※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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さーて、炎火いだ〜。
おっと誤字ってしまった。宴会だ〜。


コラボ編⑫ 宴会の知らせ

「おい!?炎火!?おいって!!」

 

「炎火!!炎火ぁ!!」

 

「………」

 

俺と妹紅が声をかけても反応は無い…が、息はしている。また霊力使い果たしたのか…疲労なのか…恐らくはその両方だろう。

 

「…と、とりあえず帰るか」

 

「そうね…」

 

倒れた炎火を連れて地底から撤退。

霊夢達はそれぞれの場所へ、俺、フラン、妹紅、サラ、スカーレットは永遠亭へ帰った。

そして念の為に、炎火を永琳先生に診せた。

 

「…うん、ただの疲労ね」

 

「じゃあ…」

 

「少し休めば、何食わぬ顔で起きてくるわよ」

 

「良かったぁ…」

 

ほっと胸をなでおろす。

 

「じゃ、あとは私に任せて」

 

妹紅…。やはり炎火が心配なんだな。

 

「うん。お願い。妹紅もゆっくり休んでな」

 

「わかってる」

 

炎火のことは妹紅に任せるとして…。

 

「俺らも休む事にするか」

 

「そうね…」

 

俺とフランも早々に床についた。

 

 

 

 

 

 

 

「エスカルゴー、フランー、朝だぞ〜!」

 

「んん……エスカルゴォ……♪」

 

「…………ん?あぁ、炎火おはよう」

 

良かった、ホントに意外とすぐ起きたんだな…。

ん?身体が…

 

「って、フラン……」

 

フランにギュ〜っと抱きしめられていた。

ふふっ、可愛いなぁ…♡

炎火も居るので抱きしめられない…(照)

 

「さて、エスカルゴ。いつもの仕事だぞ」

 

「わかったわかった。フラン、起きてくれ。仕事だぞ〜」

 

とりあえず起こさなきゃな…。せめてもーちょいこのままで居たかったが仕事があるから仕方ない。

 

「ふわぁ……おはようエスカルゴ……」

 

フランは欠伸をして伸びをする。

そしていつも通り俺らは兎達を起こして、朝飯を作る。兎達に呼びかけ、自分達で食事を運ぶ。朝ご飯を食べ終わり、そこから俺らは兎達の仕事を監視しながら縁側で休んでいた。すると、永琳先生がこっちに珍しく来る。

 

「炎火、話があるからこっち来て」

 

「あ、はい。わかりました」

 

なんだろ?

 

いつも思ってたのだが…監視っつっても…。

みんなちゃんとやってくれてるんだよなぁ…。

ま、俺が目を離してサボったりすると、てゐと何ら変わらんからそれはしないけどさ。

 

…ん?足音…。

 

あ、炎火来た。…気になるな、聞いてみるか。

 

「炎火、どんな話だった?」

 

「あぁ、今から言う。全員ちゅうもーく!!」

 

炎火がそう言うと、フランと妹紅、そして兎達が炎火の方を見る。

 

「月曜日に宴会がある!日曜の夜から準備を開始する!人数は300人超えるぞ!多分……妖怪超多め!!」

 

『はぁぁぁぁぁぁ!!?』

 

え…?300…?さんびゃく…?サン…ビャク…?

 

300という数字が頭の中を駆け巡る。

俺が体験してきた宴会とは規模が違いすぎる。

というか、兎達の反応がすげぇな…。

兎達にとってもかなりの労働なんだろうな、きっと。

 

「エスカルゴ」

 

!?

 

「な、なんだ?」

 

うん言わなくてもわかってるよアレだろアレ。

 

「料理の手伝い頼むな♪」

 

「エェェェェェ……」

 

わかってたけど…………。やるしかねぇかぁ…。

それに、俺も多少は料理出来るのに、炎火1人に任せるのもおかしな話だ。

普段が大体30人分…だとして…単純に10倍…?

え、なにそれ死ねと?過労死しろと?

うわああああああ助けて咲夜さぁん……。

 

「だから、今日から休み!!準備に備えて休んどけよー!」

 

『はーい!』

 

兎達は仕事の道具などを片付け、早速休み始める。

俺も休も…。フランとイチャ…

 

「じゃあ、俺ちょっと人里の警備の仕事行ってくる」

 

…今日から休みと自分で言った直後にそれかよ?

 

「え?じゃあ、俺も連れて行って貰ってもいいか?」

 

楽しそうだし。

 

「ああいいぞ。エスカルゴがいてくれると心強いな。まあ、そこまで妖怪達は強くないよ」

 

お、快諾キタコレ。

 

「了解了解。じゃあ、行こうか」

 

俺と炎火は人里へ向けて飛び始める。

迷いの竹林を越えて数分後、俺ら2人は人里に到着する。人里の自警団本部に向かうらしい。

炎火は1人中へ入っていく。

 

「こんにちわ〜」

 

まーだっかな〜…。

 

なんの話しとるんだ〜?…よく聞こえないな…。

 

「じゃあ、やろうか」

 

あ、来た。早いな。

 

「わかった。俺、よく分からんから教えてくれよ」

 

「OK」

 

俺と炎火は空を飛び、人里の周りを警備する。

そこまで妖怪が現れるわけでもないし、現れたら、俺の雷か炎火の炎で殺さず退治するっぽい。

あくまでも脅すのが目的ってことだ。

ま、無益な殺生はしないに越したことはないね。

 

 

 

数時間後

 

「そろそろ帰るか……?」

 

「そうだな。そろそろ夕食作らないと……」

 

夕方が近づき、俺と炎火は帰ろうとしていた。

 

…と、その時だ。またあの音が…

 

キィィィィィィィン!!

 

「うるさぁぁぁぁぁ!?」

 

「誰だ数百年に1回とか言ったやつ……!!」

 

ちょっと、紫さん!?なにが数百年に1回だよ!?

半月に2回じゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

前はフラン、レミリアと聞いた金属音っぽい音。

だが…今回は前より音の高さが高く、大きかった。音が止み、俺らは耳をふさぐのをやめた。

 

「一応、あっちの方向から聞こえたな」

 

「え!?あの状況でわかるの!?」

 

「ま、前の時もそうだったし……」

 

前の時…俺らが来た時か。

 

俺と炎火は音の聞こえたという方角に飛んで行く。

すると、そこには1人の女の子が横たわっていた。

人間…の形をしている。人間かな?

見分けつかんなぁ。見た目が人間の妖怪なんて、そこらにいるじゃないか。

 

「!!エスカルゴ!!さっきの音で妖怪が来るぞ!!」

 

なぬぅ!?

 

「了解!!」

 

俺と炎火はその場で戦闘態勢にはいる。

そして、数十体の妖怪が全方向から来る。

いや待て。俺らの時もそうだったのか?気ィ失って分からなかっただけで…。とりあえず…!

 

「雷武器『雷斧』!!」

 

「炎剣『聖なる青い炎の剣』!!」

 

俺と炎火は武器を作り出し、その子を守りながら妖怪達を攻撃して行く。

 

 

 

数分後

 

「ふぅ……終わった……」

 

確かに強くはなかったが、数が多かったな…。

いや、強くなかったというか、あのお空と比べたらそこらの妖怪なんて…な。

 

「とりあえず、永遠亭に連れて行こうか……」

 

炎火が女の子を持ち上げ、永遠亭に向かう。

 

 

 

はぁ……どうなることやら……。




宴会は次回♬
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