※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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前回言った、「変化」についてです!
とうとう目覚める…!?

文章力があまり無いのでイマイチ伝わらないかもですが…お楽しみ下さい!


変化

俺はいつも通り、フランと遊んでいた。

相変わらずいい笑顔だな。

レミリアとは違い、純真無垢な子供って感じがする。

 

フラン「あはははは!逃げろ逃げろー♪」

 

カルゴ「ちょ、なんか今日はいつもより本気じゃない!?」

 

フラン「そんなことないよーだ!」

 

いつもより避けるのが難しいぞ?

俺の調子は悪くない…。いや、寧ろいい方だ。

てことは、フランがいつもより力入れてるって事だろう!?

 

カルゴ「当たる当たる!!おわっ!」

 

フラン「あれー?今日は調子悪いのー?」

 

カルゴ「んなことねーよ、ドンと来やがれ!」

 

やべ…言っちゃった。

 

フラン「…フフッ。良いのね?じゃ、今回は特別にぃ、特盛りだぁ〜♪」

 

ブワァァァ…

 

ゲッ…ホントに増えた…。

いや、元から結構多かったんだが…それでも増えたってわかるくらい、とんでもない量だ。

こんなのを空中から一気に発射されたら…。

 

そう思うと、思わず身の毛がよだつ。

 

カルゴ「おいっ!フラン!」

 

フラン「あはははははは!」

 

笑いながら弾幕を発射してくる。

 

量がエグい、なんとかしないと…。

なんとかとはなんだ…?

 

そんな考えに気を取られたからか、左腕に被弾。

 

カルゴ「いでででで!!痛てぇよぉ!!」

 

あまりの痛さに叫んでしまう。

 

フラン「もっといくよー!せぇぇのぉぉ…ドォォォォン!!」

 

力を溜めたフランは、一瞬動きを止め、再び弾幕を発射してくる。

 

チッ チュンッ カスッ

 

避けきれない!何回も掠ってる!

 

フラン「ふむむむむ…」

 

カルゴ「!?」

 

またフランは力を溜める。

 

なら俺だって…!

 

エスカルゴは足に力を溜め、弾幕の発射と同時に避けるつもりだった。

 

フラン「はァ!!」

 

弾幕きた!よし、俺も…。

 

パリッ…パリパリッ…

 

ん?何の音だ?

いや、今はそれより…。

 

カルゴ「フンッ!!」

 

思い切り地面を蹴る。

 

ドシュゥゥゥン…

 

凄い勢いで飛び出した。

 

カルゴ「うあああ!はやい…!」

 

一瞬でフランの真下に来た。

 

なぜこんな速さが…?

 

フラン「うわー、エスカルゴ早いねー!」

 

弾幕発射をやめ、降りてくるフラン。

 

カルゴ「お…おう!まぁね!」

 

エスカルゴはドヤる。

 

幻想郷に来て初めてドヤッたな。

 

フラン「そういえばさっき、エスカルゴが動く時、足光ったね!あれなんなの?」

 

カルゴ「光った?俺の足が?」

 

言ってる意味がイマイチわからないので聞き返す。

 

フラン「うん!もしかしたらエスカルゴは、足が光ったら凄い速さで動けるのかもね!」

 

カルゴ「そうか…。なら、これが俺の力…?」

 

フラン「きっとそうだよ!!もしエスカルゴが弾幕出せるようになったら、弾幕ごっこが出来るね!!」

 

おお…なんかワクワクしてきたな…!

 

期待に胸を膨らませるが、1つ気づいたことがある。

 

カルゴ「あれ?俺の力って…もしかして、早く動けるってだけ…?」

 

フラン「うーん、私はそれしか見てないからよくわかんない。パチェのとこ行けば何かわかるんじゃない?行ってみれば?」

 

カルゴ「お、そうだな。聞いてみよう。」

 

フラン「行ってらっしゃ〜い!私は血のジュース飲んで待ってるねー!」

 

カルゴ「わかった!行ってくる!」

 

早歩きでパチュリーのもとへ向かう。

 

いつも通り図書館にいることだろう。

 

カルゴ「失礼します。パチュリー様、ちょっとお尋ねしたいことが…」

 

パチェ「ああ、エスカルゴじゃない。どうしたの?」

 

カルゴ「ええ、ちょっと。いつも通りフランと遊んでて、力溜めたら急に速く動けまして。フランが言うには俺の足が光ったようですし…」

 

パチェ「へぇ…なかなか面白そうじゃない。他にはなにか無かったの?」

 

カルゴ「ええ、特には何も」

 

パチェ「そう…」

 

カルゴ「あ、足が光ったことと関係があるかは分かりませんが、速く動く直前、聞き慣れない音がしました」

 

パチェ「音?どんな音?」

 

カルゴ「パリパリッて音です。静電気みたいな音でした」

 

パチェ「静電気みたいな、ねぇ…。あなた、力溜めたって言ったわよね?」

カルゴ「はい」

 

パチェ「やってみてくれる?」

 

カルゴ「はい?えっと…ここだと少し危ないです…」

 

パチェ「あら、どうして?」

 

カルゴ「本が多くありますし、ここはあそこほど広くないですし…」

 

パチェ「そう、なら仕方ないわね…。小悪魔!」

 

小悪魔「はい!なんでしょうパチュリー様!」

 

パチュリーに呼ばれどこからともなく現れる小悪魔。

 

パチェ「あなた、エスカルゴに突進してもらいなさい」

 

小悪魔&カルゴ「はいぃぃぃぃ!?」

 

パチェ「本が多くて、そこまで広さが無いからダメなんでしょう?なら、小悪魔があなたの突進を受け止めてくれるわ、やってみなさい」

 

小悪魔「パチュリー様ぁぁぁ…」

 

パチェ「私はエスカルゴのデータをとるわ」

 

小悪魔「ふぇぇぇぇぇぇ…」

 

パチェ「ほら、エスカルゴ、やりなさい」

 

カルゴ「えっ…と…。じ、じゃあ、データ、お願いしますね。出来たら1回で済ませたいです…」

 

あまり何回もやったら小悪魔が可哀想だからな。

出来るなら一回で済ませたい…。

 

パチェ「うまくできたら一回で終わるの。でもそれはあなたにかかってるのよ、小悪魔!」

 

いつの間にか妙な機械を出してるパチュリー。

 

あれでなんの力か見るってのか?

 

小悪魔「そんなぁぁぁ…」

 

パチェ「はやくしなさい!」

 

カルゴ「……ごめん、小悪魔、早く終わらせよう」

 

小悪魔「うう…私に受け止められますか…?」

 

パチェ「いいから、四の五の言わずに受け止めなさい!」

 

わお、辛辣ぅ…。

 

小悪魔「はぁぁい…」

 

パチェ「いい?エスカルゴ。私が 良い と言ったら突進ね。わかった?」

 

カルゴ「わかりました」

 

小悪魔「……」

 

小悪魔は覚悟を決めたようだ。

俺も覚悟を決めよう。

 

パチェ「さ、力溜めて…」

 

グググ……

 

足に力を溜める。するとすぐに

 

パチパチパチッッ

 

お、そうそう、この音だ。

俺は真っ直ぐ小悪魔の方を見ているから光ってるかどうかはわからないが…。

 

パチェ「……良いわ」

 

地面を蹴り、風を切る。

 

ドシュゥゥゥン…ドカッ

 

勢いよく小悪魔にぶつかる。

 

小悪魔、柔らかいしいい匂いだな…。

 

小悪魔「きゅぅぅぅぅ……」

 

小悪魔が吹っ飛び、伸びる。

 

カルゴ「ごめん小悪魔!」

 

急ぎ小悪魔の所へ行き、起こす。

 

小悪魔「痛いですよぉ…エスカルゴさぁん…」

 

カルゴ「ごめん…。でも、ちゃんと出来たからもう終わりだよ。多分」

 

小悪魔「よかったぁ…」

 

小悪魔を支えながらパチュリーに尋ねる。

 

カルゴ「パチュリー様、なにかわかりましたか?」

 

パチェ「ええ」

 

カルゴ「どんな力なんです?」

 

パチェ「あなたの力は、雷の力よ」

 

機械を見ながら答える。

 

カルゴ「雷?」

 

パチェ「ええ。それで、あなた、静電気のような音って言ったわね。紛れもなく、電気の音で間違いなかったわ。これだけのハズが無いわ、きっとまだ何かある」

 

カルゴ「つまり俺の力は…」

 

パチェ「今のところは、雷を操る程度の能力ってところかしらね…」

 

カルゴ「おお…なんかかっこいいですね!」

 

パチェ「修練を重ねなさい。そうすれば、フランと渡り合えるくらいのレベルにはなるでしょう」

 

カルゴ「おお…!ありがとうございます、頑張ります!!と言っても、修練って…?」

 

パチェ「今まで通りフランと遊んでいればいいわ。今日はこの力が出てきたのだから、またなにか別の力が出るはずよ」

 

カルゴ「頑張ります!…この、早く動ける技の名前どうしよっかな〜…」

 

パチェ「通常、○○『○○○○○○』って感じで付けるわね」

 

カルゴ「なるほど…」

 

あー、確か前にレミリア言ってたな。

 

カルゴ「雷…電気…速い…うーん…」

 

パチェ「焦って決めることはないわ、ゆっくり決めなさ…」

 

カルゴ「そうだ!そのまんまだけど、雷速『クイック』!これにしよう!」

 

パチェ「…言ったそばからあなたは…。まぁ、いいんじゃない?」

 

苦笑いするパチュリー。

 

カルゴ「イェイ♪ありがとうございます!じゃ、フランのとこに戻ります!待たせちゃってるんで!」

 

パチェ「あら、そうだったの。なら早く戻りなさい」

 

カルゴ「ありがとうございました!失礼します!」

 

パチェ「はいはい」

 

 

 

そうか…俺には雷の力があったのか…。

今までは簡単に避けられてたけど、今日は避けるのが大変だった。で、力を溜めたことがこの技発動の引き金となった…てな感じかな。

 

カルゴ「という訳で、俺の能力は、『雷を操る程度の能力』だぜ!!雷速『クイック』!」

 

パリッ……ビュオオオオオ…

 

おお…!廊下走るの気持ちいい…!

ほとんど飛んでると変わらないんじゃ…。

 

 

 

カルゴ「おぉ〜い、フラ〜ン!!」

 

フラン「もう、エスカルゴ遅いよ!」

カルゴ「ゴメンゴメン…。なんかさ、機械で測ったんだ」

 

フラン「あら、そうだったの。それで、なんて言われた?」

 

カルゴ「雷を操る程度の能力だってさ!ほかにもまだ隠された力があるだろうから、修練も兼ねて、今まで通りフランと遊んでなさいとも言われた!」

 

フラン「やった!じゃ、今まで通り遊ぶだけで、あなたの修練にも、私の遊びにもなるのね!もっともっと遊びましょ!!」

 

2人『イエーイ!』パチーン!!

 

 

フランとのハイタッチはとてもいい音がした。




ちょっと長々しくなっちゃったかな…?

この出来事をきっかけに、これからはエスカルゴの修練が始まります!遊びとなんら変わらないのですが。

次回もお楽しみに!
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