カルゴ「ふぃ〜…気持ち良かった…」
先程言われた通り、さっさと風呂を済ませた俺。
だが、体を拭いている時に、ある物を見つける。
カルゴ「ん?…」
俺のシャツだ。何でこんなところに…?
下着含め、新しいシャツが置いてある。
血に濡れたシャツを置いておいた所に、だ。
霊夢「あぁ、やっと出たのね」
フラッと霊夢が現れた。
カルゴ「お、霊夢か。このシャツって…?」
腰にタオルを巻いたまま尋ねる。
霊夢「さっきメイドが持ってきたのよ。宴会ついでに戦闘になって、あんたの服がダメになるのも想定してたみたいよ」
カルゴ「ははっ…流石だな、咲夜さんは」
まぁ、宴会の度に戦闘してるし、予想出来なくもないけどね。咲夜さん荷物持ってたっけ?
……持ってなかったな。手ぶらだったはずだ。
全部まとめて美鈴に持たせてたのか。
霊夢「流石でも何でも良いけど、さっさと服着てよね。いつまで裸見せつけてくるつもり?」
カルゴ「裸じゃねぇ、半裸だ」
腰に手を当て、胸を張ってドヤる。
霊夢「腰に巻いてるだけだもの、変わんないでしょ。早く着替えて、飲み直しましょ」
カルゴ「そだな。まだ霊夢の口嚼酒残ってるし」
霊夢「いちいち言わないで…恥ずかしい…/////」
カルゴ「ははっ、ホント可愛いなぁ」
ニヤニヤと笑いながら霊夢の頬を撫でる。
霊夢「ば…バカな事言ってんじゃないわよ/////」
カルゴ「言われるほどバカじゃねぇさ。霊夢が可愛いのは当然さ」
霊夢「………早く来てよね/////」
耳まで真っ赤にしながら、霊夢が脱衣場を出る。
カルゴ「おう」
体を拭きながらその背中を見送る。
数分後
霊夢「あ〜っ!やっと来たのね!ほらほら、早く来なさい!」
カルゴ「………」
服を着て外へ出ると、既にデキ上がった霊夢が居た。そばには萃香と勇儀がいる。
酒に強い霊夢がこの短時間で酔うということは、鬼殺しでも飲んだ…いや、飲まされたのだろう。
勇儀「おお、来たかエスカルゴ!」
萃香「早く来いよ〜!」
鬼2人は、顔は赤くなっているものの霊夢ほどベロベロにはなっていない。
やはり、酒にはトコトン強いのだろう。
カルゴ「…失礼します」
断りを入れ、霊夢の隣に腰を下ろす。
俺と霊夢が並び、鬼2人と見合うカタチになる。
勇儀「さっきの幽香との戦い、惜しかったなぁ!もう少しで勝てたんじゃないか?」
カルゴ「そう…ですかね?」
勇儀「そうだとも!私を倒したんだ、幽香だって倒せるさ!」
カルゴ「ありがとうございます」
そう言ってもらえるのは嬉しいな。
勇儀「あと、1つ疑問に思った事があるんだが」
カルゴ「何です?」
勇儀「エスカルゴって、分身出来たよな?なんでやらなかったんだ?」
それについては風呂の中でたっぷり後悔したよ。
でも、分身を作ったパターンでパラレル化させて勝負の行方を考えてみたけど、多分……。
カルゴ「分身作っても、破壊されて終わりかな、と思ったからです。幽香さんの攻撃力は凄いので」
勇儀「でも私の時は作ってたよな?私より幽香の方が強いとでも思ったか?」
少し不機嫌そうな顔になる勇儀さん。
やべ、怒らせた!?いやぁああああ!
違う、こういう時こそ落ち着くんだ、俺!!
カルゴ「そうではありません。あの時勇儀さんと戦った時は、その場がかなり広かったではありませんか。しかし、今回は宴会の場…それも結界の中という事で、十分な広さがありませんでした。つまり、攻撃するにしろ避けるにしろ、分身を満足に動かせない訳で、やられっ放しになるという事です」
勇儀「ふむ、なるほどな。納得したよ」
満足気に酒を口に運ぶ勇儀さん。
威力上げたマスパって、触れると消し飛ぶほどの攻撃力なんだね…。おっかねぇよ。
弾幕ごっこじゃなくて殺し合いだよ。
今度戦う時は、
霊夢「なぁにぃ?私の結界が小さかったって言いたい訳ぇ?」
肩を組んでグッと顔を寄せてくる霊夢。
近い近い近い近い…!
カルゴ「いや、神社は地底より狭いから、それが仕方ないっていうのは分かってるよ?」
霊夢「ならいーんだけどね」
肩を組んだまま、酒を流し込む霊夢。
萃香「ほらほら、またお喋りばっかりになってるぞ〜!飲め飲め〜♪」
カルゴ「ういっす」
俺も霊夢の口嚼酒を飲む。
数十分後
カルゴ「あー…霊夢ぅ、口嚼酒切れたよぉ?」
笑っては飲んで、笑っては飲んでを繰り返していたおかげで、1時間ともたず飲み干してしまう。
霊夢「えぇ〜?おかわりなんて無いわよぉ?」
カルゴ「俺、これしか飲めないんだけどぉ?」
霊夢「もう…そんなに気に入ったの?」
カルゴ「当たりめぇだろ〜…?」
霊夢「また今度作ってあげるから…今日はこれで我慢してくれる?」
そう言うと、自身が今持っている酒を口に含み、俺の首に手を回し、強めに口付けしてくる。
すると、俺の口の中に酒が流れてくる。
カルゴ「っ…」
口移しキタコレ!
フランにも鈴仙にもされた事無いのに…!
今、自分が飲んでいるのは鬼殺しだ。そう気付きながらも、口移しの誘惑には耐えられず、ゴクゴクと喉を鳴らして酒を飲む。
すると、次第に頭がボーッとしてくる。
霊夢「ほらぁ…これでどーお?」
糸を引きながら口を離す。
その目はトロンとしていて、何とも言えない色気を醸し出している。
カルゴ「霊夢…エロい…」
そんな霊夢を見、堪えきれず強く抱き締め、再び唇を重ねる。
カルゴ「霊夢……霊夢…っ………」
霊夢「エス…カル、ゴぉっ……」
互いの名を呼び合いながら、激しく熱いキスを交わす。
勇儀「あー…2人共?取り込み中悪いんだが…」
バツが悪そうに、勇儀さんが口を開く。
レイカル「?」
口を離して勇儀さんを見る。
無論、抱き合ったままだが。
勇儀「私達の存在忘れてないか?」
萃香「2人共酔い過ぎだよ?」
硬い笑みを浮かべながら此方を見る鬼2人。
霊夢「私とした事が、少しやり過ぎたかもね…」
ゆっくりと腕を解く霊夢。
鬼2人「(全然少しじゃないだろ)」←ブーメラン
カルゴ「だねぇ…。つい興奮しちゃった…」
抱擁を解くが、互いに寄りかかる。
勇儀「仲が良いんだねぇ…」
萃香「そうみたいだね〜…」
鬼達のほのぼのとした言葉が頭に響く。
なーんか……眠く…な……て………………
霊夢と俺は、互いに寄りかかったまま眠ってしまった。
??「エスカルゴー?起きて〜」
??「えすかるごー。おーきーてー!」
誰だ…我が眠りを妨げる者は…。
カルゴ「…ふわぁぁ…」
口に手を当てて大きな欠伸をする。
巫月「おきた!」
カルゴ「巫月か…どした…?」
目の前には鈴仙と巫月が居た。
背中には暖かい感触が。
見ると、霊夢が俺に寄りかかって寝ていた。
鈴仙「巫月はもう寝る時間だから、帰って寝かせたいんだけどね。あなたはどうする?もう帰る?もう少しここに居る?」
カルゴ「俺はもう少しここに居るよ。眠った霊夢をそのままに出来ないし。あと…巫月はどうだ?もう帰りたいのか?」
巫月「うん…すこしつかれたの」
眠気が襲ってきているのか、既に目を擦り始めている巫月。
鈴仙「フランちゃんやてゐ、チルノ達といっぱい遊んでたからね」
へー…。クソ、いい所見逃したか…。
カルゴ「そっか…。楽しかったか?」
愛らしい娘の頭を撫でる。
巫月「うん、たのしかった!」
カルゴ「それなら良い。鈴仙、巫月を頼む」
鈴仙「任せて」
巫月を抱き抱え、飛行準備に入る鈴仙。
カルゴ「あ、フランや他の皆は?」
鈴仙「皆帰ったわよ。かなりはしゃいでたから」
カルゴ「了解した」
って、俺1人なのかい!!!
俺も目を擦り、再び欠伸をする。
鈴仙「じゃ、もう行くわね」
カルゴ「ほいよ」
巫月「おやすみなさーい!」
カルゴ「おやすみ」
フワリと飛び立った鈴仙。
カルゴ「………」
キョロキョロと辺りを見回す。
俺らの目の前で酒を飲んでいた鬼2人は、今度は幽香さんや紫さん、幽々子さん(ついでに妖夢)と飲んでいる。
幽々子さんのそばにいる妖夢の、肩身の狭そうな事と言ったらありゃしない。
他のメンバーはというと…。
確かに人数は減ったが、スタミナのある者だけが生き残った感がある。
ヒュオオ…
カルゴ「へくちっ!…あー…」
風が吹き、小さくクシャミをする。
寝起きは寒いな…このままじゃ風邪引くね。
カルゴ「よっ…こら、しょっと……」
霊夢を起こさないように細心の注意を払い、お姫様抱っこで神社の中へ連れていく。
布団で寝かせてあげなければ。
カルゴ「あーあー…くっそ〜…」
中に入ったは良いが、大事な事を忘れていた。
布団出してねぇ…。
静かに下ろすの苦手だから、硬い畳とかに下ろしたらゼッテー起こすぞ?
カルゴ「『分身』」
分身に布団の準備をさせようと試みる。
分身「力無駄遣いすんなし」
カルゴ「良いから、さっさと布団敷いてくれ」
分身「へいへい」
やはり、何だかんだ言ってやってくれるのが分身のいい所だ。
分身「出来たぞ」
カルゴ「すまねぇな。解除」
一瞬で作り出した分身ゆえ、再吸収する意味すらないと判断し、直接消す。
分身「……」
シュンッ
珍しく何も言わずに消えた。
カルゴ「そーっと……そーっと………」
霊夢を起こさぬよう、そっと下ろす。
霊夢「すぅ……すぅ……」
子供のような寝息を立てて眠る霊夢。
そんな霊夢に、そっと布団をかける。
巫女服のまんまだけど…良いよな?
寝間着に着替えさせたいけど、そもそも巫女服の脱がせ方すらわからないし。
わかった所で寝間着が何処にあるか分からん。
よし、宴会に戻るとするか。
カルゴ「おやすみ…霊夢♪」
頬にそっとキスしてその場を後にする。
縁側に立ち、辺りを見回す。
誰と喋ろうか、と考えている時に、ある人物が姿を現す。
諏訪子「やっほー!」
ヒョコっと諏訪子様が現れる。
カルゴ「こ、こんばんは…」
な、なんと…神様自らいらっしゃるとは。
諏訪子「うん、こんばんは♪今暇でしょ?こっち来ない?」
おおっ!やった!
カルゴ「是非!」
諏訪子「やった♪行こ!」
諏訪子様に手を引かれ、守谷組に入る。
カルゴ「こんばんは」
もちろん挨拶は欠かさない。
早苗「こんばんは〜♪」
神奈子「うむ」
何故か早苗はニヤニヤしている。
カルゴ「早苗、どしたの?」
早苗「随分とアツアツですねぇ!霊夢さんと♪」
見てたのか…?
カルゴ「ま、まぁね」
早苗「見てる方が恥ずかしくなるようなアツ〜いキスでしたね〜♪」
カルゴ「ふんっ…」
照れ隠しのために顔を逸らす。
神奈子「そういえば、酒飲んでたな。もう大丈夫なのか?」
カルゴ「いえ。あの酒は特別なんです」
神奈子「?何処らへんが特別なんだ?」
まだ飲み足りないのか、大きな盃に酒を注ぐ神奈子様。
カルゴ「あれは霊夢の口嚼酒なんです。へへっ」
神奈子「ッ!?」
酒を吹き出しそうになる神奈子様。
早苗「え゙っ…飲んだんですか!?口嚼酒を!?」
カルゴ「うん。最初は口嚼酒だって知らなかったけどね。でも普通に飲めるし、あれならほろ酔いで済むんだよ」
早苗「へ、へぇ…なるほど…(何で飲めるの?自分の彼女のだから?)」
引き攣った笑みを浮かべる早苗。
神奈子「なぁエスカルゴ」
カルゴ「はい」
神奈子「仮に私が口嚼酒を作ったとして、飲んd」
カルゴ「いいえ」^^*
言い終える前にキッパリ断る。
神奈子「仮の話なんだからせめて最後まで聞いてくれよ……グスン」
盃を置き、しょぼんとする神奈子様。
諏訪子「じゃあ私はー?」
カルゴ「…諏訪子様が飲んでいいとおっしゃるのでしたら…飲んでみたいですね」
諏訪子「そっかそっかー、素直でいいぞ♪」
笑顔で頭を撫でてくれる諏訪子様。
カルゴ「えへへ…」
神奈子「相変わらず扱いが酷いなぁ……グスン」
カルゴ「そ、そんなに酷いですかね?」
神奈子様より諏訪子様の方が好きってだけ何だがな…。
神奈子「本当に酷い。諏訪子との扱いの差なんてまさに雲泥の差だ……グスン」
一同「………」
少し気まずい雰囲気になる。
カルゴ「あっ、あの!少々、お聞きしたいことがあるのですが…よろしいでしょうか?」
神奈子「…?」
ダルそうに顔を上げる神奈子様。
諏訪子「イイよイイよ〜、なんでも聞いて!」
カルゴ「すいません。私の知り合いに、脳内?で神とお話出来るという人が居るのですが、神様ってそんな事まで出来るんですか?」
もちろん、炎火の妹の灯乃子の事である。
神奈子「ああ、出来るな」
諏訪子「うんうん、神様なら誰でも出来るね」
カルゴ「な、なるほど…。神様なら誰でも…」
すっげ…。やっぱ神って凄いね。
諏訪子「でも、それやるのってほとんど居ないよね〜」
神奈子「だな」
カルゴ「珍しい例…と?」
神奈子「そういう事だ」
うむ、と大きく頷く神奈子様。
なるほどねー…。炎火は神様と会話出来るなんて言ってなかったし、多分出来ないんだろう。
それにしても、昨日会った炎火……少し雰囲気が変わったかな?気のせいかもしれないけど。
諏訪子「あっ、そうだ!」
唐突に声を上げる諏訪子様。
諏訪子「エスカルゴ、それ出来るようにしよっ!そうすればいつでもお話出来るじゃん!」
カルゴ「!!」
願ったり叶ったりだぜ!!
神奈子「(くっ…!またも諏訪子に先を越された!すぐに思いつきそうな事なのに何故…!)」
カルゴ「良いんですか!?」
思わず身を乗り出す。
諏訪子「(良いんですか、って言い方って事は、それやりたかったんだね。ホント素直だね♪)イイよ!エスカルゴだもん!」
カルゴ「???」
俺だもんってどういう事だろう?
とりあえず、他の信者よりも圧倒的に優遇されてるのは間違い無いな。嬉しいな…。
諏訪子《聞こえますかー♪》
急に、頭の中に諏訪子様の可愛らしい声が響く。
カルゴ「うわぁっ!」
早苗「!?」ビクッ
驚きのあまり声を上げ、早苗はその声に驚く。
諏訪子「成功だね♪」
お、おお…今のが…!
カルゴ「は、はい!」
すげー…凄いとしか言えないや。
てか、これって新しい能力じゃね?
『諏訪子様と脳内対話する程度の能力』…かな?
すげ、なんか嬉しいぞこれ!
諏訪子《喜んでくれてよかった〜♪》
おっと…。あ、そうか、神には自分の思考が流れるって灯乃子が言ってたな。
諏訪子《うん、流れてくるよ〜。エスカルゴの…建前も、本音も…ね♪》
なんか意味深だなオイ…。
カルゴ《えへへ…。これで、神社行かずともお話出来ますね!》
諏訪子《えー、そうだけどさ、たまには来てよ?甘えさせてあげるからさ♪》
マ ジ す か ! !
カルゴ《すみません、オナシャス!!》
諏訪子《はいは〜い♪》
神からの思考は流れてこないんだったね。
そりゃあ、神様の考えが周りにバレて堪るかって話だがな。
神奈子「またしても諏訪子に先を越されたな…」
諏訪子「神奈子もやれば?」
ふぁっ!?頭こんがらがりそう…。
神奈子「忘れたか?これは、巫女の素質がない者は1人の神としか出来ないんだぞ」
へー。灯乃子はどうなんだろ?
神様の気まぐれか、もしくは巫女の素質ってのがあるのか…。そういえば、その神様の名前が凄いキラキラネームだったな。アマノ ルナ…だっけ。
言っちゃ失礼なんだけど…神様らしくない(笑)
けど、親近感は湧くね。
諏訪子「あ、そうだったね。…あれ?霊力あれば出来なかったっけ?」
神奈子「あれば、な。エスカルゴは霊力を持っているのか?」
俺にある力は、妖力、電力、魔力だ。あと体力。
妖力は、妖怪なら誰しもが持ってる力。
電力は言うまでもない。俺の能力特有のものだ。
魔力は、パチュリーが“魔導書読めるなら多少なりとも魔力を持っている”…って言ってたから。
まだ魔法が成功した事ないのは、魔力が足りてないだけで、訓練次第で幾らでも伸ばせるそうだ。
つまり、ドラクエ風に解釈するなら、“レベル上げして最大MPを伸ばそう”という事だな。
カルゴ「恐らく無いですね」
神奈子「だろうな。霊力まであったら、『何なんだお前は』って話だ」
カルゴ「ははは…」
そりゃーそーだよ。笑うしかねぇやんな。
諏訪子「でもさでもさー、いつだって私達の予想を大きく上回るのがエスカルゴじゃん?」
神奈子「む…確かにそうだな。一介の吸血鬼が天魔を下すなど、夢にも思わなかったしな」
神様にとって、吸血鬼って天狗以下なのか?
仮にも、誇り高きスカーレット家の吸血鬼だぞ。
血縁関係こそ無いけども…。
何処かの雑魚吸血鬼と同じに思われては困る。
諏訪子「でしょでしょー?試してみたら?」
神奈子「そうだな。聞こえたら返事してくれ」
カルゴ「わかりました」
早苗「(これで神奈子様とも出来たらあれですね。チートって奴ですね、多分。手を抜いていたとは言え、神様を倒せる吸血鬼ってだけでもチートじみているのに…)」
神奈子様と俺は目を瞑り、集中する。
諏訪子様はどこか期待した様子でそれを見守り、早苗もそんな2人を見守る。
神奈子「…返事が無いな。聞こえなかったか?」
カルゴ「えっ?あ、はい、聞こえませんでした」
既に話しかけていたのか…。
全く聞こえなかったぞ。
諏訪子「ありゃ…。少し残念だなー」
神奈子「まぁ、これが普通だろう」
諏訪子「そうだねー…」
諏訪子様は明らかに落胆している。
早苗「意外と普通で安心しました♪」
なんかごめんなさい…期待させてしまって…。
諏訪子《いやいや、確かにこれが普通だからね、謝る事ないよ》
カルゴ《はい…》
霊力まであったら、あと俺に無いのは……法力、神力かな。俺にそんな力あっても、使いこなせないさ。過ぎた力は己の身を滅ぼす。これでいいんだ。
諏訪子《そうだね。自分の力量とかを弁えるのはいい事だよ(ちょっと期待しちゃったけどね…)》
カルゴ《…はい》
正座を解き、少し砕けた座り方をする。
あークソ、足痺れそうだったぜ…。
俺が足を痺れさせるなんて滅多にないんだがな。
能力のおかげで痺れに対する耐性も強くなった。
けど、炎火は能力のせいで暑いとか寒いとかが分かりにくいようだし、案外これで良いのかもね。
と、自分に納得した、その時。
神奈子《ホントに聞こえないのかー?おーい?》
か細い声が脳内で響いた。
カルゴ「…………………え?」
驚きのあまり目を見開く。
諏訪子「どしたの?」
早苗「?」
神奈子「お前………まさか………」
神奈子様も目を見開く。
マ……マジで……?
はてさて、これは偶然なのか霊力持ちなのか、若しくは巫女の素質があるのか!?www
続きは明日ネっ!!!
カップリングに名前付けてみよー!
例)霊夢と魔理沙→レイマリ
フランとエスカルゴ→フラカル、カルフラ
レミリアとエスカルゴ→レミカル、カルレミ
鈴仙とエスカルゴ→うどカル
霊夢とエスカルゴ→レイカル
小悪魔とエスカルゴ→こあカル
文とエスカルゴ→あやカル
こんな感じかな…?
[おまけ]
諏訪子とエスカルゴ→すわカル、カルすわ
咲夜とエスカルゴ→カル咲
美鈴とエスカルゴ→めーかる
大丈夫、虹晴先生から許可もらってますから。
(神と脳内?で話せるってネタのこと)
LINEで聞いたら快諾してくれました♪^^*
エスカルゴ、チート化した?
筆者、チート嫌い…。
斉木楠雄?あれはギャグ漫画だから好き。
そうじゃなくて、戦闘系のアニメでのチートキャラは嫌いだな。
笑えるチートと真面目なチートってあるじゃん。
楠雄は笑えるチートじゃん?
真面目なチートが嫌いなわけですよ。
(通じる人には通じる。言いたい事伝わるかな…)
でもま、魔力についての描写はほぼ無いんだし、あって無いようなものでしょ?(汗)
(それを言ってはいけない)