最近鬼太郎が、異変解決に訪れた霊夢にしか見えなくなってきたw
2手に別れた俺は、先程娘たちがお空と戦った、地獄跡の部屋で戦っている。ここはほかの部屋より気温が高く、思考がモッていかれそうになるが、それを堪えるのも特訓の一環だ。
カルゴ「クッソォォォ、何度来ても暑いなぁぁ!お空、お前は暑くないのかぁ!?」
お空「慣れてるからね!焔星『十凶星』!」
大きな10個の核弾を発射し、バラバラと細かい弾幕も発射するお空。相変わらず高密度な攻撃で、俺の頬に一筋の冷や汗が流れる。
カルゴ「『雷神拳』!!」
四肢に雷を纏い、接近する。小さい弾幕は出来るだけ小さい動きで避けて、大きな核弾は殴るなり蹴るなりして破壊する。
その際は、雷越しでも多大な熱量を感じる事になり、手は当然のように焼け爛れるが、不老不死の特性で瞬時に再生し、再び雷を纏う。
お空「それ以上、私に近付かせないよ!爆符『ペタフレア』!」
カルゴ「!!」
前方に大きな核弾をたくさん発射する。
それはだんだん収縮しながら向かってくる。此方に届く前は隙間がほとんど無く、後ろへ下がる他に手が無い。
カルゴ「むぅ……どうしたものか…」
遠隔攻撃…かなぁ…。うーん…どうせ効かないのならやる意味は無い。なら雷系は止めておくべきか?とりあえず相殺くらいはしときますかね…!
カルゴ「雷神『荒れ狂う霹靂神』!!」
今のところ一番弾数が多いスペルを発動させて、お空のペタフレアを相殺する。他のスペルで一気に消すことはできるが、それでは継続して発射される核弾を消すことが出来ないので、物量には物量で対抗しなければ。
お空「うにゅ〜〜……出しても出しても…!」
よし、僅かに押してきてる…今だ!
カルゴ「雷極『夢想封印・迅雷』!!」
妖魔雷霊剣を振りかざし、スペルカードの宣言を行う。今回は、強力な結界のバージョンだ。
雷を帯びた霊力による結界…のつもりなのだが、この暑さの中ではそんなチンケな雷、何の意味も無い。
結局雷系じゃないか!
っていうツッコミは無しだぜ!どっちかっつーと霊力の方がメインだからな、このスペルは!
お空「ッ!?動けない…」
カルゴ「ふはははっ!動きさえ止めれば、勝利は確実だ!雷武器『雷弓』!!」
長さ2mほどの大きな弓を作り、弦を引き絞る。
一撃で貫き、確実に気絶させるために。
お空「発射さえ出来れば…!んーっ、んーっ!」
体を動かそうともがくが、ピクリとも動けない。
霊力による結界での拘束は、雷での拘束より妖怪に有効らしい。以前の俺なら、呆気なく破壊されていただろうが、俺だってバカじゃない。
霊力の方も、特訓は続けている。
カルゴ「お空を貫け……『天昇雷龍』!!」
弓から放たれた矢は大きな龍に姿を変え、お空へ真っ直ぐに向かい、結界ごと貫く。
お空「うにゅ……!」
貫かれた瞬間は苦痛に顔を歪めるが、すぐに気絶したのか、瞼を落とした。結界が消え、気絶したお空が床に落下するが、それを軽く受け止める。
カルゴ「ふむ…だんだん掴めてきたぞ」
苦手なら、相手の行動を封じてから、畳み掛けるように攻撃して倒す、と…。これなら何とか誰が相手でも戦えると思うが、炎火にはこれが通用しなさそうだから困るな。
人間だったのに月人を蹂躙とかマジやべぇから。
それ、レミリアや霊夢を越えたってことだろ?
やりおるなぁ…もしかしたら向こうの幻想郷では最強なんじゃねぇか?やべーよやべーよ…。俺、最強になれるか?…無理くね?
身体能力は俺の方が上でも体術は向こうの方が上だしなぁ…やっぱ美鈴に相手してもらうっきゃねぇって事だな。どっちにせよ、格闘が苦手だ。
向こうも、暇潰しになってるって喜んでくれてるしね、Win-Winだろう。
カルゴ「お空寝かせてこようかね…」
お空をおんぶし、部屋を出ようとすると、向こうから弦月姫と霊愛が走ってきた。
カルゴ「んぉ?どした?」
弦月姫「はぁっ…はぁっ…お父様、大変です…!巫月お姉様が…!」
霊愛「なんか…、色んな、とこ、殴ってて…!」
カルゴ「??」
巫月が色んなとこ殴る?マジか、またか……。
カルゴ「わかった、すぐ行く。あれ、分身は?」
弦月姫「破壊、されてしまいました…!」
何なんだ全く…そんなにモロく作ってねぇぞ。
それだけ巫月が強くなってるってことか。
喜ぶべきか悲しむべきか…。
カルゴ「『分身』」
分身「はぁ…まさか、また暴走か?」
カルゴ「多分。巫月は、姉妹の中で一番俺の血を強く継いでる。仕方ないかもな。お空を頼む」
分身「おうよ」
おんぶしていたお空を分身に預けて、外へ向けて走り出す。今巫月と穹、鈴仙、さとりが居るのはさっき俺とさとりが居た、地霊殿門外だ。
弦月姫「お父様、私も…」
カルゴ「危ねぇから、遠くから見てろよ!」
弦月姫「はい!」
カルゴ「雷速『クイック』」
素早さを上げ、己の中にある力…メインエンジンを、妖力から霊力に切り替えながら、廊下を突っ走る。
巫月と鈴仙の能力は似通っているから、鈴仙の能力は通用しない。つまり今は、さとりと穹だけが巫月の相手をしなくてはいけない状況なわけで…とても危険な状況にある。こんな事考えてちゃ、親バカに思われるかもしれないが…巫月は純粋な吸血鬼と大差無いレベルで強い。多分、幻想郷内でもトップ15には入っているかもしれない。
カルゴ「巫月ぃぃぃ!!」
巫月「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」
ようやく外が見えてきた。
俺が思っていたような被害は起きておらず、地面や塀が多少凹んでいるだけだった。一番心配だったさとり達だが、穹が暴風で巫月を揺さぶってくれていたおかげで無傷のままだ。
鈴仙「大変、巫月がまた!」
カルゴ「わかってる!霊符『二重結界』!!」
巫月「ア゙ア゙ァ゙ア゙……動゙けな゙ぃ゙……」
カルゴ「ちぃっとばかし効くぜぇ!?雷極『夢想封印・迅雷』!!」
シ─────ン……
スペルカードの発動を宣言するも、弾幕も出なければ結界も張られない。
一同「…?」
カルゴ「あはは…霊力切れ……」
鈴仙「こんな時に!?」
巫月の動きを止めるのに結界を使ったのが間違いだったことを痛感させられる。
カルゴ「最近は、巫月にも俺の雷効かなくなって来てるし…どうしたものか…」
鈴仙「そんな悠長な…。(でも、確かにそうだ…私の能力も効かないし、エスカルゴの能力も効かない…いや、効きにくいんじゃ、今回の暴走を止めることは望み薄…)」
能力で気絶させられないんなら…物理でやるしか無いか…。やりたくないなぁ…。
さとり「いえ、まだ大丈夫です」
カルゴ「そうか…?」
さとり「巫月さんには、まだあなたの能力は通用します。それは、あなたの方が圧倒的に強いからです。他にもそういう例があるでしょう?」
そういう例…?うーん…居たっけ……あ!
さとり「そう、弦月姫さんと咲夜さんです。咲夜さんの方が圧倒的に強いので、弦月姫さんの能力は強制解除出来るのでしょう?」
カルゴ「だな。よし、俺の力で止めるぜ!」
鈴仙「(えー…じゃあ、私と巫月の力はそこまで大差無いって事?嬉しいけど、なんか複雑ねぇ…)」
巫月と地霊殿周辺に被害を与えない方法…か。
『Mishap of Thunder』は地面が凹むからな…。
武器系…娘を斬るのは気が進まないな。
さとり「1つあるでしょう?優しく包み込む様な…そんな技が。それならば、遠慮無く使用出来るはずです」
カルゴ「…!雷鎧『サンダーアーマー』!」
満遍なく鎧を纏い、娘の元に歩み寄る。
巫月「ゔぅ……エ゙ス…ガル゙ゴォ……!」
結界に囚われている巫月は、苦しそうに呻く。
霊力による結界での拘束が有効…それは、ハーフも例外では無いらしい。
カルゴ「おいで、巫月。そろそろ目ェ覚まそう。解除」
巫月「ゔお゙ぉぉぁぁぁぁっ!!」
巫月の目の前に立って、強力な霊力による結界を解除し、巫月を解放する。暴走した巫月は、自分をそんな目に遭わせた父親に殴り掛かる。
カルゴ「まだまだ…格闘では俺以下だな」
俺はそんな巫月の拳を左手で受け止め、右手で背中に手を回して、そっと抱き締める。
カルゴ「『きゅっとしてバチバチ』!!」
巫月「ゔに゙ゃああああああああッ!!」
巫月「さとりさん、ごめんなさいっ!塀とか地面とか壊しちゃって…!」
気絶から目覚め、正気に戻った巫月は、地霊殿の主のさとりに頭を下げている。耳は萎れて、翼は垂れ下がっている。
さとり「大丈夫ですよ、自我が無かったのですからね。困るのは、自我があるのに色々破壊する、あの鬼…と、エスカルゴさんくらいです」
一緒に頭を下げる俺をジト目で見るさとり。
カルゴ「も、申し訳ない…」
それから数時間、さとり達と談笑し、やっと撮影を終えたらしい文と合流して、地底を後にした。
次回ゎ…はぃ。
エロぃの書かきません………です(„፰ ᎕ ፰„)
次の次にします。
相手が誰なのかはぁ…ぉ楽しみに。
小文字厨ウザいかもね(適当)
活動報告見て下さってる人はどれくらいいるのだろうか。