父娘「ただいま(戻りました)ー!!」
買い物と食べ歩きを終えた俺たちは、スキマで館に帰還した。眠っている美鈴は華麗にスルーだ。
そして、出迎えは咲夜さんただ1人だった。
咲夜「おかえりなさいませ。…弦月姫、ちゃんと言った通りに出来たかしら?」
弦月姫「えーと…はいっ!」
咲夜「それなら良かったわ。片付けや収納は私に任せて、弦月姫は2階の掃除に」
弦月姫「はい!」
メイド長から指示をもらったメイドは、俺に一礼して通常業務に戻る。ここからは、父娘ではなく主従関係に近い関係になる。
咲夜「エスカルゴさん、少し荷物運びを手伝って頂けますか…?」
カルゴ「ういっす!」
買い溜めの量は相変わらずえげつない。男吸血鬼1人でも厳しかったのだから、より非力な女性の吸血鬼ではとんでもなくキツい事だろう。
カルゴ「…ふぅ…とりあえずこんなモンですね。買い忘れとかありますかね?」
荷物を運び、2人で片付け終えた後、咲夜さんにそう問い掛ける。だが買い忘れなど無いらしく、静かに首を横に振った。
カルゴ「そうですか。それなら良かったです」
咲夜「でも…エスカルゴさん?私になにか、隠し事をしていますね?」
カルゴ「え……何でしょう?」
隠し事が多すぎてどれの事だかわからない…!
早苗との事か?それとも諏訪子様との?はたまた妖夢とのことか?霊夢と結婚したこと?紫さんとも付き合い始めたこと!?
やべぇマジでわかんねぇ!
咲夜「弦月姫と買い物に行って…何か甘いものを食べたのでしょう?甘い匂いがしますよ?」
カルゴ「バレてるぅ…あっ」
思わず呟いてしまった俺は慌てて口を塞ぐが、時すでに遅し。俺の呟きは、はっきりと咲夜さんの耳に届いていた。
咲夜「全く、相変わらず甘いんですから…」
呆れたように大きな溜め息をつく。実際、かなり甘い俺に呆れているのだろう。
カルゴ「えへへ…。たまには、こういうのも良いかなと思いまして」
咲夜「…そうですね。ありがとうございます」
カルゴ「えっ…あ、はい。…じゃ、フランとこに行ってきますね」
買い食いをしたことをさほど咎めず、何だか拍子抜けした。
咲夜「わかりました」
一礼してその場から離れて、現在フランが居ると思われる図書館へと向かう。
理由はともかく、読書に励んでくれるのは、何か嬉しい。ジャンルはアレだが、本は面白い物だ。
久しぶりに小説でも読もうか…。
しかし、小説を読むなら、紅魔館の大図書館ではなくて地霊殿か鈴奈庵が良いだろう。
地霊殿には、さとりが好む心理描写の濃い小説が多くあるし、鈴奈庵にはとにかく本がある。
もしもエロ本を読むのなら、香霖堂か大図書館が良いだろう。大図書館というより、小悪魔が所有している本だ。尤も、香霖堂にあるのは拾い物の本なので、品質は保証出来ないが。
…と、本についてあれこれ思案していると、廊下の曲がり角から、主のレミリアが現れた。
何か悩みでもあるのか、その表情は暗かった。
カルゴ「わっ…どした?」
レミィ「あなたを探していたのよ。結構長い時間居なかった様だけど、どこに行っていたの?」
カルゴ「弦月姫と、少し買い物にね。レミリアはどうして俺を探してたん?」
レミィ「何となく…一緒に?…居たかった…っていうか…その……/////」
そう言ってモジモジと指を絡ませるレミリア。
彼女がデレるのはあまり無いので、ちょっとした新鮮さを覚える。普段フランにばかり構っているので、そろそろ構わなきゃだろう。
思えば、少し蔑ろにし過ぎていたかもしれない。
カルゴ「そっか。じゃ…部屋でまったりするか」
レミィ「そうね♪」
手を差し伸べると、彼女は素直にその手を取り、広い廊下を横に並んで歩き出す。
向かう先は、彼女の部屋ではなく俺の部屋だ。
レミィ「はぁ〜…やっぱり廊下は暑いわね〜」
部屋に入るなり、バフンと勢いよくベッドに飛び込む。せっかく咲夜さんがシーツを整えてくれたのに、勿体無いことをしてくれる…。
カルゴ「そうだな」
俺はベッドに腰掛けて、羽を小刻みに動かすレミリアの頭を撫でる。こうしていると、普通の子供だ。そんな事を言ったら怒ってしまうだろうが。
レミィ「ねぇエスカルゴ?一昨日ここで、小悪魔とフランと3人で、何してたの?」
カルゴ「えっ…あ、あぁ〜…ちょっと談笑…か?あははは……」
唐突な質問に俺は戸惑い、硬い笑みを浮かべる。
もちろんそれは3Pの事だが…レミリアにバレていたのだろうか。だとしたら少し面倒臭いことになりそうだ…。
レミィ「ホントに〜?」
カルゴ「…ちょっと、イケナイ事をしてた…」
レミリアの鋭い目には逆らえず、オブラートに包んで白状する。モロには言いたくない。
レミィ「まぁ〜たフランばっかり…。酷いわね、私にももっと構ってよ」
カルゴ「…すまん。じゃあ、弾幕ごっこするか。今から…外で!」
レミィ「イヤよそんなのぉ〜…」
構えと言うので弾幕ごっこを提案するが、にべもなく拒否されてしまう。それでは一体、レミリアは何がしたいのだろうか。
カルゴ「じゃー何する?昼寝か?」
レミィ「そうじゃなくってぇ!!フランばっかりじゃなくてさぁ、私にもイケナイ事してって言ってるのよ、わかんない!?」
カルゴ「…暑さでおかしくなったか?」
レミィ「フランばっかりズルいーー!!私だってイチャラブチュッチュしたいー!!」
カルゴ「ズルいって…子供かよ…」
子供っぽい理由に、思わず苦笑いしてしまう。
カリスマブレイクも甚だしい。カリスマが凄い時は凄いのに、こうなるとただの子供だ。
レミィ「いつになったら私ともヤッてくれるのかって、ずっと前から待ってたんだけど?あなたがフランと初めてヤッたあの日から!なのにいつもフランとヤッてばっかり!あなたの眼中に、私は入ってないの!?もう待ちきれないわっ!貴方とエッチな事したいっ!」
俺の背中をポカポカと叩きながら大声で喚く。
俺としては、レミリアとヤるのはもう少しあとが良かったのだが仕方ない。フランばかりズルいと言われ、姉妹喧嘩が起こる可能性があるのなら、腹を括るべきだろう。そろそろ潮時か。
ぶっちゃけ、フランとヤった時から、レミリアを襲うことも考えていたし…利害は一致している。
嫌がられたくなかったので、レミリアから言われるのを待っていたのだ。
あとが良かったのにヤりたいと思っていた。酷い矛盾だが、そう思っていたのは事実だ。レミリアを怒らせたら怖いし…多少はね?
カルゴ「俺だって我慢してたんだぜ?レミリアに嫌がられたくなかったしさぁ。…良いんだな?」
レミィ「別れ話以外はなんでも受け入れるわよ?あなたの判断ならね」
カルゴ「そりゃどうも」
仰向けに横たわるレミリアに覆いかぶさり、頬を撫でながらキスをする。どちらも汗でちょっぴり湿っている。
レミィ「ホンット、ほっぺ好きよねぇ…」
カルゴ「ここはメチャクチャ柔らかいからな」
レミィ「ふんっ…。でも、そこより
スカートを下ろして、可愛らしいピンクの小さいリボンがついている白地のパンツを露出させる。
カルゴ「レミリアってこういう誘惑できたのか。なんか意外だぜ」
スルスルとスカートとパンツを脱がせながら率直な感想を述べる。ドロワは履いてないらしい。
レミィ「私は吸血鬼よ?チャームのスキルくらい使えて当然じゃない」
カルゴ「なるほどわからん」
レミィ「あなたに女が寄ってくるのも、あなたのチャームのスキルのおかげかしらねぇ?」
そう言ってクスクスと笑う。いたずらっぽい笑い方で、俺も思わずつられて笑ってしまう。
カルゴ「迷惑だなぁ…。まぁ、毎日が楽しいから別にいいけどさ。俺の日常はスゲー騒がしくて、生きてて楽しいよ、ホント」
レミィ「それは良いことだけど、もう少しだけでいいから、私もあなたの日常に入らせてよ?少しフランに構いすぎっ!」
カルゴ「わかったよ。ちょっと、放ったらかしにし過ぎてたな。…ところで、ドロワ履かないの?前は履いてたような気がするが」
レミィ「こんな暑い時にあんなの履けと?貴方はいつから鬼になったのかしら」
カルゴ「元々鬼だぜ」
レミィ「ふっ…それもそうね。…さぁ、無駄話もこの辺で終わらせて、そろそろ本番始めましょ?無駄な愛撫は要らないわよ」
確かに、愛撫が不必要なほど、レミリアの秘部はトロトロに濡れていた。見るからに汗では無い。
しかし、初めてなので解すのが正解だろう。
レミィ「んぁっ……指ぃ…」
カルゴ「指1本でやっとか。やっぱりハジメテは特にキツイよな」
レミィ「あなたも脱いでよ…私ばっか恥ずかしいじゃないの…///」
カルゴ「む。…わかった」
レミリアの上半身は服で隠れているが、下半身は何も履いていない。ならば俺もそうしよう。
レミィ「うわっ……」
カルゴ「そんなジロジロ見るな、恥ずかしい…」
レミィ「私の大事なトコロ見たんだから、あなたのそれも見せなさいよね」
カルゴ「ぐぅ…」
全くの正論だ。という訳で、69の体勢になり、互いの性器を見せ合い、舐め合う事になった。
レミィ「んっ…はぁっ…口に入り切らないわ…。こんなのをいつも入れてたの?あの子は…」
カルゴ「そうだよ。大丈夫、レミリアのここにもちゃんと収まるからさ」
レミィ「ひゃぅっ…あんっ、くすぐったい…」
舐められ続けるレミリアは、徐々に甘い声を漏らし始める。その声に俺は興奮し、そろそろ本番を始める覚悟ができた。
カルゴ「もう、良いかな…?」
レミィ「うん…挿れて…♡」
枕に頭を置き、両手を使って入口を広げて、俺の肉棒を受け入れようとするレミリア。脈打つ性器をあてがい、ゆっくりと挿入を開始する。
レミィ「んうぅぅっ……」
カルゴ「痛い…?」
レミィ「痛く、ないっ…あぅぅ…」
ある深さまで挿入すると、プツンッという感触を得られた。無事、処女膜を破ったらしい。
レミィ「痛っ……」
結合部からは少量の血が出ている。
カルゴ「大丈夫か…?」
レミィ「動くの…少しだけ待って…」
カルゴ「もちろん」
今回はいつも以上に慎重に行為を行った。
それは、レミリアがフランばりにガツガツ来なかったというのもあるし、痛みのあまり、少しだけ泣かせてしまったというのがあるからだ。
とはいえ、1時間も経つ頃には────。
レミィ「イッた、ばっかりなのにぃ!動かしちゃらめぇ!らめなのぉぉっ!」
カルゴ「イッたあとは感度増し増しだろっ!」
レミィ「イくのぉ、止まらなっ…イくぅぅっ!」
カルゴ「キッツ……!」
レミィ「〇ん〇がぁ!〇ん〇がゴツゴツってぇ!また、イッちゃうぅぅぅっ!!」
カルゴ「もう一発出す…っ!」
レミィ「ん゙あ゙ぁぁぁぁっ!!」
カルゴ「すげー搾られる…」
1時間も経つ頃には数え切れないほどイキ狂い、ただただ快感だけを貪るようになっていた。
レミリアもフランばりに肉食になってしまった…かもしれない。俺にそんなテクを教えてくれた、小悪魔のおかげであるが。
レミィ「ふふっ…いっぱい出されちゃった…♡」
行為後、初めて2人でお風呂に入った。
シーツなどの洗濯の事も考えて、射精は全部中に行い、レミリアに受け止めてもらった。
もちろん生理はまだ来ていないらしいので、妊娠の心配については大丈夫だ。
カルゴ「ちゃんと洗ったよな?」
レミィ「もちろんよ。…それにしても、凄くドロドロしてるのね。ネバネバしてて洗いにくいわ」
カルゴ「まぁな…」
レミィ「あと…ごめんなさいね」
俺の肩にピタリと寄り添い、唐突に謝る。
なんの事だかわからない俺は、それを尋ねる。
カルゴ「何が?」
レミィ「その…胸で挟めてあげられなくて」
カルゴ「ははっ、そんなの気にしてたのか?」
レミィ「んなっ…そんなのって何よ!私は結構、本気で悩んでるっていうのに!」
レミリアらしくない悩みに、思わず笑ってしまうと、肉が千切れるのではないかと思うほどに強い力で俺の腕をつねる。
カルゴ「悪い悪い。いや、レミリアはそのままで良いんだよ。胸なんかどうでもいいよ。挟めなくたって、可愛いレミリアが居ればそれでいい」
レミィ「う…でも、咲夜も胸を気にしてるし…。やっぱり女はそういうので悩むものなのよっ!」
カルゴ「大きくなれば自然と胸も大きくなるさ。もし大きくならなかったら、揉んで大きくすれば良いだけの話だしな」
レミィ「じゃ…あなたが揉んでくれる?これからずっと…」
俺の太ももに手を置きながら、すがるような目で俺と目を合わせる。レミリアのこんな顔は初めて見たような気がする。
カルゴ「ああ、良いよ。俺で良ければな」
レミィ「こんな事言えるの、あなたの前だけよ?ホント不思議よね…10年前出会ったばかりだっていうのにさ…。あなたがいなかったこの数日間、どれだけ寂しかったと思ってるの…?」
カルゴ「ごめんな…。これからは、今までよりも構ってやるから…それで許してくれるか…?」
レミィ「ふん…。許すか決めるのは、めいっぱい構ってくれてからよ」
カルゴ「そうだな」
思えば、レミリアとこんな長時間2人きりになったのは初めてかもしれない…。今日は、レミリアとの“初めて”が多い。
たまにはこんな日があってもいいな。
レミィ「おやつ食べたら、弾幕ごっこしましょ。今度は、フランも混ぜて…ね♪」
カルゴ「そうだな♪」
フラン「お姉様、なんだかご機嫌ね。何か良い事でもあったの?」
レミィ「まぁね♪」
外へ移動しているとき、レミリアの機嫌を察したフランはワケを尋ねるが、軽く流されてしまう。
言うつもりは無いらしいので、俺も余計なことは言わないでおく。
レミィ「今日は、私たち姉妹とあなた1人で戦いましょう♪」
カルゴ「おういいぜ!でも、疲れてるから優しくしてくれよな?」
フラン「じゃーその次は私とエスカルゴね!」
レミィ「好きにするといいわ」
外に出た俺たちは距離を取り、戦闘態勢に入る。
複数vs1人の戦いは、かなり楽しい。
複数なら連携攻撃を仕掛けられるし、1人ならばどちらの相手をするか等の判断力を鍛えられる。
レミィ「いくわよ、フラン!」
フラン「ええ、お姉様!」
カルゴ「…来い!雷武器『雷刀』!」
刀を構え、グングニルとレーヴァテインでの攻撃に備えるが、2人は俺の予想の斜め上を行った。
姉妹「紅魔符『ブラッディカタストロフ』!!」
カルゴ「えっ、ちょま…………」
初めて見る2人の激しい複合スペルに、疲れていた俺の身体は限界を迎え、一瞬でその意識を刈り取られてしまった。
意識を失う直前に、「弾幕ごっこの前の性行為は自殺行為だ…」という、地味な悟りを開いた。
霊夢とのコスプレエッチだと思った?(´∀`*)
ちなみに、最後に出した姉妹の複合スペル、秘封ナイトメアダイアリーで出た公式の複合スペルらしいです。
これ間違いなく俺が一番に二次創作に出したろ。
次回、リクエストの話ですな。頑張ります!