評価もいつの間にか増えてて狂気乱舞…じゃなく狂喜乱舞ですよ、本当に。
明日、明後日は無理しない程度に更新します。
予定としては1日に2〜5話ほどですかね。
先日の7話更新は流石に疲れました(笑)
再吸血鬼化から3日目。
手紙を出してからは2日目になる。
この日の俺は、いつものように、彼女の仕事場に引きこもって子供たちを見守ったり、さとりや、ルーミアと喋ったりするという、何気ない普通の生活を楽しんでいた。
手紙という挑戦状を叩き付けられた者達は、今、どこで何をしているだろうか?
そんな事もふと考えてしまうのだが、少しばかり暗い気持ちになってしまうので、あまり考えないようにしている。
今回のこの戦いは、出来るだけ早く始めたい。
この面倒事を早く終わらせるために。また、早く鬱憤を晴らすために。
さとり「そろそろ始めたらどうです?紅魔館ではおやつの時間ではありませんか?邪魔しません?ふふっ…」
カルゴ「妖夢がまだだし、霊夢が居ないから…。どこ行ったんだろ。トイレにも居ないし」
するとそのタイミングで、霊夢が帰還した。
霊夢「ただいまー」
カルゴ「おかえりー。どこ行ってたん?」
霊夢「ちょっと修行にね」
帰ってくるなり寝転がる霊夢。
とても修行帰りには見えないのだが。
カルゴ「霊夢が修行?やっぱり今回のこの騒動、不安なのか?鍛え直してるとか…」
霊夢「ンな訳。仙人の身体を保つための修行よ。怠けると身体が朽ちてしまうらしくてね」
寝転がりながら煎餅を割って、大きめの欠片から煎餅を食べ始めた。
カルゴ「こわ。でも、今までしてたか?」
霊夢「あなたの見てないところでね」
カルゴ「俺にも修行する様子見せてくれよ…」
霊夢「フン…」
さとり「『あんたと居る時に修行?ふざけんじゃないわよ。一緒に居れる時間が修行で減るとか、ホントに嫌だから。隠れてやらなきゃ一緒に居る時間が短くなるじゃないの、そんなことも分からないの?この鈍感バカルゴ!』」
カルゴ「え…」
霊夢って、内心ではそんな事考えてたの?
霊夢「あんたねぇ!それ言う必要無いから!!」
するとさとりは、ニタッと口元を歪めて笑う。
さとり「たまには霊夢さんも素直になってみてはいかがです?ほら、彼も満更ではありませんよ?本音でぶつかるのもイイと思いますよ」
霊夢「余計なお世話よ!エスカルゴ、今の発言、気にしなくていいからね!?いや、忘れて!」
焦る霊夢は、今のさとりの発言を忘れろ、と俺の肩をガタガタと揺さぶる。真っ赤に照れていて、とんでもなく可愛い。
カルゴ「霊夢…お前ってやつは…」
霊夢「な、何よ…?」
カルゴ「可愛すぎかよコンニャロー!」
霊夢「キャッ!な、何よ!?」
目の前の彼女を強く抱き締め、唇を重ねる。
昼間?誰かが見ている?知らんな。
とにかく、今すぐ霊夢に抱きつきたい。
霊夢「ちょっ、急にどうしたの!?」
カルゴ「霊夢が内心でそんな事考えてたなんて…あぁもう可愛すぎだろ!そんなにも俺との時間を大切に考えてくれていたなんて…可愛すぎるにも程がある!アッー!」
霊夢「…あ、ありがと……///」
変な興奮状態に陥った俺は、そのままの調子で、奴らと戦う事に決めた。アドレナリンがドバドバ出ている今なら、負ける要素はない。
カルゴ「よっしゃあ、霊夢のおかげでやる気出てきたァ!今すぐ、戦争おっぱじめるぜ!!」
霊夢「え、今!?」
さとり「紅魔館のおやつタイムの邪魔する為ですから、あまり深い意味はありませんよ」
霊夢「おやつ関係ある?」
さとり「好きな事を邪魔されたら起こるだろう、という地味な嫌がらせです」
霊夢「ああ、そういう意味か…。しょうがない、付き合ってあげるわ。皆、戦闘準備をしなさい!これから戦を始めるわ、負けんじゃないわよ!」
なんだかんだ言って乗り気な霊夢は、部屋にいる皆を見渡し、声を張り上げる。霊愛と穹は姿勢を正し、文は団扇を構えてニッと笑い、ルーミアはニタリと口元を歪めて笑う。
カルゴ「妖夢呼ぶぞ!」
妖夢に話した予定の時間より20分ほど早いが、現在こちらに向かっているはずの妖夢の目の前に、正円のスキマを開き、彼女を呼び寄せる。
妖夢「わっ…びっくりした…」
目を丸くして驚いた様子を見せながらも、ちゃんとスキマを潜って仕事場に到着した。
カルゴ「よう妖夢!ちょっと早いけどもう始めるから、準備をお願い!」
妖夢「もう大丈夫だよ」
カルゴ「わかった!よし、やるぞルーミア!力を貸してくれ!」
るみゃ「1人で出来るでしょうに…」
カルゴ「これから戦闘するんだからあまり多くは力を使えない。わかるだろう?」
るみゃ「ええ、そうね。ま、わかってたけど」
それなら最初から素直に手伝ってくれ…と思ってしまうが、なんとか口に出すのは堪えた。
そして、俺とルーミアで仕事場の窓辺から、外に飛び出そうとするが、直前に霊夢に止められた。
霊夢「何するのよ?」
カルゴ「言ったろ?闇を出すんだ。大丈夫だよ、みんな集まったら消すからさ。闇出したらみんなも外に来てくれよな。今来てもいいけど」
霊夢「わかったわ」
妖怪の山の前にある平地に、俺とルーミアは降り立つ。そして、2人で空に手を掲げて、スペルカードの詠唱をする。
ルミカル「暗黒符『ディープ・プラネタリウム』」
すると、俺とルーミアの頭上の空を中心にして、夜の様な暗さの闇がザァッと広がっていく。
視界を奪う訳ではなく、これは美しさを重視しているスペルだ。あまりにも微調整だから、1人でやると力の消費が激しいので、今回はルーミアの力も借りた。
るみゃ「ふふっ…やっぱり綺麗ねぇ」
空を見上げて目を細めるルーミア。
その空には、様々な星が輝いている。
実はこのスペル、夜のような暗さに設定してあるから、昼間限定のスペルなのだ。また、プラネタリウムと名付けたのも、星々が見えるからである。
霊夢「えっ、何よこれ!?夜じゃない!」
一緒に来たらしい霊夢が背後から声を上げる。
カルゴ「まだ昼間だよ」
霊夢「だって、星が出てるし、月まで…」
カルゴ「あれは、闇に穴が空いてるから星が輝いているように見えるだけ。月とかも太陽の光だよあれは。木漏れ日みたいなもんさ」
霊夢「えぇ…。ついに夜と昼までいじれるようになったのかと思った」
カルゴ「流石にそれは無理さ」
すると、出てきたらしい文たちも満天の星空に気付き、歓声を上げる。文にも同じ質問をされたが同じように回答する。この戦いが終わったら長い取材が待っていそうだ。
そして、そんなには早く全員来ないだろうと思っていた俺達だったが、意外にも早く全員が揃い、久しぶりの対面を果たした。
開始させようとしたんですが、長くなりそうだったので引き伸ばしました(. .`)