その夜
エスカルゴは、文に告白された事を2人に話すことを決心した。
カルゴ「なぁ2人共」
フラン「なぁに?」
レミィ「どうかした?」
カルゴ「ちょっと相談があるんだが…良いか?」
フラン「何でも聞くよっ!」
レミィ「何よ改まっちゃって。良いわ、何でも話しなさい」
カルゴ「…ああ。今日、さ…」
フラン「うんうん」
カルゴ「文に…告白されてな」
2人「(やっぱり文は…)」
カルゴ「また返事伸ばしちゃったんだ…」
レミィ「あら、なんで?」
カルゴ「だって…断ったら泣いちゃうかもしれないだろ…」
レミィ「(伸ばしてから断っても結果は変わらないってことにまだ気付いてないのね…。)それにしても、ホンットにあなたはモテるわねぇ…」
カルゴ「うう…俺はどうすれば…」
フラン「………」プルプル…
あ、やべ…フランがなんかヤバそ…。
フラン「あっはははははっ!」
レミィ&カルゴ「!?」
急に腹を抱え笑い出すフラン。
カルゴ「ど、どうした?」
フラン「ホントモテモテね、エスカルゴ!」
カルゴ「あ、ああ…そうみたい…」
めっちゃ笑顔!?
フラン「さっすが私のエスカルゴね!自慢出来る彼氏を持って…私は幸せ者ね♪」ニコッ
カルゴ「───ッ!!」
可愛すぎかッ!
フラン「それ、私たちに“告白されたよ”って報告するために伸ばしたんでしょ?」
カルゴ「えっ?ま、まぁそうだな」
フラン「ありがとうねっ!答え出す前に教えてくれて!」
カルゴ「……おう…」
フラン「うーん…天魔と引き分けたんだしぃ〜…良いわよっ!」
カルゴ「えっ!?」
どゆこと!?
フラン「せっかく私たちの生活を良くするために頑張ってくれたんだもの…何かご褒美あげないとね♡」
カルゴ「ご褒美に…彼女…か」
人間の頃ならめっちゃ喜んだよ。でも…
カルゴ「でもよ、フランはそれでいいのかよ?5人目だぞ?」
あくまでも小悪魔のことを隠す。
フラン「だって、今の生活とあんまり変わらないでしょ?」
カルゴ「そっ…それはそうだな…」
フラン「なら私は大丈夫よ。許してあ・げ・る♡…誰よりも長く一緒に居てくれるなら…ね♡」
カルゴ「…ありがとう…。…レミリアは?」
レミィ「私も…そうね。それなら大丈夫よ(フランがそこまで考えていたなんてね…。はぁ、彼女は複数でいいって私から言い出したのにね…いつの間にか忘れてたわ)」
カルゴ「…ごめんな」
フラン「大丈夫よ♪モテモテの彼氏で、鼻が高いわ♪」
カルゴ「あはは…。ありがとうな」
これなら誰も泣かない…よな。
あと、鈴仙と霊夢…それと、小悪魔にも報告しておこうかな…。
カルゴ「よし、寝るか!明日早速文の所行ってくるよ」
フラン「うんっ♪」
レミィ「出来るだけ早い方が良いものね」
カルゴ「ああ。よし、寝るか!おやすみ!」
フラン「チュー忘れてるわ。んっ♪」
カルゴ「んっ…ふふっ…」
フラン…レミリア…こんな俺でも受け入れてくれるんだな…。俺が変わらなきゃな。
レミィ「ちょっと、私もっ!」
グキッ
カルゴ「あがっ」
頭を掴み、無理矢理向きを変えるレミリア。
レミィ「チュッ♪」
カルゴ「…柔らかいな…」
レミィ「ふふん♪」
カルゴ「じゃ、おやすみ」
フラン&レミィ「おやすみ♪」
安心からか、エスカルゴはすぐ眠りについた。
エスカルゴが寝た後
レミィ「フラン!フラン!」
姉妹に挟まれているエスカルゴがちゃんと眠ったことを確認し、フランを起こすレミリア。
フラン「何よお姉様…まだ夜じゃない…」
レミィ「今のうちに、聞きたいことがあるのよ」
フラン「聞きたい…こと…?」
レミィ「あなた…なんであんな簡単に認めたのよ?」
フラン「…何を?」
レミィ「惚けないの。文との事よ」
フラン「あ〜…。うふふっ♪」
意味ありげに笑うフラン。
レミィ「なんであんな簡単に認めたの?」
フラン「…エスカルゴに言っちゃダメよ?」
レミィ「わ、わかったわ」
暗闇の中で頷くレミリア。
フラン「あのね、私気付いたの」
レミィ「…何に?」
フラン「エスカルゴの彼女が増えれば増えるほど…
レミィ「!!(この子…なんて事を考えて…!)」
フラン「だからね?これから何人彼女が増えようと、エスカルゴのハジメテの彼女は私。それに…今の生活とあまり変わらないっていうのはエスカルゴが約束してくれたもん♪」
レミィ「(なるほどね…そう考えてたからあんなにあっさりと…)」
フラン「なんでそんなこと聞くの?」
レミィ「ううん、なんで簡単に許したのか気になっただけよ。遅くに起こして悪かったわね。おやすみ」
フラン「おやすみー」
フランの意外な考えに驚きながら、2人は眠りについた。