※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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三者面談 〜母さんは苦手な奴と友達でした〜

──────ある日、ロリスと姉ちゃんの人形を通して母さんから連絡を貰った俺は、太陽が高く昇ってきた頃、パンデモニウムに母さんの迎えにやってきた。旧知の友に会いたいらしいが俺にも来てほしいのだとか。

 

「ほい、迎えに来たよ」

 

「ありがとう、カルちゃん。さぁ、この前あげた能力で幻想郷にワープしてちょうだい」

 

「ああ、分かってるよ。けど、どこに行くのさ?その友達は幻想郷の何処に?ロングの幽香なら、幻想郷の幽香の家に居ると思うけど…」

 

「命蓮寺にお願い」

 

「…白蓮か…」

 

一度小さく溜め息をついた俺は、一気に魔界から命蓮寺の門前に瞬間移動した。この能力は異界間でしか使えないが、かなり便利だ。後戸の国の例から考えて、俺がこれまでに行った事のない世界にも行けるので、尚更だ。

そしてそこでは、響子が普段通り掃除中だった。鼻歌を歌いつつ掃除は丁寧だ。落ち葉ひとつすら落ちてやいない。

 

「おはようございまぁぁぁすっ!!挨拶は元気にしないとねっ!」

 

「おはよう。相変わらず元気だな」

 

「おはよう♪」

 

元気に挨拶する響子を見て頬を緩める俺。そして母さんの声を聞いた響子は、見慣れないからか、目をぱちくりさせている。

 

「あっ…えーと…?エスカルゴさんのお母さん…でしたっけ…?」

 

「そうよ♪ あなた、私のこと知ってるの?」

 

「エスカルゴさんから話も聞いてましたし、あのライブで物凄い熱烈な応援をされてたので、結構印象に残っていたり…アハハ…」

 

「ライブ…………そっか、あなた鳥獣伎楽の響子ちゃんね!?キャアアアッ!すっごぉい!!生で会えたわよカルちゃん!オフの響子ちゃんに!」

 

「そ、そだね母さん…」

 

「ごめんなさい、テンションも見た目も全く別人みたいだから直ぐに気付けなかったわ…これじゃファン失格ね…」

 

「いえいえ、大丈夫ですっ!これからも頑張ってハッチャケていきますので、ぜひぜひ応援宜しくお願いしまぁすっ!」

 

「任せて!私の力で、会場に入りきらないくらいお客を呼ぶからねっっ!!!」

 

「うわぁっ!良いですねぇ!!」

 

中々、意気投合しているようだ。というか、客を呼ぶなら母さんより萃香の方が向いていると思うのだが…一体どのように客を呼ぶつもりだろう。母さんの事だ、社交辞令ではないだろう。これは本気で言っているヤツだ。母さんは、お世辞等は言わないタイプだ。だから、ファンというのも、本当のことなのだろう。

 

「それでそれでっ、今日は一体なんの御用で?」

 

「あ、そうだったわ。今日は、聖ちゃんに会いに来たのよ。今って居るかしら?」

 

「居ますよぉ!」

 

「そう、ありがとうね響子ちゃん♪」

 

「いえいえっ!…あと、それと…」

 

ちょっぴり顔を赤くさせ、俺をチラ見する響子。何を言わんとしているのかがまるで読めないが、とんでもないことを言おうとしていることだけは何となく察せてしまった。

 

「私っ、元気な赤ちゃん産みますからっ!」

 

「!?」

 

「楽しみにしてるわ♪ でも無理はしないでね♪」

 

「はい!無理するのは嫌いです!」

 

違う、そうじゃない…。と思わずツッコミそうになってしまった。まさかの「赤ちゃん産む」発言にはとても驚いた。一体何故響子はそんな事を…そして何故母さんはそれに対しても普通に返事をしているのか…。脳の処理が追い付いていない。今すぐの話ではないのは分かっているし、今現在妊娠させていないのもわかる。だがこれは焦る。

 

「そ…それじゃあ、また今度な」

 

「うん!またお墓エッチしよーね!」

 

「うわ、ちょっ、あんま大きな声でっ……」

 

「あっ……」

 

「……場所は考えましょうね?」

 

「「…はーい…」」

 

何の躊躇いもなく堂々と言ってのけた響子だが、慌てて止めると理解してくれたらしく、手で口を押さえて無かったことにしようとする。母さんは笑顔のままだが、安心はできない。

門をくぐると、縁側でお茶を飲んでいる一輪達が視界に入った。相変わらず、ほのぼのしている。

 

「おー?エスカルゴさんじゃん、やっほー」

 

「お久しぶりです。女苑の時以来ですね」

 

「やっほーぬえ、星。白蓮、今少し大丈夫かな?母さんが白蓮に会いたいらしくて」

 

「聖なら本堂に居ますよ。ナズ、聖を呼んで来てくれますか?私はお2人を客間に通しますから」

 

「はいはい」

 

星に通され客間にて白蓮を待つ。お茶も出され、綺麗なお茶菓子も出された。俺は和菓子の中だとお茶菓子も好きだ。寒天のようなものもあるし、粉で出来たようなものもあるが、やはりどちらも好きである。…が、団子には勝てない。

しばらくして、白蓮が静かにやってきた。所作も綺麗だし、住職としての貫禄…威厳もある。

 

「久しぶり、聖ちゃん」

 

「銀髪の謎の女性だと星から聞いて、何となくは察していましたが……本当にあなただったとは。お久しぶりですね、神綺様」

 

柔らかな笑みで微笑み合う白蓮と母さん。友人だというのは本当らしい。白蓮が魔界に封じられていたのは聞いていたが、まさか母さんと旧知の仲だとは思わなかった。白蓮のスペルに、母さんと似た弾幕はあるが、それは偶然だと思っていた。もしや敢えてそれに似せたのかもしれない。

 

「またこうして会えるなんて嬉しいわ」

 

「私もですよ。魔界ではお世話になりました…。

…ところで、何故彼もここに?まさか神綺様まで彼の妾の1人に…?」

 

「カルちゃんは私の息子なの。だからね、改めて紹介をしようと思ってね♪」

 

「なっ…!?エスカルゴさんが神綺様の息子…?本当ですか、それは…?」

 

「ええ、勿論よ。これからは、親子共々よろしくお願いね。私もたまには幻想郷に来るし」

 

「分かりました。…良い機会なので私から幾つか宜しいでしょうか?ご子息の、エスカルゴさんについてなのですが」

 

「俺かよぉ…」

 

「カルちゃんがどうかしたの?」

 

「神綺様。どうか限度というものをご子息によく教育なさって下さい…」

 

「…どういう意味かしら」

 

きた。説教だ。俺について…という時点でもう、内容は1000%察せる。100%どころではない。

白蓮が何を言うかなどとうに分かりきっている。

 

「いくら合意とはいえど、レミリアさんのような幼子を妊娠・出産させるのは些かやり過ぎかと…思うのですよね…」

 

「まぁ…一般的に見たらそうなんでしょうねぇ。でもほら、ウチは放任主義ですから」

 

「いえ、ですから、放任主義だからと何もかもを野放しにするのは危険だと言っているのです」

 

「放任主義の意味は分かるでしょ?私は子供達の自由に干渉しないの。ううん、したくないのよ。だって妊娠・出産に関わるのって妊娠した本人と孕ませた本人でしょう?私は『孕ませた本人』の親でしかないのよ。そこまで首を突っ込むことは無いわ」

 

「自由に干渉しないとはいえ限度くらいは教えて良いと思うのです…。子沢山なのは結構ですし、エスカルゴさん本人も責任を取れるつもりのようですが、女性の苦しみの方も考慮してあげるのが本当の優しさではないかと…」

 

「…カルちゃんはどう思う?」

 

「耳が痛い…。うん、白蓮が正論なのはわかるし母さんが間違ってるとも思わない。大丈夫だよ、限度とかはもう、俺が自分で考えるからさ…」

 

「根は優しいあなたの事ですから、大丈夫だとは思いますが……性の遊びは程々にしましょうね。幼子との行為は特に」

 

……言えない。フランとの行為で、前に購入したゴムをとっくの昔に全て使い果たしているなど。そして、現在進行形で鈴仙と霊夢を孕ませてて、先日はクラウンピースとも交わり、愛する娘とはDキスまでシテ、永遠亭の姫とは体だけの関係、幻月や夢月とは街中でDキスをシテる上に、義理とはいえど姉とも何度も交じっていて、響子とはこのお寺の墓地で交わってしまって、小悪魔とは野外プレイまでしている程、性の遊びに関しては奔放だなんて………!

口が裂けても絶対に言えるわけが無い!!今年の初キスが、娘である巫月である事も含めてだ!!

限度だと?そんなモンは無い。合意という言葉は全てを許容してくれるのだ。レミリアの一件は、不注意だったこともある。それでも結局は本人の意思と俺の意思によるものだ。つまり、合意だ。というか、もう限度なんてどうでもいいようにも思えてきている。今更感が強いのだ。

 

「どうしました?」

 

「…いや、何も。気を付けるよ。(多少はね?)」

 

「『多少はね?』という心の声が聞こえたような気がしましたが、まぁいいでしょう」

 

「白蓮って心読めるのかな」

 

「目を見れば何となくは分かります。本人がもう分かっているというのなら……私から言うことはもう無いでしょうか」

 

「無い」

 

「折角神綺様がいらした事ですし…どうですか?久しぶりに弾幕ごっこでも」

 

「おー」

 

最後に白蓮と弾幕ごっこをしたのは何年前のことなのか…よく覚えていない。初めての説教である6年より前のことなのは確かなのだが…。

 

「良いわねっ!でも私、まだスペルとかは作ってないのよねー…カルちゃんと夢子ちゃんとアリスちゃんとの複合スペルだけで…」

 

「あらまぁ…。それじゃあ、ごっことは言わず…あの頃のような激しい撃ち合いをしましょう♪」

 

「まぁっ!すごく楽しそうじゃない♡」

 

「…それじゃ、俺はこの辺で…。近くの彼女と、少し遊んでくr…」

 

「カルちゃん♪」

 

「エスカルゴさん♪」

 

「ひっ!?」

 

「「あなたも参加しなさい♪」」

 

「いやごめん、今日ばかりはマジで逃げるわ」

 

「「こらっ!!」」

 

母さんは手加減が下手だ。そして白蓮の実力的に考えて、彼女は母さんに合わせるだろう。すると俺はどうなるか。…答えは明白だ。

負けるからではなく、単にやり合いたくない相手だと考えた俺は、響子の居る門へ瞬間移動した。

それから数分後、寺が壊れんばかりの爆発音と、一輪やぬえ達の叫び声が耳に入ってきた。魔法の森に建てた一軒家にて響子と交わっていた俺は、その場に居なくて良かったと心から安心しながら響子に中出しをキメた。




なんか最近、そろそろ死ぬのかってくらいヤケにネタが湧いてきます。時間さえあればね…もっと書けるんですけどね…w

聖→エスカルゴ(敬語、エスカルゴさん呼び)
エスカルゴ→聖(タメ、白蓮呼び)
神綺→聖(タメ、聖ちゃん呼び)
聖→神綺(敬語、神綺様呼び)

神綺×聖はマジ神聖(しんせい)…なんちゃって☆



…てか、鬼形獣の牛崎潤美ちゃんとエスカルゴの設定が若干被っちゃってる件について……。

潤美→三途の川の巨大魚売り
エスカルゴ→外の巨大魚売り

うーむ、参った。
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