「よーっす、お久〜」
「あっ、ダーリン来たぁ♪」
「しばらくぶりだね、おにーさん♪」
日差しが少しずつキツくなってきた夏のある日。俺は久しぶりに夢幻館に遊びにきていた。ここは何故か外の世界に近いタイプのクーラーがあり、幽霊だらけの白玉楼よりも避暑にはもってこいの場所となっている。
そして、流石の悪魔や妖怪でも暑いのか、エリーも屋内に居た。…いや、吸血鬼の俺が暑がってる時点で、他の皆が暑がるのも無理はない。暑さの影響を受けないのは、アリス姉ちゃんや魔理沙、パチュリーなど…魔法使いのみだ。羨ましい限りである。汗をかいたらしっかり始末しなければ、体調を崩す原因となり得てしまう。妖怪とはいえくれぐれも気をつけなければ。
「うー…ダーリンったら汗くさぁい…」
「えっ」
「抱きつきたくなーい」
「あうぅ…」
少し近付くと幻月が嫌悪感を露わにする。今回は自覚が無かっただけに、衝撃を受けてしまった。しかし夢月は相変わらず、可愛らしくもあるが、何かを企んでいそうな笑顔を湛えている。
エリーは変わらず紅茶を口に運んでいる。
「そーぉ?私は別に良いけど。じゃーさ、姉さんじゃなくて私とギュ〜ってシよ♡」
「いや、ちょっと紅魔館で身体洗ってくるよ…。すぐ戻る…」
「別にここのお風呂を使えば良いじゃないのよ。ダーリン、場所ならもう分かるでしょ?」
「まぁ、造りは粗方把握してるけどさ。女子しか住んでない家の風呂場って、許可貰ったとしても男子の俺が使っていいのかどうか……いや待て、幻想郷の大抵の場所って女子しか住んでなかったような…?」
「うん、言おうと思ってた。その通りよ、だからここの使って身体綺麗にしてきてよね」
「サンキュ、助かるよ。…そういやくるみは?」
「トイレよ」
「そうか…」
「何よ、くるみに会いたいわけぇ?幻月ちゃんはここにいるぞ〜?」
「くるみ
「はいはい、ごゆっくり〜」
クーラーの効いた部屋から出て、風呂場へと続く廊下へと出る。夢幻
「ひぇぇ…脱衣所からしてもう広いじゃんか…」
永遠亭や紅魔館とほぼ変わらない広さの脱衣所。たった4人で暮らすにしては大きすぎるだろう。だがこれも館たる所以か…。もしそうでなかったとしても、そう無駄に深く勘繰ってしまう。
衣服を脱いて新しい服をスキマで取り寄せて、今着ていたモノは本日泊まる場所へと先に飛ばす。これなら、汗にまみれた服を着なくて済むのだ。
「はー、シャワー気持ち良…きゃああああっ!?なっ、なんでお兄さんがここに居るのっ!?」
「く、くるみっ!?トイレに行ってたんじゃ…」
「ええっ!?…あっ」
「っ…!」
浴室からくるみが出てきて鉢合わせしたことで、俺もくるみも混乱状態に陥ってしまう。しかし、彼女が上と下を隠したことで、俺も漸く「隠す」という行動に至った。
(ど……どうしよぉ…モロに見えちゃったよぉ…お兄さんの……。うぅ、目に焼き付いちゃった…はっきりくっきり覚えてるよぉ〜……///)
「あ…あのさ、くるみ…?」
「な…に…?」
「えっと、その…お風呂…借りても良い…か?」
「う、うん…良いと思うよっ…?」
彼女の局部を見た俺、俺の局部を見た彼女は同じように、焦りが言動に出てしまっている。ロクに目も合わせず吃りながら、改めて許可をとる。主から許可をとっているので、こうしてくるみに尋ねる必要性はまるで無いのだが、先程のこともあるので仕方ないだろう。尋ねざるを得ない。
「そ、そか…サンキュ…」
「うん…」
我慢できない。くるみには悪いが、今見た光景で愚息を慰めようと思う。襲いはしない。頭の中でくるみを襲えるのなら、今はそれでもいい。まだ彼女を襲うには早い…ような気がする。
入れ違いに浴室に行き、夢幻館の広々とした浴室を見回す。やはり広い。温泉と見紛う程の広大な空間に、思わず息を呑んでしまう。加えて彼女の香りが薄らと残っていて、匂いフェチである俺はその匂いを嗅ぎとって興奮が増してしまった。
例え一人でもとりあえずは身体を綺麗にしてから行為に及びたいので、頭から順に洗い終えてから
熱い。明らかにインフルにより高熱を出した時の俺の体温すら軽く超えている。普段からヤッてるだけに、一人で致すなんてそこそこ久しぶりだ。
狭く、同じくらい熱く、ピンク色の綺麗な蜜壷に挿入したい。しかしそれは、今夜のお楽しみだ。とりあえず今はコチラに集中しなければ…。
「…くるみっ……はぁ…っ…くるみぃっ…!」
我慢が出来なくなった俺は、少し強めに握りつつ彼女の名を呼び、自ら興奮を高めながらピストン運動を早める。だが全くアレが来る気配が無い。精液が尿道を押し広げて立ち上ってくる感覚だ。強く握りすぎているのか、興奮が足りないのか…または両方だと思う。いや、きっと強く握りすぎなのだろう。にしても、一人でイケないなんて、悲しい話だ。
「うっ…はぁっ……あ゙……はあぁっ…くるみ…俺の、くるみぃっ…///」
「…うふふふっ…お兄さんったら、女の子の家でナニやってるのかな〜?///」
「っ…!?」
耳元で囁かれたその言葉にビクリと肩を震わせ、漸く快感が立ち上ってきた愚息を握りながら硬直してしまう。居る。今…俺の真後ろに。
「…私の裸見て…えっちな気分になっちゃったんでしょ…?」
「そそそそ…そんなこと…アリマス…///」
「大丈夫…私もそうだから…。見て、コッチ♡」
「っ…!?」
恐る恐る振り返ると、顔を紅潮させたくるみが、床に座りながら人差し指と中指の2本を使って、自分の大事な所を広げていた。陰唇はまだ何とか開かれているが、膣口はまだ半ば閉じられていてパクパクと動いている。
しかも動く度に透明な汁が溢れてくる。肌の表面からなら汗だと思うが、膣の中からとなると……やはりこれは愛液なのだろう。
「私も…おにーさんの裸見たらコーフンして…。ドキドキが治まんなくなっちゃった…。だから、体拭きながら……こんな、風に……んんっ…///」
「お…おぉ…!?」
陰唇を広げていた中指を、躊躇いなく挿入した。その瞬間、ビクビクと身体を震わせて、軽く喘ぎ声を漏らしてしまうくるみ。それからは指を上下左右に動かして、不定期に声を漏らしながらただひたすら自慰に耽る。俺はというと、彼女の自慰行為を目の前で注視し、手のピストン運動を再開させていた。何も考えず頭の中を空っぽにさせ…目の前に居る全裸の彼女だけを見つめながら。
(ヤバ…見られながらスるの、興奮するっ…♡♡こんなの、幻月達にバレたらヤバいのにっ…危険だって分かってるのに…指が止まんないよぉ…♡気持ち良すぎて…ドキドキしすぎて…っ♡♡)
「くる、み……俺そろそろ…っ……イきそ…!」
「私もイッちゃう♡ 一緒にイッちゃおっ…♡」
握力を強めて手の動きを更に速め、彼女の秘部が潮を吹いた直後、愚息から粘着性の白濁液が弧を描いて勢い良く飛び出した。
「きゃっ♡ あっつぅい♡」
「ぶっかけ…たぁ……。はーっ…はーっ…」
「えへへ…私ったら、おにーさんの前でオナニーしちゃった♡」
「俺も…くるみの前で……シちゃった♡」
「先っちょから精液垂れてるよぉ?ぺろぺろしてキレイにしてあげるねっ♡♡」
「ちょっと待って、くる…うあぁっ…///」
制止するのも聞かずに、柔らかくなりかけていた愚息を咥えこんだくるみ。ヌルヌルと舌が絡み、吸血に使う歯がチクチクと当たり、何とも言えぬ快感を生み出してくれる。
もうどうにでもなれと彼女に身を委ねた俺だが、完全に思考を放棄する前にある事を思い出した。
何かにつけてくるみをイジめたがる幻月と夢月のことだ…これを口実にこの浴室に攻め入ってくる魂胆ではないだろうか。……悪魔姉妹のことだ、こんな突飛な推理も当たりそうだ。絶対無いとは言えない。
しかし2人の気配を探知しようとしても、彼女のフェラがあまりにも気持ち良すぎるために、集中できない。だが止めて欲しいとは言えない。もっともっと、この強い
「
そう伝えた直後、彼女の喉奥に愚息を押し付け、一発目と同じような勢いで射精する。その勢いにくるみは思わず目を見開き…そして顔を蕩けさせ愚息にストローのように吸い付き、残った精液も飲み干してくれた。
「…ぷはっ…げほっ、ごほっ…。うぅ〜…もう、おにーさんったら…飲みきれないくらいタップリ出しちゃってぇ…♡♡」
「うっ……はぁっ…はぁっ……」
「息も絶え絶えって感じぃ?そんなに私のお口、キモチ良かった?」
「すごく…ね……へへへ…。なんか…初めてかもしれないくらい、気持ち良かった♡」
「そう?あとね、コレでも私、初めてだよん♪」
「初めて……?マジか…サイコーじゃんっ…♪」
(…性感帯を刺激すると気持ち良くなるなんて、吸血鬼にとっては一般常識だもんね〜。ぺろぺろしながら吸血してたなんて、流石のおにーさんも気付けないよね〜♪おち〇ち〇なんて性感帯の塊みたいなモノだもん、ここから吸血されたら…。ふふっ、どーやら私の予想が当たったみたい♡)
「じゃ…そろそろお風呂入るか…」
「え〜?どうせならセックスもしたいなぁ〜♡」
「は、早まるなくるみ!そんなの見つかったら、また幻月達から大目玉喰らうことになるぞ…!」
愚息を掴んで、亀頭を膣口に宛てがったくるみ。何と言おうとも思い止まってくれる気配はない。手で押し退けたいが、逆上せたのか貧血なのか、何故だか身体に力が入らない。それともくるみの魅力に酔っているのかもしれない。
「おにーさんが守ってくれるもん、そんな心配は要らないよ〜ん。というわけで、奥までズッポリ挿入しちゃいま〜っす!」
「待て…待てって…」
「「そこまでよ!!」」
「「ッ!?」」
挿入しかけたその時、浴室の扉が開いた。そこに居たのは…やはりあの姉妹だった。終わった…と半ば絶望感すら覚えた俺だったが、今回は何故か反応が少し違っていた。
「え………はっ…?くるみ、あんた…ダーリンとナニやってるの…?」
「別に…セックスしようとしてるだけだけど?」
「!?…は、はははは…はしたないわよ!こんなところで、そんな事っ!そそそそういう事はね、ベッドの上でヤるものよっ!!っ……」
「あれ、姉さん!?シメないの!?姉さーん!」
顔を真っ赤にしてそう叫んだ幻月は、身を翻して浴室から走り去っていった。そして、そんな姉の様子に困惑した夢月もまた、浴室から去った。
あとには、騎乗位のような体勢で硬直する彼女と俺だけが残った。
「え…何コレ…?」
「助かった…のか?……じゃ…どうする?」
「…やっぱいーや」
「へっ?」
「邪魔されて萎えちゃったもん。また今度シよ、お兄さん♡」
「…そう…だな」
諦めてくれたことに安堵しつつ、少しだけ残念に思う気持ちが芽生えてしまった俺であった……。
口では何と言っても、幻月ちゃんは意外とウブな女の子なのです……そういう子好きだぁぁぁ…。
エスカルゴって30過ぎてるくせに自分を「男子」って言ってるんですよ。そう、心は若いのです。まぁ、見た目が高校生だからね…。
ほかの妖怪オリ主の二次創作だと○百歳とかよく見ますけど、30過ぎとかいう中途半端にリアルな数字だとオッサンに思えるのは何故でしょうね?
つーか、彼女の家の風呂でオ○るとかどんな性癖してんだよエスカルゴ…俺には出来ないよ…。
へカーティアコス、仮完成しましたw