ネイティブフェイスの原曲が神話幻想だったり?
なーんてね…流石に無いよねw
時間あったら聞き比べしてみて下さい、俺がどの部分について言ってるのか、すぐわかるはず…。
正邪を倒した俺達は、尚も城の中を飛び続ける。
城なのに住んでいる者は少ないのか、誰も居ないらしい。所々壁を破壊したりしているのに、1人として姿を表しはしない。正邪以来誰にも会わずしばらく4人で雑談をしていた。
カルゴ「うーん、逆さまはやっぱり酔うなぁ…。目が痛くなってきたし頭がズキズキするぞ…」
魔理沙「ほー、吐いたのにまだ酔うのか」
カルゴ「吐いても酔うものは酔うらしい。吐けば何とかなるって訳でも無いんだな…」
足に、あまり力が入らない。地上戦じゃないから良いようなものだが、もしも地上戦だった場合、立てず動けず避けられずで大変だっただろう。
咲夜「では今夜は、消化に良いお粥にしますか。フェイバリットは卵粥ですよね♪」
カルゴ「ですです」
霊夢「今夜は
咲夜「あら残念…。でも霊夢、具合悪い人に料理させちゃダメよ? お粥は作れる?」
霊夢「作れるし!」
咲夜「それなら問題無いかしら」
魔理沙「やれやれ…似た者同士はぶつかるなぁ」
霊咲「似てないから!」
魔理沙(は、ハモった…)
咲夜「怠惰な巫女さんと一緒にしないで」
霊夢「そっちが働きすぎなだけよ!」
カルゴ「一言余計…」
咲夜さん、たまにナチュラルに煽るよなぁ…。
そして霊夢はそれにノる……うわ、ちょっとこの2人には気を付けなきゃダメだな。多分だけど、咲夜さんに悪気は無いんだよね。霊夢も、それをわかってる上での返事なんだよね。
…なんだかなぁ。
咲夜「それにしても、天邪鬼は倒したけど……何かしら、この胸騒ぎ……。何か居るわね」
霊夢「多分もう出てくる」
霊夢がそう言った直後に、その“何か”が現れた。薄紫色のショートヘアーをしており、お椀の蓋を被っている。服装は赤色の和服で、足元は裸足。 少名針妙丸…だったかと思う。
針妙丸「だーれ?あら吸血鬼?何か用?」
咲夜「ちょっと訊ねたい事がありまして」
針妙丸「訊ねたいことって?…あれ?その剣は…間違い無い、私が実験的に付喪神にした物だー」
咲夜「え?何ですって?」
魔理沙「お前の仕業か」
霊夢「…だと思った」
カルゴ「迷惑」
針妙丸「それを、わざわざ持ってきてくれたの?傲慢だと思ってたけど、吸血鬼も捨てたもんじゃ無いわね」
咲夜「いやまあその」
針妙丸「我々小人の一族はその身体的特徴から、どうしても力は弱かった。味方する者なんて殆どいない。利用するだけして後はポイッだ。そんな私にわざわざ会いに来るなんて……」
カルゴ「別に会いに来たわけじゃないが」
咲夜「私達がここに来たのは成り行きです」
魔理沙「小人なのか?」
針妙丸「そうよね。道具に導かれて来たのよね。さあ、私と一緒に世界をひっくり返しましょ?」
咲夜「……やはり
針妙丸「では何故その剣に導かれるままにここにやってきたの?」
咲夜「そ……それは、何となく妖怪を斬ってみたかっただけで」
カルゴ「異変解決」
霊夢「同じく」
魔理沙「妖怪をぶっ飛ばす」
針妙丸「道具が望むままにその使用者を動かす。そんな事が可能になるのも、この秘宝『打ち出の小槌』の力よ!」
カルゴ「ほーん」
咲夜「打ち出の小槌ですって?」
針妙丸「そうだ!全ての力弱き者に、夢幻の力を与える秘宝だ!さあ、
迷える子羊とか神父かよ!
心の中でそうツッコんだ直後に、針妙丸は小粒の弾幕を発射してくる。それらはバラバラと動き、加速したと思ったら減速する。速さが変わる弾幕はタイミングをズラされるのでやりにくい。
針妙丸「小弾『小人の道』!」
針妙丸は、1枚目のスペルカードを発動させた。彼女を中心に、円が広がるように弾が発射され、その中の1粒だけがプツンと外れる。
1人しか通れなさそうな、まさに“小人の道”だ。
霊夢「せ、狭っ!?」
魔理沙「おいおい、4人じゃ抜けられないぞ!」
カルゴ「1列に並べ!前の奴が動いたら、後ろの奴もすぐ動くんだ!」
咲夜「了解!」
魔理沙「わかったぜ!」
霊夢「ならあんたが1番前ね!」
カルゴ「りょ、了解!」
俺が先頭、次に霊夢、魔理沙、咲夜さんの順番で縦1列に並び、針妙丸の放つ弾幕を動く。
俺は、弾幕を避けながらこの状況に対して、ドラクエのパーティみたいだな、と感じていた。
針妙丸「フン、そんな付け焼き刃のチームワークなんてすぐに崩れるよ!」
円の間隔が狭くなり、より早い判断、行動が求められるようになるが、それも難なく突破する。
針妙丸「よくもあんな動きで避けられるわね…!突然追い込まれたくせに…」
カルゴ「俺らのチームワークは伊達じゃねぇってこった!よし、もうキメるぜ!」
霊夢「ええ!霊符『夢想封印』!!」
魔理沙「妖器『ダークスパーク』!!」
咲夜「メイド秘技『殺人ドール』!!」
カルゴ「『
針妙丸「ちょっ…集中攻撃なんて────…」
霊夢「ここよ」
針妙丸「よ、よろしくお願いします…」
霊愛「わー…ちっちゃいねー…」
霊麗「おぉー、お人形さんみたーい!」
針妙丸「はわわわ…霊夢さんって娘さんが居たんですね…知らなかったです…」
霊夢「上の子は11歳、下の子は4歳よ」
針妙丸「へ、へぇぇ…。少名針妙丸です、少しの間、この神社でお世話になります…」
霊愛「博麗霊愛よ、よろしくね」
霊麗「博麗霊麗だよ、よろしくっ♪」
針妙丸「はい…!」
今回の、妖怪の凶暴化&道具の付喪神化の異変は無事解決した。異変の犯人はこの、少名針妙丸…だが、真の黒幕は、あの鬼人正邪だった。色々と話が込み入っているので、簡単に言うと……。
針妙丸は正邪に利用されてしまったらしい。
つまり針妙丸も被害者である。
城から溢れてきていた魔力や凶暴化の原因はあの小槌であり、願いを叶えられるという、凄い道具らしい。だがアレには代償があったらしく、先程対峙した時には人間大だった針妙丸だが、今では20cm程度しかない。
カルゴ「小人ってもっと小さいのかと思ってた。霊愛の膝下くらい…思ったより大きいんだな」
針妙丸「そんなに小さいイメージなんですか?」
カルゴ「まぁ…ね。今の針妙丸くらいの大きさが普通なのかと。…魔力の回収期ってのが終われば元のサイズに戻れるのか」
針妙丸「そうです」
結論から言えば、小さくなってしまった針妙丸は霊夢に博麗神社で保護してもらい、野生の動物に襲われないよう安全な場所で暮らす事になった。霊夢は、針妙丸を虫籠の中に入れようとしていたのだが、流石にそれは扱いが酷いと思ったので、俺が少し、籠を改良した。
迷いの竹林から伐採してきた竹で作ったベッド、要らない布などで作ったカーテン、ミニスリッパなどを作った。
一見ドールハウスだ。
カルゴ「即席だが…使い心地はどう?」
針妙丸「ベッドもフカフカで気持ちいいです!」
カルゴ「そりゃー良かった。虫籠じゃ、あんまりだもんな…流石に…」
針妙丸「あ、あはは……」
内心では不満があったのか、霊夢に睨まれた針妙丸はお椀を目深に被って苦笑いをする。
霊夢「…さて、ご飯食べましょうか。霊愛、まだご飯残ってるわよね?」
霊愛「無いよー。徹夜かと思ったから私と霊麗の分しか作ってな〜い」
霊夢「あー?…チッ、しょーがないわね。あんたは少し待ってて」
カルゴ「俺も手伝うよ」
霊夢「腹ん中が空でフラフラでしょ。今日だけは夕飯任せて。その代わり次からはまたあんたね」
カルゴ「…わかった、頼む」
軽い足取りで台所へ向かった霊夢だったが、その直後に、とんでもない言葉が飛んできた。
霊夢「えっと、ステーキがいいんだったっけ?」
吐いたあとの俺の胃にはキツいメニューである。容赦の無い霊夢の発言には思わず笑いが漏れる。
カルゴ「せめて普通のご飯がいい」
霊夢「卵粥でしょ?ていうかステーキなんてこの神社にあるわけないし」
カルゴ「…はは…」
言われてみればそうだった。この神社に、そんな食材があるわけがなかった。ステーキは紅魔館にしかなかったはずである。
霊夢「お待たせ。塩味は濃いめが好きなのよね?ちゃっちゃと食べて寝ましょ」
カルゴ「…霊夢もお粥?」
霊夢「他の料理を作るのが面倒臭いだけ。明日の夕飯に期待してるから」
カルゴ「明日は紅魔館だがな」
霊夢「チッ」
カルゴ「舌打ちすんな…(汗)」
こうして、道具の付喪神化の異変は無事、収束を迎えた。…尚、まだ道具たちはまだ動いている。
次回、ついに○○○○とのエロ回。