寺子屋にて、慧音と俺が喋っていた頃……。夢の世界の“俺”は、俺が背景で見た通りに博麗神社へ向かっていた。室内に直接スキマを繋いで、畳に横たわる霊夢のそばに降り立った。靴はもちろんスキマで縁側に置いてある。
夢カルゴ「霊夢ぅ〜♪」
霊夢「? やけにテンション高いわね」
夢カルゴ「そうかな?あれ、霊愛と霊麗は?」
霊夢「
夢カルゴ「ふーん…そぉなんだ〜?」
娘が居ないと知り、ニタリと口元を歪める“俺”。そんな様子に、霊夢は眉をひそめる。
霊夢「…?何か企んでるの?」
夢カルゴ「まぁね。霊夢とヤリたいな〜…なんて思ってるんだよね。☆YA☆RA☆NA☆I☆KA☆」
霊夢「ったく…好きねぇ…。でも、すぐに帰ってくるだろうから今はダメ。わかるでしょ?」
夢カルゴ「…そうか、それならしょうがないな」
霊夢(物分りが良すぎて怖いわね…)
いつもなら「えー」「そんなー」「少しだけ!」
などと言ってすんなり引かないのに、今回は“俺”
が引いたことで、不審に感じる霊夢。
夢カルゴ「じゃあさじゃあさ、それの代わりに、俺がこの前新しく開発した魔法見てくれないか?戦闘用じゃないから、室内で出来るんだ」
霊夢「へー、戦闘用じゃないの?どんなの?」
夢カルゴ「へへっ、今見せてやるよ♪」
魔力を引き出し呪文の詠唱を完了させる。その間霊夢は、ずっと不思議そうな顔をしていた。
夢カルゴ「大魔術『絶対服従のいn……」
カルゴ「待てやゴルァッ!!」
2人「ッ!?」
慧音との対話を終えた俺は、スキマを使って博麗神社の中に直接移動。そこでは、俺が新開発したあの魔術を霊夢に使おうとしてる“俺”が居た。
あと1秒でも遅ければ間に合わなかった。
カルゴ「テンメェェェ……!!」
夢カルゴ「なんで良いところで来るのかなぁ!?邪魔なんだよお前はよォ!!」
霊夢「えっ…ええぇっ!?エスカルゴが2人!?
あっ、どっちかは夢の世界のエスカルゴね!!」
カルゴ「うるせえ!!テメェはさっさと俺の霊夢から離れやがれクソヤロウ!!おい霊夢、魔法を使おうとしていたのが夢の俺だ!」
夢カルゴ「いいや、今来たのが夢の俺だ!」
カルゴ「殺すッ!闇爪『シャドークロウ』!!」
両手に漆黒の爪を出した俺は、畳をへこませない程度に床を蹴って、夢の“俺”に肉薄する。霊夢は素早く身を躱し、そんな霊夢に目を向けた“俺”は俺の攻撃を避け損なう。
夢カルゴ「ッ…痛てぇなクソが…!」
頭を下げようとしたが、若干俺の方が早く、丁度目の部分を横に切り裂く。鮮血が畳に飛び散るがそんな事は気にしていられない。
カルゴ「俺以外が霊夢に手を出すなんざ、絶対に有り得ねぇ事なんだよオオオオオオオッッ!!!死にさらせエェェェ!!!」
夢カルゴ「ッ……」
目を潰した方と反対の手で、次は首を切り裂く。ハムのように薄くスライスされた首は天井の方へ飛んで行き、脳味噌のある頭本体は床に落ちる。
カルゴ「ふぅ……。大丈夫か、霊夢…」
霊夢「ちょっ、ち、血が畳に!どうすんのこれ!掃除なんて出来ないじゃない!」
カルゴ「案ずるな」
霊夢「?……あっ」
不老不死になる為の秘術により、俺には蓬莱人の特性が、一部備わっている。死んだ肉体はすぐに消え、魂は別な場所で新たな肉体を生み出す。
つまり死んだ肉体は消えるワケである。血液とて肉体の一部なので、床に零れた大量の血液も例外ではない。巨人の死体のように全てが消える。
霊夢「…ねぇ、あなたはどっちなの?」
カルゴ「俺が現であいつが夢の方。見た目は全く同じだが惑わされないでくれ。…俺を信じろ」
霊夢の目を真っ直ぐ見つめ、信じろと言い切る。
これでダメなら自殺してもいい。死ねないが。
霊夢「………わかったわ、あなたを信じる。でもあいつ、復活しないわね」
カルゴ「…もしかして…別な所に行ったとか?」
霊夢「かもね」
その時、俺たちの目の前に雷の蝙蝠が出現した。まさに、噂をすれば…というやつである。
夢カルゴ「魂の状態だとスキマ使えねぇのな」
カルゴ「スキマだと?何をしようとした?」
夢カルゴ「こうするんだよッ!!」
カルゴ「うおっ……」
足元にスキマを開かれた俺は、いつもの様にその中に落ちてしまう。俺の全身が隠れたところで、スキマを閉じる。
霊夢「スキマ空間にあいつを閉じ込めたつもり?なら無駄ね、あいつもスキマで出てくるから」
夢カルゴ「ははっ、閉じ込めるだと?俺がそんな甘いことをすると思うか?俺はあいつとは違う」
霊夢「え…?」
夢カルゴ「スキマ空間に入れ、その直後にスキマ
霊夢「空間を消す…って、それ…!」
夢カルゴ「存在が消えるって事さ。死亡とは違うから、魂ごと全てが消えるって寸法だぜ♪」
霊夢「そんなっ……!」
口を押さえて、悲痛な声を上げる霊夢。同時に、霊夢は確信していた。今自分の目の前にいる旦那そっくりの男は、確かに偽物であると。
あいつは、「存在を消す」という事は出来ない。そう思うとどうしても偽物にしか思えなかった。
夢カルゴ「さて、今度こそヤろうか」
霊夢「絶対に嫌よ!誰があんたなんかとヤるもんですか!あんまりしつこいと殺すわよ!」
懐から取り出した大量の御札を構え、距離を取り攻撃態勢に入る霊夢。もう殺る気が満々である。妖怪退治屋…博麗の巫女としての本領発揮だ。
夢カルゴ「俺は不老不死、何度殺しても無駄さ」
霊夢「だったらあんたを永遠に封印するまでよ!この私に出来ないとでも思っているの!?」
夢カルゴ「出来るんならやってみてくれ。もしも出来なかったら、お前は俺のモノだ」
霊夢「……ッ!ええ、やってやるわよ!」
夢カルゴ「来い」
霊夢「っ……」
霊夢の頬に、一筋の冷や汗が流れる。絶対に違うと分かっていても、姿が被っていれば、やはり、そんな事はやりにくいものだ。
しかし、その時……。
カルゴ「あっおい待てい!テメェは俺が殺す!」
霊夢「エっ…あんたどこ行ってたの!?」
夢カルゴ「お前っ…存在を消したはずじゃ…?」
驚いて目を剥く霊夢と、焦る“俺”。俺の事なのに
“俺”がわからないとは随分とおかしな話である。
カルゴ「テメェが空間を閉じる前に、落ちながら出口を開いたのさ。で、テメェは入口を閉じた。でも片方口を開いてるから、空間の主導権が俺に移った訳だ。閉じきれてる訳じゃないからなァ。ハッ、勉強不足の糞馬鹿野郎が!!偽物はなァ、本物には勝てっこねぇんだよ!」
夢カルゴ「お前はテンパってそんな事できない!そのハズだろ!?」
カルゴ「紫さんや茜のイタズラのおかげで、いい加減慣れたわボケナス!」
夢カルゴ「…チッ、糞野郎がッ!」
カルゴ「待てこの野郎!………クソッ…」
足元にスキマを開き、どこかへ落ちた“俺”。
今度は、どこへ行ってしまったのかは不明だ。
霊夢「ねぇ、何ですぐに戻ってこなかったのよ?そのせいで、ホントに消えちゃったのかと…」
安心したように、ほっと胸を撫で下ろす霊夢。
どうやら、短時間の内に酷く心配させてしまったらしい。ホッとする霊夢を見てると、申し訳なく思えてくる。
カルゴ「落ちた先が月だったからテンパってた。都を囲む結界の外側だから、息が出来ないし…」
霊夢「つっ…はぁ!?どういうこと!?」
カルゴ「焦ってたから、座標の指定が出来なかったんだ。あいつの言う通りテンパってたんだよ。とりあえず、永遠亭と守矢神社と…仕事場と、色々行ってみるから。スキマが通用しないような強い結界、この神社全体に張っといてくれ」
霊夢「任せて」
───Re:9人目───
カルゴ「さて、と…永遠亭に着いたか。鈴仙ー、巫月ー、俺が来てないか…うわぁっ!?」
玄関を開けてそう声を張り上げると、目の前に、縛られた鈴仙が転がっているのが目に入った。
目は覚ましているが、布を噛まされているので、上手く喋れない様子だ。
カルゴ「おい鈴仙、どうした!?」
夢鈴仙「ぷはっ…やっと来たのね、エスカルゴ…ちょっと遅いよ?」
カルゴ「悪い…。どうして縛られてるんだ?」
夢鈴仙「現の私が、現のエスカルゴに会わせないようにって縛り付けたの」
カルゴ「ん?現の鈴仙が鈴仙を縛っ…てことは、お前は夢の鈴仙か!!」
夢鈴仙「そうよ?ねえ、元の世界に帰す前にぃ、1回で良いからヤっちゃお?思う存分、いっぱい中出ししちゃって良いからさぁ♡」
妖しく微笑み、とんでもない誘惑をする夢鈴仙。何も無ければ…多分、襲ったかもしれない。
合意なのだから、躊躇する理由がないのだ。
だが、今だけはそんな事はヤっていられない。
カルゴ「お前が妊娠したら現の鈴仙はどうなる?もしかしたら現の鈴仙も…」
夢鈴仙「するんじゃない?知らないけど。そんな事よりぃ、早くヤっちゃお?もう待ちきれなくておマ○○ウズウズしちゃってるよぉ…」
足をモジモジと動かし、熱っぽい視線を向ける。なるほど、これが鈴仙の本性なのか。思ったよりエロい子らしい。…今に始まった事でもないが。
カルゴ「ヤリたいのは山々なんだが…悪い、今は無理だ。後で、現の鈴仙を気絶するまでしっかり犯すから楽しみにしててな」
もっとも、そんな体力が残っていればの話だが。
というか、慧音の家に行く約束もあるのだから、時間が無ければ無理である。夜遅くに女性の家を訪ねるのはまずいからだ。
夢鈴仙「私も現のエスカルゴとシたいよぉ〜…」
今解いたのが猿轡だけでよかった。もしも手足も解いていたら、今頃夢鈴仙に押し倒されていた。
カルゴ「…これで我慢してくれ、鈴仙…」
夢鈴仙「んっ……ふぅ…はぁ………ちゅっ……♡
んもう、しょうがないわね…我慢してあげるわ」
危ねー…もう少しで、マジで襲うとこだったぜ。
キスで黙らせられるんならそれが楽でいいや…。
とりあえず、“俺”を見つけなきゃな。
カルゴ「…紫さーん」
───10人目───
俺は、考え事をしながら紅魔館に向かっている。力を無駄にしたくないので飛行での移動である。
それと、考え事というのは他でもない。
鈴仙を引き渡したときの、紫さんの言葉がどうも引っかかるのだ。俺の発した「お前が妊娠したら現の鈴仙はどうなる?」という言葉についての、紫さんの考察だ。
「夢の自分が妊娠したのに、夢か何かを通じて、現の自分が『妊娠した』と勘違いする…。それが想像妊娠の正体なのかもね♪」との事だ。
難しくて一度では理解できない。
ちなみに、想像妊娠というのは、「実際には妊娠していないのにも関わらず、妊娠における様々な兆候が見られる心身症状の一種」である。
夢の自分が妊娠してるのに現の自分が妊娠したと勘違いし、それが体に現れる…。面白い仮説だ。
もしもこれが本当ならば、夢の誰かを犯して妊娠させたら、現のその者は、妊娠における何らかの様々な兆候が現れる事になる。
カルゴ「ふむ…実験も兼ねて誰かとヤるか?」
いや、何を考えている俺。普通に考えてそんなのダメに決まっている。ヤるのなら、現の奴とだ。
慧音は…うん、まだダメだ。付き合うかどうかも不明なのに。後でちゃんと話をしないとなぁ…。
神綺《想像妊娠と聞いてお母さん参上っ!》
カルゴ《…?想像妊娠した事あるの?》
神綺《ええ、もちろんよ!何たって私は、魔界を創造した魔界神なのだからね♪》
カルゴ《具体的にどんな感じなのさ?身体とか》
神綺《…あ。私がしたのは、
カルゴ《誰がうまいこと言えと》
神綺《うふふっ♪》
カルゴ「ったく…………ん?」
遠目に紅魔館が見えてきた。すると、人里の方へ飛んで行く、3つの人影が見えた。1つは“俺”、もう2つは…白と紺色…旧式のブルマをその身に纏った早苗と…諏訪子様である。
紅魔館から出てきたかのように思えるがそうではない。紅魔館近くの廃洋館あたりからだ。
カルゴ「おいお前らァ!そこで何やってる!?」
夢カルゴ「やべっ、見つかった!諏訪子、早苗!逃げるぞ!!」
声をかけると、“俺”は慌ててスキマを開く。また逃げられてしまう。…そう思ったが、諏訪子様と早苗は、逆に現の俺に近付いてきた。
夢カルゴ「おいってば!?」
夢早苗「おぉぉー!あなたが現のエスカルゴさんなんですね!ホント、見た目は変わりませんね!凛々しい顔立ちもそのままで……♪」
夢諏訪子「あのね〜、今から里で、野外コスプレ3Pするつもりなのね?現のエスカルゴも一緒にヤるぅ?た〜っぷりご奉仕してあげるからさ♡」
カルゴ「誰が野外コスプレ4Pなんてヤるか!!雷牢『雷神の牢獄』!!!」
夢2人「あら…」
目の前の夢早苗と夢諏訪子様を、自分諸共囲む。あとはこれを縮めてから爆縮させれば、守谷組はもう完了で、残り3人となる。
夢カルゴ「やめろ!禁弾『降り注ぐ厄雷』!!」
カルゴ「ッ!!」
牢獄の上空に大量の槍が現れ、それが全て、凄い勢いで降り注いでくる。力を込めていなければ、すぐに破壊されそうな勢いだ。
夢諏訪子「ちょっ、エスカルゴぉ!?私たち諸共これ破るつもりなの!?」
夢カルゴ「手加減はしてる…けど、それのせいで牢が破れない!人質なんて汚ぇぞゴルァ!!!」
諏訪子様の抗議に対して本音で答えつつも、牢の中の俺に対して、語気を荒らげて言い放つ。勿論現の俺も負けていられない。
カルゴ「諏訪子と早苗から寄ってきたんだ馬鹿!意図してたワケじゃねぇよこのクソボケナス!!せいぜい自爆して死んどけクソヤロウ!!」
夢カルゴ「あんだとぉ!?黙って聞いてりゃあ、ボロクソ言ってくれるじゃねぇかよ!!」
カルゴ「あぁ何でも言ってやるよヤリ○ンが!!テメェには理性ってもんがねぇのかよ糞餓鬼!」
夢カルゴ「ンなもんある訳ねぇだろ馬鹿野郎が!テメェの理性が外れた姿がこの俺様だ!!全ての欲望に忠実、それが夢の世界の俺だ!!」
カルゴ「なら理性の大事さを教えてやる!」
夢カルゴ「…!やめろっ!!」
何をするかを感じ取った“俺”は、急いで牢を破壊しようと向かってくる。だが俺の方が一足早く、指を鳴らして牢を爆破させて、早苗と諏訪子様を気絶させる。当然だが、自身にダメージは無い。気絶させた後は、スキマ空間へと移動させた。
夢カルゴ「テッ…テメェ…!」
カルゴ「マトモな理性が無けりゃ、大事なモノも守れない。それが分からないのかねぇ…」
夢カルゴ「うるせぇこの悪魔め!ぶっ殺す!!」
カルゴ「ああそうだ、俺はれっきとした悪魔だ!暴走『オーバードライブ』!!」
夢カルゴ「ッ!暴走『オーバードライブ』!!」
カルゴ「グルル…『きゅっとしてドカーン』!」
夢カルゴ「────ッ!!」
バァァン!と、風船が弾けるような音を出して、
“俺”の肉体は弾けた。そして、間発入れず結界を張って、魂がどこかに行かないように閉め切る。
しばらく経つと、抜け出せないとわかったのか、雷の蝙蝠が現れて、無傷の“俺”が現れた。
夢カルゴ「チッ…。魂でも抜け出せないだと?」
カルゴ「霊力で張った結界だ。妖魔雷霊剣でも、この結界は斬れないようになっている。残念だがお前はここまでだ。さっさと酸欠で気絶しろ」
夢カルゴ「…まさか、こんなダセェ結末とはな。まだ現の世界の誰ともヤれてねぇよ…」
カルゴ「夢の早苗と諏訪子とは?」
夢カルゴ「ヤッたよ。廃洋館の裏庭で、プリズムリバー三姉妹の演奏を聞きながらの3Pだ」
カルゴ「うわ…」
我ながらドン引きである。野外プレイは少しだけ苦手だ。…確かに、かなりドキドキするのだが。人里でなんて、見つかった時が怖くて出来ない。
夢カルゴ「お前の『野外プレイ』の願望を、俺が体現してやっただけだ。コスプレの部分は完全に早苗の趣味なんだけどな。現に来る時、わざわざブルマに着替えたんだぜ?」
カルゴ「ブルマが好きなのか、早苗は」
夢カルゴ「ああ。今度はブルマでヤればどうだ?諏訪子もノリノリで早苗のブルマ着るぜ?サイズ全く合わなくてブカブカなんだがな、それがまたスンゲーエロくてさ〜!」
カルゴ「ほうほう…」
数分後
夢カルゴ「あ…やべぇ、景色が
カルゴ「そのまんま眠気に身を任せろ。次に目が覚めたら夢の世界だぜ」
夢カルゴ「……ク………ソ…が…………」
カルゴ「…紫さーん」
紫「あらあら、夢のエスカルゴは最後になるかと思っていたわ♪」
やはりすぐに現れる紫さん。常に俺を見張ってるのだろうか…。この人の前だと、プライバシーもクソもない。行為も覗かれてるとしたら死ぬほど恥ずかしいが、流石にそんな事はしないだろう。いや、そう思いたい。
カルゴ「スキマ使うからすごく厄介でしたよ…。えーっと…“俺”と早苗と諏訪子様は渡したから、残りは何人でしたっけ?」
紫「2人。頑張ってちょうだいね。…午前はもう終わってしまったけど、『今日』はまだあるわ」
カルゴ「…ッス。それじゃあまた後で」
紫「ええ、またね♪」
広げた扇で口元を隠し、少し黒い笑みを浮かべた紫さんはスキマに身を落とす。そして、俺は再び夢の世界の住人を探しに動きだす。
しかし、その直後─────。
ドガァァァァァァ!!
カルゴ「!?」
背後で、紅魔館が爆発した。
妖舞、樹里愛、文、穹、博麗姉妹、巫月、鈴仙、早苗、諏訪子、エスカルゴの計11人を、無事夢の世界へ送り返す事に成功した現のエスカルゴ。
夢の世界の、残りの2人とは…?
そして紅魔館では一体何が起こっているのか!?
次回!憑依華編、堂々完結!!
(派手に次回予告しすぎやボケェ…w)