レミィ「さっきは私が喋ったから今度は咲夜よ」
咲夜「はい」
早速、守矢神社の境内に舞い降りた吸血鬼3人。
早苗のことは彼女らの眼中には無く、目標である諏訪子に真っ直ぐ向かう。そして博麗神社同様、玄関からではなく縁側から直接乗り込んだ。
咲夜「こんにちは」
樹里愛「咲夜さんだ〜、こんにちは〜」
上海「シャンハーイ!」
蓬莱「ホラーイ!」
そこでは、居間で寛ぐ神奈子と、人形遊びをする彼の七女、樹里愛が居た。早苗と、用件があった諏訪子はその場には居なかった。
神奈子「やれやれ、どいつもこいつも玄関からは来ないのだな…。今に始まった事じゃないが」
咲夜「この方が早いですから。ところで、諏訪子様は今どこにおられますか?」
神奈子「諏訪子は別室で二度寝中で、早苗は里で買い物中だ。何か用があるのなら呼ぶが?」
咲夜「諏訪子様だけお願いします」
神奈子「わかった。樹里愛、諏訪子を起こして、お客さん達を客間へ通しなさい」
樹里愛「はーいっ!」
幼き守矢神社の風祝はリアル人形遊びを中断し、トテトテと軽い足取りで別室へ向かう。その間、上海と蓬莱は煎餅の準備やコップの片付けをし、樹里愛の帰りを待っている。内心で「茶でも出すのかな?」と期待していたレミリアは、少しばかり肩を落とす。
樹里愛「お待たせー!」
諏訪子「まだ眠いよぉ〜……ふあぁ…」
咲夜「ありがとうございます、樹里愛さん」
樹里愛「ううん、大丈夫だよ!庭で遊ぼ、上海!蓬莱!」
上海「シャンハーイ!」
蓬莱「ホラーイ!」
縁側から飛び出す樹里愛と人形2人を見送り目を細め、その目を、まだ眠たがっている諏訪子へと戻す。当の諏訪子はまだ欠伸を繰り返している。
諏訪子「でぇ?私に話ってぇ…?」
咲夜「ここでは些か話しにくい事でして…。少し場所を移しませんか?」
諏訪子「言うねぇ、元人間の吸血鬼風情が。まぁいいや、それを言うなら私のエスカルゴもだし」
咲夜「っ!」
フラン「あなたのじゃ……お姉様!?」
レミィ「いいから大人しくしなさい」
フラン「はぁい…」
文句を言おうとするフランを手で制止して、少し大人しくさせる姉のレミリア。しかしレミリアもその額には青筋が浮かび上がっている。
諏訪子「んー?そっちの2人、何か言いたいことでもあるのかなぁ?」
フラン「っ…特に…」
フラン「…チッ」
諏訪子「とりあえず、客間に行こっか。その話を聞かせてもらおうじゃないか。お嬢様直々にこの神社に来るんだ、只事じゃないんだろう?」
レミィ「ええ、そうね。早苗が帰ってくる前に、この話は済ませたいの。咲夜、手早くね」
咲夜「はい」
和造りの廊下を進み、神自ら案内をして、3人を客間へ通して、木製のテーブル越しに向き合う。
諏訪子「…で?話って?」
咲夜「私の旦那様…エスカルゴさんについての話なんですが…」
諏訪子(私のを強調しやがってこの女ァ…!私がお前に手出しできないからってぇぇぇぇ!!!)
レミィ(そこで煽るかァ〜…咲夜ぁ〜……!!)
咲夜「どうしたんです?真面目な話なのですが」
諏訪子「う、うんうん、わかってるわかってる!続けて続けて!(ヌアアアアアアアアア!!!)」
咲夜「霊夢さんの『博麗神社は2日に1回』との判断、あなたはどう思いますか?」
諏訪子「…!そうだねぇ…ちゃんと守矢神社には来てくれてるしぃ〜…毎回毎回、すっごく濃厚なセックスしてくれるしぃ…♡」
3人「……」
諏訪子「ひぃっ!?なになに!?何で睨むの!?3人共ヤってるよね!?」
フラン「そーだけど…。回数も濃厚さも私の方が圧倒的に上だけど…面と向かって言われると何かスゴくムカつk…むぐっ…」
レミィ「何でもないわよ?」
咲夜「いえ何も。続けてもらって構いませんよ?別に気にしていませんから」
レミィ(気にしてないんならナイフ握るな!!!気持ちはわかるけど!!落ち着いて咲夜!!)
フラン(テーブルの下でナイフ握ってるなんて、この神様は知らないんだろうなぁ…)
諏訪子「そ、そう…?んーと、私はエスカルゴといつでもどこでもお話が出来るし、呼べば結構な確率で来てくれるし、あんまり不満には思わないけどなぁ。…いつかは手に入れたいけど、ね」
フラン「私が手に入れるから無理だし!あなたは絶対に私より下よ!強さだって私の方が上よ!」
諏訪子「君たちは寿命があるんだよぉ?その点、私は神だ。信仰心がある限り、消えやしないよ。最終的には私とエスカルゴと早苗しか残らない。まっ、気長に待つよ、私は。全ての障害が消えるまで……ね♪」
咲夜「っ…そう、ですか。わかりました。では、あなたは不参加という事で」
諏訪子「ん?不参加って何に?」
咲夜「反霊夢派と霊夢との戦争に、ですよ」
諏訪子「え待って、その話は聞いてないよ!?」
咲夜「別にいいんですよ、あなたは知らなくて。無闇に広める話でもありませんからね。これは、霊夢の判断に不満を持つ者の集いです」
諏訪子「じゃー不満ある!ある!確かに向こうの神社の頻度、多すぎだもん!」
咲夜「如何なさいますか?お嬢様」
レミィ「良いんじゃない?話しても。神様なら、大きな戦力になりそうだしね」
咲夜「承知しました」
諏訪子(ほぉう…この私を戦力扱いねぇ…。このクソガ……おっといけない、こんなこと考えてるってエスカルゴにバレたら、怒られちゃうね…。あーあ、一発ブチのめしたいなぁ…)
それから約30分、立案者の萃香や参加者について詳しく話し、早苗を誘わない理由も伝え、何とか納得を得ることが出来た。ただ、その計画の穴に対しては鋭く斬りこんできた。
計画の穴…つまり「彼への説明及び隠匿」だ。
諏訪子「ホントにアイツに任せていいの?それでエスカルゴを足止めできると思っているのかな?私にはちょっと疑問だね」
咲夜「さぁ…。仮にも神ですし…可能では?」
諏訪子「アバウトすぎだよそれじゃ。神様だから大丈夫だって保証あるの?」
咲夜「あなたを見ている限りでは、『神様だから大丈夫』とは言えませんね」
諏訪子「あのねぇ……!」
咲夜「鬼の言うことですし、信用できるのでは?少なくともあなたよりかは信用できますが」
レミィ(咲夜、ストップストップ!)
諏訪子「言うねぇ、第4夫人?…フン、まぁね、私はそんくらいじゃ怒りはしないけど。少し口の利き方に気を付けた方がいいかもしれないよ?」
咲夜「何かあったら、神殺しだろうと何だろうとこなすのでご心配なく」
諏訪子「………フンッ。鬼のその計画じゃあ少し心もとないから、私もエスカルゴの足止めくらい手伝ってやるよ」
咲夜「いえ結構です。というかあなたがこちらに混ざるのにどうやって足止めするのです?」
諏訪子「…私じゃない第三者に、ね」
咲夜「あまり、不確定要素を増やすような危険な行為はやめていただきたいんですが」
諏訪子「こっちは鬼の計画よりも確実だからね。ま、私に任せなよ。…何なら、霊夢側についても良いんだよ?私にとっちゃあね、彼が来る頻度が増えても減ってもどちらでも構わないんだから。遠い将来、私が残るのは確定なんだからね」
咲夜「チッ…。わかりました、ではお願いします。しかし鬼の計画と並行しますのでそこは悪しからず」
諏訪子「その方が長く足止めできるってもんだ。せいぜい、そっちの作戦がボツにならないことを祈っているよ。……話は終わりでしょ?私はもう眠りにつくよ、用が済んだら帰りな」
咲夜「…失礼します」
諏訪子「あ、決行日は教えてねー」
咲夜「はい。候補は説明中に言った通り明後日かその次あたりになりそうですので、その第三者の方にも伝えておいて下さい」
諏訪子「ん!…ちょっと時間的に難しいなぁ…。まー言ってみるだけ言ってみる。けど、出来れば明明後日の次くらいがいいかな」
咲夜「……それは、そちらの準備にはそれなりの時間がかかるという事ですか?」
諏訪子「そう、私じゃなくてその第三者のね」
咲夜「ふむ…わかりました。とにかく、確定次第伝達しますので」
諏訪子「はいは〜い」
浅く一礼した咲夜は、主とその妹を先に部屋から出し、それについて行くカタチで外に出る。だがそこでは、土砂降りの雨が降っていた。
レミィ「あら?雨降ってる…」
フラン「こういう時に何なの〜…?」
すると、縁側でリアル人形遊びをしていた樹里愛が縁側で立ち竦む3人に笑顔で声をかける。
樹里愛「あれ、もう帰るの?ちょっと待ってね、今この雨止ませるから!…むむむっ…えいっ!」
空に手を向けて力を込めたと思うと、上空の雲がブワッと一瞬で消え去り、神社及びその周辺には綺麗な青空が戻った。もう雨音はしない。
レミィ「わっ、一瞬…」
咲夜「これが神の子の力…ですか…」
樹里愛「えへへっ、すごいでしょ!」
咲夜「ええ、素晴らしい能力ですわ。ありがとうございます、樹里愛さん。お父様に、よろしくとお伝え下さい」
樹里愛「うん!わかった!」
翼を広げた3人は勢いよく、隅々まで晴れ渡っている空へと飛び立った。
それから4日後。
全ての準備が整った反霊夢派のメンバーは、彼が外出している隙に博麗神社へ挑戦状を叩きつけて彼女を呼び出し、紅魔館近くの平野にて、ついに火花を散らし始めた。
syamu復活マジで!?
いつもの偽物と思ったらHIKAKINと相互フォローだとか声が激似とか…今回はヤバいんだで…!
前垢との繋がり、なろうでの小説の消去、これは乗っ取りで出来るから、乗っ取られたと思ったがもしかしたら…え?
マジでありえるんじゃない?
トレンド入りしてるしフォロワーが数時間で13万超えてるのがホント凄い。俺がフォローした時はまだ1500人くらいだったのにwww
空前のsyamuブーム…果たして本物か偽物か…!
次回、初登場のあの子が!
(syamuに関してはノリノリなのに本編の予告で手抜きすぎるというね…)