※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

226 / 1140
お気に入りがまた1つ増えていました!
ありがとうございます、作者冥利に尽きます…!
評価などもよろしくお願いします!

今回は内容が薄いですね…。
その代わり、次が濃いかも…です。
理由は、前回の後書きで予告を忘れてしまったので、1話挟まざるを得なくなったのです…(泣)
出来るだけ濃くなるよう、また、出来るだけ自然に次へと繋げられるよう努めますので、生暖かい目で見守って下さるとありがたいです。


仕事場での日常 〜神々との交流〜

カルゴ「本当に申し訳ございませんでした…」

 

工事を終えた俺は、再び三柱に土下座していた。

約3時間にも及んだ守矢神社の工事は、なんとか俺1人で終わらせることが出来た。その間にも、野次馬的なノリで、天狗達や雛、河童達や秋姉妹などの山の住人が何事かと守矢神社へ来たが、「修行してた」と説明したら、みんな一貫してカタカタ震えていた。

 

神奈子「今後は気をつけるようにな。それがわかったのなら立ちなさい」

 

カルゴ「はい…」

 

内心で汗をかきながら、のそのそと立ち上がる。

神の怒りを買うとどうなるのかを身をもって味わった。このようにすんなり許してくれるのは中々無い様なので、自分がどれほど優遇されているのかも再確認出来た。だが、それに甘んじることなく生活していこうと誓った。

 

諏訪子「それにしても、超電磁砲ってすごい威力なんだねぇ〜。あそこまで深く抉れるなんてさ、神奈子でも出来ないんじゃない?」

 

綺麗に直った地面を、コンコンと靴で叩きながら傍らの神奈子様を見上げる諏訪子様。

 

神奈子「そうかもなぁ…。つくづく、お前の力は恐ろしいものだと実感させられたよ」

 

カルゴ「制御さえ出来れば、スペルカード戦でも超電磁砲を使えそうなんですけどねぇ…。何しろ多少のエネルギーを送っただけでアレですから…こればっかりは難しいでしょうねぇ……」

 

神奈子「もし特訓するならここではやるなよ」

 

カルゴ「わかっていますよ。工事も疲れますし、山の自然も傷付けることになりかねませんから」

 

神奈子「うむ」

 

確か、美○の超電磁砲は、空気との摩擦でコインは溶けていたはず。とすると、俺が放った金属片もそうなっていてもおかしくない。美○の射程はコイン1個で凡そ50mらしいから、飛ばす物体が大きければ大きい程届く範囲も大きくなるという事に他ならない。

…そうか。つまり、小さいサイズの金属片を利用すれば加減は出来るようになるのか。

射程が縮まればそれだけ威力も殺せる。

コイン大であの威力なら、5mm四方位の金属片で十分事足りるんじゃねぇか…?

 

早苗「そんなに考え込んで、どうしたんです?」

 

腕組みして地面を見つめながら考え込む俺の顔を覗き込むようにして、早苗が尋ねてくる。

 

カルゴ「いや…超電磁砲の威力を殺す方法をね、ちょっと考えてみたんだよ」

 

諏訪子「一生懸命だねぇ…」

 

早苗「早速ですか…」

 

神奈子「全く、懲りないやつだな。でも、そんなすぐに思い付きはしないだろう?」

 

カルゴ「いえ、思いつきました」

 

三柱「はぁ!?」

 

まさかの発言に、3人は揃って声を上げる。

「いくらなんでも対策を考え付くには早すぎる」…と、そう思ったからだ。

 

カルゴ「試さないことには何とも言えませんが、恐らく確実に上手く行きますよ。また今度、別などこかで試す事にします」

 

神奈子「そうだな、そうしてくれ」

 

その言葉に、「二度と神社を荒らしはしない」と思いを込めて、強く頷いた。

 

早苗「そういえば、あの金属板はどこから持ってきたんですか?」

 

縁側に置いてある、厚さ7ミリで材質不明の金属板を振り返る早苗。

 

カルゴ「あぁ、それ?人里にある、小傘の鍛冶屋から持って来させたんだよ。勿論許可は得てる。わざわざ厚さまで教えてくれたしな」

 

早苗「なるほど、鍛冶屋から!」

 

カルゴ「そう。鍛冶屋なら、要らない金属板とかあるかなーと思ってね」

 

ふむふむ、と何度も頷く早苗。

その度に彼女の豊満な胸が揺れるので、ついつい目がいってしまう。

 

諏訪子「もし無かったらどうしてたの?というかその板を使い切ったらどうするの?」

 

カルゴ「そう…ですねぇ…。使う機会も無いし、無くなるなんて事は無いとは思いますが……もし使い切ったら、またもらいに行きますかね。…買い取りのほうがいいかな。無かったら、砂鉄集めて作ってましたね」

 

諏訪子「ちゃんと考えてるんだね。偉いぞ♪」

 

帽子共々ニコニコとする諏訪子様。

ものすっっごく、可愛い。

 

カルゴ「これくらいは。『ナケレバ、ツクレバ』の精神で生きてますから」

 

その言葉を聞き、うんうんと頷く3人。

この言葉は、外の世界にあるクレ○という会社の看板に書かれていた言葉だ。

「作れば」と会社名の「ク○ハ」を掛けていて、中々ナイスな看板だったと思う。

 

諏訪子「ところで、これからどうするの?」

 

カルゴ「これから…とは?」

 

その時、派手に腹が鳴った。

“ぎゅるるる”とも、“ぐるるる”とも聞こえる。

その音は、綺麗に整った境内に盛大に響いた。

もちろん諏訪子様や早苗にも聞かれてしまって、ほんの少し顔が熱くなる。

 

諏訪子「そう、それ。お昼食べてないじゃん」

 

カルゴ「今夜は早めに食べますかね…」

 

すごく腹減ってるけど…。

 

諏訪子「ね、まだおかずとか余ってるよね?」

 

早苗「はい!エスカルゴさん、どうぞ中に!」

 

カルゴ「いやいや大丈夫だよ。俺なんか、神社を荒らしちまったクチだし…」

 

またもや掴まれた手を、優しく振りほどく。

 

早苗「もう大丈夫ですって!神様が言っているんですから、黙って素直についてきた方が身のためですよ♪」

 

カルゴ「はぁ〜い…」

 

再び早苗に手を引かれ、守矢神社の中に入った。

 

やっぱ神様ってズルいよなぁ…。

そう言われたらさ、もう逆らえないじゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カルゴ「ごちそうさまでしたっ!」

 

早苗「お粗末さまでした〜♪」

 

食べ終えた食器をテキパキと片付け、再び居間に戻ってくる。手伝いたいとは思ったが、吸血鬼は流水がダメなので仕方ない。

 

早苗「どうでしたか?」

 

カルゴ「すんげぇ美味かった!やっぱり、早苗は良い嫁さんになるよ」

 

早苗「またまた〜、そんな事言ってぇ〜♪」

 

照れ隠しの為か、背中をバシバシ叩く。

結構痛いが、フランに比べると何ともない。

 

諏訪子「早苗ももう神様だから、結婚とか無いと思うけどね」

 

カルゴ「あ、そっか…すっかり忘れてた…」

 

早苗「あはは!私も忘れてました☆」

 

ぺろっと舌を出す早苗。可愛い(確信)

 

諏訪子「えぇ…(困惑)」

 

早苗「人間の頃と変わらないを生活していると、感覚とかも全部そのままなんですよね〜。エスカルゴさんも、不老不死になったって実感無いんでしょう?」

 

カルゴ「無いね。死んだら復活するらしいから、あぁ、不老不死になったんだなぁって感じるだけでさ」

 

早苗「そうそう、そんな感じです!私なんかは、そうやって感じる機会すらありませんからね〜。…あの頃から老けないからっていう意味では実感していますが」

 

自分の頬に手を当て、ふふっと笑う。

相変わらず、もちもちしていそうな頬だ。

 

カルゴ「仮に老けてたとしてもさ、まだ20代後半だろ?人間でも十分綺麗だったと思うよ」

 

それを聞いた早苗はほんのり頬を染めた。

 

早苗「全く、上手いこと言いますねぇ!よっ、ハーレム主ぃ♪」

 

カルゴ「なんだよそれ…(汗)」

 

「上手いこと」とは言うが勿論、これはお世辞なんかでは無く本心だ。十代でもあれだけの美貌を誇っていたのだから、老けても綺麗なままなのは想像に難くない。

 

神奈子「なるほどな、そうやって口八丁手八丁で女達をオトしてきたんだな」

 

カルゴ「えぇ!?違いますからね!?」

 

神奈子「どうだかな…。(こいつの場合、全て心からの言葉だから余計にオチやすいのだろうな…。お世辞ではないのがよく伝わるし、心を読んだらすぐにお世辞では無いとわかる…。地霊殿のあのさとり妖怪も、いつかはオチるのではないか?)」

 

早苗「(ホンットに、信じられないくらい素直な人ですねぇ…。外の人達はお世辞なのが素人目にもわかるくらいだったのに…この人は心から…)」

 

諏訪子「(ホント、エスカルゴは面白いな〜。普通ここまで素直に言える?羞恥心が勝ってあんまり言えないと思うけどね。本人も自覚してる通り、“幻想郷に来たおかげで変われた”のか〜…)」

 

なんか、3人からの目が痛いのですが…。

何を考えているのかがさっぱりわからない俺からすれば、ちょっとこの間が怖かったりするんだよなぁ…。

 

早苗「いえ、大丈夫ですよ♪変な事考えている訳ではありませんから♪」

 

早苗のその言葉に、諏訪子様は元気にコクコクと頷き、神奈子様は一度だけ大きく頷いた。

 

カルゴ「なら…いいんだけどさ…」

 

ちょっと疑わしいけど…神様だし、大丈夫か。

どうせこの考えも読まれてるんだろうしね。

こんな美人3人を信用しないとか馬鹿だよね。

 

諏訪子「(うん、読んでる。読まれてるとわかってるくせに、なんで考えられるのかなぁ…。本当に全っ然曇りのない心だよね…。読んでるこっちが恥ずかしくなるよ…///)」

 

神奈子「(読まれてるとわかっているくせに、よくもまぁ堂々と考えられるものだな…)」

 

早苗「(もしかしてこの人、羞恥心が欠落してたりするんでしょうか…///)」

 

だからさ、なんで黙るのよ!?

この間が嫌なんだよー!助けてよ神様ぁー!

いや、この3人がその神様じゃねぇか!

 

三柱「(1人ノリツッコミ……暇人か?)」

 

神奈子「さて、暇だし弾幕ごっこでもするか!」

 

パチンと膝を打って立ち上がり、注連縄と御柱を装着する神奈子様。威圧感マシマシなので、少したじろいでしまう。

 

諏訪子「おっ、いいねぇ!早苗もやろ!」

 

早苗「ぜひ!エスカルゴさんもやりましょう!」

 

カルゴ「俺もっ!?」

 

4人なのか!?

 

諏訪子「そーだ!いつかの宴会みたいに、2対2でやってみない!?」

 

早苗「いいですね!」

 

神奈子「面白そうだ!」

 

早苗「なら、グーパーで決めましょう!」

 

俺が混ざるのは決定事項なのね…とほほ…。

 

カルゴ「俺の思考読むのは禁止ですよー」

 

三柱「わかってる(ますよ)!」

 

ホントかなぁ…。

いやいや、信用しましょ、うんうん!

 

4人「グーとパーで合った人っ!」

 

グーは諏訪子様と俺、パーは早苗と神奈子様。

1発で綺麗に割り振られた。

 

神奈子「諏訪子貴様、思考を読んだのか!?」

 

諏訪子「偶然だよ!?」

 

神奈子「いーや、エスカルゴにベッタリな諏訪子ならば有り得る!早苗、共に叩き潰すぞ!」

 

諏訪子「えええええ!?エスカルゴ、やるよ!」

 

カルゴ「は、はい!」

 

 

 

その後、守矢神社上空にて、諏訪子様とタッグを組んだ俺はこれでもかと大暴れし、約1時間にも及ぶ大激戦の末、早苗と神奈子様を鎮圧した…。




次回、久々のエロ入ります。
予告ありということは…そうです。恐らく、R-18レベルです。正直、俺の表現力でR-18は有り得ないと思うんですけどね…運営さんから規制される恐怖はもう二度と味わいたくないので、「念の為」、このタグをつけています。
書いてる本人からすれば、15だと思ってますが。
読者の皆様から見て、今までのエロシーンは18に入るでしょうか??

ちなみに、「四者デート?」に出てきた「金的」だけでR-15に引っかかったという黒歴史がありますので、小説を書かれる皆さんはお気をつけて。
運営からのメールって、恐怖しかないですよ(泣)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。