あ、次はリクエスト編ではないです。
リクばかりやるとエスカルゴが大変なのでw
波乱万丈だった流しそうめんを終えて、流し台を片付け、次はお待ちかねの温水プールの時間だ。
さとり、こいし、お空、お燐、勇儀、パルスィは地霊殿の中で着替え、俺はスキマ空間で水着へと着替える。
カルゴ「あ?………少し緩いか?」
今年もこの水着を使用したのだが、何故か水着は緩くなっていた。ゴムが伸びた?いいや、違う。紅魔館には確かにゴムはあるが、外のとは違い、かなり良質で簡単にはこうならない。俺が痩せたという事か。キツいよりいいので文句は無いが。
キツいとアレの形が浮き出たりするしね…緩くて良かったよ。太らないように気をつけなくちゃ。この体型を維持して、カッコイイお父さん・彼になれるように頑張ろう。
スキマで温水プールのそばへ行くと、そこには、既に全員が集合していた。
さとりはピンクのビキニ(下はフリフリ付き)、
こいしはなんと紺色のスクール水着で、その胸元には、「こいし」と書かれていて、ついつい目を向けてしまう。パルスィの方は純白のビキニ。さとりと同じく、下はフリフリがついている。
勇儀は布地面積が狭めの赤紫色の水着だ。
お燐は普通の水着で、リボンがいくつも着いた、ワンピースのような水着を着ている。
そしてお空は、黒地のビキニである。布地面積がかなり狭いように見えるが、さとりと並んでいる所を見てみると、布地の面積自体はほとんど変わらないことがわかった。
胸の大きさの差が、圧倒的過ぎるのだ。
さとり「おや、ホントにズボンのような水着なんですね。初めて見るタイプです」
カルゴ「男物だしね。よし、入ろうか」
さとり「ですね」
お空「うんっ、入ろっ♪」
こいし「入ろ入ろー!」
俺達は、ホカホカと白い湯気を上げる温水プールに足を踏み入れる。温水プールというよりもはや温泉そのものである。まぁ、温泉を改造しただけらしいし、温泉=温水プールだろう。
さとり「温まりますねぇ…」
こいし「そーだねー…」
古明地姉妹とお燐は、温水プールの端で温まっていて、勇儀はそばで酒を飲んでいる。相変わらず大好きらしく、酒が手放せないらしい。
パルスィは勇儀と飲み交わしている。
お空「お湯かけっこしよー!えいっ!」
カルゴ「うおっぷ」
唐突にパシャパシャとお湯をかけてくるお空。
その度に豊満な胸が揺れているのだが…、そこに目をやったら負けだと自分に言い聞かせる。
カルゴ「やったなこんにゃろぃ!」
お空「きゃっ!」
お返しとばかりにお湯をかけ返すと、笑いながら顔を逸らすお空。ヤバいくらい可愛い。
こいし「私もやるやるー!えーいっ!」
ぴょこんと飛び出してきたこいしは、両手でお湯を持ち上げ、ザバッと大量のお湯をかけてくる。パシャパシャというレベルではない。
カルゴ「あばばばば…」
お空「もう、こいし様ったら〜!たぁっ!」
お空も負けじと大量のお湯をかけ返す。その間にいるのが俺なので、両側から大量のお湯をかけられる状況になってしまった。
カルゴ「ちょまっ…」
こいし「お兄ちゃんにもっとかけちゃえー!」
お空「溺れちゃえ〜!」
カルゴ「ナチュラルにひでぇ事言うな!?」
お空の方を向いてツッコミを入れる俺。
しかし次の瞬間────…。
こいし「えいっ!」
カルゴ「へぶぁっ!?」
こいしに膝カックンされた俺は、見事に崩れる。彼女の接近に、全く気付けなかった。恐ろしい。そして、ブクブクと泡を吐く俺に向かって更なる追い打ちをかけるこいし。
カルゴ「ッ…ブクブクブクブク…」
こいし「あははっ、泡がくすぐったーい!」
膝カックンされて体勢を崩してしまった俺の顔の上に、ストンと腰を下ろしたこいし。幼児体型の彼女の柔らかい太ももが顔に押し当てられ、酷く興奮してしまう。
そしてお空は、モガモガと慌てる俺の手を掴み、引っ張り上げようとしてくれる。
こいし「今引っ張られたら私溺れちゃう〜」
お空「あっそっか!」
何故か納得したらしい様子のお空は、引っ張っていた俺の手を離し、こいしと談笑を始めた。
自由になった俺の手は虚しくお湯を掴むばかり。
俺が溺れるんだが!?ええい、こうなったら!!
こいし「きゃっ!お兄ちゃん!?あはっ、ちょ、くすぐったいよぉ!あはははっ!」
こいしを退かす策を思いついた俺は、敢えて自分から顔面上のこいしを掴み、脇の下をくすぐり、脇腹をコチョコチョといじくりまわす。もちろん胸を触ったりはしていない。……多分。そして、手から逃れようとして、ようやく下りてくれた。
カルゴ「ぷはっ……はあっ…はあっ……」
ようやく顔を出せた俺は、犬のようにぷるぷると頭を振り、水を払い飛ばす。頭がグワングワンとしてふらついてしまったが、そばにいたお空が、腕を掴んで立たせてくれた。
こいし「はーっ…はーっ……もう、激しいよぉ…お兄ちゃん…///」
カルゴ「ったく…顔面騎乗は早いぞこいし…てかもう少しで死ぬとこだったじゃないか…」
こいし「お兄ちゃんなら大丈夫だも〜ん!ねっ、お空もそう思うでしょ?」
お空「お兄さんは死なないから大丈夫大丈夫!」
そう言って、なんのつもりか知らないが、2人は俺に抱きついてきた。また何かするつもりか、と俺は身構えたが、そんな事は無くただ甘えられただけだった。
カルゴ「あのなぁ、そんな露出が多い格好で抱きつくんじゃないよ…何されるかわからんぞ?」
お空「?」
こいし「お兄ちゃんったら発情期〜?」
お空は首を傾げるが、何故か言ってる事が通じたこいしは、思わせぶりな笑みを浮かべる。
カルゴ「俺は常に発情期だが?」
こいし「そっかそっかー、
カルゴ「さぁな」
すると、それらの様子を黙って見ていたさとりが口を開いた。
さとり「こら、こいし。もうやめなさい、あまりそんな事をしてるとどうなっても知らないわよ」
こいし「はーい♪ お兄ちゃんのは大きすぎて、私のには入らないもんね、襲われないように色々と気を付けなくちゃ♪」
カルゴ「襲わんて…」
すると、フッとこいしの姿が見えなくなった。
またどこかへ行ったのだろう。イタズラされないように警戒しておかねば。
カルゴ「さて…泳ごうかな」
人間の頃の俺はカナヅチだった。だが今は違う。
あの頃は、体力や筋力が無くて泳げなかっただけだった。吸血鬼になってからは楽に泳げる。
しかも、吸血鬼ならではの裏ワザもあるのだ。
まず、伏し浮きする。すると背中の翼が水面から飛び出るので、思い切り羽ばたくだけだ。
北島○介選手も驚きの超スピード。手や足は一切使わずとも泳げるのである。初めてこれを行った時は、あまりのスピードに受け止めるための手が間に合わず頭蓋骨を砕いてしまった事があった。痛かったが、今となってはイイ思い出である。
余談だが、俺のクソ親父は、東北2位でインターハイへ行ったことがある。なぜ「泳げる能力」が俺に遺伝しなかったのだろうか。
勇儀「あっ、コラ!飛沫がすごいぞ!?」
カルゴ「ぷはっ…あーごめん。フツーに泳ぐわ」
勇儀「そうしてくれ。それか、一緒に飲むかい?血だったら私やパルスィの飲ませてやるから!」
パル「さりげなく巻き込まないでよ!?」
カルゴ「いいや、遠慮しとくよ。ここ数年、酒を飲むと更にやばいクセが出るようになってさ…。吸血がマシに思えるくらいのね」
勇儀「へー。ちなみにどんなクセだい?」
カルゴ「…襲ったりとか。意味深な方で」
勇儀「それって誰彼構わずって事か?」
カルゴ「そうみたい」
勇儀「ゲッ…それはまずいな、うん…。酒グセ、早く治せよ?じゃないと一緒に飲めないだろう」
カルゴ「治せるものなら治したいな…」
勇儀「えっと…竹林のあの医者なら何とかできるんじゃないか?なんて言ったっけ」
カルゴ「永琳?」
勇儀「そうそう、そんな名だったな。腕が立つと地底でも有名だし、頼んでみたらどうだ?」
カルゴ「なるほど…」
だったら、今夜早速かな。まぁその事は後でまた考えるとして、今は今でこのプールを楽しもう。けど…誰も泳がねぇし、俺も温まろうかな。
「とりあえず聞いてみる」と言葉を返した俺は、端っこで温まっていたさとりとお空の元へ行く。お燐は、逆上せそうだからと先に出たそうだ。
さとり「あぁ、
カルゴ「え…あ、うん」
さとりがお空との間を空けてくれたので、ちょいと失礼して間に入らせてもらう。割り込む際に、2人のスベスベ肌と触れ合い、背筋がゾクゾクと震えてしまった。
さとり「ふふっ…興奮してます?」
カルゴ「してない…かなぁ」
いや、している。右にさとり左にお空。密着こそしていないものの、密着に近い状態なのだ。
さとり「ではなぜ股間を隠しているんですか?」
カルゴ「知らない知らない僕は何も知らない」
手を見られてはおしまいだと思った俺は、わざとらしく手を水面から出して、やれやれと動かす。しかし、すかさずお空が手を伸ばす。
カルゴ「うひゃあッ!?」
お空「硬くなってる…?石でも入ってるの?」
カルゴ「コラ、手ぇ離せ!」
お空「うにゅう…」
ギュッと愚息を掴むお空の手を、半ば無理矢理に引き剥がした俺は、プイッと顔を背ける。全く、何故そうも他人の股間に手を伸ばせるのだろう。お空の行動原理は好奇心でしかないのだろうか。
お空「怒った…?ごめんなさい…」
途端にしゅんとなって申し訳なさそうな顔をするお空。コレが何なのかを知らないとしたら、まだ仕方ないと許してやるべきだろうか…?
カルゴ「コレはデリケートなんだ、急に触ったり強く握ったりはダメだぞ、驚くから」
お空「うにゅ…」
カルゴ「お空だって…」
お空「ひゃうっ!?な、なにっ…?あんっ…」
秘部を優しく指で押してやると、堪らず甘い声を漏らしてしまう。わかってはいたが、やはりお空は処女らしく、水着越しでも狭き門がわかった。
カルゴ「な?驚くだろ?」
お空「う、うん…。でも、何今の…」
カルゴ「ん?」
お空「ピリッてして…何か気持ち良かった…♪」
カルゴ「…それについてはまた今度教えてやる。今回は我慢な」
お空「はーい…」
ポンポンとお空の頭を撫でて、壁に寄りかかる。皆でそうめんを食べ、プールにも入って…かなり楽しかった。しかも彼女が2人も増えたとあり、これからの生活が、さらに騒がしくなりそうだ。
さとり「全く…生粋の変態ですねあなたは」
カルゴ「生粋の変態ってなんだ…(汗)」
その後、しばらく温水プールで2人と軽くイチャついた俺は、夕方になった頃に温水プールを出、泣きそうな顔をするお空に後ろ髪を引かれながらスキマで永遠亭へと向かった。
次に地底に来る時には、お空とちょっとしたレッスンをするという約束をして────。