※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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ドタバタ☆ホワイトデー・歓喜

まずは…図書館行くか。

 

俺はカバンを取りに自室へ戻り、図書館へ向かう。

 

ガチャッ

 

小悪魔「あ、エスカルゴさん!」

 

カルゴ「よっ。ちょっと良いか?」

 

小悪魔「は、はい!」

 

カルゴ「えと…これ。今日…ホワイトデー…だから…」

 

カップケーキを差し出す。

 

小悪魔「わぁ!エスカルゴさん作ったんですか!?」

 

カルゴ「俺1人では作れないから…手伝ってもらったりしたけど…」

 

小悪魔「嬉しいです!ありがとうございます!」

 

羽をパタパタさせて喜ぶ小悪魔。

 

カルゴ「お、おう。あと、パチュリー様にも渡しておいてよ」

 

同じくカップケーキを渡す。

 

小悪魔「わかりました!」

 

カルゴ「じゃ、みんなにも渡してくる」

 

小悪魔「行ってらっしゃいです♪」

 

パチュリーの分も渡し、図書館を後にする。

 

 

 

カルゴ「お待たせ」

 

お、みんな揃ってんな。

 

霊夢「遅いじゃない。待ちくたびれたわよ」

 

カルゴ「すまんすまん」

 

フラン「あ、そのバッグ…」

 

カルゴ「じゃ、まずフランからな。……はい」

 

フランには、スペード形のチョコを渡す。

 

フラン「わぁ〜!凄〜い!食べていいの!?」

 

カルゴ「もちろん」

 

フラン「でも食べるの勿体無いわ〜」

 

チョコの表面には、チョコで絵が描いてある。

描いてあるのは、フランの特徴的な翼だ。

 

カルゴ「また描いてやるから」

 

フラン「ありがとっ♪」

 

カルゴ「おう。…レミリアにはこれな」

 

レミリアには六芒星の形のチョコを渡す。

もちろん、翼の絵が描いてある。

 

レミィ「あら、綺麗に出来てるじゃない」

 

カルゴ「型を使ったからな」

 

レミィ「型?わざわざ買ったの?」

 

カルゴ「いや。俺の能力で」

 

レミィ「凄いわねぇ…。ありがとう、大事に食べるわ♪」

 

カルゴ「へへっ…」

 

照れるな…。

 

カルゴ「咲夜さんには…これです♪」

 

咲夜にハート型のチョコを渡す。

これにはナイフ3本の絵が描いてある。

 

フラン&レミィ&霊夢「!?」

 

レミィ「咲夜!?あなた、エスカルゴに何かあげたの!?」

 

あ、やべ。

 

咲夜「(ちょ、エスカルゴさん…バレちゃいますよ…!)」

 

カルゴ「違う違う、いつもお世話になってるだろ?これはそのお礼だ」

 

咲夜「…ありがとうございます♪(ナイスフォローです、エスカルゴさん…。焦りましたよ全く…。あら…美味しいですね…)」

 

フラン「なんでハート型なのよ?」

 

咲夜「(確かに…)」

 

カルゴ「前食べたオムライス。あれに、ケチャップでスペード、六芒星、ハートが描かれてたから、それの真似したんだ」

 

レミィ「なるほどね…覚えてなかったわ」

 

フラン「流石エスカルゴねっ!」

 

咲夜「なるほど…(そこまで覚えてたとは…)」

 

カルゴ「へへっ…それくらいは覚えてるさ。…で、霊夢にはこれな」

 

カップケーキ2個を渡す。

 

霊夢「私だけ小さくない!?」

 

アリス「こういうのは数や大きさじゃないのよ?気持ちが大事なのよ」

 

カルゴ&魔理沙「そーだぜ?」

 

霊夢「ま、くれるってんなら貰ってあげるわ(ホワイトデーっていうの忘れてなかったんだ…)」

 

カルゴ「そーゆー言い方する奴にはあげないぜ?」

 

霊夢「いただきます!」ガブリ

 

カルゴ「ガッつかなくても…取ったりしねーよ」

 

霊夢「(あ、美味しい…)」

 

カルゴ「アリスにはこれな」

 

1個というのはどうかと思ったので、同じく2個渡す。

 

アリス「ありがと♪」ニコッ

 

カルゴ「おうよ。…あとで上海触らせてくれるか?」

 

アリス「えっ?…良いわよ?」

 

上海「シャンハーイ…?」

 

カルゴ「サンキュ。…魔理沙にはこれな」

 

魔理沙の帽子の形をしたチョコを渡す。

絵はもちろん、キノコの絵だ。

 

魔理沙「おおー、手が込んでるなー!」

 

カルゴ「絵を描くくらい、造作もないさ」

 

魔理沙「お前なんでも出来るよなー」

 

カルゴ「んな事ねぇよ。…お待たせ、鈴仙。初めてだが、団子作ってみたよ」

 

鈴仙「ありがとう♪…戦いは強いけど、お団子はまだまだね♪今度、まんまるなお団子の作り方、教えてあげるわ♪」

 

カルゴ「えへへ…サンキュ。あとこれ、てゐと永琳先生の分。それと…ついでと言ってはアレだが、姫様の分」

 

鈴仙「てゐにはお団子、お師匠様にはカプセル型のチョコ、姫様にはカップケーキね!」

 

カルゴ「そ。てゐのやつには、ブート・ジョロキアっていうのが入ってるんだぜ」

 

そう言ってニヤリと笑うエスカルゴ。

 

一同「??」

 

フラン「何それ?」

 

カルゴ「すっげー辛いやつ。人里で偶然手に入れたんだ」

 

鈴仙「ふふっ、あの時辛子入れられてたものね」

 

カルゴ「この前のお仕置きって意味もあるがな」

 

鈴仙「あのあと、しっかり叱ってもらったわ」

 

カルゴ「なら良かった」

 

あ、門番の事忘れてた。

 

カルゴ「美鈴さんにも渡してくるわ」

 

フラン「何を?」

 

カルゴ「ナイフ型チョコ」

 

フラン「あはははっ!いいわね!」

 

カルゴ「渡してくるね」

 

フラン「はーい!」

 

フランに笑顔で見送られ、バッグごと持って外に出る。

 

カルゴ「ありゃー…」

 

またか…。

 

美鈴「すぴー…」

 

カルゴ「しゃーねーな…」

 

起こしてやるか。

 

カルゴ「美鈴さん…起きて下さい」ボソッ

 

前に美鈴に言われた通り、耳元で囁く。

 

美鈴「ふぇっ!?え、エスカルゴさん!?」

 

カルゴ「あ、起きた」

 

美鈴「い、今……」

 

カルゴ「前、耳元で囁いてって言ってたからやってみました」

 

美鈴「あ、ありがとう…ございます……(覚えてたんだ…というか、やらないって言ってたのに…)」

 

カルゴ「はい、美鈴さんにはこれです」

 

美鈴「おお、チョコですね!…なんでナイフなんですかぁ〜?」

 

カルゴ「ふっ、美鈴さんにピッタリでしょう?」

 

美鈴「ピッタリじゃないですよ〜!ピッタリなのは咲夜さんですっ!」

 

カルゴ「まぁまぁ。…食べないのなら俺が食べますが?」

 

美鈴「いただきまーす!」

 

ナイフの柄を持って刃の方から食べる美鈴。

 

カルゴ「うわっ、口にナイフ刺されたみたい!ははははっ!」

 

美鈴「やめて下さいよ〜…」

 

カルゴ「ふふっ、すいませんすいません。じゃ、中戻りますね〜」

 

美鈴「は〜い」

 

と、玄関に向かうが…

 

???「エスカルゴ、来たよー!」

 

背後で声がした。

 

カルゴ「ん?…あ!」

 

ルーミアにチルノに大妖精!

…リグルとミスティアも居るな。

 

カルゴ「丁度良かった!3人に渡したいものあったんだ!」

 

⑨「知ってる!それ貰いに来た!」

 

大妖精「チルノちゃん!」><

 

るみゃ「そーなのかー♪」

 

カルゴ「チルノにはコレ。大ちゃんにはこれと、ルーミアにはコレ」

 

チルノには⑨と書いてあるチョコを、大妖精にはクローバー型チョコ、ルーミアには三日月型チョコを渡す。

 

⑨「お前が大ちゃん言うな!」

 

カルゴ「あ、すまん。いつもお前が大ちゃん大ちゃん言ってるからつい言っちまった」

 

⑨「お前バカだな!」

 

カルゴ「お前だけには言われたくねぇ」

 

大妖精「まぁまぁ♪大丈夫ですよ♪」

 

カルゴ「マジか。…リグルとミスティアも食べるか?」

 

みすちー「あら、良いんですか?」

 

リグル「良いの?ついてきただけだよ?」

 

カルゴ「まだ余ってるし、大丈夫大丈夫」

 

2人にもカップケーキを渡す。

 

リグル「ありがとう!」

 

みすちー「ありがとうございます♪」

 

カルゴ「おう」

 

 

 

そのまま外でしばらく談笑し、中に戻る。

 

フラン「遅かったじゃない」

 

カルゴ「すまん、チルノ達に会ったからお返しして少し喋ってきた」

 

フラン「それだけ?」

 

カルゴ「ああ。…なぁ霊夢、萃香ってどこにいるか分かるか?」

 

霊夢「わかんないわねー。アイツたまにうちの神社来るから、預かっとく?」

 

カルゴ「よろしく。…食べるなよ?」

 

少し大きめのカップケーキを渡す。

 

霊夢「わ、わかってるわよ!」

 

一同「(危険だ…)」

 

カルゴ「もし食べたらビリビリの刑な」

 

霊夢「そ、それは嫌ね…」

 

カルゴ「食べなきゃ良いだけの事だろ」

 

霊夢「………そうね…」

 

一同「(エスカルゴ怖い…)」

 

レミィ「これらのお菓子、全部あなたが作ったの?」

 

レミリアの問いかけを聞き、みんなが此方を見る。

 

カルゴ「チョコは全部俺がやったけど、カップケーキは妖夢に手伝ってもらった」

 

咲夜「妖夢…あぁ!」

 

カルゴ「白玉楼行ってきたんだ。そんで妖夢に作り方教えてもらったりね」

 

レミィ「なんでここでやらなかったのよ?咲夜にお返しするつもりじゃなかったのならここでやれば良かったじゃない」

 

カルゴ「…!」

 

鋭い…!

 

レミィ「やっぱり咲夜からも何か貰ったんじゃないの?」

 

咲夜「(エスカルゴさん…!)」

 

カルゴ「…これだけのお菓子作ったらさ、甘い匂いするだろ?それじゃ2人にバレるじゃん」

 

フラン「そうね。チョコって甘くていい匂いだもの。気付かない訳が無いわ」

 

レミィ「…なるほどね。納得したわ」

 

カルゴ&咲夜「(ホッ……)」

 

さて…そろそろ…。

 

カルゴ「ね、上海触らせて!」

 

アリス「ええ…どうぞ。いってらっしゃい」

 

上海「シャンハーイ!」

 

上海が抱きついてきた。

 

カルゴ「自立行動出来んの!?」

 

アリス「上海は特別ね」

 

カルゴ「すげー…!」

 

めっちゃ可愛い…!

 

プニプニ…プニプニ…

 

カルゴ「ほっぺプニプニじゃんか…ホントに人形なのかよ!?」

 

上海「ヒャンハーイ!ヒャンハーイ!」

 

上手くシャンハーイって言えてねぇ!やば、可愛い!

 

アリス「そ、そうよ?(そんなに目を輝かせなくても…)」

 

カルゴ「やっべ、めっちゃ可愛い!!」

 

一同「(コイツ…子供か…?)」

 

 

 

レミィ「フラン…」

 

フラン「なぁに?」

 

レミィ「エスカルゴって…子供ね…」

 

フラン「子供ねぇ…」

 

姉妹「はああ……」

 

2人は大きな溜息をついた。

 

 

 

アリス「一応、簡単な会話なら出来るわよ」

 

カルゴ「マジで!?」∑(✪▽✪ )

 

アリス「え、ええ…(人形にここまでガッつく人って中々いないわよ…?)」

 

カルゴ「げ、元気?」

 

上海「ゲンキー!」

 

カルゴ「ふおおおお…!」

 

ナデナデナデナデ…

 

上海「シャンハーイ♪」

 

アリス「(あれ?なんか声の調子が…)」

 

カルゴ「…なぁアリス」

 

アリス「なに?」

 

カルゴ「この子貰っていいか?」(* • ̀ω•´)キリッ

 

一同「はああああああああああああ!?」

 

カルゴ「な、なんだよ…」

 

アリス「あは…あはは……そ、そんなに気に入ったの…?」

 

かなり顔が引き攣ってるアリス。

 

カルゴ「かなり!」

 

アリス「じゃ、じゃあ…上海2世作るから待ってて…?ちゃんと喋れる様にするし、自立行動出来るようにするから…」

 

カルゴ「おおおおおおおおおおお!!!」

 

ヤバっ!!めっちゃイイな!!

 

アリス「じゃ、来週の月曜日、私の家に来なさい」

 

カルゴ&鈴仙「!!」

 

月曜日という単語に、2人が反応する。

 

カルゴ「うーん…月曜日…」チラッ

 

チラ見するのはもちろん鈴仙の方だ。

バチッと目が合う。

 

鈴仙「………」

 

一方鈴仙は、私より人形が大事なの?とでも言いたげな目でエスカルゴを見つめる。

 

そりゃあ、人形より鈴仙優先だぜ?

 

カルゴ「火曜日でいいか?」

 

アリスを向き直り言葉を返す。

 

アリス「わかったわ。魔法の森に私の家があるから…せいぜい気をつけて来る事ね」

 

カルゴ「…!森にあるっつー事は、空から見えねぇかな?」

 

アリス「そりゃあ…木がいっぱいある訳だしね。地上から来た方が良いわね」

 

カルゴ「了解した。…という訳でフラン、レミリア。月曜日と火曜日は出かける」

 

鈴仙「(良かった…!)」

 

フラン「わかったわ」

 

レミィ「あなた最近出かけるの多いわねぇ…」

 

カルゴ「出かけるの多いのは仕方ないだろう…先週は山のヤツらと戦争だったし…一昨日と昨日はアレだったし…」

 

それにデートスポット探し…。

 

レミィ「そうね…」

 

鈴仙「(だから先週来なかったのね…。…え?)戦争!?」

 

鈴仙が身を乗り出す。

 

カルゴ「俺が山に出入りし過ぎだからって目を付けられたのさ。にとりに何か作って欲しいとかさ、何かしらの用があるから行くってだけなのに」

 

鈴仙「大丈夫だったの!?」

 

カルゴ「ああ、何とかね。山のボスの天魔とも引き分けに持ち込んだみたいで、何とかこうしていつも通りの生活に戻れたのさ」

 

鈴仙「持ち込んだ…みたい…?(他人事みたいな言い方ね…。というか山のボスと引き分けって…エスカルゴ強すぎじゃない…?)」

 

カルゴ「よくわからんが、いつの間にか決着ついてたみたいでさ。俺が気付いたら紅魔館で寝てたってわけ」

 

鈴仙「へぇ…(戦闘に夢中で覚えてなかったのかしら)」

 

ん…?山?

 

カルゴ「あー!!」

 

一同「!?」

 

レミィ「今度は何!?」

 

カルゴ「文とにとりにもお返しするんだった!」

 

鈴仙「(あなた、何人から貰ったの!?)」

 

レミィ「あら。ならすぐに行ってきなさい。そして早く戻ってきなさい」

 

フラン「早くしてよね!」

 

カルゴ「すまねぇみんな!」

 

急いで走り出す。

 

アリス「あっ、ちょ、上海返してぇ!」

 

カルゴ「え?あ、すまん!…じゃあな、上海!」

 

上海「シャンハーイ♪」

 

急いでアリスに上海を返す。

 

無意識に抱き抱えていたようだな。

うーん…フランの方が可愛いんだが…やはり人形には、別な魅力があるんだよな。

 

カルゴ「行くか!雷装備『翼竜の舞』!」

 

バサァッ…バシュンッ

 

紅に染まっている空へ飛び立った。

 

カルゴ「ちっ…やっちまったな」

 

レーザー威力調整したはずなんだが…。

 

先程ヒビキらに向けて発射したレーザーは、森の一部を吹き飛ばしていた。

 

カルゴ「木も倒れてら…。ま、仕方ねぇか」

 

森を一瞥し、スピードを上げた。

 

 

 

 

コンコンコン

 

カルゴ「文〜、居るか〜?」

 

今回は地上を介さず、上空から文の仕事場に直行した。

 

ガチャッ

 

文「は、はい!」

 

扉を開けるなり返事をする。

 

カルゴ「よっ。文の新聞のおかげで、ホワイトデーのこと思い出したよ。ありがとうな」

 

文「あ、はい!どういたしまして!(お返しじゃないんですね…そりゃ、あげたものがお菓子じゃないので期待はしてませんでしたが…)」

 

カルゴ「そんでこれ、お返し」

 

カメラ型チョコを渡す。ペンの絵が描いてある。

 

文「あやややや!お返しですか!?ありがとうございます!!(流石エスカルゴさんですね…物が何であれお返しはキッチリするんですね…)」

 

カルゴ「へへへ…」

 

文「どうやって持ってきたんです?(というか食べるの勿体無い…)」

 

カルゴ「ああ、これだよ」

 

真っ黄色のバッグを見せる。

 

文「な、何ですかその辛子を塗りたくったようなバッグは…」

 

おい、たとえ!

ほかに何か別のたとえあるだろ!

想像しただけで鼻がツーンとするわ!

 

カルゴ「俺の能力で作ったバッグだよ。触ると痺れるから、俺しか触れない」

 

文「あやや…(物騒な…)」

 

ホント、便利だよなー。ふふっ…。

 

カルゴ「あ、そうだ」

 

文「?」

 

カルゴ「えいっ!」

 

ポケットから団扇を取り出し、下から上へ振り上げる。フワッと文のスカートが持ち上がる。

 

文「あやややややややや!!」

 

カルゴ「ふむ、今日は白と黒の横縞パンツか!」

 

文「ちょっとぉ〜!やめて下さいよ〜!」><

 

カルゴ「にひひ、すまんすまん♪」

 

文「全くもう…。…それはそうと、ほんとに異変起こしちゃいましたね」

 

おっと、ここで話題変えるか。

 

カルゴ「ああ。霊夢もその連れも、みんな倒したぜ」

 

文「ホントですか!?」

 

カルゴ「ああ。でも、向こうが本気出す前に制圧しただけだ」

 

文「ほぇ〜…(エスカルゴさんが異変を起こす側の味方をしたら、最早最強では…?)」

 

カルゴ「じゃあ、俺はこの辺で!」

 

文「あやっ?もう少しゆっくりしていかれては?」

 

カルゴ「にとりにもお返ししなくちゃだからさ」

 

文「わかりました!ではまた!(先に来てくれたんですね…ありがとうございます♪)」

 

カルゴ「おう!またな!」

 

バシュッ

 

入口で少し話し、すぐに飛び立つ。

 

さて…にとりは何処にいるのかな?

玄武の沢…いや、工房に行ってみるか。

 

 

 

 

 

カルゴ「あははー……迷ったー……」

 

にとりの工房…何処だっけ?

 

カルゴ「あ、そーだ」

 

アイツなら…!

 

 

 

 

 

将輝「まさか、この異変にエスカルゴさんが絡んでたとは…」

 

カルゴ「勘違いすんなよ?俺は乗り気じゃねぇからな?」

 

楓「ふふっ、わかってますって。ね、将輝?」

 

将輝「そうですよ、それくらいはわかってますよ。新聞に書かれてましたし」

 

カルゴ「ならいいんだが」

 

道に迷った俺は、白狼天狗の宿舎に行き、ヒビキに案内させようとしたのだが、まだ帰ってこないという事で、休憩中であった顔見知りのヒビキの部下2人に道案内を頼んだ。

 

 

 

カルゴ「サンキュー、助かった」

 

将輝「いえ!」

 

楓「エスカルゴさんのお役に立てて光栄です♪」

 

カルゴ「ははっ、そんな事言われる程俺は偉くねぇよ」

 

あ、そうだ。

 

カルゴ「2人もお菓子食べるか?」

 

将輝「良いんですか!?」

 

カルゴ「もう少し余ってるし、別に構わんよ。ほい」

 

2つのカップケーキを渡す。

 

カップケーキ、多く作っといて正解だったな。

 

楓&将輝「ありがとうございます!」

 

カルゴ「どういたしまして。あ、楓、椛にも渡しといてくれるか?いつも弟が世話になってるからな」

 

ついでに1つ渡す。

 

楓「わかりました!」

 

カルゴ「ヒビキには内緒だぜ?」(・ω<)-☆

 

そう言って軽くウインクする。

 

将輝&楓「はいっ!」

 

良い子だな。

ヒビキなんかより強くなれよー。

 

カルゴ「じゃ、俺はここで」

 

将輝&楓「ありがとうございました!」

 

カルゴ「こっちこそありがとうな。気を付けてな」

 

将輝&楓「はい!」

 

2人はホクホク顔で帰って行った。

 

コンコンコン

 

にとり「はーい」

 

あ、居た!

 

カルゴ「俺だー、エスカルゴだよー」

 

にとり「あれ?どうしたの?中来ていいよー」

 

カルゴ「はーい」

 

扉を開け、中に入る。

 

カルゴ「よっ」

 

まぁた下着だかスク水だかよくわからん格好しやがって…。目のやり場に困るぜ!

 

にとり「どうしたの?」

 

カルゴ「ホワイトデーのお返しに来たぜ」

 

にとり「あれ?バレンタインデーに何かあげたっけ?」

 

カルゴ「モバイルバッテリーくれたじゃん?持ち歩き充電器」

 

モバイルバッテリーで通じるか不安になったので、敢えて言い換える。

 

にとり「わざわざお礼に来てくれたんだ!ありがとう!(なに持ってきてくれたんだろう?)」

 

カルゴ「胡瓜で良かったかな?」

 

胡瓜を5本差し出す。

 

河童の大好物は胡瓜って聞いたから、チョコより胡瓜の方がいいと思ったんだが…。

 

にとり「うわぁぁぁ!胡瓜じゃん!!しかも5本って!!ありがとうエスカルゴ!!」

 

カルゴ「お、おう…喜んでくれて何よりだ。じゃあ俺はこの辺で…」

 

にとり「あれ?もう帰っちゃうの?」

 

カルゴ「ああ。若干やる事が残ってるのでな…」

 

頼むから服着てくれ…!

 

にとり「そっかー、わかった。わざわざ遠いところをありがとうね!」

 

カルゴ「いやいや、これくらい何ともないさ。じゃ!」

 

バシュッ

 

扉を開けて飛び立つ。

 

 

 

 

 

だが、紅魔館に着いた時に、驚くべき者を目にする。

 

 

 

咲夜「ですから、エスカルゴさんは今不在なのでまた後日…」

 

天子「なら幻想郷壊すわよ?」

 

なんで来てるんだよお前…!

 

咲夜「それは勘弁して下さい…」

 

天子「でも居ないなら壊すしかないわね。壊せば嫌でも来るでしょ」

 

咲夜「だから、やめて下さ…」

 

スタッ…

 

カルゴ「ただいまです」

 

咲夜「エスカルゴさん!」

 

エスカルゴの帰宅により表情が明るくなる咲夜。

 

天子「ご主人様だわ♪」

 

カルゴ「…行くか」

 

天子の襟を掴む。

 

天子「うん♪」

 

カルゴ「ありがとうございます、咲夜さん」

 

咲夜「いえ。あ、皆さんは先程帰りましたよ」

 

カルゴ「わかりました」

 

咲夜に一礼し、いつもの部屋に向かう。

 

カチャッ…

 

カルゴ「入れよ」

 

天子「失礼しまーすっ♪」

 

はあ…紅に染まってるこの空を見て、なんとも思わないのかコイツは…。

 

カルゴ「何しに来た」

 

天子「構って♡」

 

ストンとベッドに腰を下ろす天子。

 

カルゴ「本日は何を御所望で?」

 

天子「ちゅー…」

 

カルゴ「………」

 

とりあえずケーキ突っ込んどくか。

 

ガボッ

 

天子「もがっ……ん〜♪」

 

頬に手を当てて喜ぶ天子。

 

天子「美味しいわねこれ♪もっと頂戴!」

 

カルゴ「やれやれ……あ」

 

天子「?どうしたの?」

 

カルゴ「すまないな、あと1つしかない」

 

色んな人にあげたからな。

 

天子「えー…じゃあ最後の1個頂戴」

 

カルゴ「はいよ」

 

手渡そうとするが……

 

天子「ご主人様が食べさせて?」

 

はあ…。

 

カルゴ「…口開けな」

 

天子「あ〜ん…」

 

ガボッ

 

天子「美味し♪」

 

カルゴ「へいへい、そりゃー良かったですよー」

 

俺…1個も食ってねぇ…!

妖夢ぅ…また作ろうぜぇ…(泣)

 

天子「ありがとっ♪」

 

カルゴ「おう…」

 

 

 

 

 

2時間後

 

天子「またね♪」

 

カルゴ「はいはい、さいならー(棒)」

 

なんとかキスだけは免れたが…代わりに色々やらされた…。はぁ…。

 

その晩は、フランとレミリアと目一杯イチャついてから眠りについた。




お返し一覧

フラン……スペード型チョコ(翼の絵アリ)
レミィ……六芒星型チョコ(翼の絵アリ)
咲夜さん…ハート型チョコ(ナイフの絵アリ)
小悪魔……カップケーキ
鈴仙………まんまるじゃないけど丸い団子
永琳………カプセル型チョコ
てゐ………ブート・ジョロキア入り団子
チルノ……⑨チョコ
大妖精……クローバー型チョコ
ルーミア…三日月型チョコ
霊夢………カップケーキ×2
魔理沙……帽子型チョコ(キノコの絵アリ)
アリス……カップケーキ×2
萃香………大きめカップケーキ
文…………カメラ型チョコ(ペンの絵アリ)
にとり……胡瓜



やっとホワイトデー編終わった…。

塾とかもう行きたくない…(泣)
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