※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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リクエスト③ えーりん、R-18。


ESC─203「お願いしますっ! 〜頭良すぎる賢者をトコトン追い詰めて犯し尽くした結果wwwww」

 今日は個人面談の日である。寺子屋の三者面談や職場の面接などではない。俺のメンタルケアを目的とした、永琳の、永琳による、俺の為の面談だ。

 心身や日常の悩みを相談しては、「月の頭脳」と呼ばれた彼女の知恵を借りるのだ。

 

「さて、今回はどんな悩みを聞いてほしいの?」

 

「今回は、その〜……エロ関連なんですけど、大丈夫ですかね……?」

 

「今更でしょう。あなたのモノはこれまでの実験を通して何回も見てるし、何でもいいわ」

 

「良かったー、それじゃあ遠慮なく。……何か最近、巨乳の人と思いっきりエッチしたいって思うようになって……!」

 

「ヘェ、ロリコンで貧乳好きのあなたがねぇ。なら巨乳の人とエッチすればいいんじゃないの?」

 

「居ないんですよ!そういう人がッ!いや、正確に言うと居るんです!前に俺が地獄から蘇らせた鬼!賽鬼愉于奈ってんですけど、ロリ巨乳なんですよ!違う違う、そうじゃ、そうじゃないんです……!ロリ巨乳だったら他にも、大ちゃんとか居ますし……!」

 

「他にも居るでしょ。例えば紅魔館の門番とか」

 

「そッ……いやまぁ確かに美鈴はスゲェ巨乳の持ち主なんですけど、なんと言うか、違うんです……ッ!」

 

「何がどう違うのよ、言語化してくれないと私には伝わらないわ?サトリ妖怪じゃあるまいし」

 

「う……えーっと、その……包容力と言いますかね、包まれたいというか……。美鈴にも包容力はありますけど、どこか違うんですよね……。少女だからかなと思ってますけど……。ほら、美鈴って、普通に美少女というか童顔というか、可愛いじゃないですか」

 

「と言っても、あなたの彼女達の大半が少女よね。ああ、八雲紫とか純狐は?特に純狐は経産婦だから包容力はズバ抜けてると思うわよ?」

 

「紫さんかぁ〜。俺からすれば、紫さんは女子大生みたいなモンで、大人って感じとは、少し違う気がするんですよね。純狐は……まだ子供の事とかで色々トラウマありそうだし、セックスとかそういうのはまだダメだと思います」

 

「へぇ、付き合って何年も経つのにセックスもまだだったの?あなたにしては意外ね……見直したわ」

 

「こんな所で見直されても」

 

「とにかく、大人の女性がいい……と?」

 

「そう!大人の魅力が欲しくなったっていうか……、こう、なんて言うか……分かりますか?そもそも純狐スゲェ童顔だし、大人っぽさなら紫さんの方がまだある気がしますね。てか純狐をエロい目で見れねえトコが大きいです。純粋に甘えたい対象っていうかそんな感じなんですよ」

 

「言わんとする事は分からなくもないけれど、もう原因が分かったのなら大丈夫じゃない?」

 

「そうですが……。永琳先生は……ダメ、ですか?」

 

「は?」

 

「ヤラせてください永琳先生ッ!!」

 

「絶対イヤ!何で目を見て言えるのよそういうの!せめて胸とか見て言うなら分かるけど!逆にイヤよそんな真っ直ぐな目で見られたら!」

 

「そんな殺生な!」

 

「殺生じゃないわよ全然!というか何よ、純狐の事童顔だの何だのと言っといて、私は老けてるとでも言いたいの!?」

 

「んな事、一言も言ってないじゃあないですかッ!永琳先生は大人の色気ムンムンなんですよォォ!」

 

「大人の色気っていう言葉のオブラートに包んで、その実、ただ熟女を求めてるだけでしょ!?って、誰が熟女よ!?」

 

「誰もンなこと言ってねえええええええ!!」

 

「と、とにかく私はダメよ!そりゃ、いつも実験に付き合ってくれるしそういう所は感謝してるけど!だからって身体まで許す訳にはいかないんだから!諦めなさい!」

 

「やだー!やだやだやーだー!隠岐奈はイメージと少し違うし、俺の思う『大人』には、永琳先生しか当てはまんないんですよー!」

 

「あのねぇ……!」

 

「次は無償で実験に付き合いますからっ!!」

 

「……無償?」

 

「ええ!」

 

「ふぅん……こちらにも少しはメリットがある、か」

 

「勿論です!そうじゃあないと、交渉にもならないじゃあないですか!?」

 

「……ふむ、それもそうだわ。というか、そんなのは交渉の基本よね」

 

 永琳の実験には、コンドームを安く売ってくれるという条件付きで付き合っている事が殆ど。専門外だからか開発に手間が掛かるのでそれなりに高い。だから安売りを条件に被検体になっている。しかし今回は、無償参加という条件を提示した。

 つまり、永琳は開発したコンドームを定価で俺に売る事ができる上に、実験による成果も得られる。そういう事だ。

 

「……1回だけよ?」

 

「次に買うコンドームの個数分だけ希望します!」

 

「はぁ!?じゃあダメよ!アレ作るの大変なのよ、専門外なんだから!私は薬師なのよ!?」

 

「資金も材料も提供しますからっ!」

 

「どちらも間に合ってるわよ!」

 

「永琳先生……!!セックスがしたいです……!!」

 

「バスケがしたいです風に言ってんじゃないわよ!ダメなモンはダ〜メ!」

 

「じゃあ10回!」

 

「殺されたいの!?それとも私を殺したいの!?」

 

「9回!いや8回!!」

 

「ダメだって!」

 

「6回!!」

 

「あのねぇ……!!」

 

「5回!」

 

「……」

 

「5回ならどうですか!?」

 

「ダメだってば……」

 

「3!回!」

 

「階乗ッ!?あなた今、無駄なまでの声の大きさで階乗を表現したの!?逆に感心したわよ!」

 

「あぁんもう卍解ネタは通じねえか!いいや、もう3回!3回で我慢しますからぁ!」

 

「本当にいい加減にしなさい!?キレるわよ!?」

 

「俺、凄く早漏なんで……3回くらいなら下手すりゃ10分掛からないですよ?1回なんてそんなの、すぐイッちゃうので流石に勘弁です……!」

 

 土下座する勢いで頭を下げ、「3回3回3回」と騒いでいると、やがて永琳は長い溜め息をついて、素っ気なさが残る声で、ボソッと言い放つ。

 

「…………3回、あなたがイッたら終わりよ。勿論、生中出しは禁じます。分かるわね?」

 

「……!ありがとうございますッ!!」

 

「なら、早速シャワー浴びてくるわ」

 

「あ、それじゃあ俺も……」

 

「………………」

 

「……ウッス……待ってます……」

 

 強烈な視線を浴びせられて大人しく引き下がり、永琳が身体を洗って戻ってくるのを待っていた。

 すると、永琳が戻ってくるよりも前に、サグメが部屋の前でウロウロしているのが気配でわかった。妙だと思ったので、興奮を隠す為、襖から顔だけを覗かせるようにしてサグメに問いかける。

 

「どしたの?永琳先生に何か用?」

 

「っ!い、いいえ、そういう訳ではなくて……その、2人の事が気になって……」

 

「もしかして声漏れてた?」

 

 顔をほんのり赤らめ、黙って頷くサグメ。

 

「八意様と、性行為するらしいけれど……」

 

「ああ……ちょっと、色々ね。大丈夫、今だけの関係だから。カレカノにはならないよ。永琳先生だもの俺とはそういう関係にはならないだろうさ」

 

「……そうではない」

 

「へ?」

 

「どちらから誘ったの?」

 

「俺から。最初から聞いてたワケじゃないの?」

 

「……うん」

 

「押しまくったら折れてくれたんだ。あわよくば、これからもお世話になりたいが……どうだかなあ」

 

「成程。……少し分かった気がする。ありがとう」

 

「あ、おい……」

 

 やんわり微笑んだかと思うと、スタスタと歩いて行ってしまった。その後、永琳が戻ってきたので、交代で俺が身体を洗いに浴室へ。

 さっさと洗い終えて戻ってくると、永琳が布団で自慰に耽っていた。M字開脚で、指を2本挿入し、奥の方を撫でるようにゆっくり指を動かしていた。

 

「ちょッ、早くない?ちゃんとソレ洗ったの?」

 

「洗いましたよ。永琳先生がまさかオナッてるとは思わなかったッスけど……イイものが見れました」

 

「勘違いしないで。オナニーじゃなくて、前戯よ。すぐ挿入できるようにしておくのは当然でしょ?」

 

「それもそうですけど、前戯、俺にヤラせてくれるワケじゃないんですか?」

 

「はぁ?バカなこと言わないの。私が許したのは、3回のゴムありセックスのみです。前戯まで許した覚えはないわ。当然、キスもダメだし、お尻に指を挿れるのも、胸に触れるのも許さない」

 

「ちぇ〜……」

 

「文句があるならセックスも無しよ。ただし、私の全裸や陰部を見た代価として、無償で3回だけ私の実験に付き合ってもらうわ♡」

 

「分かりましたよ、もう文句言わないのでセックス3回お願いします!」

 

「よろしい。ほら、さっさとゴム付けて挿れて?」

 

「ウッス!」

 

 サイズピッタリ。亀頭を過ぎる時も竿を覆う時も決して痛くはならず、装着感など全く無いくらいの素晴らしいゴムだ。サ〇ミを超えたか。

 

「っとと……ちんこ以外永琳先生に触れないで、どう挿れれば……?」

 

「そんなの知らないわよ。あなたが決めなさい」

 

「じゃ……『ゴールデン・アーチ』でお願いします。足をM字開脚みたいに開いてください」

 

「んっ…………あまりジロジロ見ないでよ?毛の処理なんてしてないんだから」

 

「……ウス」

 

 ゴールデン・アーチ、それは、セックスの体位の1つである。これは両者が向き合って行う体位だ。

 まず、男が両足を伸ばす。この時、男は膝を軽く曲げる。リラックスするのが大事だ。女は男の足に跨る形で、男側を向いて座り、お互いに少し上体を反らして両手を後ろで床につけるようにする。

 お互いの姿がよく見える体位だ。

 そしてこの体位のキモは、男がリードするというよりは、女側が腰を浮かして動いてみたり、前後に動いてみたりなど、女がリードするのが一般的だ。

 ただ、どうしても男性にリードしてほしいなら、座位のように男が下から突き上げるしかない。

 向き合っているのでお互いの表情も見えるから、お互いが気持ちの良いセックスができる。

 

「んぁっ♡ は、挿入(はい)ってきた……っ」

 

「アッツ……溶けそ…………」

 

 くぷぷっ……と、蛇が獲物を飲み込むように永琳の膣は俺の肉棒を飲み込んでいく。

 本当ならイチャラブエッチにしたかった所だが、永琳が触れるのを拒否してくるので、それは今回は諦める事にした。そう、あくまで今回(・・)は。次回は、絶対に生セックスしてやる。

 

「っはぁ……やべ、永琳先生の足、ムッチムチな上に俺の足に乗っかってる♡」

 

「手じゃないから仕方なく許してるだけよ」

 

「成程、そいつは重畳ですね」

 

「んっ♡」

 

 腰を前に突き出し、できる限り奥まで挿入する。この体位では、奥の奥までは挿入できない。完全に気持ち良くなる為の体位ではなく、女を焦らす為の体位だと俺は思っている。

 まぁGスポットには当たりやすいので、Gスポが好きな女にとっては「最高の体位」なのだろうが、それでは奥まで挿入して密着したい男、つまり俺のような男にとってはつまらない。

 だから俺は敢えてこの体位を選んだのだ。永琳を焦らす為だけに。その為なら、俺がこのセックスで満足できずとも構わない。先行投資というヤツだ。それも、快楽の先行投資である。

 

「動きますよ」

 

「早くイッちゃいなさい……っ」

 

 ヌププッ……ズプッ……と下品な音を立てながら、ゆっくりゆっくりと動き始める。奥までは突かず、物足りなさを味わわせる。

 幸いな事に多くの男にとっては亀頭で感じる事が殆どなので、無理に奥を突かずとも、イけるだけの快楽は余裕で得られる。

 

「あ〜……コレ気持ちいい……♡」

 

「っ……♡ はっ……はぅっ……♡ んっ、あっ……♡」

 

 永琳は、どうにかして声を我慢しようとしているようで、人差し指の第二関節を唇で挟み込むように加えている。そんな漫画みたいな反応をするとは、とても可愛らしい。

 ついさっきまであんなにギャアギャア騒いでいたようには思えないくらい、「女」の顔をしている。

 

「1回目、イキますよ……っ」

 

「いちいち言わなくていいからっ……好きな時に射精しなさい……っ」

 

「ッ……」

 

 ビュルッ……ピュッ……と少なめに射精してみた。ヌポッとマヌケな音と一緒に陰茎を抜くと、ゴムの先端の精液溜まりに人間レベルの量の精液が溜まりダランと垂れ下がっていた。

 ふと永琳に視線を向けてみれば、これでイッたんじゃないかと思うくらい肩で大きく息をしていて、膣口も可愛らしくヒクヒクと動いていた。しかも、どこか目も虚ろで、ヨダレまで垂らしている。

 

「ふい〜、1回目と。じゃ、2回目始めますね♡」

 

「や、ちょっと待っ────」

 

「ほいっ♡」

 

「んぎィっ♡……あ゙っ……おあっ……んぉっ……♡♡」

 

「あれあれ?どうしたんですか、そんな上ばっかり見ちゃって。天井のシミでも数えているんですか?どうせなら2人の結合部でも見ちゃいましょ?」

 

「やっ、あっ、あぁっ♡♡ 待って、今はっ……あっ♡動いちゃダメっ……ホントに……だめぇぇっ♡♡」

 

「まーまー、俺がイカなきゃ話は終わらないですし永琳先生は大人しく俺にヤラれててくださいな♡」

 

「くっ……こ、殺すぅっ……殺すからぁっ♡ 致死性の薬とかっ♡ 飲ませる、からぁっ……この、ばかぁ♡」

 

「おーこわ……」

 

「くぉっ♡ お゙ぉっ♡♡……ほぁぁっ……や、やめっ……やめでぇぇっ……やっ、あっあっあっあっ……♡♡」

 

 2回目の射精に至る直前、永琳はプシャアアッと勢いよく潮吹き。それを見て衝撃を受けた俺もまた2回目の射精に至る。今回はいつも通りの、微塵も抑えていない本気の射精だった。

 

「ほっ……ほっ…………ふぅっ……………はぁ…………♡」

 

「3回目は顔射したいんで生でイイですよね?」

 

「……な、ま…………?」

 

「大丈夫ですよ、エロ本とかAVみたいにウッカリ生中出ししちゃったりしないんで!」

 

「……もう…………好きになさい……♡」

 

「ありがとうございます♡……じゃっ、このまま挿入しちゃいますね♡」

 

「この、まま…………やめて、待ってぇっ!」

 

 流石に、惚けていても優秀な頭脳は生きていると見える。ゴムを装着して射精したなら、ゴムの中の肉棒はどうなるだろうか?……そう、精液まみれ(・・・・・)。

 そんなモノを挿入したなら、生中出ししたのと、変わらない状態になる。外出しにしたり、顔射したところで、今更だ。後の祭りだ。

 

「もう遅いですよ♡」

 

「あ……あぁっ……」

 

「そんじゃあ……ラスト1発くらい、好きにヤラせてもらいますからね♡」

 

「やっ……♡」

 

 後ろに手をついていた永琳の両手を引き寄せて、無理矢理に恋人繋ぎしてやる。そのまま正常位にてバチュンバチュンと腰をぶつけていく。

 時間の掛かった永琳堕としも、いよいよこれにてラストスパートだ。

 

「────あ〜、イきそうっ♡ ヤバイ、永琳先生のオマンコ、マジでキモチイイんですけどっ♡♡」

 

「やめてぇ♡ 膣内(ナカ)だけは、やめてぇっ♡♡」

 

「えー?でも永琳先生も、俺の手、離してくれないじゃないですかぁ♡」

 

「やっ♡ 違うのっ、これはぁ♡♡」

 

「これじゃあ『合意』中出しですね?」

 

「やめてぇ♡ デキちゃう……デキちゃうからぁ♡♡」

 

「それは嘘でしょ?永琳先生も俺の神徳、知ってるじゃないですか♡」

 

「らめなのっ……♡ しってるっ、けどぉっ♡ もう、らめ、だめだからぁっ……んあぁっ♡♡」

 

「欲しいの?頭ではダメだって分かってても、心のどこかでは欲しいって思っちゃってるんですか?」

 

「っっ……んんっっ、んぅぅっ……♡♡♡」

 

「中出ししていいです?」

 

「らめぇっ♡」

 

「じゃあ契約しましょう?『このセックスで中出ししないので、これからは、俺の好きな時にヤラせてくれ』……ません?勿論、『その他の条件は俺が提示する』ので♡」

 

「そんにゃっ……そっちにばっかり、得がっ……♡」

 

「いえいえ、そんな事はないハズですよ。あなたはただ一言、こう言えばいい。『契約は結ばない』。そう言えばいい。そうすれば、今俺が言った条件は無かった事になる……。中出しする(・・)もしない(・・・)も、俺の好きなように出来てしまう……♡」

 

「────っ!!」

 

「中出しから逃れる方法は、もう1つありますよ」

 

「!?」

 

「契約を結ぶとも結ばないとも答えず、ただ俺から逃げればいい。今……ここで!この状況で(・・・・・)!!」

 

「ッ……!」

 

「蓬莱人と言えどベースは月人……人間だ。吸血鬼の俺の膂力を振り切って、逃げられますか?」

 

「〜〜〜〜〜〜〜ッッ……どこまでも汚いわねっ……この、悪まぁあっ♡♡ あんっ♡ やめっ、やめてっ、ほっ、ほんっ、本当にっ♡ だめ、だめなのぉ♡♡」

 

「────永琳先生に睨まれた俺はこれまでずっと蛇に睨まれた蛙のような気分でした……。でも、今は違うみたいです。……まるで、女騎士を犯し尽くす、下賎なオークになったような気持ちですよ……!!」

 

「……ッ!?」

 

 グッと頬を掴んでやり、一息に唇を奪ってやる。顔を背けようとしても逃がさない。挿入された舌を噛まれようとも気にしない。

 そんな事をしたら、噛み切られた舌から流れ出る俺の血が永琳の口内を蹂躙するだけ。

 急に口内に俺の舌が入ってきたから、つい咄嗟に噛み切ってしまったのだろうが、舌からは出血するという事に気付いた永琳は身体を強ばらせ、以降は余計な抵抗はしなくなった。

 

「ぷはっ♡……な、なんて下品な口付けなの……♡」

 

「その『下品な口付け』で、下のお口からもヨダレダラダラさせてんのは、どこの誰ですかねぇ」

 

「うっ、さい……♡ 中出ししたら殺すからッ……♡」

 

「不老不死の俺を殺せる技術があるんなら、それを使うのに相応しい誰かが……居るんじゃないですか?それをしない時点でブラフだと丸わかりですね♡」

 

「くッ……」

 

「あぁ……今のうちに告白しておきますね。これまで俺は、永琳先生のこと……『可愛い』と思った事は、ただの一度もありませんでした」

 

「────ッ!?」

 

「『綺麗だな』……って思って見てました。だけど、こうしてセックスしてみて、永琳先生の『可愛い』所が見えてきて……ヤバイくらい、興奮してます♡」

 

「〜〜〜〜〜ッッ♡♡」

 

 より一層ピストンを強める。永琳のツボ、やっと分かってきた気がする。普段から高潔な態度の八意永琳────彼女は頭脳以外を(・・・・・)褒められ慣れてない(・・・・・・・・・)!

 

「可愛いですよ永琳先生、これまで触った事のないこのほっぺた……幼女ほどではないにせよスベスベのツヤツヤのツルツル肌……。俺みたいな『男』とは、まるで別次元だ」

 

「ひぐっ♡ んあ゙ぁっ♡ もッ、もぉやめてぇ♡♡」

 

「じゃあ、こんな契約はどうです?『今は生中出ししない代わり、俺の好きな時に「たまに」ヤラせてくれる』なんてのは♡」

 

「!」

 

「どうです?拒否権は永琳先生にありますよ♡」

 

「んっ……んぁあっ……♡♡ あぅっ……んお゙ぉッ♡♡おあぁっ♡♡」

 

「返事できないんなら、このまま中出しします♡」

 

「考え、ちゅー♡ なのよっ♡ 急かす、おとこっ……モテない、わよっ……♡♡」

 

「へー、ならそいつは『俺以外は』ですね」

 

 そろそろ我慢も限界だ。これ以上我慢していたら精液が逆流して睾丸が狂ってしまう。契約────契約を急がなくては。

 

「早く答えないとイキますよ?中出しされていいと言うのなら、そのまま、中出しされるまでず〜っと考えていてくださいな♡」

 

「やめっ、待って!待ってぇ♡」

 

「あー、ヤバイッ……イクイクッ……♡」

 

「しゅ、しゅるっ♡ 契約しゅるからっ♡……だから、今中出ししゅるのだけは♡ や、やめてぇぇっ♡♡」

 

「俺、幾つかのパターンを提示しましたよね?一体どっちの契約を結んでくれるんですか?」

 

「さっ……」

 

「さ?」

 

「さいしょのっ♡ さ、最初のっ、ヤツ♡」

 

「……♡」

 

 ────堕ちた。完璧に堕ちた。これでもう永琳は俺に逆らう事ができなくなった。輝夜は堕ちたとは言い難いが、セフレと同然の関係性だ、堕ちた枠にカウントしていいだろう。……永遠亭は、堕ちた。

 

「最初の契約を?イイですねェ。じゃ、この契約で確定でよろしいですか?」

 

「イイッ♡ イイからっ、中出しだけはぁっ♡♡」

 

「ええ勿論。悪魔は契約を遵守しますから……♡」

 

 いい加減、こんな営業スマイルを保ってピストンするのも限界だった。永琳の手を振り解いた俺は、永琳の枕元にしゃがむと、永琳の口に愛液まみれの陰茎を強引に突っ込む。捩じ込んでやる。そして、我慢に我慢を重ねた事による、超大量としか表現のしようがない大量の精液を喉奥に射精してやった。

 

「ん゙っ♡ ん゙っ……ん…………ゲホ、ゴホッ、ゴホッ、オエェッ……ゲフッ…………うう……」

 

「吐き出せなくて残念でしたねぇ。もうすっかり、胃袋に到達したようで♡」

 

「あんた……ねぇ……!!」

 

「フフ、もう睨んでも怖くありませんよ。だって、俺達、『運命の赤い糸』ならぬ、『運命の契約』で結ばれてますから……♡」

 

「……ッ!」

 

 ────心理学において、こういった話がある。

 難しい条件を相手に飲ませたい場合は、まず先に到底飲めない超難しい条件を提示してやる。すると当然、相手はそれを拒否する。

 そこで次、もしくはその次に条件を弛(ゆる)めてやった

「本命」の条件を相手に提示してやるのだ。

 すると相手はこれまでと比べて軽い条件だと誤認するので、本命の条件を飲んでくれる────というものである。

 

「悪魔の契約は絶対……死ぬまで消えません」

 

「!!」

 

「……あっ。永琳先生、不老不死でしたね♡」

 

「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」

 

 やってしまった、と、永琳は顔を青ざめさせる。しかし遅い。もう、何もかも遅い。中出しの方が、まだ瑣末な問題だっただろうに。

 

「……参った。負けたわ」

 

「冷静さを取り戻すその早さ────尊敬します。心からね……」

 

 しかし俺が今回使ったのは、先に紹介した、あの

「心理」を利用するやり方ではない。寧ろその逆と言っても良いだろう。

 まず、交渉相手を極限まで焦らせる状況に置く。

 次に、判断能力、記憶力を奪う(シャットダウンする)状況に置く。

 そして最後。これが最も重要。似たような条件を複数、それも、聞いた情報を脳内で処理しきれない内に続けざまに提示してやること────!

 こうしてやる事で、相手はより記憶に残っている(・・・・・・・・・・)条件は飲まない。つまりこのやり方を使う時には、本命の条件を先に提示してやる(・・・・・・・・・・・・・・)事が重要なのだ。

 似たり寄ったりな条件だと、脳が理解し切る前に混乱してしまうからだ。

 

「永琳先生。最初に提示した条件……覚えてますか?まぁ覚えていなくても『双方の合意によって結んだ契約』ですので、反故にはできかねますがね♡」

 

「……今一度、教えてくれるかしら。大丈夫、反故にしたりはしないから……」

 

「ええ勿論。俺と永琳先生が交わした契約、それは

『このセックスで中出ししないので、これからは、俺の好きな時にヤラせてくれ』────です。勿論、セックスに付随するその他の条件も俺持ちですよ」

 

「……私は……ッ…………なんて……事を………………ッ」

 

「まぁまぁ、どうせ結んだ契約なら、楽しんだ方が勝ちですよ?それに、永琳先生が俺を誘う場合は、いつでもウェルカムですから……♡」

 

「誰があなたなんか誘うもんですか!」

 

「……ま、いいでしょう。強気な女性は好きですよ。霊夢もレミリアも魔理沙も……強気な子は可愛くて、可愛くて……だからこそ崩し甲斐がある……♡」

 

「────ッ!」

 

「さて、永琳先生。説明の時間は終わりです」

 

「な、やめっ……」

 

「えぇ……早速拒否ですか?ま、それでも構いませんけどね……契約を反故にした場合、俺の好きなように罰を下しますが、構いませんよね?」

 

「ふ、フンッ……不老不死の私を相手に罰ですって?どうするってのよ……!!」

 

「やだなぁ、わざわざ俺の口から言わせるんです?俺が下す罰の内容とか決まってるじゃないですか。そんなのトコトン犯し尽くすだけです♡」

 

「なっそ、そんなの、そんなの変よ!どちらにせよ選択肢なんて無いじゃない!!」

 

「そうですね。でも仕方ありませんよ。永琳先生がよく考えて契約しなかったのが悪いんですからね。催眠でも掛けられてたり、酒でも飲んでたのなら、まだ情状酌量の余地はありますけど。でも今回は、どちらも違いますもんね」

 

 モミモミッと無造作に胸を揉みながら、4回目のセックスに及ぶ。契約上での事だし、問題は無い。堕ちた永琳が悪い。堕とした俺の勝ち。それだけ。

 

「んおぉっ♡ ふほぉっ♡ やめっ、あぁん♡ やめて、おくっ♡ ばっかりィっ♡ こんなの、知りたく……♡知りたくないィィッ♡♡」

 

「これから俺が、たっぷり教えてあげますよ。そのムチムチボディに……ザーメンの臭いが染み付くまでずっと……ずっと……ずぅ〜っとね……♡」

 

「んぎぃぃっ♡♡ イギたくないっ♡ やらぁっ♡♡」

 

「────とはいえこれ以上は鈴仙に勘付かれる。鈴仙の前でそのアヘ顔、晒したくないでしょう?」

 

「アヘってなんか……ないぃ……♡」

 

「……どうです?永遠亭じゃ思いっきり声出せないし思いっきりヤレないですよ?移動……しません?俺、静かでイイトコロ……知ってるんですけど……♡」

 

「……うん♡」

 

 ヤリ部屋は、残念ながらまだ愉于奈の仮住まいとしているので、魔界のラブホに移動した。最上階のスイートルームは先日、全室、俺が買い取ってる。そこが第二のヤリ部屋みたいなものになっている。魔法の森のヤリ部屋ほどの道具や設備ではないのでやはりあの小屋は手放せない。

 

「ほぉら、ベッドですよ。折角なので、騎乗位でもヤリましょっか、永琳先生♡」

 

 惚けてベッドに寝ていた永琳を抱きかかえ、挿入したままで俺の腰、つまり上に座らせてやる。更に俺はベッドに横になる。

 やはり騎乗位、巨乳が一番映えるのは騎乗位だ。少し動く度に、俺の手でも受け止めきれない巨乳はばるんばるんと凄まじい揺れを見せる。

 

「はっ♡ はひっ♡ んぁ゙♡ あ゙ーっ♡ あ゙ーっ♡」

 

「い〜い声ですね……芯から勃起してくるっ♡ ほら、キスしましょ、永琳先生っ♡」

 

「んっ、んぶっ……じゅるっ…………ぷはぁっ、はひ、はひぃっ……んあぁっ♡♡ イクッ……イクぅんっ♡♡」

 

「サイッコー……♡」

 

「イグッ♡ まらイグのぉ♡ イグッ♡ イグぅぅ♡♡」

 

「イイですね、イッちゃって下さい♡ でもあなたのイキ顔は、下からより、上から拝みたいッ!!」

 

 ピストンしながら更に押し倒した。騎乗位から、正常位に逆戻りだ。ブルンブルンと凄まじい勢いで胸が揺れている。最ッ高だ。

 

「んおぉっ♡ おっぱい、吸わないれぇ♡♡」

 

「いつか母乳が出せるようになるといいですね♡」

 

「やらよぉ♡♡ にんしんっ、やらぁ♡♡」

 

「なら望まないでください、俺は避妊しません♡」

 

「んぁあっ♡ イクッ♡ なんかい、もっ♡♡ イッてるのにィィッ♡♡」

 

「永琳先生、ピースしてください、ピース♡」

 

「んぇっ?こ、こぉっ?」

 

「そーそー、エロくて最高です♡ 射精(だ)しますね♡」

 

「やめっ……んあぁあああぁぁっ……あぁっ……♡♡」

 

 永琳のアヘ顔ダブルピースを見ながら生中出し。こんなに興奮する事は、あんまり無いだろう。

 そしてこのセックス以降は、永琳は色んな意味で俺に逆らえなくなって────数多く存在している俺の性癖に、明確に「巨乳好き」が追加された。




10,799文字。めっさ頑張りました。
ハッキリ言いますね。抜きながら書きました。
俺が、性癖と出たての精液の様に熱い想いを込めて書いているので、俺が抜けるレベルなのが当たり前なのです。……というのが俺の考えです。

ですが、抜く度に作者はふと思うのです。
「エロく書けてるのかなぁ……」と。

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