※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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お待たせしました、やっと平和な宴会です。


花見と新たな能力③

カルゴ「ふぃ〜…気持ち良かった…」

 

先程言われた通り、さっさと風呂を済ませた俺。

だが、体を拭いている時に、ある物を見つける。

 

カルゴ「ん?…」

 

俺のシャツだ。何でこんなところに…?

 

下着含め、新しいシャツが置いてある。

血に濡れたシャツを置いておいた所に、だ。

 

霊夢「あぁ、やっと出たのね」

 

フラッと霊夢が現れた。

 

カルゴ「お、霊夢か。このシャツって…?」

 

腰にタオルを巻いたまま尋ねる。

 

霊夢「さっきメイドが持ってきたのよ。宴会ついでに戦闘になって、あんたの服がダメになるのも想定してたみたいよ」

 

カルゴ「ははっ…流石だな、咲夜さんは」

 

まぁ、宴会の度に戦闘してるし、予想出来なくもないけどね。咲夜さん荷物持ってたっけ?

……持ってなかったな。手ぶらだったはずだ。

全部まとめて美鈴に持たせてたのか。

 

霊夢「流石でも何でも良いけど、さっさと服着てよね。いつまで裸見せつけてくるつもり?」

 

カルゴ「裸じゃねぇ、半裸だ」

 

腰に手を当て、胸を張ってドヤる。

 

霊夢「腰に巻いてるだけだもの、変わんないでしょ。早く着替えて、飲み直しましょ」

 

カルゴ「そだな。まだ霊夢の口嚼酒残ってるし」

 

霊夢「いちいち言わないで…恥ずかしい…/////」

 

カルゴ「ははっ、ホント可愛いなぁ」

 

ニヤニヤと笑いながら霊夢の頬を撫でる。

 

霊夢「ば…バカな事言ってんじゃないわよ/////」

 

カルゴ「言われるほどバカじゃねぇさ。霊夢が可愛いのは当然さ」

 

霊夢「………早く来てよね/////」

 

耳まで真っ赤にしながら、霊夢が脱衣場を出る。

 

カルゴ「おう」

 

体を拭きながらその背中を見送る。

 

 

 

数分後

 

霊夢「あ〜っ!やっと来たのね!ほらほら、早く来なさい!」

 

カルゴ「………」

 

服を着て外へ出ると、既にデキ上がった霊夢が居た。そばには萃香と勇儀がいる。

酒に強い霊夢がこの短時間で酔うということは、鬼殺しでも飲んだ…いや、飲まされたのだろう。

 

勇儀「おお、来たかエスカルゴ!」

 

萃香「早く来いよ〜!」

 

鬼2人は、顔は赤くなっているものの霊夢ほどベロベロにはなっていない。

やはり、酒にはトコトン強いのだろう。

 

カルゴ「…失礼します」

 

断りを入れ、霊夢の隣に腰を下ろす。

俺と霊夢が並び、鬼2人と見合うカタチになる。

 

勇儀「さっきの幽香との戦い、惜しかったなぁ!もう少しで勝てたんじゃないか?」

 

カルゴ「そう…ですかね?」

 

勇儀「そうだとも!私を倒したんだ、幽香だって倒せるさ!」

 

カルゴ「ありがとうございます」

 

そう言ってもらえるのは嬉しいな。

 

勇儀「あと、1つ疑問に思った事があるんだが」

 

カルゴ「何です?」

 

勇儀「エスカルゴって、分身出来たよな?なんでやらなかったんだ?」

 

それについては風呂の中でたっぷり後悔したよ。

でも、分身を作ったパターンでパラレル化させて勝負の行方を考えてみたけど、多分……。

 

カルゴ「分身作っても、破壊されて終わりかな、と思ったからです。幽香さんの攻撃力は凄いので」

 

勇儀「でも私の時は作ってたよな?私より幽香の方が強いとでも思ったか?」

 

少し不機嫌そうな顔になる勇儀さん。

 

やべ、怒らせた!?いやぁああああ!

違う、こういう時こそ落ち着くんだ、俺!!

 

カルゴ「そうではありません。あの時勇儀さんと戦った時は、その場がかなり広かったではありませんか。しかし、今回は宴会の場…それも結界の中という事で、十分な広さがありませんでした。つまり、攻撃するにしろ避けるにしろ、分身を満足に動かせない訳で、やられっ放しになるという事です」

 

勇儀「ふむ、なるほどな。納得したよ」

 

満足気に酒を口に運ぶ勇儀さん。

 

威力上げたマスパって、触れると消し飛ぶほどの攻撃力なんだね…。おっかねぇよ。

弾幕ごっこじゃなくて殺し合いだよ。

今度戦う時は、俺のバックアップ(・・・・・・・・)でも作っとこうかな。

 

霊夢「なぁにぃ?私の結界が小さかったって言いたい訳ぇ?」

 

肩を組んでグッと顔を寄せてくる霊夢。

 

近い近い近い近い…!

 

カルゴ「いや、神社は地底より狭いから、それが仕方ないっていうのは分かってるよ?」

 

霊夢「ならいーんだけどね」

 

肩を組んだまま、酒を流し込む霊夢。

 

萃香「ほらほら、またお喋りばっかりになってるぞ〜!飲め飲め〜♪」

 

カルゴ「ういっす」

 

俺も霊夢の口嚼酒を飲む。

 

 

 

数十分後

 

カルゴ「あー…霊夢ぅ、口嚼酒切れたよぉ?」

 

笑っては飲んで、笑っては飲んでを繰り返していたおかげで、1時間ともたず飲み干してしまう。

 

霊夢「えぇ〜?おかわりなんて無いわよぉ?」

 

カルゴ「俺、これしか飲めないんだけどぉ?」

 

霊夢「もう…そんなに気に入ったの?」

 

カルゴ「当たりめぇだろ〜…?」

 

霊夢「また今度作ってあげるから…今日はこれで我慢してくれる?」

 

そう言うと、自身が今持っている酒を口に含み、俺の首に手を回し、強めに口付けしてくる。

すると、俺の口の中に酒が流れてくる。

 

カルゴ「っ…」

 

口移しキタコレ!

フランにも鈴仙にもされた事無いのに…!

 

今、自分が飲んでいるのは鬼殺しだ。そう気付きながらも、口移しの誘惑には耐えられず、ゴクゴクと喉を鳴らして酒を飲む。

すると、次第に頭がボーッとしてくる。

 

霊夢「ほらぁ…これでどーお?」

 

糸を引きながら口を離す。

その目はトロンとしていて、何とも言えない色気を醸し出している。

 

カルゴ「霊夢…エロい…」

 

そんな霊夢を見、堪えきれず強く抱き締め、再び唇を重ねる。

 

カルゴ「霊夢……霊夢…っ………」

 

霊夢「エス…カル、ゴぉっ……」

 

互いの名を呼び合いながら、激しく熱いキスを交わす。

 

勇儀「あー…2人共?取り込み中悪いんだが…」

 

バツが悪そうに、勇儀さんが口を開く。

 

レイカル「?」

 

口を離して勇儀さんを見る。

無論、抱き合ったままだが。

 

勇儀「私達の存在忘れてないか?」

 

萃香「2人共酔い過ぎだよ?」

 

硬い笑みを浮かべながら此方を見る鬼2人。

 

霊夢「私とした事が、少しやり過ぎたかもね…」

 

ゆっくりと腕を解く霊夢。

 

鬼2人「(全然少しじゃないだろ)」←ブーメラン

 

カルゴ「だねぇ…。つい興奮しちゃった…」

 

抱擁を解くが、互いに寄りかかる。

 

勇儀「仲が良いんだねぇ…」

 

萃香「そうみたいだね〜…」

 

鬼達のほのぼのとした言葉が頭に響く。

 

なーんか……眠く…な……て………………

 

霊夢と俺は、互いに寄りかかったまま眠ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??「エスカルゴー?起きて〜」

 

??「えすかるごー。おーきーてー!」

 

誰だ…我が眠りを妨げる者は…。

 

カルゴ「…ふわぁぁ…」

 

口に手を当てて大きな欠伸をする。

 

巫月「おきた!」

 

カルゴ「巫月か…どした…?」

 

目の前には鈴仙と巫月が居た。

背中には暖かい感触が。

見ると、霊夢が俺に寄りかかって寝ていた。

 

鈴仙「巫月はもう寝る時間だから、帰って寝かせたいんだけどね。あなたはどうする?もう帰る?もう少しここに居る?」

 

カルゴ「俺はもう少しここに居るよ。眠った霊夢をそのままに出来ないし。あと…巫月はどうだ?もう帰りたいのか?」

 

巫月「うん…すこしつかれたの」

 

眠気が襲ってきているのか、既に目を擦り始めている巫月。

 

鈴仙「フランちゃんやてゐ、チルノ達といっぱい遊んでたからね」

 

へー…。クソ、いい所見逃したか…。

 

カルゴ「そっか…。楽しかったか?」

 

愛らしい娘の頭を撫でる。

 

巫月「うん、たのしかった!」

 

カルゴ「それなら良い。鈴仙、巫月を頼む」

 

鈴仙「任せて」

 

巫月を抱き抱え、飛行準備に入る鈴仙。

 

カルゴ「あ、フランや他の皆は?」

 

鈴仙「皆帰ったわよ。かなりはしゃいでたから」

 

カルゴ「了解した」

 

って、俺1人なのかい!!!

 

俺も目を擦り、再び欠伸をする。

 

鈴仙「じゃ、もう行くわね」

 

カルゴ「ほいよ」

 

巫月「おやすみなさーい!」

 

カルゴ「おやすみ」

 

フワリと飛び立った鈴仙。

 

カルゴ「………」

 

キョロキョロと辺りを見回す。

俺らの目の前で酒を飲んでいた鬼2人は、今度は幽香さんや紫さん、幽々子さん(ついでに妖夢)と飲んでいる。

幽々子さんのそばにいる妖夢の、肩身の狭そうな事と言ったらありゃしない。

他のメンバーはというと…。

確かに人数は減ったが、スタミナのある者だけが生き残った感がある。

 

ヒュオオ…

 

カルゴ「へくちっ!…あー…」

 

風が吹き、小さくクシャミをする。

 

寝起きは寒いな…このままじゃ風邪引くね。

 

カルゴ「よっ…こら、しょっと……」

 

霊夢を起こさないように細心の注意を払い、お姫様抱っこで神社の中へ連れていく。

布団で寝かせてあげなければ。

 

 

 

カルゴ「あーあー…くっそ〜…」

 

中に入ったは良いが、大事な事を忘れていた。

 

布団出してねぇ…。

静かに下ろすの苦手だから、硬い畳とかに下ろしたらゼッテー起こすぞ?

 

カルゴ「『分身』」

 

分身に布団の準備をさせようと試みる。

 

分身「力無駄遣いすんなし」

 

カルゴ「良いから、さっさと布団敷いてくれ」

 

分身「へいへい」

 

やはり、何だかんだ言ってやってくれるのが分身のいい所だ。

 

分身「出来たぞ」

 

カルゴ「すまねぇな。解除」

 

一瞬で作り出した分身ゆえ、再吸収する意味すらないと判断し、直接消す。

 

分身「……」

 

シュンッ

 

珍しく何も言わずに消えた。

 

カルゴ「そーっと……そーっと………」

 

霊夢を起こさぬよう、そっと下ろす。

 

霊夢「すぅ……すぅ……」

 

子供のような寝息を立てて眠る霊夢。

そんな霊夢に、そっと布団をかける。

 

巫女服のまんまだけど…良いよな?

寝間着に着替えさせたいけど、そもそも巫女服の脱がせ方すらわからないし。

わかった所で寝間着が何処にあるか分からん。

よし、宴会に戻るとするか。

 

カルゴ「おやすみ…霊夢♪」

 

頬にそっとキスしてその場を後にする。

 

 

 

縁側に立ち、辺りを見回す。

誰と喋ろうか、と考えている時に、ある人物が姿を現す。

 

諏訪子「やっほー!」

 

ヒョコっと諏訪子様が現れる。

 

カルゴ「こ、こんばんは…」

 

な、なんと…神様自らいらっしゃるとは。

 

諏訪子「うん、こんばんは♪今暇でしょ?こっち来ない?」

 

おおっ!やった!

 

カルゴ「是非!」

 

諏訪子「やった♪行こ!」

 

諏訪子様に手を引かれ、守谷組に入る。

 

カルゴ「こんばんは」

 

もちろん挨拶は欠かさない。

 

早苗「こんばんは〜♪」

 

神奈子「うむ」

 

何故か早苗はニヤニヤしている。

 

カルゴ「早苗、どしたの?」

 

早苗「随分とアツアツですねぇ!霊夢さんと♪」

 

見てたのか…?

 

カルゴ「ま、まぁね」

 

早苗「見てる方が恥ずかしくなるようなアツ〜いキスでしたね〜♪」

 

カルゴ「ふんっ…」

 

照れ隠しのために顔を逸らす。

 

神奈子「そういえば、酒飲んでたな。もう大丈夫なのか?」

 

カルゴ「いえ。あの酒は特別なんです」

 

神奈子「?何処らへんが特別なんだ?」

 

まだ飲み足りないのか、大きな盃に酒を注ぐ神奈子様。

 

カルゴ「あれは霊夢の口嚼酒なんです。へへっ」

 

神奈子「ッ!?」

 

酒を吹き出しそうになる神奈子様。

 

早苗「え゙っ…飲んだんですか!?口嚼酒を!?」

 

カルゴ「うん。最初は口嚼酒だって知らなかったけどね。でも普通に飲めるし、あれならほろ酔いで済むんだよ」

 

早苗「へ、へぇ…なるほど…(何で飲めるの?自分の彼女のだから?)」

 

引き攣った笑みを浮かべる早苗。

 

神奈子「なぁエスカルゴ」

 

カルゴ「はい」

 

神奈子「仮に私が口嚼酒を作ったとして、飲んd」

 

カルゴ「いいえ」^^*

 

言い終える前にキッパリ断る。

 

神奈子「仮の話なんだからせめて最後まで聞いてくれよ……グスン」

 

盃を置き、しょぼんとする神奈子様。

 

諏訪子「じゃあ私はー?」

 

カルゴ「…諏訪子様が飲んでいいとおっしゃるのでしたら…飲んでみたいですね」

 

諏訪子「そっかそっかー、素直でいいぞ♪」

 

笑顔で頭を撫でてくれる諏訪子様。

 

カルゴ「えへへ…」

 

神奈子「相変わらず扱いが酷いなぁ……グスン」

 

カルゴ「そ、そんなに酷いですかね?」

 

神奈子様より諏訪子様の方が好きってだけ何だがな…。

 

神奈子「本当に酷い。諏訪子との扱いの差なんてまさに雲泥の差だ……グスン」

 

一同「………」

 

少し気まずい雰囲気になる。

 

カルゴ「あっ、あの!少々、お聞きしたいことがあるのですが…よろしいでしょうか?」

 

神奈子「…?」

 

ダルそうに顔を上げる神奈子様。

 

諏訪子「イイよイイよ〜、なんでも聞いて!」

 

カルゴ「すいません。私の知り合いに、脳内?で神とお話出来るという人が居るのですが、神様ってそんな事まで出来るんですか?」

 

もちろん、炎火の妹の灯乃子の事である。

 

神奈子「ああ、出来るな」

 

諏訪子「うんうん、神様なら誰でも出来るね」

 

カルゴ「な、なるほど…。神様なら誰でも…」

 

すっげ…。やっぱ神って凄いね。

 

諏訪子「でも、それやるのってほとんど居ないよね〜」

 

神奈子「だな」

 

カルゴ「珍しい例…と?」

 

神奈子「そういう事だ」

 

うむ、と大きく頷く神奈子様。

 

なるほどねー…。炎火は神様と会話出来るなんて言ってなかったし、多分出来ないんだろう。

それにしても、昨日会った炎火……少し雰囲気が変わったかな?気のせいかもしれないけど。

 

諏訪子「あっ、そうだ!」

 

唐突に声を上げる諏訪子様。

 

諏訪子「エスカルゴ、それ出来るようにしよっ!そうすればいつでもお話出来るじゃん!」

 

カルゴ「!!」

 

願ったり叶ったりだぜ!!

 

神奈子「(くっ…!またも諏訪子に先を越された!すぐに思いつきそうな事なのに何故…!)」

 

カルゴ「良いんですか!?」

 

思わず身を乗り出す。

 

諏訪子「(良いんですか、って言い方って事は、それやりたかったんだね。ホント素直だね♪)イイよ!エスカルゴだもん!」

 

カルゴ「???」

 

俺だもんってどういう事だろう?

とりあえず、他の信者よりも圧倒的に優遇されてるのは間違い無いな。嬉しいな…。

 

諏訪子《聞こえますかー♪》

 

急に、頭の中に諏訪子様の可愛らしい声が響く。

 

カルゴ「うわぁっ!」

 

早苗「!?」ビクッ

 

驚きのあまり声を上げ、早苗はその声に驚く。

 

諏訪子「成功だね♪」

 

お、おお…今のが…!

 

カルゴ「は、はい!」

 

すげー…凄いとしか言えないや。

てか、これって新しい能力じゃね?

『諏訪子様と脳内対話する程度の能力』…かな?

すげ、なんか嬉しいぞこれ!

 

諏訪子《喜んでくれてよかった〜♪》

 

おっと…。あ、そうか、神には自分の思考が流れるって灯乃子が言ってたな。

 

諏訪子《うん、流れてくるよ〜。エスカルゴの…建前も、本音も…ね♪》

 

なんか意味深だなオイ…。

 

カルゴ《えへへ…。これで、神社行かずともお話出来ますね!》

 

諏訪子《えー、そうだけどさ、たまには来てよ?甘えさせてあげるからさ♪》

 

マ ジ す か ! !

 

カルゴ《すみません、オナシャス!!》

 

諏訪子《はいは〜い♪》

 

神からの思考は流れてこないんだったね。

そりゃあ、神様の考えが周りにバレて堪るかって話だがな。

 

神奈子「またしても諏訪子に先を越されたな…」

 

諏訪子「神奈子もやれば?」

 

ふぁっ!?頭こんがらがりそう…。

 

神奈子「忘れたか?これは、巫女の素質がない者は1人の神としか出来ないんだぞ」

 

へー。灯乃子はどうなんだろ?

神様の気まぐれか、もしくは巫女の素質ってのがあるのか…。そういえば、その神様の名前が凄いキラキラネームだったな。アマノ ルナ…だっけ。

言っちゃ失礼なんだけど…神様らしくない(笑)

けど、親近感は湧くね。

 

諏訪子「あ、そうだったね。…あれ?霊力あれば出来なかったっけ?」

 

神奈子「あれば、な。エスカルゴは霊力を持っているのか?」

 

俺にある力は、妖力、電力、魔力だ。あと体力。

妖力は、妖怪なら誰しもが持ってる力。

電力は言うまでもない。俺の能力特有のものだ。

魔力は、パチュリーが“魔導書読めるなら多少なりとも魔力を持っている”…って言ってたから。

まだ魔法が成功した事ないのは、魔力が足りてないだけで、訓練次第で幾らでも伸ばせるそうだ。

つまり、ドラクエ風に解釈するなら、“レベル上げして最大MPを伸ばそう”という事だな。

 

カルゴ「恐らく無いですね」

 

神奈子「だろうな。霊力まであったら、『何なんだお前は』って話だ」

 

カルゴ「ははは…」

 

そりゃーそーだよ。笑うしかねぇやんな。

 

諏訪子「でもさでもさー、いつだって私達の予想を大きく上回るのがエスカルゴじゃん?」

 

神奈子「む…確かにそうだな。一介の吸血鬼が天魔を下すなど、夢にも思わなかったしな」

 

神様にとって、吸血鬼って天狗以下なのか?

仮にも、誇り高きスカーレット家の吸血鬼だぞ。

血縁関係こそ無いけども…。

何処かの雑魚吸血鬼と同じに思われては困る。

 

諏訪子「でしょでしょー?試してみたら?」

 

神奈子「そうだな。聞こえたら返事してくれ」

 

カルゴ「わかりました」

 

早苗「(これで神奈子様とも出来たらあれですね。チートって奴ですね、多分。手を抜いていたとは言え、神様を倒せる吸血鬼ってだけでもチートじみているのに…)」

 

神奈子様と俺は目を瞑り、集中する。

諏訪子様はどこか期待した様子でそれを見守り、早苗もそんな2人を見守る。

 

神奈子「…返事が無いな。聞こえなかったか?」

 

カルゴ「えっ?あ、はい、聞こえませんでした」

 

既に話しかけていたのか…。

全く聞こえなかったぞ。

 

諏訪子「ありゃ…。少し残念だなー」

 

神奈子「まぁ、これが普通だろう」

 

諏訪子「そうだねー…」

 

諏訪子様は明らかに落胆している。

 

早苗「意外と普通で安心しました♪」

 

なんかごめんなさい…期待させてしまって…。

 

諏訪子《いやいや、確かにこれが普通だからね、謝る事ないよ》

 

カルゴ《はい…》

 

霊力まであったら、あと俺に無いのは……法力、神力かな。俺にそんな力あっても、使いこなせないさ。過ぎた力は己の身を滅ぼす。これでいいんだ。

 

諏訪子《そうだね。自分の力量とかを弁えるのはいい事だよ(ちょっと期待しちゃったけどね…)》

 

カルゴ《…はい》

 

正座を解き、少し砕けた座り方をする。

 

あークソ、足痺れそうだったぜ…。

俺が足を痺れさせるなんて滅多にないんだがな。

能力のおかげで痺れに対する耐性も強くなった。

けど、炎火は能力のせいで暑いとか寒いとかが分かりにくいようだし、案外これで良いのかもね。

 

と、自分に納得した、その時。

 

神奈子《ホントに聞こえないのかー?おーい?》

 

か細い声が脳内で響いた。

 

カルゴ「…………………え?」

 

驚きのあまり目を見開く。

 

諏訪子「どしたの?」

 

早苗「?」

 

神奈子「お前………まさか………」

 

神奈子様も目を見開く。

 

マ……マジで……?




はてさて、これは偶然なのか霊力持ちなのか、若しくは巫女の素質があるのか!?www
続きは明日ネっ!!!





カップリングに名前付けてみよー!

例)霊夢と魔理沙→レイマリ

フランとエスカルゴ→フラカル、カルフラ

レミリアとエスカルゴ→レミカル、カルレミ

鈴仙とエスカルゴ→うどカル

霊夢とエスカルゴ→レイカル

小悪魔とエスカルゴ→こあカル

文とエスカルゴ→あやカル

こんな感じかな…?



[おまけ]

諏訪子とエスカルゴ→すわカル、カルすわ

咲夜とエスカルゴ→カル咲

美鈴とエスカルゴ→めーかる





大丈夫、虹晴先生から許可もらってますから。
(神と脳内?で話せるってネタのこと)
LINEで聞いたら快諾してくれました♪^^*



エスカルゴ、チート化した?
筆者、チート嫌い…。
斉木楠雄?あれはギャグ漫画だから好き。
そうじゃなくて、戦闘系のアニメでのチートキャラは嫌いだな。
笑えるチートと真面目なチートってあるじゃん。
楠雄は笑えるチートじゃん?
真面目なチートが嫌いなわけですよ。
(通じる人には通じる。言いたい事伝わるかな…)

でもま、魔力についての描写はほぼ無いんだし、あって無いようなものでしょ?(汗)
(それを言ってはいけない)
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