※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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人形達との散歩

玄関出たはいいが……。

 

美鈴「すやー…」

 

カルゴ「はぁ〜…」

 

この門番…見かける内の10回中9回は寝てるな。

いや、20回中19回か?とにかく、ほぼ寝てるね。

 

カルゴ「…混合武器『雷銃&雷弓』」

 

両手にクロスボウを装備する。

 

咲夜さんよりかは(・・・・・・・・)優しく起こしてあげよっと。

 

狙うは、美鈴の両太もも。

 

上海「シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホラーイ!」

 

肩をトントン叩く2人。

 

カルゴ「…え?やりたい?」

 

上海「シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホラーイ!」

 

満面の笑みを浮かべて頷く2人。

 

あれまぁ。ククッ、それも面白そうだな。

 

カルゴ「良いぜ。………ほい」

 

小型化したクロスボウを2人に渡す。

 

上海&蓬莱「〜♬」

 

笑顔で構える2人。

 

2人にとっちゃあ、遊びの一環なんだよな。

ごめんね美鈴、遊びに付き合わせちゃって♪

 

カルゴ「…撃て!」

 

上海「シャンハーイ♪」

 

蓬莱「ホラーイ♪」

 

パシュシュッ…サクサクッ

 

美鈴「ふぎゃあっ!?」

 

2本の矢は見事、両方の太ももに命中し、美鈴は気の抜けた声と共に崩れ落ちる。

 

カルゴ「よくやった」

 

上海「シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホラーイ!」

 

3人でハイタッチする。

 

美鈴「痛いじゃないですかぁ〜…」

 

涙目で抗議する。

 

カルゴ「えへへ…でも、咲夜さんにやられるより良いんじゃないですか?」

 

美鈴「それはそうですけど…この前はあんなに優しく起こしてくれたのに…」

 

カルゴ「あれは気まぐれですから忘れて下さい」

 

真顔で棒読みで言う。

 

美鈴「ふふっ、良い思い出です♪」

 

カルゴ「……はぁ…。あ、美鈴さん寝てたの、咲夜さんにバレてますよ?」

 

美鈴「どぅえええええ!?」

 

大袈裟に驚く美鈴。

 

カルゴ「ほら、門の内側から見てますよ?」

 

そちらを指さす。

 

美鈴「さささ咲夜さん、寝てなんて………あれ?居ないじゃないですかぁ!!」

 

勢いよく振り向き、早口で弁明した後、半泣きで此方に向き直る。

 

カルゴ「ぷふふっ…ごめっ…wごめんなさいwwwまさか引っかかるなんてwww」

 

笑いをこらえきれずに口と腹を抑える。

 

美鈴「本気で焦りましたよ〜…全くもう…」

 

カルゴ「じゃあ寝なきゃ良いのに…ぷふふっ…」

 

やべー、美鈴いじるの面白い…。

 

美鈴「でも、寝てしまうのはエスカルゴさんならわかるでしょう?」

 

反省どころか開き直る美鈴。

 

カルゴ「そりゃー、ポカポカしてるし、眠くなるのもわかりますがねー…。でも、いっつも寝てるんじゃ門番の意味が無いですよ?」

 

美鈴「うぅ…」

 

カルゴ「安心して下さい、俺がこうして起こしてるのは誰にも言ってないので」

 

美鈴「ホントですか!?」

 

途端に目を輝かせる。

 

カルゴ「逆に、咲夜さん達にチクってると思ってたんですか?」

 

美鈴「えっと…その〜………思ってました…」

 

カルゴ「…上海、蓬莱」

 

上海「シャンハーイ!!」

 

蓬莱「ホラーイ!!」

 

パシュシュッ…サクサクッ

 

美鈴「うひゃあ!不意打ちはやめて下さいよ!」

 

カルゴ「だぁって…信じてくれないんだもん…」

 

わざとらしく頬を膨らませる。

 

美鈴「信じますから、痛いのはやめてぇ…」

 

カルゴ「信じてくれるなら良いんだけど。じゃ、少し出かけてきまーす。行こーぜ♪」

 

上海「シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホラーイ!」

 

美鈴「あ、いってらっしゃいです!(全く…痛めつけるだけ痛めつけといてお出かけとは…。ま、エスカルゴさんらしいですけどね♪)」

 

 

 

しばらく歩いた。

 

カルゴ「どこ行く?」

 

上海「ヤマー!」

 

蓬莱「カワー!」

 

おいおい…。

 

カルゴ「ど、どうしよう?」

 

上海「ヤマサキー!」

 

蓬莱「カワサキー!」

 

ええ…カワサキ?コックカ○サキか?

死んだんじゃないの〜?で有名な。

いや、ボケてる場合じゃないな。

 

カルゴ「よし、どっちも行くか!な!」

 

上海「ヤマサキー!!」

 

蓬莱「カワサキー!!」

 

うーん…埒が明かないなぁ…。

 

カルゴ「よし、なら2人で弾幕勝負しよう。負けたら勝った方の言うこと聞くんだぜ?」

 

上海&蓬莱「ワカッタ!」

 

カルゴ「よし。…雷武器『雷杖』。ほい」

 

ミニミニサイズの杖を2本作り、渡す。

小さくても出来ることはそのまんま。

殴れるし、弾幕を発射出来る。

ただ、俺は人形の修繕が出来ないし、アリスに面倒掛けさせたくないので、威力はほぼ皆無にしてある。当たっても、シャボン玉と変わらない威力だ。

同じ武器にしたのは、武器による戦力差が出ないようにする為。

 

カルゴ「1回当たったら負け。いいな?」

 

上海&蓬莱「ワカッタ!!」

 

カルゴ「始め!」

 

上海「シャンハーイ!シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホラーイ!ホラーイ!」

 

2人とも杖を振るって弾幕を発射する。

だが当然、互いに避ける。

 

 

 

10分後

 

カルゴ「あの〜…まだっすかね?」

 

上海「シャンハーイ!シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホラーイ!ホラーイ!」

 

人形のスペックも武器のスペックも全く同じためか、一向に決着がつかない。

まるでGIF画像を見てる気分だ。

 

カルゴ「はいはい、中断中断!!」

 

パンパンと手を鳴らして中断を促す。

 

上海&蓬莱「ヤダ!」

 

カルゴ「武器変えよう、このままじゃ終わらん」

 

上海&蓬莱「ワカッタ!」

 

カルゴ「何がいい?」

 

選ばせれば、不平等は出ないだろう。

 

上海「オノ!」

 

蓬莱「ヤリ!」

 

これまた分かれましたねぇ…。

 

カルゴ「よし来た。雷武器『雷斧』、『雷槍』」

 

右手に斧、左手に槍を出し、2人に渡す。

 

カルゴ「始め!」

 

上海「シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホラーイ!」

 

上海は斧での斬撃を、蓬莱は槍での突きを繰り出すが…

 

キィンッ!

 

上海に振り払われてしまう。

 

蓬莱「ホラッ…」

 

そしてその隙を突き、振り下ろす…。

 

上海「シャンハーーーイ!」

 

カルゴ「そこまで」

 

斧が蓬莱の頭にぶつかる寸前で合図を送る。

 

上海「…ッ!」

 

上海は合図通りピタッと動きを止めた。

 

カルゴ「上海の勝ちだ、よくやったな」

 

上海の頭を撫でる。

 

上海「シャンハーイ♪」

 

蓬莱「ホラーイ…」

 

喜ぶ上海と、それとは反対に見るからにしょげる蓬莱。

 

カルゴ「よしよし、蓬莱も、よく頑張ったな」

 

蓬莱「ホラーイ…」

 

カルゴ「山行ったら、その次に川行こうな。それで良いかな?」

 

蓬莱「ホラーイ!」

 

パァッと笑顔になる蓬莱。

 

カルゴ「よし、まずは山行くか」

 

上海「シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホラーイ!」

 

山へ向けて歩きだそうとした…その時。

 

???「おいエスカルゴ!」

 

聞き慣れた声が呼び止める。

 

カルゴ「…なんだ、チルノ」

 

振り返るとそこには、チルノが居た。

 

カルゴ「何の用だ?」

 

チルノ「あたいと勝負しろ!」

 

カルゴ「…なんで?」

 

チルノ「文の新聞で見た!エスカルゴって実は、さいきょーなんだろ!という事は、エスカルゴを倒せばあたいはさいきょーだ!」

 

へー、新聞読んでるんだ。

というか、俺を倒したら最強って…俺が最強ならそうだろうが、俺は最強じゃないんだがな…。

でもま…!

 

カルゴ「良いぜ、やろう」

 

たまにはこういうのもいいだろう。

 

チルノ「やったっ!」

 

カルゴ「ルールは?」

 

⑨「負けた方が負け!いくぞ!!」

 

カルゴ「えっちょま…」

 

チルノ「氷符『アイシクルフォール』!!」

 

急に…こんにゃろ!

 

両側から氷の弾幕、正面から通常の弾幕を発射するチルノ。

 

カルゴ「雷壁『雷纏反撃壁』!!」

 

目の前に壁を出現させる。

 

カルゴ「上海、蓬莱。2人はここで待ってて」

 

上海「シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホラーイ!」

 

チルノ「なんかビリビリする!」

 

あ、当たってるのか。

 

カルゴ「おっしゃ、俺もやるぜ!」

 

壁の前方に移動する。

だがそこで、スペルの効果時間が終わる。

 

カルゴ「ええ〜…」

 

このタイミングでかよ…。

 

チルノ「雪符『ダイアモンドブリザード』」

 

バラバラと無造作に氷の弾幕を発射するチルノ。

 

カルゴ「雷武器『雷鎌』!!」

 

弾幕を避けながら巨大な鎌を作り出す。

 

チルノ「なんだそれ!」

 

カルゴ「へへっ、カッコイイだろ」

 

チルノ「確かにカッコいいけど、あたいには近付けないぞ!」

 

カルゴ「近付くことは無いさ。ここで終わる」

 

チルノ「!?」

 

カルゴ「斬ッ!!」

 

ビュオッ

 

クルリと一回転し、風の刃を放つ。

 

チルノ「ふげっ」

 

それに当たったチルノは、後ろに飛ばされ、木に頭をぶつける。

 

チルノ「キュゥ〜…」ガクッ

 

呻き、気絶するチルノ。

 

カルゴ「ふぅ…気絶したか」

 

“負けたら負け”って…よくわからなかったな。

ホントに新聞読んでるのか疑わしくなってきた。

 

壁を解除した所で、上海らが飛び付いてきた。

 

カルゴ「おまたせ。よし、行こうか」

 

上海「シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホラーイ!」

 

山へ向けて再度歩みを進める。

 

 

 

 

 

カルゴ「お、おいおい…まだ登山中だぞ…」

 

上海「シャーンハーイ…」

 

うわっ、何その喋り方、投げやり感パネェ!

 

山に行きたがっていたはずの上海は、飛ぶのに疲れ、頭の上で休んでいる。一方蓬莱は………

 

蓬莱「ホラーイ♪」

 

…何故か乗り気である。

 

天狗達の好奇の視線が痛いけど…。

そりゃ、頭に人形乗せて、側に人形が浮いてるなんて…気にならない訳がない。

つーか、どこまで行きゃ良いのさ…?

 

カルゴ「上海、どこまで行く?」

 

上海「ジンジャー」

 

カルゴ「へいへい。参拝でもしますかね…」

 

こっちの守矢神社には来たことないな。

向こうでは霊夢の手伝いをしただけだし…。

とりあえず、こっちの早苗さんとは初対面か。

会うかどうかすらわからねぇけど。

 

 

 

カルゴ「つ…着いた…」ゼェ…ゼェ…

 

飛べばよかった…。

 

上海「シャンハーイ♪」

 

頭から降りてクルクル回る上海。

 

蓬莱「ホラーイ♪」

 

上海を追いかける蓬莱。

 

カルゴ「ほら、参拝するから着いてきなさい」

 

上海「シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホラーイ!」

 

チャリーン…

 

お金を入れて、手を叩く。

多分、参拝の方法はこれで合ってるはず。

 

スーッ

 

???「あれ〜?珍しい参拝客だねぇ!」

 

襖が開き、誰かが出てくる。

 

カルゴ「!」

 

誰d…なぬっ!?

 

そこに居た者とは───?




本日は神主ことZUN氏のお誕生日だそうで。
非常におめでたいですね!!

この方がいなければ今の俺達は無い訳で…。
今の生活はどうなってたのでしょうか?
東方のない生活…上手く想像出来ませんが…ソシャゲに溺れたヤバい生活だったかも知れません。

この場をお借りして、最大限の感謝、尊敬の気持ちを込めまして、おめでとうを言わせて頂きます。

お誕生日おめでとうございます!!!
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