※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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すみません、やはりエロは次々回で。予告するとダメですね、ホント…。なんかダメなんです。
それと、あのR-18の短編、またまた日間18位に
ランクインしてました!ありがとうございます!


嫉妬

幽々子「あ、そうそう。妖忌、妖夢、妖舞くん。私ちょっと、人里にお出かけしてくるわね〜」

 

ある日の白玉楼。その日本庭園風の庭でお花見をしていた幽々子は、周囲に居る従者達に向けて、唐突にそう告げた。当然だが、誰もそれを不審に思ったりはしない。だが、ある一定の行動把握の為に、彼女は主にこう尋ねる。

 

妖夢「はあ…分かりました…。何をするおつもりですか?」

 

幽々子「あらなぁに、その聞き方?まるで、私が里で異変(もんだい)を起こすみたいな」

 

妖夢「す、すみません…。しかしお夕飯の準備もあります、ある程度で宜しいのでご帰宅の時間を教えて下さい…」

 

内心で主を怒らせたかと焦るものの、よく考えてみれば、主人の幽々子は元からこういった口振りである。落ち着きを取り戻した妖夢は、次は帰宅予定時間を尋ねることにした。

 

幽々子「えーとねぇ…ちょっとエスカルゴくんとデートでもしようかなぁ〜…って、思っててね?それなりに遅くなるかも。お夕飯は要らないわ」

 

妖夢「はっ…?い、今…なんと…?」

 

幽々子「だ〜か〜ら〜。エスカルゴくんとデートするって言ったのよ。実は約束もしてあるから、そろそろ冥界(ここ)出なくちゃいけないんだけどね♪」

 

おもむろに立ち上がる幽々子。だがそれを止める者がおよそ3人……いや、合計すると1.25人程になってしまうだろうか。

 

妖夢「ちょちょちょ、待って下さいよ幽々子様!何故エスカルゴと幽々子様が…そのっ……」

 

妖忌「ゆ、幽々子様…。何故、妖夢の旦那と…?まさか幽々子様まで、彼奴のはぁれむ?とやらに入ってしまわれたのですか…?」

 

妖舞「なんで幽々子様が父上とデートにっ!?」

 

3人は異口同音に「何故エスカルゴと幽々子様がデートするのか」と一気に捲し立てる。しかし、当の本人はやんわりと普段通りの柔らかい笑みを浮かべているばかりだ。

 

幽々子「んー…あなた達が考えるほど深い理由は無いわ。ただ、彼とゆっくりお話がしたくてね。何か食べながら。それをするのに、白玉楼(ここ)よりも

人里(そちら)の方が都合が良かったというだけよ。勿論、護衛も要らないわ」

 

妖忌「………分かりました。お気を付けて行ってらっしゃいませ」

 

妖夢「お爺ちゃん!?」

 

妖忌「妖夢。儂ら従者は、主に従うのみ。余計な詮索はせぬことじゃ」

 

妖夢「(ッ…!でも、幽々子様に限ってただお話を

するだけなハズが無い…!だけど……エスカルゴ

だもん、大丈夫…だよね?えっちな事はしても、

流石に朝帰りなんて事は無いだろうし…。うん、

大丈夫大丈夫っ!…あれ?何で慌てたんだろ…?

よく考えてみればそんなに慌てる要素無いような

気がするけど……ま、いっか…あの2人だしね。)

…分かりました。幽々子様、お気を付けて」

 

幽々子「随分考え込んでいたわね…。ええ、勿論気を付けて行ってくるわ。凄く元気なオオカミ…いえ、コウモリさんに襲われないようにね♪」

 

妖夢(あ、ダメだこの人。なんかもうアブナイ)

 

開いた扇子を口元に当て、弾むような口調でそう返す主を見て、少しばかりピンク色の妄想をした妖夢。それと同時に、ギリギリと歯を食いしばる嫌な音が彼女の耳に入った。音の発生源は祖父の妖忌ではない。息子の妖舞だ。

 

妖舞「父上が何言ったか知りませんが幽々子様が行くことないです!デートとかやめて下さい!」

 

幽々子「あら、どうして?私と彼がデートしてはいけないの?」

 

妖忌「これ、妖舞ッ!!」

 

当然、妖忌は妖舞の発言を止める。妖舞はまだ、従者としても剣士としても末端の末端にすぎない言葉通りの未熟者だ。そんな彼が、主人の予定を邪魔するなど、以ての外である。

 

妖舞「じーちゃんは良いのかよっ!?幽々子様が父上とデートに行くなんて!俺は嫌だ!」

 

妖忌「儂は…主に従おう」

 

妖舞「……ッ!幽々子様!父上の彼女とか愛人?とかじゃない幽々子様がどうして行くんですか!どうか断って下さい、お願いします!」

 

幽々子「彼女さんや愛人さんじゃないと、デートにも行ってはいけないの?デートとは言っても、お食事してお話をするだけよ?」

 

妖舞「……………」

 

言葉を失った彼は、下唇を噛みながら俯くのみ。しかし彼は、意を決したように顔を上げて、主の顔を真っ直ぐに見つめ返す。

 

妖舞「父上が……幽々子様に、何をするか分かりません。だから…危険…です……っ」

 

幽々子「こら。お父上に向かって、何を言うの?身内とはいえ言って良い事と悪い事があるわよ。それくらいの分別はつけなさいな」

 

妖舞「ッ……すみません…」

 

幽々子「……あなたが何を考えているかなんて、私には分からないけれど…」

 

妖夢(絶対嘘だ…)

 

妖忌(お戯れを…)

 

幽々子「止めたいなら力ずくで止めてみなさい。あなたは、山の英雄の子でしょう?それくらいの気概を、私に見せつけてみなさい」

 

妖舞「…!それって…」

 

幽々子「私に勝てば、行くのをやめてあげるわ。だけどその代わり、私を止めた理由を嘘偽り無く聞かせてもらうわよ?」

 

妖舞「うっ………」

 

妖舞が、幼心ながらに幽々子を想っている事は、もはや周知の事実。彼が幽々子を止めるのは父に嫉妬しているのに他ならない。ここで「理由」を話すというのは、告白するのと同義だ。しかし彼は、告白の恥ずかしさを感じ取った上で、その要求を受け入れた。

 

妖舞「分かりました…!俺が勝てば、幽々子様は行かない……分かりましたっ…!勝負、です…」

 

妖夢(妖舞、弾幕はからっきしだしなぁ…。これもう勝負決まってるじゃん)

 

幽々子「ただし勝負するのは……武器で、よ♪」

 

妖舞「えっ………」

 

妖夢「ゆ、幽々子様が武器を……?」

 

幽々子「妖忌、私の武器をここに」

 

妖忌「……かしこまりました」

 

数分後、妖忌は幽々子の武器を持って庭に戻ってきた。こうして、(ある意味で)妖舞と幽々子の未来を賭けた戦いが、幕を開けた。




妖夢、妖忌→半人半霊(0.5)
妖舞→半人半霊+吸血鬼=(0.5+0)÷2=0.25
0.5+0.5+0.25=1.25

花映塚、輝針城、天空璋、深秘録買いました〜!
花、深以外はセットアップ必要らしく、秘ナダ、地霊殿、紅魔郷と同じくまだプレイできません…パソコンに弱い俺は完全にアウトですわ〜…(笑)
ネットに繋がなきゃダメっぽいです。ネット環境無いのでしばらくお預けですね。何の拷問かな?
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