それを踏まえて、ゆっくりしていってね!
俺らは霊夢達3人にさとりを任せ、先に進んでいた。
一体どこなんだろう?兎に角ひたすら走り続けた。
地底と言ってもやはり屋敷…。広い。
とりあえずさっきの疑問を…聞いてみるとするか。
「なあ炎火」
「ん?なんだ?」
「お前、さっき何考えていたんだ?さとりの時……」
「あぁ、俺は特に何も考えてない。ただ、心を読むことが出来なかっただけだろうな」
「えぇ……。意味わかんない」
あの…鎧…みたいなやつの影響?いや、まさかな。
そんなことを話しながら走っていた。
すると、1人の少女を見かける。黒と濃い緑のゴスロリのような服。赤い髪にツインテールで黒いリボン。
…特筆すべきは………そう!!猫耳だ!!触ってみたいなぁ……。彼女は…火車、火焔猫 燐だ。
燐は俺達を見つけ次第、俺達の前に立ちふさがった。
「あんた達!待ってくれ!」
「すまんな、俺達はさっさとこの異変を解決させなきゃいけないんだ」
「そのことなんだけど……!」
!?止めに来ないの!?
「え?どういうこと?」
「あんた達!お空を止めておくれ!」
『え?』
俺らは、お燐の後ろを走っている。なんでも、友達のお空が急に力を増して暴走し始めたらしい。
温泉が湧いていた理由は間欠泉で、お燐が地上にSOSを出していたようだ。
地底でもこの暑さは異常らしい。そーなのかー…。
そして、奥の奥…元灼熱地獄そのものだったらしい場所。そこに俺らは入っていった。
「あははー!せかいせいふくだー!」
お、おいおい…。
「おくーう!馬鹿なことやめなー!」
この部屋だけ、更に温度が高い…ああああ…。
あれが…お空か…。
背中に大きな翼。白い服に、胸には目玉のような赤い宝石が輝いている。それに、緑のスカート。両足と右腕にはなんか装着してる。地獄鴉の霊烏路 空だ。
ていうかぁ……暑いよ……。
「え、炎火……。あ、暑くないか……?」
「チッ!やりたくないんだけど……!」
炎火が全員に炎を纏わせる。
おっ……涼しくなった……。
「妹紅!エスカルゴ!フラン!サラ!スカーレット!やるぞ!!」
『了解!!』
「キュオ〜!!」
「はいぃ!!」
「邪魔するなー!!」
俺らは一斉に弾幕を放ち始める。
お空は右腕に力をチャージしてる…。あの力、もしかして………核か?そして、お空はそれを発射。俺らはそれを回避する。着弾した場所で大きな爆発が起きる。
当たったら消し飛びそうだよ……。
つーか攻撃効いてねぇよ…!!!
暑すぎるせいか!?
「クッ!炎火!雷が効かない!気温が高すぎる!」
「こっちの攻撃も向こうの攻撃で消えちゃうよ!?」
すると、お空は再び大量の核弾を発射していく。
暑さのせいもあるが…攻撃が全然効かなくてイライラしてきたぜ…!
「あぁもう!!面倒臭い!!電気通らないなら超近距離だ!!雷鎧『サンダーアーマー』!」
ギリギリで核弾を躱して接近する。
炎火たちも援護してくれてる。よし!
「今だ!『キュッとしてバ……」
「来るなぁぁぁ!!」
ゔっ!?
もう少しだったのに…。
近距離から核弾を当てられ、鎧が消え、吹き飛ばされちまった…。攻撃力、霊夢並みかよ…?
「エスカルゴ!大丈夫?」
フランに空中でキャッチしてもらった。
「あ、あぁ……いって……!」
くっそー……どうしようか……。
「いけー!焔星『十凶星』!!」
お空は10個の大きな核弾を作り出し、発射する。
俺らはそれをなんとか回避していくが、その内の一つに妹紅が被弾。
「きゃあぁぁぁぁぁ!!」
妹紅は爆発で吹き飛ばされ、壁に激突する。
炎火はそれを見るとすぐさま妹紅に駆け寄る。
妹紅は炎火に任せるとして……。
畜生、どうすれば…!!
「みんな!5分時間を稼いでくれ!そしたら、なんとかなる!!」
『わかった!』
5分か……やってやる!
「サラ、スカーレット、妹紅の言うことを聞くんだぞ!」
「キュオー!」
「わかりました!」
炎火はその場で炎を練り始める。
俺らは核弾を回避しながら、弾幕を放っていく。
「あの人、避けないなら撃っちゃえ!!爆符『ペタフレア』!!」
お空は炎火に狙いを定め、超巨大な弾を撃った。あれは…やばい……!
「サラ!力を貸して!火龍『獄炎の鉤爪』!」
「キュオーーー!!!」
サラはちゃんと妹紅のいうことを聞いてるようだ。
爪を振るって炎の鉤爪を発射。そして爆発する。
「あと……もう少し……!」
もう少しか、なんとか耐えてくれ炎火…!
「もー!邪魔しないでー!!核熱『核反応制御不能』!!」
お空は倒せないことにイライラし、スペルを発動し、大量の巨大な核弾を作り出す。あれに当たったらひとたまりもないだろう。お空はそいつを発射していく。回避すると、そこら中で大きな爆発が起こり、熱風が吹き荒れる。
「うわっ!」
「おっとっと……!」
やべ、フランが体勢を崩した!
「フラン!!」
「キュオー!!」
俺がフランを、サラが妹紅を守りに入る。
そしてこっちに大量の核弾が発射される。
『うわぁぁぁぁぁ!!』
「はぁ……はぁ……間に合った。お待たせ。反撃開始だ」
すっ…げ…。
炎火は水色の炎を部屋に広げると、部屋は凍りつき、核弾は消え失せた。助かった……。
うおっ!?さ、寒………くない?暖かい…。
え?低温の炎使いながら…暖かい炎使ってるのか?
き、器用だな…。
よっしゃ、やるか!負けてらんねぇ!
「よーし!行くぞー!!雷速『クイック』!!」
急加速し、お空に接近。お空は弾幕を発射するが、部屋の温度が下がって居るため、先程に比べて明らかに弱体化している。
そうだな…武器は…あれだ。
「雷武器『雷斧』!!」
からの……
「雷斧『雷撃一振』!!」
スペルで出現させた斧をスペルで思いっきり振り下ろす。お空は耐えきれず、地面に叩き落される。
よしっ…!
「うぅ……!さとり様の為にも……!」
すると、部屋の扉が思いっきり開いた。そして、2人の巫女、魔法使い、そして、お燐が入ってくる。
「助太刀するわ……って寒っ!?」
「こ、凍えるんだぜ……!」
「あぁ、こめんごめん!」
炎火は霊夢達に暖かい炎を纏わせる。
「全員、スペルで一気に決めるぞ!」
『了解!!』
「負けるかー!核熱『核反応制御不能』!」
お空は再び先程と同じスペルを発動する。
制御不能って……制御できるようにせい!!!
…それに…俺らも負けてられないぜ!
「霊符『夢想封印』!!」
「恋符『マスタースパーク』!!」
「大奇跡『八坂の神風』!!」
「不滅『フェニックスの尾』!!」
「禁弾『スターボウブレイク』!!」
俺と炎火以外のみんながスペルで攻撃し、お空の弾幕をかき消し、ダメージを与えた。
俺は……
「ううっ…………!」
『これで最後だ!!スペルカード発動!!』
俺と炎火は力を合わせる。すると、水色の炎と雷が吹き荒れる。俺と炎火の…即席だけど、超強力なスペル。
『獄氷炎&獄雷「吹き荒れる地獄の氷炎雷」!!!』
荒れ狂う雷と炎は、混ざり合い、重なり、互いを高め合い、お空に激突する。するとお空は吹き飛び、気絶する。
はぁぁぁぁぁ…。大変だったな…。
「はぁ……終わっ……た……?」
フラッ…
「!おい!炎火っ!」
炎火がフラつき…みんなで炎火のもとへ駆け寄る。
次回は異変解決後は…言わずもがな。
いつものあれです!