それと、感想は800を突破しました!チビチビと
続けてきた甲斐がありました…。皆さん、本当にありがとうございます!これからも思いつく限り頑張っていきますので、よろしくお願いします!
唐突のチルドレン視点。父親をどう思ってるかについて少しだけ掘り下げてみたいな…と。今回はとりあえず上の4姉妹。父親との付き合いも特に長いですからね。
────エスカルゴはエッチな上にワガママだ。どこがどんな風にエッチなのかというと、私達が住む永遠亭に泊まる日は決まって鈴仙とエッチなことをしてイチャイチャしているところだ。私が寝ていようと、起きていようとも…特に気にすることもなく続ける。しかもエスカルゴは、輝夜様ともそういう肉体的な関係になっている。鈴仙とエスカルゴのエッチをオカズにクチュクチュってイジってる私が言えた事じゃないけど、すんごくエッチな人だと思う。
そして、エスカルゴのどこがどんな風にワガママなのかと言うと、思い通りにいかない事があるとちょっぴり不機嫌になるところだ。
大抵の事ならなんとでもなるエスカルゴだけど、たまには思い通りにいかない事もある。例えば、永琳先生と戦っても全然勝てない…とか。
不機嫌になると、まず口数が減り、次に顔に出るようになって、それより酷い時は闇が霧みたいに漏れ出してくるし、最終的には竹林を破壊する。それくらい負けず嫌いで、周囲の迷惑を考えないくらいワガママで自己中。
だけど、そんなイライラを治めるのはカンタン。
私や鈴仙のほっぺをぷにぷに触らせたり、サグメさんの脚とかを触らせるだけで、元通りの優しいエスカルゴになる。
鈴仙は「単純ねぇ…」って呆れてるけど、私は、強くてエッチで、誰よりも単純な私のお父さん、エスカルゴが誰よりも大好き。
いつかエスカルゴと結婚するのが私の夢だから、私も強くなって、エスカルゴ好みにならなきゃ。
◆
────私のお父さんは、バカで変態だ。頭が、という訳じゃなくて、人間的に…という意味で。いや、人間じゃなくて吸血鬼なんだけど。
幻想郷の中では割とまともな方…だと思うけど、やっぱりどこかズレていて、頭のネジが外れてるような気がしないでもない場面がチラホラある。
まず、防音してほしいと頼んでいるのに忘れてることが多々ある。案外、鳥頭なのかもしれない。イチャイチャはともかく、変態行為は防音してと切に願っている。それを覗いてる私と霊麗も……もしかしたら変態に入る?いや、入らないよね。
それと、これは先日魔理沙から聞いた話だけど、この前の淫霧異変の時、お母さんに襲われている魔理沙を助けずにスルーしたらしい。その時は、
「レイマリは俺のジャスティス…」と呟いたとか聞いた。何がジャスティスなのか意味不明だし、狂っているお母さんに襲われている魔理沙を無視するなんて普通におかしいと思う。私だったら、そんな場面を見かけたら絶対に助ける。
…まぁ、当時の私は霊麗と一緒になって自分達の部屋でお母さんみたいに狂ってたんだけど……。
おかしいと感じるところは、他にも幾つかある。
ライブのゲストとして出るなら、前もって言ってくれれば良かったのに。分かってたならきっと、真ん中の方じゃなくもっと前に行ってたと思う。それこそ、最前列にでも行った…かもしれない。
…別に、お父さんのカッコイイハッチャける姿が見たいんじゃなく、後でイジるネタにするつもりなだけなんだけど。
口止めされたら口外しないんだから、お母さんはともかく私には教えてくれてもよかったじゃんと今でも少しだけ根に持っている。
教えてくれたらよかったのに…なんて、言える訳無い。お父さんの出るライブに行きたがってると思われるのは何となく癪だし、何より……素直になんて、そう簡単になれっこない。
だって、こんなに難しいんだもの。だから、常に素直なお父さんは、すごいと思う。私にとってはこんなに難しい事を、平然とやっているから…。
◆
────父上は非常に
正論にも立ち向かうのはどうかとは思いますが、父上には父上の考えや、正義があるのでしょう。私も一応、山の天狗組織の一員ではありますが、母上とその子供である私が少しだけ特別な扱いを受けるに至った経緯を知った時は、正直、父上の歪んだ正義を心の底から肯定し、感動しました。まさか、単なる友人であった当時の母上のために単身でこの妖怪の山に乗り込むなんて…並大抵の覚悟じゃないですよね。
山の天狗には天狗なりの正義があって、父上には父上なりの正義がある。…結局、争いというのは正義と正義のぶつかり合いでしかないのだな、とその時に痛感しました。
こんな経験があったからこそ、父上の歪んでいる正義も心から否定出来ないし、何より娘としてはとても複雑な気持ちです。
どこら辺が歪んでいると考えているかというと、殺害を行っていることです。
紅魔館にてフランさんと話をしていると、時々、
「殺す」「殺した」といった物騒なワードが出ることがあります。少しだけ盗み聞きしましたが、どうやら父上は、殺人を犯したことがあるらしいです。こんなのは、絶対ダメだと思います。妖怪として見るのなら普通のことかもしれませんが、妖怪だからと無闇に殺すのは良くないハズです。
それでも私の頭をよぎるのは、「何かしら理由があったのでは」という考えです。理由も無く人を殺めるなんて、普段は誰よりも温厚な父上からは到底想像出来ないし、考えられないのです。理由さえあれば簡単に殺していいのかとはならないと思いますが…。
とりあえず、父上のそういった件に関しては少し独自に調査を進めてみようと思います。昔のことだとしても、ある程度なら調べられるはずです。
…そういえば、母上が囚われていた件ではあまり死者は出なかったそうです。父上の事ですから、それこそ殺戮の限りを尽くすと思うんですよね。何故、そんなに多く殺さなかったのでしょうか?これはかなり不思議です。この数年間で、なにか心境の変化でもあったのでしょうか……?
◆
────お父様は、大変聡明で思いやりもあり、守りたいものを守れる力を持ち、更にはほとんど誰にでも優しく接する、慈悲の心もお持ちというこの上なく素晴らしいお方です。私やお姉様方、妹達などの自分の子供達の考えを、サトリ妖怪の如く見抜き、私達を驚かせる事など日常茶飯事。子供の考え方などをよく理解しているからこそ、成せる技なのかな…と思います。
まぁ尤も、霊愛お姉様のことだけは、ほんの少し図りかねているようですが……。
私が「少し休みたいな」と思っていると、いつもデート散歩に誘って下さいます。やはり私の事をよく理解して下さっているのだな…と思います。
その結果としてお母様に叱られる事になったら、私と一緒に叱られて下さいますし、「俺のせい」と言って倍以上に叱ってもらう場合もあります。本人はケロッとしていますが…。
更に私やお姉様、一部の妹達には、勉学を教えて下さいます。お父様から提案する場合は、いつも唐突に始まりますが、こちらから提案すると快く授業を行って下さいます。しかもそれが、物凄くわかり易い説明なのです。坂を流れる水の様に、スルスルとスムーズに頭に入ってきます。
主に物理学なるものを教えて頂いている穹お姉様
などは、学んだ事を能力に生かしています。私も
いつかは、学んだ事がそちらに応用できるように
なるのでしょうか。
…やはり、お父様ほど素晴らしい男性は居ないと思います。血の繋がった親子なのにこんな思いを抱くのはおかしいとは思いますが…私は、そんなお父様の事を心からお慕い申しております。
いつの日か……遠い未来でもいいので、大好きなお父様と並んで真紅のバージンロードを歩いて、お父様からの誓いのキスを、私の唇で受け取れる日が来たなら……私は最高に幸せです。
え?次で600話なの?
それじゃ、600話記念に次回予告でもしますか。
【次回予告】
あの子とあの子がついにご対面!だけど雰囲気は悪くて、一触即発っぽい…!?一体どうなってしまうのか!?
次回「
つまんねぇ予告…(笑)
因みに、サブタイは日英混合のダジャレみたいな
ものです。Myを「我が」、motherを「ママ」と
するのです。
すると、「私の父はワガママ」になるのです。
文が囚われてた件であまり殺さなかったのはまだ
人の心や躊躇いが残っていたからですね。口では
殺す殺すと言っておきながら実際は…って、少し
人間らしくないです?人間って、殺さないくせに
すぐ「殺す」とか言いますから。
でももし、今誰かが囚われたら…穹の考えている通り、殺戮の限りを尽くすのでしょうね。