※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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前回、地味に「いいよ来いよ」入れたのに誰にも気付かれてない?まさか…ねぇ?


自分の暴走を止めろ

寺子屋にて、慧音と俺が喋っていた頃……。夢の世界の“俺”は、俺が背景で見た通りに博麗神社へ向かっていた。室内に直接スキマを繋いで、畳に横たわる霊夢のそばに降り立った。靴はもちろんスキマで縁側に置いてある。

 

夢カルゴ「霊夢ぅ〜♪」

 

霊夢「? やけにテンション高いわね」

 

夢カルゴ「そうかな?あれ、霊愛と霊麗は?」

 

霊夢「ついさっき(・・・・・)、里に買い物に行ったわ」

 

夢カルゴ「ふーん…そぉなんだ〜?」

 

娘が居ないと知り、ニタリと口元を歪める“俺”。そんな様子に、霊夢は眉をひそめる。

 

霊夢「…?何か企んでるの?」

 

夢カルゴ「まぁね。霊夢とヤリたいな〜…なんて思ってるんだよね。☆YA☆RA☆NA☆I☆KA☆」

 

霊夢「ったく…好きねぇ…。でも、すぐに帰ってくるだろうから今はダメ。わかるでしょ?」

 

夢カルゴ「…そうか、それならしょうがないな」

 

霊夢(物分りが良すぎて怖いわね…)

 

いつもなら「えー」「そんなー」「少しだけ!」

などと言ってすんなり引かないのに、今回は“俺”

が引いたことで、不審に感じる霊夢。

 

夢カルゴ「じゃあさじゃあさ、それの代わりに、俺がこの前新しく開発した魔法見てくれないか?戦闘用じゃないから、室内で出来るんだ」

 

霊夢「へー、戦闘用じゃないの?どんなの?」

 

夢カルゴ「へへっ、今見せてやるよ♪」

 

魔力を引き出し呪文の詠唱を完了させる。その間霊夢は、ずっと不思議そうな顔をしていた。

 

夢カルゴ「大魔術『絶対服従のいn……」

 

カルゴ「待てやゴルァッ!!」

 

2人「ッ!?」

 

慧音との対話を終えた俺は、スキマを使って博麗神社の中に直接移動。そこでは、俺が新開発したあの魔術を霊夢に使おうとしてる“俺”が居た。

あと1秒でも遅ければ間に合わなかった。

 

カルゴ「テンメェェェ……!!」

 

夢カルゴ「なんで良いところで来るのかなぁ!?邪魔なんだよお前はよォ!!」

 

霊夢「えっ…ええぇっ!?エスカルゴが2人!?

あっ、どっちかは夢の世界のエスカルゴね!!」

 

カルゴ「うるせえ!!テメェはさっさと俺の霊夢から離れやがれクソヤロウ!!おい霊夢、魔法を使おうとしていたのが夢の俺だ!」

 

夢カルゴ「いいや、今来たのが夢の俺だ!」

 

カルゴ「殺すッ!闇爪『シャドークロウ』!!」

 

両手に漆黒の爪を出した俺は、畳をへこませない程度に床を蹴って、夢の“俺”に肉薄する。霊夢は素早く身を躱し、そんな霊夢に目を向けた“俺”は俺の攻撃を避け損なう。

 

夢カルゴ「ッ…痛てぇなクソが…!」

 

頭を下げようとしたが、若干俺の方が早く、丁度目の部分を横に切り裂く。鮮血が畳に飛び散るがそんな事は気にしていられない。

 

カルゴ「俺以外が霊夢に手を出すなんざ、絶対に有り得ねぇ事なんだよオオオオオオオッッ!!!死にさらせエェェェ!!!」

 

夢カルゴ「ッ……」

 

目を潰した方と反対の手で、次は首を切り裂く。ハムのように薄くスライスされた首は天井の方へ飛んで行き、脳味噌のある頭本体は床に落ちる。

 

カルゴ「ふぅ……。大丈夫か、霊夢…」

 

霊夢「ちょっ、ち、血が畳に!どうすんのこれ!掃除なんて出来ないじゃない!」

 

カルゴ「案ずるな」

 

霊夢「?……あっ」

 

不老不死になる為の秘術により、俺には蓬莱人の特性が、一部備わっている。死んだ肉体はすぐに消え、魂は別な場所で新たな肉体を生み出す。

つまり死んだ肉体は消えるワケである。血液とて肉体の一部なので、床に零れた大量の血液も例外ではない。巨人の死体のように全てが消える。

 

霊夢「…ねぇ、あなたはどっちなの?」

 

カルゴ「俺が現であいつが夢の方。見た目は全く同じだが惑わされないでくれ。…俺を信じろ」

 

霊夢の目を真っ直ぐ見つめ、信じろと言い切る。

これでダメなら自殺してもいい。死ねないが。

 

霊夢「………わかったわ、あなたを信じる。でもあいつ、復活しないわね」

 

カルゴ「…もしかして…別な所に行ったとか?」

 

霊夢「かもね」

 

その時、俺たちの目の前に雷の蝙蝠が出現した。まさに、噂をすれば…というやつである。

 

夢カルゴ「魂の状態だとスキマ使えねぇのな」

 

カルゴ「スキマだと?何をしようとした?」

 

夢カルゴ「こうするんだよッ!!」

 

カルゴ「うおっ……」

 

足元にスキマを開かれた俺は、いつもの様にその中に落ちてしまう。俺の全身が隠れたところで、スキマを閉じる。

 

霊夢「スキマ空間にあいつを閉じ込めたつもり?なら無駄ね、あいつもスキマで出てくるから」

 

夢カルゴ「ははっ、閉じ込めるだと?俺がそんな甘いことをすると思うか?俺はあいつとは違う」

 

霊夢「え…?」

 

夢カルゴ「スキマ空間に入れ、その直後にスキマ空間(・・)を閉じた。入口(・・)を閉じたのではなく……な。つまり消したんだ。わかるか?」

 

霊夢「空間を消す…って、それ…!」

 

夢カルゴ「存在が消えるって事さ。死亡とは違うから、魂ごと全てが消えるって寸法だぜ♪」

 

霊夢「そんなっ……!」

 

口を押さえて、悲痛な声を上げる霊夢。同時に、霊夢は確信していた。今自分の目の前にいる旦那そっくりの男は、確かに偽物であると。

あいつは、「存在を消す」という事は出来ない。そう思うとどうしても偽物にしか思えなかった。

 

夢カルゴ「さて、今度こそヤろうか」

 

霊夢「絶対に嫌よ!誰があんたなんかとヤるもんですか!あんまりしつこいと殺すわよ!」

 

懐から取り出した大量の御札を構え、距離を取り攻撃態勢に入る霊夢。もう殺る気が満々である。妖怪退治屋…博麗の巫女としての本領発揮だ。

 

夢カルゴ「俺は不老不死、何度殺しても無駄さ」

 

霊夢「だったらあんたを永遠に封印するまでよ!この私に出来ないとでも思っているの!?」

 

夢カルゴ「出来るんならやってみてくれ。もしも出来なかったら、お前は俺のモノだ」

 

霊夢「……ッ!ええ、やってやるわよ!」

 

夢カルゴ「来い」

 

霊夢「っ……」

 

霊夢の頬に、一筋の冷や汗が流れる。絶対に違うと分かっていても、姿が被っていれば、やはり、そんな事はやりにくいものだ。

しかし、その時……。

 

カルゴ「あっおい待てい!テメェは俺が殺す!」

 

霊夢「エっ…あんたどこ行ってたの!?」

 

夢カルゴ「お前っ…存在を消したはずじゃ…?」

 

驚いて目を剥く霊夢と、焦る“俺”。俺の事なのに

“俺”がわからないとは随分とおかしな話である。

 

カルゴ「テメェが空間を閉じる前に、落ちながら出口を開いたのさ。で、テメェは入口を閉じた。でも片方口を開いてるから、空間の主導権が俺に移った訳だ。閉じきれてる訳じゃないからなァ。ハッ、勉強不足の糞馬鹿野郎が!!偽物はなァ、本物には勝てっこねぇんだよ!」

 

夢カルゴ「お前はテンパってそんな事できない!そのハズだろ!?」

 

カルゴ「紫さんや茜のイタズラのおかげで、いい加減慣れたわボケナス!」

 

夢カルゴ「…チッ、糞野郎がッ!」

 

カルゴ「待てこの野郎!………クソッ…」

 

足元にスキマを開き、どこかへ落ちた“俺”。

今度は、どこへ行ってしまったのかは不明だ。

 

霊夢「ねぇ、何ですぐに戻ってこなかったのよ?そのせいで、ホントに消えちゃったのかと…」

 

安心したように、ほっと胸を撫で下ろす霊夢。

どうやら、短時間の内に酷く心配させてしまったらしい。ホッとする霊夢を見てると、申し訳なく思えてくる。

 

カルゴ「落ちた先が月だったからテンパってた。都を囲む結界の外側だから、息が出来ないし…」

 

霊夢「つっ…はぁ!?どういうこと!?」

 

カルゴ「焦ってたから、座標の指定が出来なかったんだ。あいつの言う通りテンパってたんだよ。とりあえず、永遠亭と守矢神社と…仕事場と、色々行ってみるから。スキマが通用しないような強い結界、この神社全体に張っといてくれ」

 

霊夢「任せて」

 

 

 

 

 

───Re:9人目───

 

カルゴ「さて、と…永遠亭に着いたか。鈴仙ー、巫月ー、俺が来てないか…うわぁっ!?」

 

玄関を開けてそう声を張り上げると、目の前に、縛られた鈴仙が転がっているのが目に入った。

目は覚ましているが、布を噛まされているので、上手く喋れない様子だ。

 

カルゴ「おい鈴仙、どうした!?」

 

夢鈴仙「ぷはっ…やっと来たのね、エスカルゴ…ちょっと遅いよ?」

 

カルゴ「悪い…。どうして縛られてるんだ?」

 

夢鈴仙「現の私が、現のエスカルゴに会わせないようにって縛り付けたの」

 

カルゴ「ん?現の鈴仙が鈴仙を縛っ…てことは、お前は夢の鈴仙か!!」

 

夢鈴仙「そうよ?ねえ、元の世界に帰す前にぃ、1回で良いからヤっちゃお?思う存分、いっぱい中出ししちゃって良いからさぁ♡」

 

妖しく微笑み、とんでもない誘惑をする夢鈴仙。何も無ければ…多分、襲ったかもしれない。

合意なのだから、躊躇する理由がないのだ。

だが、今だけはそんな事はヤっていられない。

 

カルゴ「お前が妊娠したら現の鈴仙はどうなる?もしかしたら現の鈴仙も…」

 

夢鈴仙「するんじゃない?知らないけど。そんな事よりぃ、早くヤっちゃお?もう待ちきれなくておマ○○ウズウズしちゃってるよぉ…」

 

足をモジモジと動かし、熱っぽい視線を向ける。なるほど、これが鈴仙の本性なのか。思ったよりエロい子らしい。…今に始まった事でもないが。

 

カルゴ「ヤリたいのは山々なんだが…悪い、今は無理だ。後で、現の鈴仙を気絶するまでしっかり犯すから楽しみにしててな」

 

もっとも、そんな体力が残っていればの話だが。

というか、慧音の家に行く約束もあるのだから、時間が無ければ無理である。夜遅くに女性の家を訪ねるのはまずいからだ。

 

夢鈴仙「私も現のエスカルゴとシたいよぉ〜…」

 

今解いたのが猿轡だけでよかった。もしも手足も解いていたら、今頃夢鈴仙に押し倒されていた。

 

カルゴ「…これで我慢してくれ、鈴仙…」

 

夢鈴仙「んっ……ふぅ…はぁ………ちゅっ……♡

んもう、しょうがないわね…我慢してあげるわ」

 

危ねー…もう少しで、マジで襲うとこだったぜ。

キスで黙らせられるんならそれが楽でいいや…。

とりあえず、“俺”を見つけなきゃな。

 

カルゴ「…紫さーん」

 

 

 

 

───10人目───

 

俺は、考え事をしながら紅魔館に向かっている。力を無駄にしたくないので飛行での移動である。

それと、考え事というのは他でもない。

鈴仙を引き渡したときの、紫さんの言葉がどうも引っかかるのだ。俺の発した「お前が妊娠したら現の鈴仙はどうなる?」という言葉についての、紫さんの考察だ。

「夢の自分が妊娠したのに、夢か何かを通じて、現の自分が『妊娠した』と勘違いする…。それが想像妊娠の正体なのかもね♪」との事だ。

難しくて一度では理解できない。

ちなみに、想像妊娠というのは、「実際には妊娠していないのにも関わらず、妊娠における様々な兆候が見られる心身症状の一種」である。

夢の自分が妊娠してるのに現の自分が妊娠したと勘違いし、それが体に現れる…。面白い仮説だ。

もしもこれが本当ならば、夢の誰かを犯して妊娠させたら、現のその者は、妊娠における何らかの様々な兆候が現れる事になる。

 

カルゴ「ふむ…実験も兼ねて誰かとヤるか?」

 

いや、何を考えている俺。普通に考えてそんなのダメに決まっている。ヤるのなら、現の奴とだ。

慧音は…うん、まだダメだ。付き合うかどうかも不明なのに。後でちゃんと話をしないとなぁ…。

 

神綺《想像妊娠と聞いてお母さん参上っ!》

 

カルゴ《…?想像妊娠した事あるの?》

 

神綺《ええ、もちろんよ!何たって私は、魔界を創造した魔界神なのだからね♪》

 

カルゴ《具体的にどんな感じなのさ?身体とか》

 

神綺《…あ。私がしたのは、想像(・・)妊娠じゃなくて創造(・・)妊娠だったわ♡》

 

カルゴ《誰がうまいこと言えと》

 

神綺《うふふっ♪》

 

カルゴ「ったく…………ん?」

 

遠目に紅魔館が見えてきた。すると、人里の方へ飛んで行く、3つの人影が見えた。1つは“俺”、もう2つは…白と紺色…旧式のブルマをその身に纏った早苗と…諏訪子様である。

紅魔館から出てきたかのように思えるがそうではない。紅魔館近くの廃洋館あたりからだ。

 

カルゴ「おいお前らァ!そこで何やってる!?」

 

夢カルゴ「やべっ、見つかった!諏訪子、早苗!逃げるぞ!!」

 

声をかけると、“俺”は慌ててスキマを開く。また逃げられてしまう。…そう思ったが、諏訪子様と早苗は、逆に現の俺に近付いてきた。

 

夢カルゴ「おいってば!?」

 

夢早苗「おぉぉー!あなたが現のエスカルゴさんなんですね!ホント、見た目は変わりませんね!凛々しい顔立ちもそのままで……♪」

 

夢諏訪子「あのね〜、今から里で、野外コスプレ3Pするつもりなのね?現のエスカルゴも一緒にヤるぅ?た〜っぷりご奉仕してあげるからさ♡」

 

カルゴ「誰が野外コスプレ4Pなんてヤるか!!雷牢『雷神の牢獄』!!!」

 

夢2人「あら…」

 

目の前の夢早苗と夢諏訪子様を、自分諸共囲む。あとはこれを縮めてから爆縮させれば、守谷組はもう完了で、残り3人となる。

 

夢カルゴ「やめろ!禁弾『降り注ぐ厄雷』!!」

 

カルゴ「ッ!!」

 

牢獄の上空に大量の槍が現れ、それが全て、凄い勢いで降り注いでくる。力を込めていなければ、すぐに破壊されそうな勢いだ。

 

夢諏訪子「ちょっ、エスカルゴぉ!?私たち諸共これ破るつもりなの!?」

 

夢カルゴ「手加減はしてる…けど、それのせいで牢が破れない!人質なんて汚ぇぞゴルァ!!!」

 

諏訪子様の抗議に対して本音で答えつつも、牢の中の俺に対して、語気を荒らげて言い放つ。勿論現の俺も負けていられない。

 

カルゴ「諏訪子と早苗から寄ってきたんだ馬鹿!意図してたワケじゃねぇよこのクソボケナス!!せいぜい自爆して死んどけクソヤロウ!!」

 

夢カルゴ「あんだとぉ!?黙って聞いてりゃあ、ボロクソ言ってくれるじゃねぇかよ!!」

 

カルゴ「あぁ何でも言ってやるよヤリ○ンが!!テメェには理性ってもんがねぇのかよ糞餓鬼!」

 

夢カルゴ「ンなもんある訳ねぇだろ馬鹿野郎が!テメェの理性が外れた姿がこの俺様だ!!全ての欲望に忠実、それが夢の世界の俺だ!!」

 

カルゴ「なら理性の大事さを教えてやる!」

 

夢カルゴ「…!やめろっ!!」

 

何をするかを感じ取った“俺”は、急いで牢を破壊しようと向かってくる。だが俺の方が一足早く、指を鳴らして牢を爆破させて、早苗と諏訪子様を気絶させる。当然だが、自身にダメージは無い。気絶させた後は、スキマ空間へと移動させた。

 

夢カルゴ「テッ…テメェ…!」

 

カルゴ「マトモな理性が無けりゃ、大事なモノも守れない。それが分からないのかねぇ…」

 

夢カルゴ「うるせぇこの悪魔め!ぶっ殺す!!」

 

カルゴ「ああそうだ、俺はれっきとした悪魔だ!暴走『オーバードライブ』!!」

 

夢カルゴ「ッ!暴走『オーバードライブ』!!」

 

カルゴ「グルル…『きゅっとしてドカーン』!」

 

夢カルゴ「────ッ!!」

 

バァァン!と、風船が弾けるような音を出して、

“俺”の肉体は弾けた。そして、間発入れず結界を張って、魂がどこかに行かないように閉め切る。

しばらく経つと、抜け出せないとわかったのか、雷の蝙蝠が現れて、無傷の“俺”が現れた。

 

夢カルゴ「チッ…。魂でも抜け出せないだと?」

 

カルゴ「霊力で張った結界だ。妖魔雷霊剣でも、この結界は斬れないようになっている。残念だがお前はここまでだ。さっさと酸欠で気絶しろ」

 

夢カルゴ「…まさか、こんなダセェ結末とはな。まだ現の世界の誰ともヤれてねぇよ…」

 

カルゴ「夢の早苗と諏訪子とは?」

 

夢カルゴ「ヤッたよ。廃洋館の裏庭で、プリズムリバー三姉妹の演奏を聞きながらの3Pだ」

 

カルゴ「うわ…」

 

我ながらドン引きである。野外プレイは少しだけ苦手だ。…確かに、かなりドキドキするのだが。人里でなんて、見つかった時が怖くて出来ない。

 

夢カルゴ「お前の『野外プレイ』の願望を、俺が体現してやっただけだ。コスプレの部分は完全に早苗の趣味なんだけどな。現に来る時、わざわざブルマに着替えたんだぜ?」

 

カルゴ「ブルマが好きなのか、早苗は」

 

夢カルゴ「ああ。今度はブルマでヤればどうだ?諏訪子もノリノリで早苗のブルマ着るぜ?サイズ全く合わなくてブカブカなんだがな、それがまたスンゲーエロくてさ〜!」

 

カルゴ「ほうほう…」

 

 

 

数分後

 

夢カルゴ「あ…やべぇ、景色が白(しら)んできたぞ…。マジで酸欠か………なんか眠いし……」

 

カルゴ「そのまんま眠気に身を任せろ。次に目が覚めたら夢の世界だぜ」

 

夢カルゴ「……ク………ソ…が…………」

 

カルゴ「…紫さーん」

 

紫「あらあら、夢のエスカルゴは最後になるかと思っていたわ♪」

 

やはりすぐに現れる紫さん。常に俺を見張ってるのだろうか…。この人の前だと、プライバシーもクソもない。行為も覗かれてるとしたら死ぬほど恥ずかしいが、流石にそんな事はしないだろう。いや、そう思いたい。

 

カルゴ「スキマ使うからすごく厄介でしたよ…。えーっと…“俺”と早苗と諏訪子様は渡したから、残りは何人でしたっけ?」

 

紫「2人。頑張ってちょうだいね。…午前はもう終わってしまったけど、『今日』はまだあるわ」

 

カルゴ「…ッス。それじゃあまた後で」

 

紫「ええ、またね♪」

 

広げた扇で口元を隠し、少し黒い笑みを浮かべた紫さんはスキマに身を落とす。そして、俺は再び夢の世界の住人を探しに動きだす。

しかし、その直後─────。

 

ドガァァァァァァ!!

 

カルゴ「!?」

 

背後で、紅魔館が爆発した。




妖舞、樹里愛、文、穹、博麗姉妹、巫月、鈴仙、早苗、諏訪子、エスカルゴの計11人を、無事夢の世界へ送り返す事に成功した現のエスカルゴ。
夢の世界の、残りの2人とは…?
そして紅魔館では一体何が起こっているのか!?
次回!憑依華編、堂々完結!!

(派手に次回予告しすぎやボケェ…w)
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