※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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ショタ化エスカルゴも悩む

鈴仙「気持ち良かったね♪」

 

カルゴ「うん!」

 

鈴仙「また入ろ♪」

 

カルゴ「そうだね♪」

 

体を拭き終え、ドライヤーもしっかりかけて、脱衣所を出る。

 

永琳「あら、ここに居たのね」

 

脱衣所を出た所で、永琳に出会す。

 

鈴仙「えへへ…」

 

永琳「随分長い時間見かけなかったけど、ずっとここに居たの?」

 

鈴仙「ちょっと長く入り過ぎちゃって…」

 

永琳「長く入ったというか…あなた達のことだから、お風呂でもベタベタしてたんでしょう?」

 

カルゴ「♪~(´ε` ;)」

 

永琳…鋭いっ…!

いや、これくらいならてゐでも分かるか。

 

永琳「口笛吹いて誤魔化す奴、初めて見たわ…」

 

カルゴ「えへへへ…」

 

苦笑いで誤魔化しの上書きをする。

 

鈴仙「お師匠様」

 

永琳「何かしら?」

 

鈴仙「私ってもう、子供産めるんでしょうか?」

 

カルゴ「おっ、おい…!」

 

唐突に何言ってるの!?

 

永琳「……」チラッ

 

カルゴ「!!」

 

永琳がチラリとこちらを見たので、反射的に鈴仙の後ろに隠れる。

 

永琳「ええ、産めるでしょうね」

 

鈴仙の方に向き直り、笑顔で告げる。

 

鈴仙「やったぁ♪…頑張りましょうねっ!」

 

後ろに居る俺を振り向き、ガッツポーズをする。

 

カルゴ「だ、だから…子供はさ、結婚してから…とか……ゴニョゴニョ…」

 

永琳「(そんな話してたのね…。)妖怪兎と吸血鬼の混血…興味深いわね」ニヤッ

 

おい!鈴仙を止めてくれよ!

 

鈴仙「実験はさせませんからね?」

 

そうか、永琳はその危険もあるのか。

 

カルゴ「うんうん、ダメダメ」

 

永琳「はいはい、楽しみにしてるわね〜♪」

 

分かってんのかねぇ…。

 

永琳はそう言い残して脱衣所に入っていった。

それを見送り、鈴仙の部屋へ戻る2人。

 

鈴仙「早く戻ってね、エスカルゴ♪」

 

カルゴ「戻ってもすぐには作らねぇってばさ」

 

鈴仙「ぶーぶー」

 

露骨にブーイングを飛ばす鈴仙。

 

カルゴ「…その前にさ、多重結婚っていう決着のつけ方がどうなのかなぁ…。どう思う?」

 

鈴仙「良いと思うわよ?」

 

カルゴ「そっか…。でも、鈴仙はそれでも良いとしても、他の人が何て言うか…」

 

鈴仙「んー…少なくとも霊夢は賛成するわよね」

 

カルゴ「そだな。言い出しっぺが霊夢なんだし」

 

鈴仙と霊夢は賛成派…。

果たして、フランとレミリア、小悪魔や文は何て言うのやら…。小悪魔も賛成はしそうだが、結婚するとしたら他のみんなにもバレる事になるな。

 

カルゴ「というか、5人って…。5人はキツいだろ…」

 

正確には6人だけどさ。

 

鈴仙「あなたならイケるわよ♪」

 

カルゴ「…頑張る」

 

期待には答えねぇとな…。つーかよ…

 

カルゴ「俺なんかのどこが良いんだよ…」ボソッ

 

鈴仙「?何か言った?」

 

カルゴ「いーや、何でもね」

 

鈴仙「?」

 

 

 

 

 

鈴仙「もう帰るの?まだお昼前よ?」

 

カルゴ「ゴメンね。元に戻る方法、自分でも探してみようかなって思って」

 

鈴仙「…それなら仕方ないわね、許してあげるわ(元に戻ったら…覚悟してなさい♪)」

 

カルゴ「…!」ゾクッ

 

なんだ?なんか寒気が…。

 

カルゴ「そ、それじゃ」

 

鈴仙「気を付けてね」

 

カルゴ「うん!」

 

バシュッ

 

とは言ったものの…ど元に戻る方法なんて、どーやって探せば良いんだかなぁ…。

…あ、そうだ。

 

 

 

カルゴ「やっほー。霊夢〜、来たよ〜」

 

シ──────ン……

 

無視か?寝てるのか?

 

チャリーン…

 

ターン!

 

カルゴ「あ、来た来た」

 

そんな勢いで開けたら襖壊れるぞ?

 

霊夢「(しまった、いつものクセで…!最近こんなの多いし、ビシッと言ってやるわ!)お金で釣るなんてサイテーね」

 

なぬっ!?お前に言われたくねぇぞ!?

 

カルゴ「釣られたクセに」

 

霊夢「ぐうっ…(正論…)」

 

はい!!論破!!

 

霊夢「で、何の用よ」

 

しかめっ面で用件を聞く霊夢。

 

カルゴ「んー?まぁ…ちょっとした相談?てゆーのかな…」

 

霊夢「ハッキリ言いなさいよ」

 

いつに無くツンツンしてるな。気のせいか?

 

カルゴ「昨日霊夢が言ってた、多重結婚についてなんだけどさ」

 

霊夢「それがどうかしたの?怖気付いた?」

 

そうじゃねぇよ!なんでそう攻撃的なんだよ!

 

カルゴ「そうじゃなくてさ。みんなはこの意見に賛成してくれるのかなーってね」

 

霊夢「んー…そうねぇ…。フラン以外の奴は全員賛成だと思うわよ?(というか喜ぶと思う)」

 

カルゴ「なんで?」

 

霊夢「だって…フラン以外の奴らは、アンタに彼女が居ること分かってて告白してきたんでしょ?なら、多重結婚も認めてくれるわよ」

 

そう言って優しく微笑む霊夢。

 

そっか…そうだったな。

 

カルゴ「なるほどな…そうだと良いな…。というか、フランがどう思うかだな…」

 

霊夢「フランが一番の壁ねぇ…」

 

おいコラ。

 

カルゴ「そんな事言うな、俺の彼女だぞ」

 

1番の…な。

 

霊夢「はいはい(私もなんだけど…)」

 

霊夢の意見も確認してみようか。

 

カルゴ「…霊夢はもちろん、賛成…なんだよな?その…多重結婚に」

 

霊夢「…ええ、そうよ。他の奴らぶっ飛ばして、私だけのモノにしようとしてもアンタが拒むからね」

 

カルゴ「……」

 

俺がここまで強くなれてなかったらみんなぶっ飛ばされてた!?

 

カルゴ「ンな事させねーよ。いくら霊夢でも、そんときゃ容赦しねぇ」

 

霊夢「あら、酷いわね」

 

カルゴ「へっ、ぶっ飛ばす方が酷いぜ。んじゃ、俺はもう行くぜ」

 

クルリと背を向ける。

 

霊夢「え?もう?」

 

カルゴ「霊夢の意思確認に来ただけだし、これからやりたい事もあるしな」

 

とりあえず、パチュリーの所に行けば何とかなりそうな気がする。

 

霊夢「あっそ。何でもいいけど、早く元に戻ってよね」

 

カルゴ「え?なんで?」

 

霊夢の発言に驚き、振り返る。

 

霊夢「言わすな!察しろ!」

 

何故か声を荒らげる霊夢。

 

カルゴ「んー…チビだとやりたい放題されるからかな?」

 

霊夢「そんなんじゃなくて!!アンタは“可愛い”よりも“カッコイイ”が似合ってんのよ!だから早く元に戻れって言ってんの!わかったらさっさと元に戻りなさい!」

 

顔を真っ赤にさせながら早口でそう言い、部屋に戻ってしまう。

 

カルゴ「カッコ…イイ…?」

 

霊夢が立っていた所を見ながら呟く。

 

あんな風に赤くなりながら言われるとめっちゃ照れるね…。

 

ボガーン…

 

カルゴ「ん?」

 

なんか爆発した?

 

後ろを振り向くと、木でよく見えないものの、妖怪の山辺りから煙が立ち上っているのが見えた。

 

カルゴ「…?」

 

見たところ、火山の噴火ではねぇな。

でも…気になるな。行ってみよ。

 

カルゴ「雷装備『翼竜の舞』」

 

バシュンッ

 

巨大な翼を出し、煙の根元を目指して飛び立った。

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