今日は、妖怪の山にある文の仕事場の日である。しかし今日は、普段と違う視界を楽しみたかったので、徒歩で山を登ることにした。
10数年前にもこの姿で山に来たので、天狗は俺を見ても何も言わない。あの時は天魔と戦って山が消えかける大惨事が発生した。とても懐かしい。地面を抉られてしまったらもう直らないだろう。
ついでなので、弟の家に行こうかとも思ったが、天魔直属の部下達は、宿舎とは違う場所で生活を送っているため訪ねるのは少々面倒臭い。なので今回は、訪問は見送ることにした。
カルゴ「……?」
参道に沿って歩いていると、背後から刺すような視線を感じたので立ち止まってみる。風が木々を揺らす音しか聞こえては来ないが、確かに、俺の近くに気配を隠した
カルゴ「誰か居るの?」
問い掛けても答えは返ってこない。当然と言えば当然だ。ストーカーが「ここに居まーす」とバカ正直に言うはずがない。
カルゴ「…ま、いっか」
前を向き直って再び歩き出す。しかし俺は、更におかしなことに気が付いた。俺に刺さる視線が、先程までと比べて倍増したのだ。2、3倍程ならどれだけ良かったことだろう。俺の思い過ごしでなければ、10倍以上にはなっている。流石の俺も怖くなってきた。何故、昼間の妖怪の山で、男の俺がストーカーされなくてはならないのだ。
「男だからと安心するな」と、外の世界ではよく言われているが、まさか幻想郷に来てその言葉を実感することになろうとは思わなかった。
気配を察知しようとも、気配を隠している為か、大した気配を感じることは出来ない。あまりにも微弱で、小さい。
小妖怪にしても数が多い。剣だったら一閃できただろうに、ナイフだとそうもいかない。ならば、雷刀で斬るか…。
まぁ、襲われてから行動を取っても間に合うが。
というか、後ろのみならず、前や横の茂みからも微弱な妖気を感じるようになった。これは完全に包囲されている。犯罪だろう、これは。怖い。
???「あのー…」
背後から話しかけられた。これは女の子の声だ。声から察するにまだ若い。穹よりかは低いので、幼女というよりも少女に近いだろう。この妖気は天狗…だが白狼天狗ではない。鴉天狗だろう。
山に攻め入った時にイヤという程に感じたので、白狼天狗と鴉天狗の妖気の違いくらいはわかる。
カルゴ「はい?」
振り返ると、そこには鴉天狗の少女が居た。天狗装束を身に纏って、長い黒髪を頭の後ろで束ねてポニーテールにしている。胸は、AかBか…それくらいだろう。まだまだ発展途上と見える。
カルゴ「僕に…何か用ですか?」
女鴉天狗「えっと、その……」
その時、背後から…つまり、俺が今向かっていた方から、ブワッと突風に近い強い風圧を感じた。咄嗟に振り向くと、女鴉天狗の手刀が、目の前に迫っていた。後ろに下がりたいが、そうすると今喋っていたあの女鴉天狗の方に向かう事になる。ならジャンプすれば……と思ったが、その一瞬の迷いが命取りとなり、その手刀が喉にめり込む。
カルゴ「がッッ……!!」
その一撃で、俺は呼吸困難に陥り、手刀の勢いのまま後方に吹き飛ぶ。見た目年齢は、人間で言う10歳前後。まだ喉仏が出ていないのがせめてもの救いだっただろう。もし喉仏が出ていたら…この激痛は更に酷いものとなったはずだ。それでも、かなり苦しい事に変わりはない。
女鴉天狗「よしっ、キャッチ成功♪」
カルゴ「ッッ!!!」
空中で体勢を整えようとするが、話していたあの女鴉天狗に、脇の下に手を入れられ、ガッチリとホールドされてしまった。
カルゴ「げほっ…テメッ、俺に何してん……」
脇の下に手を入れられても肘は動かせる。なので肘でド突こうと思ったが、力加減を間違えれば、この女鴉天狗が死ぬ事になる。ただでさえ、この幼児化した体だと制御が少し難しいというのに、そんなリスクは背負っていられない。
女鴉天狗「うわっ、喉に当たった!?ごめんね、痛かった!?」
カルゴ「え…」
俺に手刀した鴉天狗は手を合わせて俺に謝った。突然の事に俺は呆気に取られて、ポカンとする。しかしそんな時間もあっという間に過ぎて、俺を抱える女鴉天狗は脇の下に手を入れたまま頸動脈を強く押さえ始めた。
カルゴ「っお……く……テ、メ…ェ………!!」
女鴉天狗「あんまり時間も無いから早くオチて」
カルゴ「…ク……ソ…が…………油、断……し………た…………」
次第に頭がボウッとしてきた。最後まで抗おうとしたが、力の入らない身体では何も出来ず、結局意識はブラックアウトしてしまった。
カルゴ「…っ…あれ、ここは…?」
目が覚めた俺は、古い木の小屋に転がされていることに気が付いた。目の前にはそんな俺を正座で見つめる手刀した女鴉天狗。部屋は広いが、部屋には俺とこの女の2人だけだ。しかし、周辺には数多くの妖気を感じられる。さしずめ、小屋の周辺の見張りやそんな所だろう。
女鴉天狗「おっ、起きた起きたっ!良かったー、中々目を覚まさないから焦ったよ♪」
人懐っこそうな笑みを浮かべたそいつは、未だに床に倒れている俺の鼻をツンとつついた。
カルゴ「テメェ、俺をどうすっ………はぁ!?」
飛び起きて、軽く1発殴ろうとしたが、手も足も動かせないことに気付き、間抜けな声を漏らす。
女鴉天狗「君吸血鬼でしょ?起きたら私達なんてひとたまりもないからね、封魔の御札で力を制限させてもらってるよ」
カルゴ「っざけんじゃねー…!!」
弾幕を展開しようとするがそれすらも出来ない。
霊力にも闇にも移行できない。そして当然、暴走すらも出来なくなっている。ナイフを取ろうにも手を縛られているのでは何も出来ない。
転がされている床にスキマを開いてどこかに移動しようとも考えたが、能力すら使えないらしい。まさかまさかの大ピンチだ。ここまでのピンチに陥った事は未だ嘗て無いだろう。
カルゴ「何が目的だ…!」
女鴉天狗「おぉー、話が早くて助かるよ。今から君には私達の相手をしてもらいたいんだよね♪」
そう言ってペロッと舌舐めずりをした。まだまだ色気の「い」の字もないほどの少女が、一体何を言っているのだろうか。
カルゴ「相手…って、どういう意味だよ。弾幕を放とうにも、力を抑えられてちゃ…」
女鴉天狗「あーあー、そんなじゃないよ。もっともーっと、楽しいコト♡」
何故か察せた。普通に察せてしまった。
女鴉天狗「君…今からお姉さんと一緒に、大人になろう?」
童貞(処女)卒業って意味ですねわかります。
女鴉天狗「って言っても、まだわかんないかー…まだ子供だもんね」
カルゴ「見た目で判断するな小娘」
女鴉天狗「小っ…!?」
カルゴ「見た目こそ幼いが中身は32歳だぞ」
女鴉天狗「ゲェッ!?吸血鬼は成長が緩やかってホントだったんだ……?」
レミリアですら515歳だ、ハッタリに聞こえる事でも普通に通じるのは、当然だろう。
女鴉天狗「じゃ、じゃあさ…今言った事の意味、わかってたり…するのかな?」
カルゴ「性行為をしようって事だろ」
女鴉天狗「ホントに通じてるしぃぃぃ!!」
カルゴ「とうの昔に
てゐに打たれた媚薬の力に呑まれて鈴仙とお風呂エッチ…忘れられないな。記憶に無いが。
女鴉天狗「ええっ!?」
カルゴ「元来、天狗は幼い子供が好みだと妻から聞いた事がある。どうやら本当らしいな?」
女鴉天狗「け、結婚してるんだ…。うん、そう…私達、子供が好きらしくて…初めて見かけた君を食べたくて食べたくて仕方なくてさ…///」
カルゴ「好き
女鴉天狗「うん、私含めて皆そう…。あ、皆っていうのは小屋の外で待機してる子達の事ね。もう妖気で居ることはわかってるんでしょ?」
カルゴ「30人前後居るな」
女鴉天狗「29人。私を含めて30人だよ。凄いね、君の探知力…。ね、君のお名前は?初めてエッチする相手の名前は、一生覚えておきたいな♪」
カルゴ「エスカルゴ・スカーレットだ。今は少し訳あって幼児化しているが」
女鴉天狗「んもう、山の英雄の名前を出したって騙されないんだからね?」
カルゴ「本当なんだがな…。射命丸文に会えば、俺が本物だと証明出来るんだが…」
女鴉天狗「え゙っ……?文さんって、穹の母上で、エスカルゴ様の第3夫人っていう…?まだ会ったことは無いけどさ…」
カルゴ「第2だ、二度と間違えるな」
女鴉天狗「そうだった……って、穹の父上!?」
カルゴ「三女だが…穹を知ってるのか?」
女鴉天狗「知ってるも何も、私達と同期だし…」
カルゴ「穹は11歳だぞ?」
女鴉天狗「私達、みーんな11歳…」
カルゴ「なっ…!?」
どう見ても女子中学生ほどだろう!?…そうか、
「吸血鬼の血」か!穹は俺の血を継いでるから、成長が緩やかなんだ…!見た目で判断してたのは俺の方だったか…うーむ、驚いた…。
女鴉天狗「…ていうか、穹の父上とエッチしても大丈夫なのかなー…。エスカルゴ様はOK?」
カルゴ「お前達が穹に言わないならな」
様をつける割にタメ口なんだな。だったら、様も取って欲しいもんだが。
女鴉天狗「やったっ!私凄く興奮してきたよ!」
カルゴ「どっちの意味で?」
女鴉天狗「エッチな意味で♡」
カルゴ「…子供の性器は小さいぞ。良いのか?」
女鴉天狗「初めてだし、おっき過ぎても痛いだけだと思うんだよねー…。エスカルゴ様は、今までどうしてきた?」
カルゴ「奥に突っ込んでも上手く動かせば痛みも快楽に変わる。性的興奮が高まるとな、奥の方は広がって子宮口がそこへ降りてくる形になって、子宮が降りてくるんだよ。そうすっと、子宮口に先端がつきやすくなるから更に良いらしい」
女鴉天狗「わわっ、急にディープな話はダメぇ!恥ずかしいじゃんっ!」
カルゴ「俺を食おうとしてる奴の言う事とは到底思えないな。ヤるからにはそれくらい知っとけ。その方が色々安全なんだから。…生理は?」
女鴉天狗「まだだけど…そんな直球に聞く?///」
カルゴ「他の奴もか?」
女鴉天狗「うん、私が知ってる限りでは全員…」
カルゴ「そりゃ良い。全員、すぐに呼んでこい。始めようじゃないか」
女鴉天狗「えっ、ホントにヤっていいの!?」
カルゴ「良いと言ってる。あと縄を解いてくれ。札も剥がしてくれ」
女鴉天狗「でもそれじゃあ…」
カルゴ「安心しろ。お前達の目的がわかった今、逃げる理由は無くなった。それにこのまま手足が動かないんじゃお前達も気持ち良くなれないぞ」
女鴉天狗「それはちょっと…。どうせなら…ね。ホントに逃げたりしない?」
カルゴ「山の英雄の名にかけて」
女鴉天狗「…うんっ、分かった。今、解くね」
カルゴ「ん」
ゴロンと転がり、結んでいる方を向ける。すぐに縄は解かれ、手足は自由になる。妖力なども全て戻り、少し身体が軽くなる。
カルゴ「お前の名前、まだ聞いてなかったな」
女鴉天狗「私、
カルゴ「あぁ、宜しく。…やっぱ、全員呼ぶ前に1対1でヤろうじゃないか。色々教えてやるよ、性行為のイロハ」
朱美「ホント!?やったぁ、一生エスカルゴ様についてくね!」
カルゴ「娘の同期に言われてもな…。とりあえずオトモダチからってことで…」
朱美「分かった!じゃあ……いっぱい教えてね、エッチなこと♡」
カルゴ「任せとけ」
その後、朱美に何回か中出しした後、足腰がガクガクになった朱美に他の鴉天狗を呼びに行かせ、彼女らの処女を尽く奪い去ってやった。
因みに、俺の首を絞めたあのロングヘアー鴉天狗にはしつこく顔射してやった上、何回も犯して、心身共に篭絡した。
オリキャラ紹介
パッチリしてる目と、黒髪のセミロングが特徴。
丸顔で、かなりの童顔。幼く見えるが頭は良い。
(イメージとして一番近いのがスターサファイアかもしれない。まぁ…そんな感じの容姿かな…)
C寄りのDカップ。(発育が良スギィ!!)
見た目は中学生だが中身は小学生。(穹と逆…)
鴉天狗のため、本来はかなり素早い。しかしまだ幼いので鴉天狗としての力を発揮しきれてない。
11歳で、穹と同期。
穹の(唯一と言ってもいい程の)親友。
穹が昼間飛び回る時は朱美も近くに居たりする。
穹は、(親が山において特別なので、穹自身も)
特別扱いされている。その為穹は友達が少ない。
そんな中でやっと出来た友達が朱美である。
中性的な話し方で元気いっぱい。基本的に、誰に対してもタメ口。上司というか上の奴らはそれを黙認している。(仕方なく)
白狼天狗・鴉天狗の例に漏れず、朱美も山の英雄エスカルゴを尊敬してる。文の仕事場に通ってる事も穹から聞いてて知ってはいるが、畏れ多いと思っているため、穹の家にすら行った事は無い。
(そんな感じはしないが。)
穹は子供を襲うのに賛同していないため、今回は朱美と共に行動していなかった。朱美は、純粋に興味があったため、偶然見かけたショタカルゴを襲おうと大急ぎで仲間を呼び寄せた。
(気配が増えたのは朱美が仲間を呼んだから。)
気配が小さい(微弱)なのは、まだ鴉天狗として幼い故。何れマトモな妖気を発するようになる。
ショタカルゴを見て即襲おうと考える事でわかる通り、かなり即断即決。悪く言えば無鉄砲。
頸動脈を絞めてショタカルゴを気絶させた鴉天狗
ちょっぴりツリ目気味。かなり真面目。クール。
腰に届くほどの長髪。ポニーテールにしている。
ペタンコ。それを弄られると静かに怒るらしい。
興味を持った事にはトコトン真っ直ぐ向き合う。
ごく普通の鴉天狗。山の英雄を尊敬しているが、自分がシメた子供が山の英雄本人だというのは、篭絡されたあとに本人から知らされた。
特に特別扱いはされていない。
特別扱いされている穹と仲が良いという事は…?
まぁ、朱美にもまだ設定ありますがまた今度ね。
次はいつ出るかまだわからないけど。
(穹が山の中で特別扱いされてるっていう設定を考えた時点で朱美を出す予定はあった。だって、特別扱いされてるのに普通に友達とか出来る訳が無いじゃん?そういう暗い面を共有する友達ってホント大切だよ。)