「それじゃあ、閉会式の最後に、最終結果の発表に移りまーす!トーナメント表はこちら!!」

 

【挿絵表示】

 

 

 四天王決定戦は、1人が決定するまで行われた。四天王4人の内の1人は2位である霊子が確定枠。そして同率3位である霊愛、虔魔も確定枠。つまり四天王とは……。

 

「そして映えある四天王4人は、こちら!」

 

【挿絵表示】

 

 

 妖舞、弦月姫、霊魔、神愛による4人目決定戦の再トーナメントの結果は大抵の人が予想した通りの結果になった。

 妖舞vs弦月姫は弦月姫、霊魔vs神愛は霊魔の勝利であり、弦月姫vs霊魔は、霊魔の勝ちだろう、と。

 四天王とは霊子、霊愛、虔魔、霊魔。皮肉な事に兄弟、または姉妹間でありながら「関係が良好」と言えない2人ずつが入ってしまっている。

 

「それではキング・オブ・チルドレンこと、長女、巫月ちゃん!何か皆へ一言、どうぞ!!」

 

「えっ!?あ、あー……皆、お疲れ様!次はもっと、も〜っと順位を上げられるように頑張ってね!あとこの後は、エキストラマッチも用意してるからね!私、それと四天王の4人は準備しておくことっ!!いいねっ!!」

 

 巫月の呼び掛けに対し博麗姉弟は怒鳴るように、そして虔魔はスマートに返答をしたのだった。

 そして俺、鈴仙、霊夢、咲夜さんは戦闘の用意を整える事にしたのである……。




巫月、これでも全然、本気なんて出してません。
BLEACH原作や小説をご存知の方向けに言うなら、巫月の本気は、藍染惣右介の始解、平子真子の卍解です。上手くすればそれくらいできます。
それをしない時点で、巫月の本気には程遠いです。
BLEACH未読の方、もしくは気になる方は是非とも調べてみてください。

今度出す予定の新キャラの動画です。
https://youtu.be/PHRxN_LuOMU

本作を読んでいて、新たに推しが増えたという経験はありますか?

  • ある(書籍原作キャラ)
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