霊愛「へー……永琳の薬で幼児化ねぇ…」
霊麗「ホントにお父さんなの…?」
カルゴ「そーそ、お前らのオヤジさ。あー寒い、コタツミカンマジサイコー」
霊愛「…お父さんだ」
霊麗「…だね」
2人を行動不能に追い込んだ後は、2人を屋内に運んで、霊夢とネタばらしをした。遂に、霊愛と霊麗にも俺の正体が知られた。幼児化して彼女に甘えるという変態行為をする、父の実態が。まぁ誰かに甘えるのは日常茶飯事なので、誰もそれをとやかく言ったりはしないが。
霊夢「急に『話合わせろ』なんて指示するから、ホント焦ったわよ全く…。無茶振りが酷いわ」
萃香「指示なんてしてたっけ?」
霊夢「目で」
萃香「目ぇ?……うーん…?」
カルゴ「霊夢だったら、気付いて合わせてくれるって思ってたからね♪」
霊夢「…フンッ…///」
少し顔を赤くさせた霊夢は、コタツに使っている薄い布に顔を埋めてしまう。照れ霊夢は可愛い。娘の前で照れると顔を隠す習性がある霊夢だが、やはりそれは何年経っても変わらないらしい。
霊愛「でさ、永琳とのクローンの研究はどこまでいってるの?」
カルゴ「1週間ありゃ、脳以外のどんな臓器でも作れるレベルには達した。特に胃は作りやすい。でも、心臓はかなり複雑で、小腸は絨毛の成長を待たなきゃダメだから…うん、1週間だな」
霊麗「臓器単位のクローンは良いんだっけ?」
カルゴ「外の事なんかは知らん。けどまぁ…別に良いんじゃないか?人助けの為だし」
霊愛「口調戻ってるよ」
カルゴ「おお、こりゃ失敬。…ねっ♪」
霊愛「ちょっとキモイ。(けど可愛いかも…)」
パチッとウインクすると、霊愛に真顔で引かれてしまった。ガチトーン過ぎて少し心に刺さった。
いつになったら霊愛の思春期は終わるのだろう。まだまだ、
カルゴ「でさー、幼児化した訳だけどー…特に、やる事も無いんだよねー。どーせ霊夢の事だからまだ甘えさせてくれないんだろうしさー」
霊夢「当たり前でしょバカ……///」
萃香「んー、弱ったなぁ…エスカルゴの事地底の酒宴に誘おうと思ったんだけど…。流石に子供の姿じゃ、ジュースでも異様だよねぇ…」
カルゴ「うん…。また誘ってくれると嬉しいな!ジュースで良いなら参加するからさ♪」
萃香「うんうん、分かったぞ♪」
萃香に頭を撫でられ、素直に顔を綻ばす。やはり頭を撫でられるのは気持ちいい。もしかしたら、感覚まで子供になっているのかもしれないが……それならそれで、楽しいから構わない。精神さえ元のままなら、言うことはない。
カルゴ「暇だなー、何して遊ぶ?弾幕ごっこならさっきやったし…」
霊麗「んー…何かあったっけ?」
霊愛「あっ、あれがあんじゃん。紫から貰った、紙のやつ。何だっけあれ?ババ抜きとかするの。お父さん、スピードってヤツ強すぎなやつだよ」
霊麗「オバマ!」
霊愛「なんか違うなー…何だっけ…」
霊麗「クリントン?あ、違う、クリキントン!」
霊愛「なんかその2つの中間みたいなやつだよ…んーと…何だったっけ…?」
霊麗「緩いベルト?」
霊愛「なんか離れたような…」
霊麗「カナダァだっけ?」
霊愛「何だろう、原型を留めてないような…」
霊麗「んー……レンコン?」
霊愛「美味しいよね。なんか、レンコン食べたくなってきた。お父さん、今日の夕飯は、レンコン使った料理がいい」
カルゴ「合点承知之助」
霊麗「油ハム……じゃないなぁ…。あー、もう!お父さん、ハム食べたい!」
カルゴ「はいはい」
霊愛「あれ…おっかしーな…。わかんないや…。お父さんまだ言わないでよ、私が当てるから!」
カルゴ「はいはい…」
霊麗「私が当てる!トビントン!」
霊愛「あっ、なんかそれっぽい」
霊麗「プッシュ!」
霊愛「近付いてきたよ多分!」
霊麗「正解は…」
姉妹「越後製菓っ!!あははははははっ!!」
なんやこのテンション…。
カルゴ「それ多分トランプだよ」
姉妹「それだっ!!!」
外の世界で姉妹漫才やってろ、コンニャロめ…。あんまり売れなくて容姿で評価されそうだから、外には行かせねーけどさ。
霊愛「確か、大晦日に押し入れに仕舞ったよね。探してみよ!」
霊麗「違うよ、お姉ちゃん。納屋だよ。あんまり使わないやつは納屋に仕舞っとけってお母さんが言ってたから…」
霊愛「あれ、そうだっけ…」
霊夢「娯楽品は全部あんたらの部屋に持ってったでしょーが。いつでも遊べるようにって言って。遊ばないんなら納屋に仕舞いなさいよね。神社が重くなって倒壊するわ」
霊愛「そんな脆くないでしょココ」
カルゴ「確かに」
霊夢「物が多いと埃がねぇ…」
カルゴ「俺に任せといてよく言うよ…」
霊夢「たまにはやってるし…」
萃香「たまにじゃーダメだぞー?」
霊夢「いいの!家庭の事情に首突っ込まないで!その角、切り落とすわよ!?」
萃香「ひえー、ナンマンダブナンマンダブ」
霊夢「ったく…」
その後、オバマ改めトランプで散々遊んだ俺達。萃香は夕方には帰り、そこからはまったり家族の時間を楽しんだ。夜は、たっぷりと妻に甘えた。
幼児化してしまったのでチン○は小さく、あまり見られたくないからか、ヤる気になれなかった。しかしその分、沢山イチャつけたので、たまにはまったり夜を過ごすのも良いな、と思った。