幻想郷の木々も色付いて、だんだんと紅葉狩りの季節がやってきた。そんなある日、俺は末の娘のレイチェルと、レミリア、フランの3人と共に、紅魔館の一室で、昼寝をしていた。そんな、のんびり寝ていた俺の頭の中に、ある神様の声が急に流れてきた。
神綺《カルちゃ〜んっ!お母さんよ〜!》
カルゴ「うわっ!?」
レミィ「きゃっ!」
フラン「ひゃっ…」
レーテ「んん…?」
唐突の声に驚いた俺はバッと飛び起きるが、その拍子に、一緒に寝ていた3人も目を覚ました。
カルゴ「あ…悪い、起こしちゃったか」
レミィ「何なのよ〜…びっくりするじゃない…。ふわぁ……」
レミリアは軽く毒づき、フランとレイチェルは、黙って二度寝に入った。俺も寝ようと思ったが、その前に文句の1つでも言ってやらねばと思う。
カルゴ《母さん…急に何なのさ》
神綺《うふふっ、ごめんなさいね♪》
反省する気ゼロだな母さん…。
カルゴ《で、何の用?》
神綺《たまには遊びに来てくれないかなぁ〜って思って、話しかけてみたの♪》
カルゴ《ほぼ毎日こうして話してるじゃないか。それじゃダメなわけ?》
神綺《たまには、直接会ってお話するのもいいと思うわよ?お母さんと…ゆっくりしない?ほら、お茶もお菓子も用意してあるんだから…》
して
なんで俺を呼ぶのにそんな…。
カルゴ《…夕飯は娘と食べたいんだけどそれでもいいかな?それでいいなら、今から行くよ?》
神綺《みんなでこっちで食べましょ…と言いたいところだけど、咲夜ちゃんの事だし、もう夕飯の仕込み始めてるわね。わかったわ、おやつだけで良いから、こちらにいらっしゃい》
カルゴ《わかった。今行く》
『魔界に行ってくる。夕飯前には戻るよ』
と書き置きして、ラフな格好に着替えてスキマを開く。玄関には母さんと夢子がおり、俺を丁重に出迎えてくれた。
夢子「よくぞお越しくださいました」
神綺「いらっしゃ〜い!よく来たわね!」
カルゴ「やっほ、2人とも。お披露目会ぶり?」
神綺「そうね。みんな元気?」
カルゴ「もちろん。レイチェルなんて、もう弾幕発射するようになったよ」
神綺「まぁ!流石カルちゃんの子供ね!さ、中に入りなさい、話はそれからよ!」
カルゴ「うん。お邪魔します」
母さんと並んで歩き、夢子の案内でパンデモニウム内を移動する。このルートは…応接室ではなく食堂だ。おやつを食べさせるために呼んだのならそれが普通だが。
神綺「カルちゃんの好きなお菓子、たっぷり用意してあるからね!いっぱい食べて行ってね!」
カルゴ「俺の好きな…ガトーショコラ?」
神綺「バウムクーヘン、マカロン、柿の種とかも大好きよね!」
カルゴ「流石に好みは熟知されてるか」
洋菓子ばかり言ってるのに、なんでその中に柿の種を入れたんだ…。柿の種の存在感がすげぇよ。
神綺「カルボナーラ好きなのにチーズ追加しないっていうのは珍しいわねぇ」
カルゴ「人間の頃からよく言われてる。チーズ、あの匂いが苦手なんだよな。普通に食べる分には別に問題無いんだけどね。…粉チーズは好かん。マジで」
神綺「…だそうよ、夢子ちゃん」
夢子「承知しました。粉チーズは無しですね」
カルゴ「あるのか」
神綺「文化的面では外の世界に似せてるからね。どのような世界にしようと私の自由よ♪」
「どのような世界にしようと私の自由よ」とか、とんでもねぇ発言をサラッとしちまうのが、この母さんなんだよなぁ…。もう慣れたと思ってたがそんな事はなかったらしい。
カルゴ「せめて汚い空気にはしないでくれ…」
神綺「わかってるわ。あの空気は反吐が出るし。人間を減らせばあの空気もマシになるのかしら」
カルゴ「ま、多少はね?」
神綺「ふぅん…手っ取り早く世界征服でもする?カルちゃんが居れば楽だと思うけど」
カルゴ「世界征服とか厨二くせぇ……。面白そうだけど俺は遠慮………世界征服ゥ!?」
神綺「そうよ?」
カルゴ「ええええ…」
サラッと何言ってんだよマジで…!?
危ねぇぇ、もう少しでお茶会が作戦会議に変わるところだったぜ…。もしも外の世界を滅ぼしたら紫さんに怒られるぞ?
カルゴ「そんな物騒な事はいいから…」
神綺「いつかこっちも汚染されそうで怖いわ…。ま、こちらの環境は、今の所は問題無しだから、そこは安心してね」
カルゴ「うん」
話が一件落着したところで丁度食堂に到着した。扉を開けるとふんわりと甘い匂いが漂ってくる。特に俺の目を引いたのは、テーブルの上にある、巨大なバウムクーヘンだ。
そしてガトーショコラもある。そんなにたくさん出されても、夕飯がまだなのであまり食べれないのだが…限度というものを知らないのだろうか。
神綺「たっぷりあるから、たーんと食べてねっ!あ、カルちゃんって紅茶飲めるわよね?」
カルゴ「もちろん」
神綺「良かったわ〜。さ、一緒に食べましょう!いただきまーすっ!」
カルゴ「いただきます」
手を合わせて、おやつを食べ始める。まず最初に手を伸ばしたのは巨大バウムクーヘンだ。夢子も咲夜さん並に美味しいお菓子、料理を作るので、味の方は期待していいと思う。
カルゴ「ん!美味しい…!」
夢子「ありがとうございます」
神綺「そうでしょそうでしょ!夢子ちゃんの料理は魔界イチなんだから!ねっ!」
夢子「いえ、そのようなことは…」
神綺「私が言うのよ、自信を持ちなさいな♪」
夢子「…はい…」
母さんがそう言うと、はにかむように微笑んだ。普段から凄くクールな夢子だが、そんな夢子でも照れるのかと内心驚いた。
神綺「はい、あーん♪」
そんな声がしたので反射的に顔を上げると、ガトーショコラの一角をフォークに刺した母さんが、俺にそれを向けているのが目に入った。なんで、母さんが俺にそれをやるのか…よくわからない。
カルゴ「…もう子供じゃないんだけど」
神綺「いっつもフランちゃんにやってもらってるのに、お母さんはダメなの?」
カルゴ「フランは恋人、母さんは義理とはいえど母さんだ。根本的に違うでしょ」
神綺「はぁ…最近のカルちゃん、なんでこんなに反抗するのかしら…お母さん悲しいわ…」
だって照れるだろ!?夢子ガン見してるしさぁ!
そこら辺も、少しは考慮してくれてよくない!?
頼むから羞恥心ってものを理解してくれ母さん!
神綺「きっとお母さんの事が嫌いになっちゃったのね…ぐすん…」
袖で顔を隠し、「お母さん悲しいわ」を連呼する母さん。どうみてもわざとらしいのを、自覚していないらしい。とはいえ、女性が泣くのはあまりいい気持ちはしない。(嘘泣きとはいえ)そんな気持ちにさせた自分自身に嫌悪する。
カルゴ「嫌いになんてなんねーよ…。母さんにはホントに感謝してるし。もし人間のままだったら今頃、無縁仏の墓ん中かただの老人だ。…だからその…泣かない…で?」
神綺「じゃあ…あーんして?」
カルゴ「…あーん…」
根負けした俺は、仕方なく口を開ける。すると、母さんは笑顔でガトーショコラを口に入れる。
神綺「…ふふっ、やっぱり優しいわね♪」
カルゴ「別に…泣かせたくなかっただけだし…」
っておいそこ!夢子何笑いそうになってんの!?
俺のデレがそんなおかしいか!? いや、待てよ?これってもしかして、間接キスじゃないか!?
うわわ、なんかすごく恥ずかしい!
神綺「でも、無縁仏の墓っていうのはありえないわよ。カルちゃん、モテモテだもの」
カルゴ「ところがどっこい、違うんだよなぁ〜。人間の俺は、まるでモテなかったんだよなぁ」
神綺「それについてだけど、ライブの時にヒビキちゃんに聞いたわ、人間の頃のカルちゃんの事。でも外の女子の大半が面食いらしいから、眼鏡を外せばモテたらしいじゃない」
カルゴ「視力悪かったから眼鏡は外せん」
神綺「コンタクトは…怖いのよね?可愛い♪」
カルゴ「コンタクトってさ、目からすればただの異物だろ?取るのも怖いし。てか可愛くねぇし」
神綺「異物感が無いように開発されてるはずだと思うけど…怖いのは仕方ないものね。まぁ、そう考えていたおかげで今のカルちゃんがある訳ね」
カルゴ「そうだな。…ごちそうさまでしたっと。美味しかったよ」
食べ終わった俺は席を立ち、皿を運ぼうとするが夢子に手で制止された。
神綺「早っ!よく噛んで食べた!?」
カルゴ「ああ。バウムクーヘンは、思ったよりも腹が膨れるな。ちょっと本読んだら運動するよ」
と言って、ポケットから小悪魔が創造した一冊の魔導書を取り出すが、母さんがそれを止める。
神綺「魔導書なら、ここにある書斎にあるやつも読んでいいわよ!読む人はほぼ居ないから!」
構わず手元の本を読もうとするが、その前にある疑問が浮かんだ。魔界製の魔導書とは一体どんな魔導書なのだろうか、という疑問だ。
カルゴ「…ありがとう、ちょっと読んでみるよ」
神綺「案内するわ、ついてきて!夢子ちゃんは、お皿洗い、よろしくね!」
夢子「かしこまりました」
レミリアよりメイド使いが荒いように思えるのは一体なぜだろうか…。なんかお疲れ様、夢子…。
夢子に軽く同情の念を抱きつつ、母さんと2人でパンデモニウム内にある、図書館へ向かう。到着したその図書館もこれまた広くて、どれから手を付ければいいのやらサッパリわからない。
神綺「カ〜ルちゃん♪」
カルゴ「何?」
とある魔導書を読み耽っていると、急に背後から母さんが声をかけてきた。何のつもりなのか知らないが、気配を消して近寄ってこられると、結構驚く。
神綺「魔導書読んで、頑張ってるわね!お母さんからご褒美あげちゃおっかな〜♪」
カルゴ「えっマジ?…ゲフン、別にいいよ」
ご褒美と聞いて思わず反応してしまった。これも1つの悪い癖である。普段の「ご褒美」は誰かにエロい事をするかしてもらうのだが、今の相手は義母なのだ。そんな事をするワケにはいかない。
神綺「うふふっ、遠慮しなくてもいいのよ?今はお母さんに甘えちゃって?」
カルゴ「…ご褒美って何?」
神綺「そうねぇ…新しい能力とか!」
能力ってそんなにホイホイ増えていいものなの?もう規模が違いすぎて頭の処理が追いつかない。神様って怖いなぁ…。
カルゴ「えぇ……。能力なら今のままでいいよ。元のこの能力すら完全に使いこなせてないのに、さらに新しい能力なんてね…。宝の持ち腐れさ」
どうも俺の雷の能力、まだまだ伸び代がありそうなので、使いこなせてないと判断した。それに、いつもの事だが、後から発見したり、何かしらの強化法が見つかったりする。完全とは言えない。狂気と闇の力もそうだ。心は少しだけそれに侵食される。抑えられるが、まだ完全ではないのだ。
神綺「むぅ…。じゃあ肩もみさせて?」
カルゴ「それ俺が母さんにやるやつな」
神綺「私はいつも夢子ちゃんにやってもらってるから大丈夫よ!たまにはゆっくりして、己の体を休ませてあげないと、いつかガタが来るわよ?」
「母さんの相手で精神が疲れてるんだが」…とは言えないよなぁ。さっきみたいになっても困る。
カルゴ「じゃ……少しだけお願いしてもいい?」
神綺「はいはーい♪」
俺と接する時、本当に嬉しそうな顔するよな…。なんていうかその…子離れができない親バカって感じがする。心配性だなぁ。(ブーメラン)
俺は子離れできてると思うし…うん、大丈夫だ。
カルゴ「…ちょい待ち?母さん…何してるの?」
トントンとリズムよく肩を叩かれる俺だったが、まるで力が流れ込んでくるようなおかしな違和感を覚えたので、母さんを問いつめる。
神綺「肩叩きしてるだけよ〜♪」
カルゴ「いや絶対何かしてるだろ…。なんか力が流れてくる感じするんだけど?」
神綺「あら…やっぱり伝わっちゃうものなのね。まぁ、その人を形作るものがまた1つ増えるワケだし、仕方の無いことなのかもしれないけど」
カルゴ「俺を形作るものが増えた?どゆこと?」
神綺「カルちゃんには、もっともっと強くなって欲しいからね、勝手ながら新しい能力を1つだけ付与させてもらったわ♪」
カルゴ「えええええええ…別にいいってば…」
神綺「狂気も操りやすくしたわ。操りきれなくて暴走しちゃった場合の反動は満身創痍よりかなり大きくなっちゃったけど」
カルゴ「おいぃ!?」
神綺「完全に闇堕ちした際は、自傷行為だけ絶対しないようにしたから安心してね。カルちゃんのそんな姿は想像したくないからね」
カルゴ「………」
心配性…だが、過保護でもあるらしい。やはり、俺とは全然方向性が違って、ある意味安心した。だがそれだけで能力付与とはいささか大袈裟だ。いつか、フランの狂気も、俺のように楽に操れるようにして欲しい。そうすればもう、暴走なんてしなくて済むのだから。
神綺「この能力で、頑張って幻想郷の頂点に上り詰めてね!お母さん応援してるから!」
カルゴ「平和に暮らせてりゃそれで良い。別に、最強になんてならなくていいよ」
神綺「でも負けるのは?」
カルゴ「大っ嫌いだね。死ぬほど嫌いだ」
神綺「なら強くならなきゃ。ねっ♪」
カルゴ「…うん」
言いくるめられた感が強いぞ…。
カルゴ「何の能力?」
神綺「あなたが魔法として習得しようとしていたある魔法を、能力として操りやすくしたものよ。そちらにいる大魔法使いさんに聞けば、恐らく、何のことなのかわかるわ」
カルゴ「俺が習得しようとしていた魔法?さっき読んでた魔導書のどれかか」
神綺「そういう事になるわね」
カルゴ「俺が今日読んだのは確か…『治癒魔法』『瞬間移動魔法』『超能力系魔法』『転送魔法』『重力操作』『創造魔法(の発展版専門書)』『時間操作(の考察)』の7つだったかな」
神綺「す、すごい記憶力ね…」
カルゴ「? 読んだ本くらい覚えてるでしょ?ま、読んだだけであってこれらの魔法を使えるようになったわけじゃないんだけどね。まだ完全に理解出来てない部分が多い…。時間操作なんて、考察なのに1%も理解出来なかったよ…」
神綺「その7つのうちのどれかをあげたわ♪」
カルゴ「ふーん…何だろう…。まーいーや、後は自分で模索するよ。ありがとう、母さん」
神綺「結構遅れちゃったけど、誕生日プレゼントとして受け取ってね♪」
カルゴ「はいよ。…そろそろ夜が近いな…。運動する時間は無かったな。もう帰るよ、母さん」
深夜────大図書館
カルゴ「パチュリー様〜」
パチェ「…?こんな夜に珍しいわね。小悪魔なら寝てるわよ。睡姦するのは勝手だけど静かにね」
背を向けたままで返事をするパチュリー。まぁ、これもいつも通りのことだ。…というか、自分の使い魔が睡姦されて構わないのか…。どうせ睡姦するなら、霊夢がいい。驚く反応が可愛いのだ。小悪魔は、睡姦したところで、「来た来た♪」な反応だから、睡姦し甲斐が無い。
過去に1度だけ寝込みを襲ったことがあるから、そこら辺の反応はわかる。
カルゴ「別に、ヤリに来たワケじゃないです…。パチュリー様の生活リズムがヒキニートみたいにハチャメチャで助かりました」
パチェ「皮肉を言いに来たんじゃないでしょう?何の用?」
カルゴ「魔力を回復させる魔法…以前、魔理沙に教えていたあの魔法を教えて頂きたくて」
パチェ「そうね。なぜか魔力が少ないあなたは、覚えておかなきゃ満足に魔法が使えないものね。1回しか言わないからよく聞きなさい」
カルゴ「まさかの口頭伝達!?まぁ、今は魔力を減らしてあるから丁度いいか。……了解です」
数分後
パチェ「───はい。とりあえず使ってみて」
カルゴ「はい」
教えて貰った通りに詠唱すると、自身の中に力が湧いてくるような不思議な感覚がした。そして、先程創造の練習で消費した魔力は完全回復した。
パチェ「うん、できてるわね。用はそれだけ?」
カルゴ「いや、あと1つだけ聞きたいことが」
パチェ「へぇ。何?」
カルゴ「『治癒』『瞬間移動』『超能力』『転送魔法』『重力操作』『創造』『時間操作』の7つの中で、俺がどう頑張っても絶対に出来るようにならないものってどれですかね?」
パチェ「質問の意図はまるでわからないけれど…そうねぇ、その中なら、重力操作と時間操作は、絶対に出来るようにならないと思うわ」
カルゴ「ふむ…。因みに理由は?」
パチェ「重力や時間っていうのは、絶対的なものなのよ。もちろん、能力者である咲夜と弦月姫は例外中の例外なんだけど。…絶対的なものを操る時の消費魔力はとても莫大。時間操作の魔法は、未だに開発されてないんだけどね」
カルゴ「なるほど。魔力の総量が少ない俺には、重力操作の魔法を覚えたとしても使えなくて……時間操作の魔法はそもそも開発されてない…か」
パチェ「転送魔法は、本当は異世界へ何かを転送する時に使う魔法なんだけど、専ら物を運ぶためだけに使ってるのよねー…。瞬間移動は自分しか移動出来ないし…。超能力ってのは何なの?」
カルゴ「さぁ…。魔導書読んでもさっぱり…」
パチェ「ならあなたには時期尚早ね」
カルゴ「……」
あの7冊の本、創造と治癒以外のはほぼ理解不能だったんだよな。て事はどれも俺には早いのか。なんか悔しいなぁ…。
カルゴ「わかりました。ありがとうございます、これでよく眠れそうです。おやすみなさい」
パチェ「…?おやすみ。魔法の練習するんなら、私のそばでやりなさいね。魔力の暴走なら、私がすぐに止めてあげるから」
おやすみを言って、その場を離れた俺だったが、パチュリーのその言葉を聞き、すぐに振り向く。丁度、明日の朝に練習したいと思っていたところだったのだ。
カルゴ「なら、明日の朝ご飯の後にいいですか?神社行く前に練習したいと思ってまして」
パチェ「構わないわ」
カルゴ「よっしゃっ!ありがとーございます!!じゃ、おやすみなさい!」
パチェ「ええ」
今度こそ大図書館を出た俺は、明日の朝の特訓へ思いを馳せて、姉妹と娘に挟まれながら、気持ちよく眠りについた。
現在エスカルゴが使用可能な魔法
地獄の雷を呼び出す魔法
(比較的小さな物体を)創造する魔法
治癒魔法(覚えたけど試した事が無いから不明)
感度爆上げ(対象の力量によって感度は変化)
今回はリクエストの神綺デレの回だった訳だが、上手く書けたか、すんごく不安。