※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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虹晴先生仕事早っ!!
という訳でコラボ編、続きです!


コラボ編⑤ いつもと違う日常

ふふふ〜…フラァ〜ン…むふふふ…。

ナデナデ〜…ほっぺムニムニ〜!気持ちイイなぁ…。

 

 

 

「エスカルゴ、フラン、起きろー!早速仕事を教えていくぞー!」

 

!?

 

「んん………」

 

「んんーっ……おはよう、炎火…」

 

夢か…。

ま、まぁ、炎火たちの目の前でそんな色々と出来ねぇしな…うん…。

それにしても、少しばかりいつもより早いような…。

いや、大して変わんねぇな。昨日疲れたからそう思うだけだ。

 

「早速仕事やるぞ」

 

『はーい』

 

さーて、何するのかな〜?

 

炎火の案内で、仕事場の部屋に着いた。

中に入ると、兎たちが寝ていた。

 

「俺の仕事、そして、これからのエスカルゴ達の仕事は、『兎達の世話』だ。で、早速なんだけど、兎達を起こしてくれない?こう……ビリビリっと広範囲に……」

 

「えぇ……大丈夫か?」

 

仕事自体は大丈夫そうだが起こし方が…。

 

「大丈夫、静電気ショックぐらいでいいから。それに、妖怪兎だし」

 

そーかそーか、妖怪兎だもんな。

そんじゃあいっちょやりますか。

 

「じゃあ……えいっ!」

 

弱い電撃を浴びせてみた。

すると、兎達は驚いたり、声を上げて起きる。

ふむ、楽なもんだ。

 

「おはようみんな〜♪」

 

炎火…お前鬼か。よくそんな爽やかに…。

 

『何するんですか!!』

 

あはは…当然の反応だな。

 

「ごめんごめん、今日だけだから……。それと、これから一ヶ月、この2人にも俺の仕事を手伝って貰うから」

 

『はーい』

 

すんなりOKしてもらえた。

 

兎達は全員起きて着替えを始めた。

炎火が部屋を出るのでついていく。

 

「さて、俺は朝ご飯作るから、適当に時間潰してて」

 

「い、いきなり休憩ありかよ……。っていうか、俺作るの手伝うぞ」

 

まだ少ししか作れないけど…見て覚えればいい。

 

「いいのか?言っとくけど人数多いからな?えっと……大体30人分ぐらい?」

 

なぬ!?

 

「さ、30人分!?毎日そんなに作ってんの!?」

 

「まあ、慣れだよね。宴会とかはマジで死ねるけど」

 

宴会…あぁ、大変だった。

でも、俺よりも知り合いが多そうな炎火のことだ、多分あの時以上の苦労をしてるんだろうな。

とりあえず手伝うか。

 

「えぇ……。じゃあ、フランは何かしてて」

 

「はぁ〜い」

 

そして、俺と炎火は料理を作り始める。

俺は野菜炒めとかが得意なのでそこは任せてもらった。それ以外は炎火担当だ。…なんかすまん。

 

 

 

数十分後

 

「お、終わった……」

 

この前の宴会よりも多く作ったぞ…。

朝からそこそこの重労働だ…。

 

「お疲れエスカルゴ。じゃあ、早速……そうだ」

 

「?」

 

炎火は空中に小さな魔法陣を炎で描いた。

すると、そこからサラと、その背中に乗ったスカーレットが出てきた。

 

「うわっ!」

 

驚いたな…。

 

「サラ、スカーレット、兎達に朝ご飯運ぶように言ってくれないか?」

 

おぉ、運ぶのは兎たちに任せるのね。

 

「はーい!サラ兄行こう!」

 

「キュオー!」

 

サラとスカーレットは兎達の部屋に飛んでいった。

さ、サラ兄…?

 

「さて、永琳先生と鈴仙、それとかぐ……悪戯姫に朝ご飯届けに行こうか……。その後、俺達も朝ご飯を食べようか」

 

悪戯姫…?

 

「い、悪戯姫って誰のことだ?」

 

姫というからには…あの人なんだろうが…。

 

「ここの亭主の輝夜様のことだ」

 

「い、いいのか?亭主さんにそんな呼び方して」

 

「本人から許可貰ってるから大丈夫」

 

「えぇ……」

 

輝夜様すげぇな…それで良いんだ?

 

そして、俺達は朝ご飯を配り、自分の部屋に戻ってご飯を食べ始めた。どうやら、みんなで食べるスタイルでは無いらしい。

そういえば、こうしてフランと2人でご飯を食べるのって初めてだな……。

 

「2人きりだねっ!」

 

「だな!」

 

「2人で食べるのって初めてよね♪」

 

「へへっ…そうだな!」

 

「はいっ!あーん!」

 

「ふふっ…あーん……」

 

俺は久しぶりにフランにあーんしてもらった。

やっぱ、こうしてもらった方が美味しく感じるな!

 

そして、俺とフランはご飯を食べ終わった。

俺と妹紅は食事の後を片付けて、2人でエスカルゴ達の部屋に仕事のために迎えに行った。

 

「エスカルゴ〜、次の仕事……と言っても、兎達の仕事監視するか、悪戯姫の相手をするかなんだけどな」

 

「わかった。フラン、行こうか」

 

「うんっ!」

 

俺らは部屋を出て炎火についていく。

あ、そうだ。

 

「そういえば炎火」

 

「ん?なんだ?」

 

ふと思ったことを聞いてみる。

 

「サラとスカーレットって何食べてるんだ?」

 

「…あ、そういえば2人の食事用意してなかったな」

 

おいおい…。

 

「炎火〜、早くご飯〜……」

 

「キュオ〜……」

 

2人共腹を空かせてるらしい。

炎火がなんか渡した。

嬉しそうに食べてるが…なんだあれ?

 

「スカーレットとサラの食事って一体何なんだ?」

 

「炭だな。スカーレットは普通にご飯食べるけど、やっぱり炭の方が好きらしいな。聞いたところ、こいつらにとっては『甘くて腹に溜まりやすい好物』らしい」

 

「へぇ〜……」

 

やっぱ、火龍と炎の妖精だからか?

甘くて腹に溜まりやすい…俺ならグミかな。

幻想郷にグミがあるのかはわからないが。

 

「さて、着いたな、悪戯姫の部屋」

 

よしっ!

 

「じゃあ、頑張るかー!」

 

気合い入れたものの…そこからはもう大変だった。

まず、俺ら全員が落とし穴に落ち、怒り狂ったフランの暴走を止める羽目に。炎火にも手伝ってもらってなんとか鎮めたものの、俺も炎火もボロボロになった。

俺が暴走したときもあんな感じだったのだろうか…。

そして、兎達の仕事監視中てゐが逃走。

まぁ、あれくらいならクイックからのちょっとした電気ショックで捕獲出来た。てゐはボロボロになったがすぐ回復することだろう。

 

そんなこんなで1日が過ぎていった。

かなり忙しかったものの、もう寝る時間だ。

やっと休める…。

 

 

 

「フラン、大丈夫か?」

 

「うん…大丈夫よ…」

 

うん、見るからに大丈夫そうじゃねぇな。

暴走したから俺よりも疲労の色が濃い。

 

「血、飲むか?」

 

「…飲ませて」

 

「わかった」

 

俺ら吸血鬼は血を飲むと少しは回復する。なので、俺が死なない程度に、好きなだけ飲んでもらう事にした。フランの回復が第一だからな。

 

「ぷはっ…ふふっ、美味しかった♪」

 

「少しはマシになったか?」

 

「うん!ありがとう!」

 

「よかっ……」

 

グラッ…

 

「うっ…」

 

ちと飲ませすぎたか…?頭がクラッとした…。

まぁいいか、どうせ朝には治ってる。

 

「どうしたの?」

 

「いや、なんでも。さぁ、もう寝よう、明日も忙しくなるぞ」

 

「うん!」

 

『おやすみっ!』

 

…あ…血がついてないか確認し忘れた…。

血がついてたら謝ろう…。

そんなことを考えながら、いつも通り手を繋いで寝た。




虹晴先生、お忙しい中ありがとうございました!
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