※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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今回は戦闘回と言ったな!あれは嘘だ!


平和な日常

互いの思いをぶつけあったあの喧嘩から数日。

俺達は平和な日々を過ごしていた。

だが、そんなある日…。

 

フラン「ケホッ………ケホッ、ケホッ…」

 

フランが咳をし始めた。

 

カルゴ「ん?どうしたフラン」

 

読んでいた魔導書を閉じて尋ねる。

 

フラン「風邪かも…」

 

カルゴ「病院行こう」

 

ガタンと席を立つ。

 

フラン「うふふっ…これくらい大丈夫よ、心配しすぎ。ゲホッ、ゲホ…」

 

カルゴ「いや、早く治す為にも病院行こうぜ」

 

フラン「…そうね、行きましょ」

 

カルゴ「よし」

 

足早に玄関へ向かい、手を繋いで飛び立つ。

向かう先はもちろん永遠亭だ。

湖を越え魔法の森を越え、竹林へと差し掛かる。

だがここで、1つのトラブルが発生する。

 

握っている手の力が弱々しくなってきた。

 

カルゴ「フラン?どうした?」

 

フラン「はぁ……はぁ……ちょっと暑い…」

 

首元をパタパタとするフラン。

隣にいる俺の所までイイ匂いが漂ってくる。

 

あ〜、イイ匂い…じゃなくて。それ、熱じゃ…?

 

心做しか、飛ぶ際にもフラフラしているように見える。

 

カルゴ「俺が抱っこすっから、こっちおいで」

 

フラン「うん…」

 

ギュッ…

 

空中でフランを抱き抱える。

 

うーむ…息は荒くて顔も少し赤くて目が虚ろ…。

どこか色っぽくて可愛い…いや、そんな事言ってる場合じゃねぇな。こりゃ熱だ、早くしなきゃ。

 

 

 

ガララッ

 

あれ、患者さんあんま居ねぇな。

 

鈴仙「あら、エスカルゴじゃない。フランちゃんどうしたの?(抱っこされて…羨ましいっ!)」

 

診療所の引き戸を開けると目の前に鈴仙が居た。

 

カルゴ「熱があるみたいなんだ。診察して欲しいんだが…」

 

鈴仙「うん、大丈夫よ。てゐ、お会計お願い!!(今度お願いしちゃおうかな…?)」

 

てゐ「はいはーい」

 

やはり会計待ちだったか。

ここに来る患者さんは、診察の待ち時間よりも会計の待ち時間が長いんだ。何故かって、永琳の手際がとんでもなく良いからだ。

 

鈴仙「さ、来て」

 

カルゴ「うっす」

 

鈴仙に先導され、診察室へ向かう。

 

永琳「エスカルゴにフランちゃんじゃない。今日はどうしたの?」

 

鈴仙「フランちゃん、熱があるそうで…」

 

永琳「あら。吸血鬼も熱が出るのね…。じゃあ、下ろしてくれる?」

 

目の前の椅子にフランを下ろすように促す。

 

カルゴ「よいしょっと…」

 

フラン「ん……」

 

怠そうに呻くフラン。

 

永琳「それじゃ、まずは胸の音を聞きましょうかね。服上げてくれる?」

 

フラン「エスカルゴ…やって…?ゲホッゲホ…」

 

後ろの俺を振り向いてお願いするフラン。

 

カルゴ&鈴仙「!?」

 

カルゴ「えっ…服上げるのは流石に…」

 

フラン「良いから…やって…」

 

うるうるとした目でお願いしてくるフラン。

 

カルゴ「わ、わかった…」

 

後ろから手を回し、服をグイッと持ち上げる。

 

うおっ、イイ匂い…何の匂いだろう?

柔軟剤?漂白剤?フラン自身の匂い?

これは…フラン自身の匂いだなっ!

 

永琳「エスカルゴ、上げすぎ」

 

カルゴ「え…あ、はい…」

 

永琳に窘められ、服を少し下ろす。

 

フラン「私の顔まで隠れてたわよ…」

 

カルゴ「あれま」

 

顔隠れるまで服上げるとか、上げすぎだな…。

 

永琳「はい、口あーん…」

 

フラン「喉痛いから開けたくない……」

 

永琳「腫れてるか見るだけだからね」

 

フラン「…あー………」

 

永琳「んー、扁桃腺腫れてるわね。風邪ね」

 

フラン「風邪かー……ゲホッ…」

 

風邪でよかったな。もっと酷い何かだったら…。

 

永琳「吸血鬼も風邪引くのねぇ…。何かしたの?お腹出して寝たとか、髪乾かさないで寝たとか」

 

吸血鬼2人「あ…」

 

永琳「あら?なんで貴方も反応するのかしら?」

 

全てを見透かしたような目でこちらを見ながら、わざとらしく問いかける。

 

カルゴ「えっ…あははは…」

 

頭に手を置き、笑って誤魔化す。

 

言えないねぇ…。

 

フラン「昨日のあれね」ボソッ

 

カルゴ「間違いねぇ」ボソッ

 

永琳「昨日何したのかしら?」

 

そこ聞いちゃう!?

 

カルゴ「あー……なんて言うか…ね?お腹出して寝ちゃったんだよ…ね」

 

フラン「そうそう、お腹出して寝ちゃったの…」

 

少し赤くなって俯くフラン。

 

永琳「気を付けなさいね。はいこれ」

 

コップ一杯の水と1粒の薬をフランに渡す永琳。

 

フラン「これ飲めばいいのね?」

 

永琳「ええ」

 

薬を口に放り込み、水で流し込む。

 

カルゴ「……」ムラッ…

 

なんでフランが薬飲む様子に興奮してんだ俺…。

 

カルゴ「スー……ハー……」

 

気持ちを落ち着けるために深呼吸をする。

 

フラン「どうしたの?」

 

カルゴ「うぇっ?な、何でもないよ、何でも!」

 

フラン「?」

 

永琳「……」クスッ

 

見るからに焦る俺を見て、クスリと笑う永琳。

 

永琳「どう?喉の痛みは引いたかしら?」

 

フラン「うん!ありがとう!」

 

ニコッと永琳に笑顔を向ける。

 

さすが永琳の薬だ。

 

永琳「それは良かったわ。もう安心ね」

 

フラン「うん!帰りましょ!」

 

振り向いて俺に抱きつくフラン。

 

カルゴ「おう、帰ろ」

 

永琳「ウドンゲ、お会計お願いね」

 

鈴仙「はい!」

 

 

 

てゐは例によってサボっていたものの、患者さんは全員帰ったようなのでお仕置きは無しとした。

 

鈴仙「明日!いつも通り来てよね!」

 

カルゴ「わかってるさ。月曜日だものな」

 

今日は日曜日だ。

よく考えたら、鈴仙って土日も働いてるのか。

あれ?週休1日?永遠亭ってブラック企業?

…それは無いか。

 

鈴仙「そうそう!あと…こどモゴッ」

 

左手で鈴仙の口を塞ぐ。

 

カルゴ「言いたいことはわかる。…また明日な」

 

フランが居るからこの場で言うなと目で訴える。

 

鈴仙「モゴッ」

 

それを察してくれたのか、コクンと頷く。

それを見て手を離す。

 

唇柔らかいなぁ…。

 

フラン「ふふふっ、鈴仙はもう大人なんだから、良いんじゃない?」

 

カルゴ「!?」

 

言わせないでおいたのに…察したのかァ…。

そりゃーそうか、ついこの前その話をしたばかりだものな。

 

鈴仙「そうよね!」

 

カルゴ「あはは…。まぁ詳しくは明日、ね」

 

明日…どうなる事やら。

 

鈴仙「うん、明日ね!」

 

カルゴ「おうよ。そんじゃ」

 

フラン「バイバイ!」

 

バシュシュッ

 

笑顔で手を振って永遠亭前から飛び立つ。

 

 

鈴仙「仲良しねぇ…。私も負けてられないっ!」

 

 

カルゴ「本当にもう大丈夫なのか?」

 

フラン「大丈夫よ!心配してくれてありがと♪」

 

カルゴ「そっ、そんくらい普通だ、普通。彼女を心配しない彼氏なんか居ねぇよ」

 

人間でいう、DV彼氏、夫の気持ちはわからねぇ。

なんで可愛い彼女に暴力を振るうんだろうな?

独占欲…なのかな?

 

 

 

フラン「ねっ、せっかく外に来たんだし、遊びましょっ!」

 

紅魔館が見えてきた所で、フランが提案する。

 

カルゴ「おう!」

 

フラン「いくわよ!禁忌『フォーオブアカインド』!!」

 

カルゴ「そう来たか!なら俺も!禁忌『エスカルゴ・カルテット』!!」

 

 

 

この遊びにより、また湖が大きくなったとかなってないとか……。




2人の遊びは地形すら変えるwww



次回……もしかしたらアレがある…かも…。

え?アレっていうのは…そ、そう、イチャイチャの事ですよ!?なんだと思いました!?R-18だと思いました!?や、やだなぁ〜、も〜…()

そうそう!今更なんですが、カルゴの“初めて”の相手がフランでは無く鈴仙だったことにそこそこの反響があったみたいで、なんか嬉しかったです!
プチどんでん返し…みたいになったかな?

フランとはやらないのか、と?
そりゃ、前の話でああ言ってまs…

エス「ざけんな、フランとやりてぇよ!(泣)」
筆者「(どっから湧いて出てきた…?)ヤリ○○め」
エス「そうなるよう差し向けたのはお前だろ!」
筆者「ヽ(゚ ∇、゚ )ノイ゙エ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
エス「幻想郷なんだから(見た目だけの)子供とヤッても良いだろう!?なぁ!?なぁってば!!」
ガシッ
(筆者の胸ぐらを掴む)
筆者「せやね、うん(お前はモラルって言葉を知らんのか)」
エス「フランとヤらせろ、じゃなきゃ日本含め全世界ぶっ壊す!!!」
筆者「既に壊れてるけどね、日本は」ボソッ
エス「なにっ?」
(手を離す)
筆者「うんにゃ、何でもねぇ。ま、フランとのソレは考えておいてやるよ」
ポンッ
(笑顔でエスの肩に手を置く)
エス「おう頼むぜ!!?毎晩のイチャイチャじゃ俺の理性は…うああああああああああああ!!」
筆者「落ち着け」
エス「フランと…フランと…………!ブツブツ…」
筆者「(うわぁ、目がイッてる…)」
エス「フランとヤらせてくれなきゃ地球壊すからな。お前に拒否権はねぇ、俺に従え」
筆者「(幻想郷も終わるだろそれ…)」



Twitterで本作品に関する投票を行っております。
投票期間はたったの3日ですが、投票して下さると嬉しいです。アカウントは

@EsCARGOT_Touhou

です。

本当はね、初めてはフランにしようとしてたんですけどね。なんか、頭の中で“やめろォ!!”って聞こえてきたので、鈴仙にしました。
いずれフランともああなる可能性が微レ存……?
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