※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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実は里乃と舞の話は後日談三話目として投稿するつもりだったのですじゃ。
前の話の投稿された時間が0時じゃなかったのを見て変に思った人はいませんでしたか?
そう思ったなら正解です。俺の操作ミスでした。あの日あの時間に書き上げたんです。時間設定をし忘れて、そのままポチっとしてしまいました。
まぁ後日談なので、時系列はあんまり気にせずに読んでも大丈夫なはずです。どちらにせよ、霊夢との対談より前の時系列なので。
それではどうぞ。



後日談 〜にとりとキュウリ①〜

 長かったようで短かったようなトーナメントが終わって、早くも数日が経過した。大会の後は、俺達参加者はそれぞれの日常に戻った訳だが…俺だけはどうもそうはいかないらしい。

 巫月のアレもあるが、他にも俺の頭を悩ませるものがある。にとりについてだ。

 俺はにとりに、天子や衣玖さんを虐めるための道具を製作してくれと依頼していたが、俺がその用途をひた隠しにしていたため、最近までは俺の依頼の意図を掴めずにいた…らしい。

 しかし、先のトーナメントにてあのバカ天子がそれを洩らしたお陰で、にとりは「自分がエロい道具を作っていた」ことを知ってしまい、果ては用途を隠してきた俺に対し怒ってしまった。全くあの天人娘は、本当に余計なことしかしない。

 そして、怒ったにとりはこれまでに俺の依頼で作った諸々の道具についてラジオを通して暴露を開始した。これが本当に困る。

 用途を伝えなかった俺も悪いとは思う。しかしそんな事を伝えれば、その先がどうなっていたか分からない。エロ同人誌のような展開になるか、絶交されるか、二つに一つだろうと思っていた。

 現実は…思っていたよりも厳しかったようだ。まさか、これまでの依頼リストを暴露するなんて思ってもみなかった。リスナーは俺の事だからと気にしていないようだったが、俺が気にする。

 だから毎晩少しずつ行われる暴露を止めるよう彼女に直談判しようと思う。

 

「にとり〜…居るか…?」

 

「やっっっと来た!!」

 

 彼女の工房を訪ねると、すぐに反応があった。するとドタバタと騒がしい足音が聞こえてきたと思ったら、勢いよくドアが開いた。

 

「来たね!ほら、入って入って!」

 

「おわっ、ちょっ…」

 

 彼女に手を引かれて、あっという間に工房内に連れ込まれてしまった。建物内は暖房が効いてるからか、にとりは水着のような作業着のような、例によって謎な格好をしている。

 旧スク水は体のラインが出るし、目のやり場に困るのだが…。にとりはそこら辺を全く意識していないらしい。

 

「ささ、座って座って!」

 

「あ、あぁ…」

 

 適当なイスを用意されたのでにとりと対面するような形で座る。彼女のトレードマークと言えるようなあの鍵が胸元にあり、挟まれているように見えてしまう。

 

「ここ数日、ずっと待ってたんだよ?」

 

「で、呼び出すためにラジオを使った…ってか」

 

「そうそう、相変わらず察しがいいね。なのに、何で今更なのさ?」

 

「こっちもこっちで、問題があってな。それで、呼び出した理由は何なのさ?」

 

「そんなの分かるでしょ?あの道具の使い方を、ちゃんと説明してもらいたくてね!あぁそれと、これからは用途不明の道具を制作する依頼は受け付けない事にしたよ。変な事件に巻き込まれたら困るからね」

 

「…まぁ…それはそうか…。河童の道具で事件が起こされたら、河童の信用問題に関わるしな」

 

「そういうこと!」

 

「俺の依頼リストを晒したから、ある程度は信用無くなってる気がするけど。ああいうのは私怨で晒しちゃまずいっしょ。てか皆は気にしていないけど俺が恥ずかしいから、晒すのはやめてな」

 

「うん、説明してくれたらやめるよ」

 

「あの時に天子とかがバラしたろ。性行為の時に使うんだよ」

 

「だからさ、どういう時に使うの?(・・・・・・・・・・)じゃなくて、どういう風に使うの?(・・・・・・・・・・)って!」

 

「どういう風って………ねぇ?それ、俺の口から言わせる気?アレは女性専用の道具だから、俺が実演する訳にもいかん」

 

「…じゃあさ。私で実演してよ」

 

 正直、そうくると思った。だからこそこれまでダンマリを決め込んでいたのだから。

 

「イヤだね。そういうのって恋人同士でやることだろ」

 

「最もらしい事言ってるけど、それエスカルゴにだけは言われたくないなぁ。あの天人は別に恋人とかじゃないじゃん」

 

「う…」

 

 俺だって分かっていた。俺の言う事が完全なるブーメランだってことくらい。でも、それでも、言うしかない。そうホイホイ誘いに乗っていたらいつか痛い目に遭うだろうから。

 

「合意だったら恋人同士じゃなくてイイじゃん?そんなの肩書きだけでしょ、目に見える証があるわけでもないし?」

 

「分からなくもないな。でもなんか…なんかさ、そろそろそういう…無闇矢鱈な女遊びからは足を洗いたいかなー…ってさ。誰かれ構わず襲う(・・)のは止めようって…」

 

「あー、引っかかった引っかかった!エスカルゴったら私のこと襲う気だったの〜?」

 

「!?え、だ、だって急にそういう話するし!?そう思うだろ!?」

 

「私は道具の使い方を私で実演して(・・・・・・・・・・・・・)って言ってるだけであって、エスカルゴとエッチしたいなんて一言も言ってないよ〜?」

 

「いやっ……そうだけどさ…?とりあえず俺は、実演もしないからな。使い方は教えるにしても、実演までは手伝わないからな?」

 

「え〜?なんでなんで?」

 

「何でってそりゃあ…もしも襲っちまったら大変だからだろ。言っとくけど、にとりを襲うの我慢できる気がしねんだよ。にとりに作ってもらったアレ、かなりイイ性能してるからさ…間違いなくお互いにそういう気分(・・・・・・)になる自信がある」

 

「へぇ……ふぅん。そっか。アレ、ちゃんとイイ性能してるんだ。それなら良かった、良い製品を生産できて誇らしいよ。だけど、それなら尚更、製品検査は念入りにしてみたいな〜。……ねぇ、製品検査、手伝ってくれない?」

 

 潤んだ瞳の上目遣いで、俺を見てくるにとり。そんなラインが出ている格好で反則的なポーズ、本当にやめてほしい。今日はまだ理性が強い方でよかった。ムラムラしていたら間違いなく彼女を押し倒していた。

 潤んだ瞳には本当に弱いんだ。だって、すごく可愛いから。どんなに性格が悪い女でも、容姿が整っていて、尚且つパッチリした目をしてると、瞳を潤ませて上目遣いするだけで、とてつもなく可愛く見えてしまうのだ。

 ましてやにとりは性格が悪いわけでもないし、容姿も整っているので、即死級の可愛さになる。

 

「ねっ……イイでしょ……?」

 

「……………」

 

 どうする、俺────…。




据え膳(にとり)食わぬは男(あくま)の恥◀
ダチとして断る




ロスワの諏訪子ガチャどうしよう…今回ばかりは課金するしか彼女を当てる術が無いのでは……?
(残り15連なう)
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