※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活   作:エスカルゴ・スカーレット

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臨時講師 〜体育〜

 最後のルーミアを教室に戻らせたところで丁度2時間目が終了する。何人もの色んな汁で濡れた布団に適当に寝転がり、大きな溜め息をついた。

 するとそこに、休憩をとる為か慧音が職員室に戻ってきた。

 

「お疲れ様。何だかギャアギャア騒いでいたようだが、大丈夫だったか?」

 

「あぁ大丈夫……今日はおイタが過ぎたからな、お尻ペンペンしてやったよ、へへ」

 

「そ、そうか……。お前の悲鳴も聞こえたような気がしたが?」

 

「詳しくは言わない。玉を毟り取られた、とだけ言っておくよ」

 

「うわ……」

 

「それも含めて、ホンットに疲れたよ……色んな意味で。気持ち良さが疲れで中和されちまった。いや、疲れの方が勝ってるかもしれない」

 

 一通りヤッた後、お掃除かと思ったら玉をブチブチと噛みちぎられた時は、この世の終わりかと思うくらいに一人で勝手に大騒ぎした気がする。ルーミアはそんな俺を見て、涙を流すほど笑っていたが……。

 

「皆が着替えてる間、ゆっくり休むといい。次は体育だ、何なら参加して気分リフレッシュしてもいいんだぞ?」

 

「はは、次だけはそーしようかなぁ。……あれ、着替えって言ったか?何に着替えるんだよ?」

 

「……?何ってそりゃあ、体操着だろう?」

 

「こんな事を言うのはアレだが、幻想郷にそんな文化あったっけ」

 

「無いぞ。ほら、私は鈴奈庵で外来本の寺子屋に関連した資料とか購入しているから……」

 

「皆、そんなの持ってたっけ?それなりに洗濯物やるが、巫月の体操着なんて見たことねぇぞ?」

 

「あぁ、体操着は私が管理しているからな。私が勝手に用意した以上、彼女達に手間をかけさせるワケにはいかない。私がその都度洗濯している」

 

 鈴奈庵、外来本、資料……。幻想郷に流れ着くような古い本に載っている「体操着」となると、もしかしたら……もしかするかもしれない。

 

「慧音が洗濯……つーことは……アレか?今日も体育が終わったら回収するんだよな?」

 

「そうだぞ」

 

「今回は俺も手伝うよ。洗濯」

 

「断る」

 

「即答かよ!?」

 

「体育後の体操着の匂いを嗅ぎたいだけだろう?それも、全員分の」

 

「…………」

 

 清々しいほどにバレバレだった。そして悲しいほどに冷ややかな目で見られている。あの慧音があんなにも冷たい目ができるなんて。

 

「やれやれ、分かりやすいヤツだな」

 

「……ところでさ、何で生徒達と俺がヤるのOKしてくれたんだ?そこフツーダメじゃね?いや、ヤッちまった俺が言うのもおかしいんだけどさ」

 

「まぁ、本来ならダメなんだが……。それでも、どこかで間違っている知識を覚えてしまうより、慣れてるお前に教わるのがより安全且つ確実だと思ったんだ」

 

「成程」

 

 そして俺が手を出した結果、大ちゃんはあんな変態に育ってしまった。果たして、どちらが正解だったのだろう。……考えても無駄だろう。もうこれについては考えないでおこう。

 

「そろそろ始まるぞ、行こう」

 

「ああ」

 

 外に行くと、チルノと巫月が先頭を争いながら寺子屋の周囲を走っているのが目に入る。巫月が本気になっていないのは分かるが、それでもあの二人が並走しているのが何となく驚きだった。

 そして何より驚いたのが、全員がブルマだったことだ。そう、慧音が準備した体操着というのはまさかのブルマのことだったのだ。

 注目すべきは彼女達の胸。リグルはともかく、ミスティア、大ちゃんの胸は特に、上下にポヨンポヨンと揺れている。

 その他の部位のサイズを見るに一応服のサイズ自体は合っているはずだが、大きな胸を持つ子はどうしても胸が上下してしまう。

 

「慧音、ちょっとトイレ行ってくる」

 

「それはいいが、早めに済ませてくれよ?」

 

「おう」

 

 数分後、色々と出し切って屋外に戻ると、丁度点呼を終わらせ、授業の説明に入った所だった。チルノやリグルのスラッとした太ももも良いが、ミスティアや大ちゃんのようなムチッとしている太ももも堪らない。

 こうして見ると巫月はどちらも平均的らしい。しかし実の娘というだけで、別な魅力を備えてるように見える。

 

「今日は100mのタイムを測るぞ。能力の使用は禁止。飛ぶのも禁止。ただ走るだけ。二人一緒に走ってもらおう」

 

「ストップウォッチあったっけ?」

 

「香霖堂で買ったんだ。ほら」

 

「香霖堂便利すぎかよ」

 

 小数点以下の文字盤部分が壊れているようで、秒〜分しか測れないのが残念だ。しかし、慧音がこれを選んだということは、これしか良いモノが無かったのだろう。

 創造しようにも、こういった「品物」の創造は難しい。単純な「物質」とは違うからだ。単純な機械ならまだしも、電子回路系のモノだと今の俺には無理なので、今回はこれでも仕方ない。

 

「あたいが一番になってやるっ!」

 

「身体能力だったら私がトップだよ、チルノ」

 

「あーもー……ヤッた後に体育とか最悪……。腰ガックガクなんだけど。ねぇ、みすちー?」

 

「うん……今ちょっと走るので疲れちゃった……良い記録は出せそうにないね」

 

「キツいよぉ〜……交尾ってこんなに疲れるものだったっけ?というか大ちゃん、なんでそんなに元気なの……?大ちゃんも交尾してたよね?」

 

「ふふっ……あんまりエッチしてないから♪」

 

 彼女達のそんな言葉を聞いた慧音が、ジロリと俺を見る。できるだけヤラないと言ったものの、結局は6人中4人とヤッてるワケだ。そんな目になるのも仕方ない。ましてやリグルの事も食べたワケなので、特にそうだろう。

 まさか本当に襲うとは、とでも考えてそうだ。

 

「それで結局、さっきは何人を襲ったんだ?」

 

「4人だよ。チルノは未遂、巫月はハグまでだ」

 

「幼女趣味なエスカルゴにしては抑えた方だな。てっきり、5人襲ったと予想していたよ」

 

「だろ?頑張ったよ俺」

 

「満足そうに頷くな……」

 

 こうして見ていると、襲う前よりも襲った後の方が皆して可愛く見えて仕方がない。大ちゃんは特にそうだ。

 襲う前は、可愛い子だという普通の見方だったはずなのに、あれ以降はどうしても、邪な考えが前面に出てきてしまう。大ちゃんもそれを望んでいるようだから助かっているようなものの……。

 近所の子を見守る感覚の「可愛い」だったのが男女的な意味の「可愛い」にすり替わったような感じだ。なんなら俺が独占してしまいたいとまで思ってしまうほどに。

 

「それじゃ、先生はゴール地点に行っているぞ。こっちの監督はエスカルゴ先生に任せよう。準備出来たら手を振るから、合図よろしく頼む」

 

「分かった。……さて、まず誰が一番先に走る?皆、なんか疲れてるようだが大丈夫か?」

 

「エスカルゴに襲われたからでしょ」

 

「何言ってんだ、ルーミア?俺が(・・)襲われたんだ。俺……というより、俺のアレを求めたのは誰だ?なぁ、ルーミア?またペンペンか?」

 

「う……」

 

「まぁ、ヤッた子もヤッてない子も頑張ってな。上位2名には、慧音先生に秘密でご褒美をやる」

 

「ご褒美、ですか……っ!?」

 

「ご褒美はエスカルゴだよね」

 

「よーしっ、あたいが勝つ!!」

 

 大ちゃんは露骨に反応して、巫月は近親相姦を暗に求め出し、チルノはやる気に満ち溢れているようだ。ルーミア、ミスティア、リグルは、少し疲れたような顔をしている。

 

「何がいいか考えといてくれ。里で飯食うとか、お団子食べに行くとか」

 

「……エッチな事じゃないんですね……」

 

「そりゃあそうだ。こういう場で言うんだから、ご褒美の内容も普通のモノだろ?さっきの保健は例外中の例外だからな」

 

「ん〜……でも慧音先生に秘密で(・・・・・・・・)なら、エッチなことでも良いと思うけど?」

 

「あ……そうだよね巫月ちゃん……!」

 

「……カンのいい子供は大好きだよ」

 

「「じゃあ……」」

 

「ただし、条件付きだ。巫月と大ちゃんが1位と2位を取れたら、そういう意味でのご褒美もOKとする。ダメなら普通のご褒美だ。OK?」

 

「わかった!」

 

「……ごめんね、チルノちゃんっ……。弾幕では勝てないけど、かけっこは私が勝つよ!」

 

「上等だよ、大ちゃん!勝負だッ!!」

 

「……大妖精がやる気に満ち溢れてるとか……。どんだけエッチしたいんだろ、あの子は……」

 

 大ちゃんは、ルーミアでも顔をヒクヒクさせるほどのヤる気を見せている。実は内心俺もそんな気分だ。大ちゃんに限っては、今日の放課後にもヤる予定だというのに……。

 

「ふ、ふふふっ……かけっこなら私も得意だよ、大ちゃん……!チルノにばっかり注意してたら、思わぬ所から刺客が飛び出すかもね?」

 

「リグルちゃん……。無理しなくていいよ、もう腰ガクガクでしょ?最初はそうなるよね。でも、エッチ慣れしてる私は回復も早いもん♪」

 

「言うねぇ。まるで人が違ったみたいだね。勝負だよっ!」

 

「うんっ♪」

 

 慧音の方を見ると、ブンブンと手を振っているのが目に入る。準備が整ったらしい。こちらは、走る順番がまだ決まっていなかったので、適当に割り振り、スタート位置に立たせる。

 

「そいじゃ、まずは巫月とチルノだ。本気出して頑張ってな」

 

「「頑張る!!」」

 

 俺から見て、競争心が特に強い二人を選んだ。大ちゃんと巫月で良かったのだが、より競争心を掻き立てられるのはこの組み合わせだろうと判断した。次はリグルと大ちゃん、最後にルーミアとミスティアだ。

 

「行くぞ慧音ー」

 

「いいぞー!」

 

「位置について、よーい……ドン!」

 

 合図の直後、巫月が猛スピードで飛び出した。大股で、ピョンピョン跳ねるように進むが、その速さは尋常ではない。真後ろに土を飛ばすように強く地を蹴り、一歩で2mも3mも進む。

 因みに、俺が中学生の頃の100mの最高記録はまさかの14秒である。遅い。巫月は年齢で言うと中学生だが、あの速さだと、過去の俺の記録など余裕で超えている。果たして何秒なのやら。

 

「あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ッッ!!巫月ィィィッ!!速いいいぃいいぃぃぃッッッ!!」

 

「……」

 

 流石、阿求をして「日頃の鬱憤晴らしに」等と言われるだけあり、妖精の身体能力は人間並みか人間以下らしい。巫月が走り終えても、チルノは半分以下の地点を走っている。

 叫びながら走るのでは、無駄に酸素を消費するだけだろうに。

 

「巫月は8秒、チルノは23秒……か」

 

 小学校低学年頃の女子は割と20秒超えもザラに居た。チルノは見た目通りの走力らしい。そして巫月だが……流石は吸血鬼の血を濃く引く者だ。100mで10秒を切るとは思わなかった。

 

「この距離で聞こえたんですか?」

 

「周りが静かだからな、地獄耳が普段より上手く機能してくれてるだけだよ」

 

「へー……」

 

「巫月とチルノ、3倍近く開いてるじゃん。次はリグルと大妖精だったっけ?大妖精はちゃあんと巫月とワンツーフィニッシュキメないとねぇ?」

 

「もちろんそのつもりだよ、ルーミアちゃん♪」

 

「よーし、負けないぞ!」

 

(ここで私がリグルちゃんに勝てれば、ワンツーフィニッシュはほぼ確実……負けられないっ!)

 

「おーし……向こうの準備も整ったみたいだし、そろそろ始めようか。位置について、よーい……ドンッ!」

 

 同時に走り出す大ちゃんとリグル。走り方は、リグルは正統派で綺麗なフォームだ。大ちゃんは少し女の子っぽい走り方である。けれども、一歩一歩はより身長のある大ちゃんの方が大きくて、それなりにいい勝負をしている。

 

「お?おぉ……?あれ、大ちゃん、リグルんこと抜かしてねぇか?」

 

「抜かしてるね。……エッチしたさに頑張ってるなんて、真面目なんだか真面目じゃないんだか。でもリグルも頑張ってるよ」

 

「そうだな……さてどうなる事やら」

 

 抜かしてはまた追い抜かれ、再度抜き返して、大接戦を繰り広げている。すると後半、リグルが失速してきた。これ見よがしに大ちゃんがすぐに追い抜き、大きく差をつける。

 ゴールは駆け抜ければいいのに、よりによって大ちゃんはゴール手前で力を抜いてしまい、少し距離を詰められてゴールイン。たまにこういう人居るよな、と少し昔を思い出した。

 

「大ちゃん17秒、リグル19秒か。あぁ、リグルが膝ついてちまってるな。おーし、じゃあラストはミスティアとルーミアだな、頑張ってな」

 

「頑張ります♪」

 

「いっちょ本気出して、大妖精と巫月の妨害するのも面白そうだね。と言っても巫月の記録はどう足掻いても超えられないし、17秒……いや16秒を目標に走るかー」

 

「大人ルーミアなら14秒くらいはいけそうだが、ロリルーミアだとどれくらいだろうな。楽しみに見てるよ」

 

「……それにしたってさー、あの二人にはご褒美あるのに、もし上位になれても私には無いのって不平等じゃない?」

 

「何かご褒美欲しいのか?あるなら後で聞かせてもらおうかな。……位置について……よーい……ドン!!」

 

 共に走り出すミスティアとルーミア。そこそこ良いペースだ。この二人だとミスティアが女の子らしい腕の振り方だ。ルーミアは大股で一歩一歩踏み締めるように走っている。

 ルーミアの方が先にゴールインし、少し遅れてミスティアもゴール。ルーミア18秒、ミスティア19秒とのことだ。

 これにより、6人の順位は、巫月、大ちゃん、ルーミア、ミスティア&リグル、チルノといった結果に終わった。

 見事、ワンツーフィニッシュをキメたようだ。

 

「エスカルゴも測るぞー!」

 

「え」

 

 気分をリフレッシュさせてやろうという慧音の計らいだろうか。それなら吸血鬼の体力をフルに使って俺の瞬足を見せるのもいいかもしれない。

 小学生によく見られる現象だが、女の子は足の速い男の子が好きらしい。精神年齢が人間の幼女よりも上だと、この説が通じるか分からないが。

 

「よーい、ドン!!」

 

「!?」

 

 溜めがほぼ無かった事に驚いてしまい、出発が数瞬遅れた。しかしすぐに気持ちを持ち直して、戦闘開始時のように急加速し、更に加速する。

 地面を足で抉るように強く蹴り、大股で疾走。走るのに必要な息継ぎをする間もなく、皆の待つゴールが目の前に迫る。

 腕を大きく振りその反動で身体を前に進める。最後の一歩は少し跳ぶように踏み出し、100mのラインを割る。着地後は地面を抉りながら滑り、すぐには止まってくれなかった。簡単に靴の土を払い、ストップウォッチを覗く皆の元へ戻る。

 

「何秒だった?」

 

「……4秒、なんだが……いくらなんでもこれは速すぎないか?計測ミスか?」

 

「ミスじゃないでしょ。でも、またちょっとだけ速くなったな」

 

 単純計算で秒速25m。そこそこだろう。各身体強化の技術で0.5秒以上は縮むはずだ。となると、本気の本気はコンマ数秒かもしれない。

 巫月だって6秒くらいにはなるかもしれない。軽い身体は、それだけで有利なはずだからだ。

 そして吸血鬼の本分は地を駆ける事ではない。空を翔(かけ)る事だ。もしも本気で空を飛ぶとしたら、今の倍くらいの速さになるだろう。

 

「凄まじい風圧だったよ。……恐ろしいな」

 

「エスカルゴ速っ!?あたいよりもずっと速い!かけっこの天才!?」

 

「フランとレミリアと大して変わんないけどな」

 

「それでも凄いですっ!」

 

「改めて吸血鬼のヤバさを目の当たりにしたわ」

 

(こんなに速く飛ぶ虫とか居たっけ……?いや、居ないかな……)

 

 身体能力にモノを言わせただけで、こんなのはただの種族の差異に過ぎない。もっと短距離なら妖夢の方が速い。とはいえ、何だかんだ言ってもちやほやされるのは悪くない。いやむしろ気分が良いまである。

 

「さて、皆。残り時間は何をやろうか。鬼ごっこでもするか?」

 

 チラリと隣の俺を見る慧音。余った時間、体育ということで、鬼ごっこはかなり面白いと思う。ボールがあるならドッジボールや、もらいドッジなんかも良いと思ったが……そもそも人数が少数すぎた。この人数なら、缶蹴りや鬼ごっこなどが最適そうだ。

 

「鬼ごっこはイイな」

 

「巫月とエスカルゴが手加減してくれるなら」

 

「いーや、巫月もエスカルゴも本気で来いっ!!あたいが捕まえてやる!」

 

「バカなの?今の記録見てたでしょ?」

 

「なんだよルーミアー?手を抜かれるのはあたいヤダね!」

 

「そりゃあまぁそうだろうけどさぁ……」

 

「じゃあこうしようか。鬼ごっこは氷鬼形式で、巫月とエスカルゴ先生以外は能力使ってもいい。そして捕まったら能力は禁止。救助されたらまた能力を使っていい。……さぁルーミア、これならどうかな?」

 

「まぁ……うん、いいよそれで」

 

「それは良かった。じゃあ先生が最初に鬼をやるから、10秒数える間に逃げるんだ。……いーち、にーぃ、さーん────」

 

 

◆

 

 

「手洗いうがいはしっかりして次の授業の準備をしていてくれ。体操着はいつも通り教卓前の籠に頼むぞ。……エスカルゴ先生からも何か」

 

 やがて、楽しい体育にも終わりが来た。最後の点呼の際に、まだ慧音の前であるにもかかわらず堪えきれなくなった俺は、できるだけ先生らしさを醸し出しながら、こう言った。

 

「このあと、呼ばれた者は着替える前に俺ん所に来るように。いいか?着替える前に、だからな。そこ、一番重要なポイントな。……ミスティア、大ちゃん。あと……巫月。『ご褒美(アレ)』とは無関係だからそこは勘違いしないように」

 

「「「はーいっ♪」」」

 

 何かを察したらしい3人は、一瞬顔を見合せたあとで、満面の笑みで返事をしてくれた。氷鬼の影響で皆して良い具合に汗をかいている。つまりそういうことだ。

 体操着を慧音に返却するより前……授業直後のその時間しかない。多く見積っても6、7分しか匂いを堪能できないのが悲しい。

 次プライベートでヤる時は、ブルマを創造して彼女達に着てもらい、軽く運動してから襲おうと思う。




絶対いい匂いするでしょ……。
ミスティアの汗は出汁になると尚良きですな。
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