俺としては微エロレベルだと思うんですけども。
念の為に。でも、気にしなくていいレベルかも。
カルゴ「ん〜、柔らけぇ〜…♪」
上海「ヒャンハーイ!ヒャンハーイ!」
アリス宅で少し休んでいる俺は、また紅茶を飲みクッキーを食べながら、上海の頬を触っている。人形と思えぬ柔らかさ、弾力、撫で心地。彼女は本当に素晴らしい技術を持っていると思う。
アリス「ねぇ…」
カルゴ「んー?」
アリス「あんまり私の上海に触らないでもらえるかしら…?」
カルゴ「なんでぇ!?」
アリス「あなたに懐きすぎるあまり私の言うこと聞かなくなったら大変だもの」
カルゴ「そういう意味かよ、驚いたなぁ。でも、そんな事は無いよ。なぁ?」
上海「シャンハーイ!」
アリス「…なんであなたは人形すらも魅了するのかしらね。本当に不思議」
カルゴ「魅了…は、してないと思うけどね」
アリス「ふーん…」
上海と俺を交互に見たアリスは、1口だけ紅茶を口に運ぶ。紅茶の良い香りが部屋に広がる。
そんな彼女を見て、俺の頭にある考えが浮かぶ。
カルゴ「……悪夢『魔王の子守唄』」
テーブルに乗せてある右手に、洗脳の光を出す。洗脳というより催眠だが…。
アリス「…?何それ?」
カルゴ「催眠とかできるやつ」
アリス「私に催眠かけるつもり?」
先程、じんめんじゅモドキがアリスを縛り上げるあんな光景を見たので、俺の思考が外の世界寄りになったらしい。催眠アリス…試してみたい。
カルゴ「試してみるか?」
いや、もう掛かっているが。
アリス「魔法使いである私に催眠だなんて、馬鹿馬鹿しいわね。ま、やるだけやってみれば?」
カルゴ「もう光見てるからなぁ」
アリス「見るだけで催眠にかかるってこと?」
カルゴ「うん」
アリス「ふふっ、チョロいわね。効いてないわ」
カルゴ「マジか…じゃあおっぱい見せて」
アリス「?別にいいけど?」
キョトンとした表情で快諾したアリスは、普通に服を捲り、薄ピンク色のレース付きブラジャーを露わにする。もう少しで見える所で、俺は慌ててアリスを止める。
カルゴ「ちょい待ち!何普通に見せてんの!?」
アリス「だって、見せてって言ったじゃないの」
カルゴ「そうだけど…!」
あっれぇ……催眠に掛かったら
いや、素のアリスがこんな事するわけないから、掛かってるのは間違いないか。…面白いな。
アリス「見ないなら仕舞うけど?」
カルゴ「…見たい」
アリス「じゃあそう言えば良いのに。はい♪」
俺だってやはり男だ。見れるものならば見たい。
そして、彼女の形のいい胸を凝視すると、彼女はフフッと笑みを零す。
アリス「そんなに真っ赤になっちゃって…まるで子供みたいね。免疫無いの?いつも、霊夢や他の子の見てるんでしょう?」
カルゴ「否定はしない。けど、アリスのは初めてだから…ちょっぴり……」
アリス「へぇ〜、私で興奮したんだぁ?」
胸を見せたままニヤニヤと笑っている。勿論俺は素直にそれに頷く。否定する理由は無いし実際に興奮してしまっているからだ。
アリス「でもね、お姉ちゃんに興奮しちゃったらお母さんに怒られちゃうわよ♪」
ニコニコと微笑みながら服を戻して胸を隠した。
それが少し残念に感じた俺はやはり馬鹿だ。
カルゴ「お姉ちゃん…えぇ?俺の義姉はレミリアだけだよ?スカーレット家に引き入れてもらったからさ」
フランは、妹なのか姉なのか不明だ。年齢的には姉だが、そこら辺の取り決めは特にしていない。
アリス「魔界神・神綺の義理の息子になったって神綺…お母さんから聞いてるけど?」
カルゴ「そうだけど…え?まさかアリスって……母さんの娘…なの?」
アリス「しばらく前まで魔界に住んでたわ。昔の博麗の巫女と魔理沙そっくりの人と…幽香と悪霊みたいな人と戦ったわね」
カルゴ「へ、へー…」
カルゴ《母さんこれどゆこと!?ここのアリスも母さんの娘!?今魔界に居る幼いアリスは!?》
神綺《幻想郷にいるアリスちゃんは、紛れもなく私が生み出した子よ。創造神の力で、ね。でも…今魔界にいるアリスちゃんより少し大きくなった頃、家出したのよ。強くなるって言ってね》
カルゴ《えぇ…》
神綺《あのライブの時に数十年ぶりに会ったわ。その時に教えたの。あなたが弟だってね♪》
カルゴ《じゃあ今の幼いアリスは?》
神綺《…アリスちゃんが居なくなってから寂しくなっちゃってね…もう一度創造したの。何もかも全く同じよ。思考回路も持ってる本も使える力も歩む将来も。…いいえ、こちらのアリスちゃんはカルちゃんたちに出会ったから、また少し違うのかもしれないわ》
カルゴ《幻想郷のアリスの弟が俺で妹があの幼いアリスってこと?3姉弟?》
神綺《そうよ。ふふっ、これからは姉弟として、仲良くしてね♪》
カルゴ《突然の事でよくわからないけど…うん、わかった。仲良くするよ。これまでよりもね》
神綺《血は繋がってないから娶るのはアリよ♪》
カルゴ《娶らんわ!》
神綺《あらそう?胸を見たがってるからその気があるのかなーって思ったわ♪ うふふっ♪》
カルゴ《こ、これは催眠の実験だってのっ!》
神綺《はいはい♪》
カルゴ「ったく…。でも姉ちゃんなんて呼ばないからな?変わらずアリスって呼ぶぞ?」
アリス「構わないわよ。でも私は弟が欲しかったから、弟として接するけどね。いいでしょ?」
カルゴ「そりゃイイけど…弟が欲しかったのか」
アリス「メイドの夢子がお姉ちゃんみたいなものだったからね、男の子が良いなって思ってたの。多分、魔界にいるアリスもそろそろ兄弟欲しがる頃だと思うわよ。今のアリスのことは、お母さんから少し聞いてるわ」
カルゴ「ほーん…やっぱ考えとかわかるのか?」
アリス「お母さんの事だから、何もかも私と同じようにしたはずよ。それだったら、そろそろそう考える時期かなって」
うーむ…血は繋がっていなくてもさすが母娘姉妹って所かな。意思疎通完璧かよ。
カルゴ「アリスってさ、好きな人とか居るの?」
アリス「なぁに?お姉ちゃんの恋愛事情に興味があるのかしら?」
カルゴ「まーね。居るの?」
アリス「居るわよ。絶対に言えないけど♪」
カルゴ「教えて?」
アリス「ふふっ、私の好きな人が魔理沙だなんて口が裂けても言えないわ♪」
カルゴ「そっかー」
魔理沙なのかーい!本音出してるのに気付かないって催眠マジ最高!無闇矢鱈には使わないけど!
カルゴ「俺の事はどう思ってる?」
アリス「魔界と幻想郷…知り合いの男達の中では最高の男ね。良い弟を持ったわ♪」
カルゴ「最高…。なんか嬉しいな。じゃ、好きか普通かで言うならどっち?」
アリス「もちろんあなたのことは大好きよ?でもわざわざ今聞くこと?私の気持ちなんて、とうの昔にわかってたじゃない♪」
カルゴ「いやわからないが」
アリス「バレンタインにはお菓子あげたでしょ?それで伝わらない?」
カルゴ「友チョコかと」
アリス「ええ、友チョコって意味で合ってるわ。恋愛感情は無いからね。でもわざわざおかし用意するんだから普通では無いことは察せない?普通よりも仲良しって意味よ♪」
姉とか弟とか無しで考えても嬉しいな。
カルゴ「なるほどね…。なぁ、もう1回おっぱい見せてくれない?」
アリス「うふふっ、好きねぇ♪ 私の、お母さんと比べてあんまり大きくないわよ?はい♪」
カルゴ「…解除」
俺は指をパチンと鳴らして、アリスに掛けた催眠を解除する。するとアリスは目を丸くする。
アリス「きゃああああああああああっっっ!!!なんで胸を出してるのよ私はぁぁっ!!見た!?見たでしょ!?今すぐ忘れなさい!!!」
慌ててブラジャーをつけ直して服を下ろし、顔を赤くしながら、ガタンと席を立つ。
カルゴ「忘れない☆」
アリス「忘れろぉぉぉっ!!!」
真っ赤になって焦るアリスは、俺に向けて人形を展開する。催眠中の会話は、忘れているらしい。元々、そのように術を構築したのだが。
カルゴ「どうどうどう。落ち着けって」
アリス「落ち着いてられるわけないでしょ!?」
カルゴ「そんなに怒っちゃあ、せっかくの美人が台無しだぜ、お姉ちゃん?」
アリス「余計なお世………お姉ちゃん?」
人形たちの武器を下ろさせ、警戒を解くアリス。
本人は先ほどよりもキョトンとしている。
カルゴ「さっき、アリスが話してくれたんだぞ?俺はアリスの義理の弟で、俺らは兄妹だってな」
アリス「……ぁ………言っちゃったんだ……」
カルゴ「何を?」
アリス「あなたが弟だって事…」
カルゴ「言っちゃまずかったの?」
アリス「だって私…ずっと弟が欲しくて…。でもそんな事言ったら今までみたいな関係に戻れなくなっちゃいそうで…」
カルゴ「アリスは俺のことを弟扱いしたかったんじゃないのか?」
アリス「…言っちゃってた?」
カルゴ「言ってた」
アリス「…引いた?」
カルゴ「引かん。俺も姉ちゃん欲しいとか何とか思ってたしさ」
アリス「!」
カルゴ「利害は一致してるワケよ。だからそんな気負わなくていいんだ。したいようにすればいいだけだからさ」
アリス「…ふふっ…良い弟を持ったわ…♪」
カルゴ「おっ、弟扱いしてくれたか。何か新鮮で良いなぁ、こういうの」
アリス「言ったこと覚えてないんだけど…そんな夢中で話してたのかしら?」
カルゴ「…多分」
アリス「だからってなんで胸を出してるのよ私…完全に正気を失ってたわ…」
正気を失わせてたからね、仕方ないね。
夕飯の時間が近付いてきたので、俺は今度こそ、永遠亭へ向かおうとしていた。そんな俺の元に、お姉ちゃんことアリスが、わざわざ見送りに玄関まで来てくれた。
アリス「気を付けるのよ」
カルゴ「わかってる。でも姉ちゃんは一人暮らしなんだ、俺より気を付けろよな」
アリス「あら、姉ちゃんなんて呼んでくれるの?嬉しいわ♪」
カルゴ「今のはたまたま…。名前呼びと姉ちゃん呼び、どっちがいい?」
アリス「んー…どちらでもいいけど、姉ちゃんの方が良いかな♪」
カルゴ「わかった。…俺らが姉弟なのって、新聞とかに書いてもらわなくてもいい…よね?何かの宴会とかそういう時でいいっしょ?」
アリス「そうね」
カルゴ「了解。…てことは、魔界のアリスは妹になるわけか。2人も増えちゃったなぁ、家族」
アリス「これから楽しくなりそう…♪」
カルゴ「そうだね。そんじゃ、また来るよ」
アリス「いつでも遊びに来なさいね。お姉ちゃん退屈してるかもだからね♪」
カルゴ「退屈してる…はは…」
アリス「私より大きい弟か…しゃがみなさいよ、全くもう…」
カルゴ「こう?ふふっ」
少し頬を膨らませて「しゃがみなさいよ」と言うアリスの反応が可愛く、軽く笑いながらふざけてアリスと同じ身長になるようにしゃがんでみる。すると彼女は……。
アリス「大好きよ…。弟としてね♪」
耳元でそう囁いて、俺の頬にそっとキスをした。
温かく、ぷにっと柔らかい唇が当たって、心臓がドクンと大きく跳ね上がった。あまりにも突然の事に、俺は目を丸くして硬直する。
アリス「どうしたの?」
カルゴ「え…き、キスっておいおい…。驚くぞ、こんなの……えぇ…」
アリス「頬にキスするのは普通じゃない?だって家族なんだし」
カルゴ「あ…ま、まぁね…」
巫月や弦月姫ともキスしちゃってるからなぁ…。
アリス「私が幼い頃なんてね、いつもお母さんが私の頬にキスしてくれたわ」
カルゴ「そうなんだ」
アリス「嫌なら辞めるけど…」
カルゴ「ううん、嬉しいよ。ありがとうね」
アリス「うふふっ…♪」
カルゴ「じゃ、俺もお返し」
アリス「…っ!」
カルゴ「……じゃ、またね」
アリス「ええ♪」
アリスの頬にキスをした俺は、手を振りながら、姉の家の玄関から、飛び立った。こうして、俺の家系図に、姉と妹が1人ずつ増えたのだった…。
原作と旧作の関係(オリ設定)について
(前にも言ったから)おさらい。
靈夢(4代目巫女)→先代(名前不明)→霊夢
魔梨沙(旧作)→親父さん(魔理パパ)→魔理沙
勿論俺は、本当は靈夢=霊夢なのは知ってます。知ってる上で改変してます。書きやすい。
これなら、靈夢の髪色が紫なのに霊夢が黒である説明がつくでしょ。別人なら髪色違っても多少は違和感無い。髪を染める技術は、明治頃にはまだ無いんだし…。
髪色が変わる理由をずっと探してたんだよね…。地味ーにそこら辺が気になって仕方ない。(変なところで細かい人間だからね、俺。だからせめて自分の作品ではハッキリさせておきたい。)
(靈夢の頃にはなかった能力が開花して、それと同時に髪が紫から黒になったって√も考えたけどなんか気に入らなかったのでボツ案にしました)
(禍霊夢が白髪になるのは狂気の時目が光るのと同じような感じっていう無理やりな設定が…)
(旧作アリス=原作アリスなら)これだけ時間が経っていれば成長しててもおかしくない。怪綺談から妖々夢の途中で魔法使いになるために必要なあの魔法を会得したとすれば更に説明しやすい。
(老けすぎてない説明がつくってこと)
怪綺談のEXロリスが持ってるグリモワールオブアリスは現在のアリスが持ってるあの本。
赤・青・紫・黄・緑の魔法を使えるので今のアリスが仮に100%の力で戦うとすればEXロリスのあの魔法が見れる…かも…!!
魔法を扱う技術も上がってるだろうし、怪綺談のEXロリスより更に強くなってるに違いないね。
(色が属性を表しているのだとすれば、アリスも五属性の魔法は使えるってことに…。少なくともそういう設定で書いてる。出す機会は無いけど)
火、水(氷?)、闇、光(雷?)、木属性。
アリス宅に雷属性の魔導書があることは既に描写してたと思うけど、あれは、本気のアリスはその属性も操れる事の暗喩だったり。(ネタばらし)
(繰り返すけどオリ設定なので真に受けないで。あくまでも本作品のみでの設定なので)
超強化されたEXロリスとエスカルゴって、割といい勝負しそう。総合力でエスカルゴが勝ってもふとした拍子に呆気なく負けそうで、面白そう。
さて、アリスと姉弟になったわけだけれども…。
(義理とはいえ、)姉と弟になったアリスとエスカルゴの関係に、何かしらの変化はあるのか!?
知っての通り、俺自身もアリスが好きですけど、アリスは魔理沙好きの方が俺的にしっくり来るんですよね。イラストの影響か。だからエスカルゴとはくっ付けません。(恋愛的な繋がりはね)
あくまでもアリスは魔理沙が好きなの!!
ロリスは知らん。子供だし恋とかはまだ早いね。
次回、ルーミアとお出かけ!
(アリス関係ないやろが!!)